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軍服少女の宅配便
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今回の話は、フェイトが高校生の頃に遡る。
おじいちゃんの家でヘトヘトにだらけるフェイトは宅配業者の制服を来ていた。
春休みのお小遣い稼ぎを目的に、引っ越し作業員の短期アルバイトを始めたフェイトは初日からぐだぐだに疲れてしまっていた。
「まったく…引っ越しのバイトなんてやらなければ良かったのに」
そう冷ややかに呟くヘイトはまだフェイトと意志疎通するようになる前である。この頃のフェイトは追い込まれると力が出たり、時折いやらしい夢を見たりといった事象がヘイトの仕業とは知らない。ただ肉体労働のバイトを選んだ理由に、この底力への過信が関係していたのは言うまでもない。
この日もヘイトは見かねてフェイトに力を貸していた。
そのお陰でヘトヘト程度で済んだのだが、この頃のヘイトがこっそり貸せる力の限度はまだ低い。赤髪になって体を御すれば別ではあるが、白銀のままではこの程度であろう。
「おやすみ、おじいちゃん」
夕飯を済ませ、軽く汗を流したフェイトはすぐに眠ってしまう。そして彼女の意識がなくなれば、ヘイトが心の休息を始める時間になる。
「ぴんぽん!」
開少年は呼び鈴に答えて玄関に顔を出す。
この日の彼は一人でお留守番の真っ最中。漫画本を片手にアイスを噛っていた。
さすがにアイスはコップに差してきたわけだが漫画はその手にある。ちょうど指が挟まったページは女の子の裸が描かれていた。
「叢神さん、宅配でーす」
「はーい」
女の人の声であることなど開は気にしない。
だが印鑑を持って出迎えた少年は扉を開けて驚く。
「あれ、フェイトねえさん?」
近所のお姉さんが現れたことに開は驚いた。
まだ高校生の彼女がなぜと、小首を傾げるのも不思議ではない。
「今日はアルバイトなの」
「そうなんだ」
アルバイトと言われれば納得せざるをえないか。
そう思って印鑑のケースを開いた開はあることに気がつく。宅配便ならば欠かせないアレをフェイトが持っていないことに。
「あれ……荷物は?」
開が言うように制服姿のフェイトはなにも持っていない。
せっかく用意した拇印も押せないので、開も気になって仕方がない。
そんな少年に対して、フェイトは服越しにボインを捺印した。
「ね、ねえさん?」
「お荷物は───わ、た、し!」
「え?!」
急に何を言っているのかと開も驚く。
だが押し当てられたボインの柔らかさは、まるで受け取りの了承をしたかのように心に染みる。
それに密着した姉から漂うほんのり汗の臭い。そしてごわごわとした作業服の固さと柔肌のコントラクト。
いかに少年とはいえ元を辿ればヘイトが綴る性欲の具現である。そんな存在であるこの開が、同じく性欲の象徴たるフェイトの女体に性的に抗える筈があろうか。
「わーい」
少年は喜んで、胸元によだれを垂れ流した。
それを受け止めつつ後ろ手にフェイトが衣服を剥いで、開の下半身はみるみるうちに裸となる。皮かむりでまだ小さいが、一丁前にそびえ立つ少年のポークピッツがそこにあった。
「今日は思いっきりイチャイチャしようね」
いかに相手が中学生とはいえこの開はいささか幼すぎる。
この時期のヘイトの性知識ゆえの再現なので仕方がないが、それでもおねしょたシチュエーションにフェイトは満足している。
フェイトは開を廊下に押し倒すと、かわいい頬にキスをする。そのまま舌を這わせながらおちんちんまでよだれでラインを引くと、頂きますと先端を啄む。
「あん♥️」
少年はフェラチオの気持ちよさに、つい女の子みたいな甘い声を出す。その音色に酔いしれながらおちんちんをしゃぶるフェイトは口の中を開に犯されていく。
ねばついた粘液が唾と混じりあい、雄の臭いが鼻の奥を刺激してくる。上のオクチなのに自慰で下のオクチを慰めるよりも気持ちがいい。処女どころかオナニーもまだ経験不足な高校生のフェイトにはこれだけで充分な刺激であろうか。
「ひきそう?」
「うん……ねえさん……」
そろそろ射精しそうなのだろう。
ぷるぷると腰を震わせる開の弱々しい声にフェイトも悶える。
このおねえちゃんが宅配したおくちまんこに開を届けてと懇願するフェイトの口は熱い。その熱さに抗い切れなくなった少年のおちんちんは、いのちの精を爆発させた。
「ふふ……しゅごい量。いっぱい射精たね」
「ふしゅう」
大量の射精に腰を抜かした開はその場に座り込む。
そしておくちまんこにナカダシされたフェイトもまた、頭がフットーして、よだれとザーメンを口から溢した姿で気をやった。
「いたたたた」
翌朝、筋肉痛に苦しむフェイトは二日目のバイトに向かう。
洗っていない制服は汗臭く、その臭いはむしろ同僚たちの性欲を掻き立てるのだが彼女には気を配る余裕もない。
ただ、フェイトは夕べの淫夢のお陰で自分がバイトを乗り切れることは、なんとなく理解している。まさか自分がこうもスケベであろうとはと軽く悩むこの夢も、この頃のフェイトには運が良いとみられるご褒美に捉えられていた。
おじいちゃんの家でヘトヘトにだらけるフェイトは宅配業者の制服を来ていた。
春休みのお小遣い稼ぎを目的に、引っ越し作業員の短期アルバイトを始めたフェイトは初日からぐだぐだに疲れてしまっていた。
「まったく…引っ越しのバイトなんてやらなければ良かったのに」
そう冷ややかに呟くヘイトはまだフェイトと意志疎通するようになる前である。この頃のフェイトは追い込まれると力が出たり、時折いやらしい夢を見たりといった事象がヘイトの仕業とは知らない。ただ肉体労働のバイトを選んだ理由に、この底力への過信が関係していたのは言うまでもない。
この日もヘイトは見かねてフェイトに力を貸していた。
そのお陰でヘトヘト程度で済んだのだが、この頃のヘイトがこっそり貸せる力の限度はまだ低い。赤髪になって体を御すれば別ではあるが、白銀のままではこの程度であろう。
「おやすみ、おじいちゃん」
夕飯を済ませ、軽く汗を流したフェイトはすぐに眠ってしまう。そして彼女の意識がなくなれば、ヘイトが心の休息を始める時間になる。
「ぴんぽん!」
開少年は呼び鈴に答えて玄関に顔を出す。
この日の彼は一人でお留守番の真っ最中。漫画本を片手にアイスを噛っていた。
さすがにアイスはコップに差してきたわけだが漫画はその手にある。ちょうど指が挟まったページは女の子の裸が描かれていた。
「叢神さん、宅配でーす」
「はーい」
女の人の声であることなど開は気にしない。
だが印鑑を持って出迎えた少年は扉を開けて驚く。
「あれ、フェイトねえさん?」
近所のお姉さんが現れたことに開は驚いた。
まだ高校生の彼女がなぜと、小首を傾げるのも不思議ではない。
「今日はアルバイトなの」
「そうなんだ」
アルバイトと言われれば納得せざるをえないか。
そう思って印鑑のケースを開いた開はあることに気がつく。宅配便ならば欠かせないアレをフェイトが持っていないことに。
「あれ……荷物は?」
開が言うように制服姿のフェイトはなにも持っていない。
せっかく用意した拇印も押せないので、開も気になって仕方がない。
そんな少年に対して、フェイトは服越しにボインを捺印した。
「ね、ねえさん?」
「お荷物は───わ、た、し!」
「え?!」
急に何を言っているのかと開も驚く。
だが押し当てられたボインの柔らかさは、まるで受け取りの了承をしたかのように心に染みる。
それに密着した姉から漂うほんのり汗の臭い。そしてごわごわとした作業服の固さと柔肌のコントラクト。
いかに少年とはいえ元を辿ればヘイトが綴る性欲の具現である。そんな存在であるこの開が、同じく性欲の象徴たるフェイトの女体に性的に抗える筈があろうか。
「わーい」
少年は喜んで、胸元によだれを垂れ流した。
それを受け止めつつ後ろ手にフェイトが衣服を剥いで、開の下半身はみるみるうちに裸となる。皮かむりでまだ小さいが、一丁前にそびえ立つ少年のポークピッツがそこにあった。
「今日は思いっきりイチャイチャしようね」
いかに相手が中学生とはいえこの開はいささか幼すぎる。
この時期のヘイトの性知識ゆえの再現なので仕方がないが、それでもおねしょたシチュエーションにフェイトは満足している。
フェイトは開を廊下に押し倒すと、かわいい頬にキスをする。そのまま舌を這わせながらおちんちんまでよだれでラインを引くと、頂きますと先端を啄む。
「あん♥️」
少年はフェラチオの気持ちよさに、つい女の子みたいな甘い声を出す。その音色に酔いしれながらおちんちんをしゃぶるフェイトは口の中を開に犯されていく。
ねばついた粘液が唾と混じりあい、雄の臭いが鼻の奥を刺激してくる。上のオクチなのに自慰で下のオクチを慰めるよりも気持ちがいい。処女どころかオナニーもまだ経験不足な高校生のフェイトにはこれだけで充分な刺激であろうか。
「ひきそう?」
「うん……ねえさん……」
そろそろ射精しそうなのだろう。
ぷるぷると腰を震わせる開の弱々しい声にフェイトも悶える。
このおねえちゃんが宅配したおくちまんこに開を届けてと懇願するフェイトの口は熱い。その熱さに抗い切れなくなった少年のおちんちんは、いのちの精を爆発させた。
「ふふ……しゅごい量。いっぱい射精たね」
「ふしゅう」
大量の射精に腰を抜かした開はその場に座り込む。
そしておくちまんこにナカダシされたフェイトもまた、頭がフットーして、よだれとザーメンを口から溢した姿で気をやった。
「いたたたた」
翌朝、筋肉痛に苦しむフェイトは二日目のバイトに向かう。
洗っていない制服は汗臭く、その臭いはむしろ同僚たちの性欲を掻き立てるのだが彼女には気を配る余裕もない。
ただ、フェイトは夕べの淫夢のお陰で自分がバイトを乗り切れることは、なんとなく理解している。まさか自分がこうもスケベであろうとはと軽く悩むこの夢も、この頃のフェイトには運が良いとみられるご褒美に捉えられていた。
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