49 / 66
第九章:終話。なんだかんだで愛されて幸せになりました
幸せか否か
しおりを挟む
そして、なんだかんだでにぎやかになった家で、スタンフォードにはたくさん愛されて、子供も…嫌だと言いつつも、もっと欲しいのだと乞われては断れず…10人産んだ。出産?そんなもの、スタンフォードが魔術で産道広げて魔術で子供をくるんでずるりんですよ。意味わからん…シルヴさんも乾いた笑いしてたけど。だから、楽と言えば楽、かな。シルヴさんのおかげで麻酔分娩できるし…
なんかもう、案ずるより産むがやすしっていうけど…そもそもこれはそういう問題でもなかったわ。
そうそう、私とスタンフォードが結婚して2、3年経ったころ、貴族から何度か、もう一人くらい娶ってはと打診があったとか。そんな話知らなくて、シルヴさんと街に出かけた時に襲撃というか…お嬢様に詰めよられて、どうしたものかと困ったのよね。たまたま馬車で通りがかりに見つけて、ってみたいで、豪華な馬車が止まったと思ったらそれだったから。
流石にそれは想定外だったらしく、シルヴさんがあちゃーって顔してたけど。ただ、その時は出産して体調が戻ってきたときだったから、シルヴさんに抱き上げられるなり…なんか…屋根の上を疾走された。揺れとかなくてびっくりだ。流れる景色が早くて、うわぁって思った。人ってこんなに早く走れるものなのって。
そのまま郊外の屋敷の転移を使って家に戻るなり、スタンフォードに手渡された。3日くださいと言うなり、シルヴさんがいなくなった。スタンフォードにどういうことだと聞かれても、何が何やらで、起こったことを伝える位しかできなかったけど…げんなりした顔で、苗床がまた増える…ってなんか怖いんだけど。
まあ、ちょいちょいこういうものはありつつも、なんだかんだで幸せには、なったかなぁ。
「…幸せになれてないのか」
「いまいちよくわからないのよねぇ」
「…なら、その身体に教え込むまでだ」
「だからそういうのやめて。ちょっ、やだ、も、いやだっ」
「俺の可愛い奥さんはまだまだ足りなかったようだし…もっと可愛がってやるしかないだろう」
もう、40も超えたと言うのに、一向に衰えないこの王子様を、だれか何とかしてくれないかなぁ…それさえなければ、幸せだと言えるのに。
◆◇◆◇◆◇◆あとがきのようなもの◆◇◆◇◆◇◆
という事でいかがでしたでしょうか。恋愛さんが盛大に遅刻したので、逆に恋愛さんがアップしはじめたら止まらない止まらない。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました!感想もいただけて、妙にテンション上がって話の内容もなんだか斜め上にぶっとんでしまった感がします。その時書いていた話がどれなのかは秘密です♪
それにしても本当に保険の18禁さんが仕事してくれなくてどうしましょう(/ω\)
そして、何故か乳母兄弟がまたアップしはじめました…次兄の乳母兄弟の名前すらまだ考えてないのに(執筆時点では)三男の乳母兄弟の方が先に名前でるとか。シルヴの話もなんか書けそうなので、そのうちでるかもです。
他にもまだまだ書きたいことあるので、お付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします~
ではまた!
なんかもう、案ずるより産むがやすしっていうけど…そもそもこれはそういう問題でもなかったわ。
そうそう、私とスタンフォードが結婚して2、3年経ったころ、貴族から何度か、もう一人くらい娶ってはと打診があったとか。そんな話知らなくて、シルヴさんと街に出かけた時に襲撃というか…お嬢様に詰めよられて、どうしたものかと困ったのよね。たまたま馬車で通りがかりに見つけて、ってみたいで、豪華な馬車が止まったと思ったらそれだったから。
流石にそれは想定外だったらしく、シルヴさんがあちゃーって顔してたけど。ただ、その時は出産して体調が戻ってきたときだったから、シルヴさんに抱き上げられるなり…なんか…屋根の上を疾走された。揺れとかなくてびっくりだ。流れる景色が早くて、うわぁって思った。人ってこんなに早く走れるものなのって。
そのまま郊外の屋敷の転移を使って家に戻るなり、スタンフォードに手渡された。3日くださいと言うなり、シルヴさんがいなくなった。スタンフォードにどういうことだと聞かれても、何が何やらで、起こったことを伝える位しかできなかったけど…げんなりした顔で、苗床がまた増える…ってなんか怖いんだけど。
まあ、ちょいちょいこういうものはありつつも、なんだかんだで幸せには、なったかなぁ。
「…幸せになれてないのか」
「いまいちよくわからないのよねぇ」
「…なら、その身体に教え込むまでだ」
「だからそういうのやめて。ちょっ、やだ、も、いやだっ」
「俺の可愛い奥さんはまだまだ足りなかったようだし…もっと可愛がってやるしかないだろう」
もう、40も超えたと言うのに、一向に衰えないこの王子様を、だれか何とかしてくれないかなぁ…それさえなければ、幸せだと言えるのに。
◆◇◆◇◆◇◆あとがきのようなもの◆◇◆◇◆◇◆
という事でいかがでしたでしょうか。恋愛さんが盛大に遅刻したので、逆に恋愛さんがアップしはじめたら止まらない止まらない。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました!感想もいただけて、妙にテンション上がって話の内容もなんだか斜め上にぶっとんでしまった感がします。その時書いていた話がどれなのかは秘密です♪
それにしても本当に保険の18禁さんが仕事してくれなくてどうしましょう(/ω\)
そして、何故か乳母兄弟がまたアップしはじめました…次兄の乳母兄弟の名前すらまだ考えてないのに(執筆時点では)三男の乳母兄弟の方が先に名前でるとか。シルヴの話もなんか書けそうなので、そのうちでるかもです。
他にもまだまだ書きたいことあるので、お付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします~
ではまた!
0
お気に入りに追加
166
あなたにおすすめの小説
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
大神官様に溺愛されて、幸せいっぱいです!~××がきっかけですが~
如月あこ
恋愛
アリアドネが朝起きると、床に男性のアレが落ちていた。
しかしすぐに、アレではなく、アレによく似た魔獣が部屋に迷い込んだのだろうと結論づける。
瀕死の魔獣を救おうとするが、それは魔獣ではく妖精のいたずらで分離された男性のアレだった。
「これほどまでに、純粋に私の局部を愛してくださる女性が現れるとは。……私の地位や見目ではなく、純粋に局部を……」
「あの、言葉だけ聞くと私とんでもない変態みたいなんですが……」
ちょっと癖のある大神官(28)×平民女(20)の、溺愛物語
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
無表情いとこの隠れた欲望
春密まつり
恋愛
大学生で21歳の梓は、6歳年上のいとこの雪哉と一緒に暮らすことになった。
小さい頃よく遊んでくれたお兄さんは社会人になりかっこよく成長していて戸惑いがち。
緊張しながらも仲良く暮らせそうだと思った矢先、転んだ拍子にキスをしてしまう。
それから雪哉の態度が変わり――。
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる