147 / 172
第2章 恋のキューピッド大作戦 〜 Shape of Our Heart 〜
模擬戦の目的
しおりを挟む
「だから、俺はみんなと違って外に出るような任務はこなせないんだ。いつ血を吐くか分からないこんな身体じゃ。みんなの足手まといになるのが目に見えてるからな。まったく、ユグドももう少し融通してくれてもいいのによ」
(……)
胸から手を離し、冗談めかすように喀血する仕草を見せるアスカ。正直、なんと返事をしていいか分からない。
「……おーい、聞いてるのか?」
黙ったままの俺がちゃんと話を聞いているか不安になったのだろう。アスカはそう尋ねてくる。
(ああ、聞いてるよ。正直、どう返事したらいいか悩んでた)
生前、俺は大きな病気に罹ることなく健康に育った。アスカのような経験のひとつでもあれば、説得力の有る励ましの言葉でもかけるんだろうけど、残念ながら気に利いた言葉一つ出やしない。
「ふぅん。なんだ、悪霊は普通にいいヤツだな。クリスとは大違いだぜ」
片目のみ、驚いたように見開いてアスカは言う。
(クリスくん?)
「ああ。あいつは飛び切りの嫌な奴だ。どんな人生を歩めばあんな性格になるんだろうな。悪霊知ってるか?」
(いや、知らないけど……。クリスくんが粗相をしたなら謝る。すまんな)
「? なんで悪霊が謝るんだ? そこまで付き合い長いわけじゃないんだろ」
(まあ、そうだけど……。嫌な思いをしたんでしょ?)
「別に。あいつは嫌な奴だけど、俺は嫌いじゃないからな。レジスタンスだって仲良しグループってわけじゃないんだし、ひとりくらいあんな奴が居てもいいだろ」
そう言ってアスカは苦笑する。クリスくん、俺が居ない間に一体何をしでかしたんだろう。
「まあ、別に大したことじゃないさ。うちのメンバーが、何人か口喧嘩でフルボッコにされて、心に傷を負ったくらいだな」
口喧嘩か。それも、どうやら心に傷作るレベルまで相手を追い込んだらしい。あの子ときどき容赦ないからな……。
「それと、俺の病気の話な。ネタバラシするとな、俺はわざとこの話を振ってるんだよ。相手の素が見えるからな。クリスとまでは行かないけど、俺もけっこう嫌なやつだろ」
しっしっし、と彼女は笑う。
ああ、それでわざわざ病気のことを俺に伝えたのね。反応を見て、俺の性格を調査していたんだ。
「まあ、実務半分趣味半分ってとこだよ。知らなかったからと根も葉もない噂を垂れ流されても困るしな。でだ。俺の経験上、病気の話を聞いた9割の人間がまず黙る。その後、とってつけたような言葉が出てくるんだが、5割が励まし、2割が憐憫、2割が物知りアピールってとこだな。物知りアピールっつうのは、俺の病気は〇〇だろ、とか、△△も同じ病だったなとか、□□すると良くなるぞってやつだな。あ、一番傑作だったのが、『それは神による天罰です』って宣った奴。どこぞの宗教の祈祷師つってたっけ。父様にボコボコにされててすっげー笑えた」
そのときの様子を思い出したのか、腹を抱えてアスカは笑う。
なるほどな。それで、俺は普通にいいヤツというわけか。ちょっと照れる。
「悪霊って名前なのにな。リーシャも悪霊のことは普通にいいヤツつってたぞ。なんでそんな名前なんだよ」
(んー。俺の知り合いが付けた名前でな。最初は冗談だったと思うんだけど、いつの間にか定着したな)
俺も気に入ってるし、別に変えなくてもいいかなと思っている。
「ふぅん。クリスか?」
(いや、前の世界の知り合い。むしろ、クリスくんは俺の名を聞いて恐怖のあまり逃げ出したことがある)
「まじか。意外と怖がりなのな。これはいいことを知ったぜ」
アスカは悪戯っぽい笑みを浮かべる。あ、クリスくんごめん。君の弱みを暴露した気がする。
「で、話を戻すとだ。クリスは俺の病気の話を聞いて、何て言ったと思う?」
(んー。物知りアピールかな)
彼、知識はすごいあるし。
「残念、ハズレだ。あいつは特に間をおかずに少し驚いてこう言ったよ。『え? そんなんでリーダーなんてやってけるんですか? なんだったら、僕が代わりにやりましょうか』ってな」
……ああ、彼なら言いそう。
(……すまん)
「だから、どうして悪霊が謝るんだ。ちなみに、それを聞いていた何人かのメンバーがクリスに絡もうとしてな。そのときはまあ俺が止めたんだけど、結局後で絡んだのかそのときにクリスにフルボッコにされたらしい」
それで心の傷作ったのね……。
「まったく、黙ってれば大人しそうな顔なのに」
(初めて会った時から彼はそんな感じだったからなぁ。もうあの性格はどうにもならないでしょ。三つ子の魂百までって言うし)
「お、なんだそれ? 異世界の諺か?」
(そんなところ)
「あ、ちょうどいいや。ついでだし、異世界の話も聞かせてくれよ。やっぱりみんな魔法とか使えたりすんのか? その風も魔法なんだろ?」
目を輝かせて、アスカが尋ねてくる。こういうところは年相応な感じだ。
(実はこれ、悪霊になってから使えるようになったんだよね。生前はアスカ達と同じく、魔法みたいなことは何もできない一般人だったよ。もちろん、魔法なんて空想の産物)
「なんだ、そうなのか?」
(うん)
「本当に?」
(うん)
「本当は?」
(いや、本当に)
「まじかー」と残念そうにベッドに倒れ込む彼女。割とショックだった模様。
と、そこで部屋がノックされる。勢いよくアスカは身体を起こし、「誰だ?」と尋ねる。
「……ベータだ。今、解放された」
「そうか、入れ」
扉を開けてやや憔悴したようなベータさんが入ってきた。模擬戦から今までずっと、リズとリラに部屋の補修をやらされていたのだろうか。
「……ひとりか?」
部屋を見回してベータさんは尋ねる。
「悪霊が居る」
(お邪魔してるぞ)
「……そうか。クリスももう解放されたぞ。部屋に居るはずだ」
ベータさんは視線を扉に向ける。
ああ、クリスとレイジーちゃんが居ないから、アスカの部屋に入り浸っていると思われているのね。
(どうも。じゃあ、俺はそろそろ戻るよ)
「そうか。扉は開けなくて大丈夫か?」
(大丈夫。すり抜けられるから)
それじゃあ、と二人に挨拶して、俺はクリスくんの部屋へと向かった。
----------------------------
「……行きましたかね」
悪霊が居なくなったアスカの部屋で、ベータは部屋の主人に尋ねる。
「どうだろうな。悪霊が本気なったら俺達の会話なんて盗み聞きし放題だけど、あいつ自身そんな度胸があるやつには見えないからな。それはイータの報告にもあったし、俺もそう思った」
じっと扉を睨めつけながら「演技だとしたら大したタマだがな」とアスカは付け足す。
「それで、クリスはどうだった?」
悪霊に盗聴されていたとしても、この話題は特に問題はない。そうアスカは判断してベータに報告を促す。
「戦闘レベルは及第点です。防御の硬さはピカイチ。攻撃も創意工夫を凝らしていましたし、戦闘のセンスも良い。常人であれば縮こまるような場面でも目を瞑ることなく対応していました。胆力も相当あるでしょう」
先の模擬戦の結果を経て、ベータはクリスをそう評する。
「ですが、精神的にはまだ未熟。挑発にも簡単に乗りましたし、その辺りはまだ子供といったところかと」
「なるほどな。その辺りは要改善といったところか。それで、もうひとつの方はどう思った?」
先の戦闘訓練の目的は二つあった。ひとつはクリスの戦闘能力評価。新たにレジスタンスのメンバーとして加わったクリスが、どの程度能力を持っているか把握する必要があった。
そして、もうひとつはヴェルニカ周辺におけるモンスター殺害の犯人探し。クリスとレイジーをヴェルニカからこちらへ運んだ折、ベータは何かに穿たれたようにバラバラになった数多の死骸を目撃していた。クリスを守るように立ちはだかっていたレイジーの様子から察するに、この死骸も彼らの手によるものと推察されていたのだが……。
「なんとも言えませんな。あの羽ではあそこまで損壊した死骸にはなりません。本気を出させるために、挑発しましたが、不十分だったやもしれません」
ベータは顔を顰めたままそう答える。模擬戦でその片鱗でも掴めればよかったのだが、もし推察自体が外れていれば犯人は別に居ることになる。別の<イヴの欠片>とそのパートナーの手によるものならまだいい。それがもし、帝国の新兵器であるならば、何らかの対策を講じる必要がある。
「そうか。まあいいや。クリスの奥の手ってんなら隠させておこう。こっちだって全ての手を明かしたわけじゃないし。それと、例の死骸はヴェルニカから帝都方面の道中にも発見されたらしいぞ。情報収集だけは怠らないようにしてくれ」
「了解です」
強面を崩さずにベータは返事をすると、彼は足早にアスカの部屋から出ていった。
(……)
胸から手を離し、冗談めかすように喀血する仕草を見せるアスカ。正直、なんと返事をしていいか分からない。
「……おーい、聞いてるのか?」
黙ったままの俺がちゃんと話を聞いているか不安になったのだろう。アスカはそう尋ねてくる。
(ああ、聞いてるよ。正直、どう返事したらいいか悩んでた)
生前、俺は大きな病気に罹ることなく健康に育った。アスカのような経験のひとつでもあれば、説得力の有る励ましの言葉でもかけるんだろうけど、残念ながら気に利いた言葉一つ出やしない。
「ふぅん。なんだ、悪霊は普通にいいヤツだな。クリスとは大違いだぜ」
片目のみ、驚いたように見開いてアスカは言う。
(クリスくん?)
「ああ。あいつは飛び切りの嫌な奴だ。どんな人生を歩めばあんな性格になるんだろうな。悪霊知ってるか?」
(いや、知らないけど……。クリスくんが粗相をしたなら謝る。すまんな)
「? なんで悪霊が謝るんだ? そこまで付き合い長いわけじゃないんだろ」
(まあ、そうだけど……。嫌な思いをしたんでしょ?)
「別に。あいつは嫌な奴だけど、俺は嫌いじゃないからな。レジスタンスだって仲良しグループってわけじゃないんだし、ひとりくらいあんな奴が居てもいいだろ」
そう言ってアスカは苦笑する。クリスくん、俺が居ない間に一体何をしでかしたんだろう。
「まあ、別に大したことじゃないさ。うちのメンバーが、何人か口喧嘩でフルボッコにされて、心に傷を負ったくらいだな」
口喧嘩か。それも、どうやら心に傷作るレベルまで相手を追い込んだらしい。あの子ときどき容赦ないからな……。
「それと、俺の病気の話な。ネタバラシするとな、俺はわざとこの話を振ってるんだよ。相手の素が見えるからな。クリスとまでは行かないけど、俺もけっこう嫌なやつだろ」
しっしっし、と彼女は笑う。
ああ、それでわざわざ病気のことを俺に伝えたのね。反応を見て、俺の性格を調査していたんだ。
「まあ、実務半分趣味半分ってとこだよ。知らなかったからと根も葉もない噂を垂れ流されても困るしな。でだ。俺の経験上、病気の話を聞いた9割の人間がまず黙る。その後、とってつけたような言葉が出てくるんだが、5割が励まし、2割が憐憫、2割が物知りアピールってとこだな。物知りアピールっつうのは、俺の病気は〇〇だろ、とか、△△も同じ病だったなとか、□□すると良くなるぞってやつだな。あ、一番傑作だったのが、『それは神による天罰です』って宣った奴。どこぞの宗教の祈祷師つってたっけ。父様にボコボコにされててすっげー笑えた」
そのときの様子を思い出したのか、腹を抱えてアスカは笑う。
なるほどな。それで、俺は普通にいいヤツというわけか。ちょっと照れる。
「悪霊って名前なのにな。リーシャも悪霊のことは普通にいいヤツつってたぞ。なんでそんな名前なんだよ」
(んー。俺の知り合いが付けた名前でな。最初は冗談だったと思うんだけど、いつの間にか定着したな)
俺も気に入ってるし、別に変えなくてもいいかなと思っている。
「ふぅん。クリスか?」
(いや、前の世界の知り合い。むしろ、クリスくんは俺の名を聞いて恐怖のあまり逃げ出したことがある)
「まじか。意外と怖がりなのな。これはいいことを知ったぜ」
アスカは悪戯っぽい笑みを浮かべる。あ、クリスくんごめん。君の弱みを暴露した気がする。
「で、話を戻すとだ。クリスは俺の病気の話を聞いて、何て言ったと思う?」
(んー。物知りアピールかな)
彼、知識はすごいあるし。
「残念、ハズレだ。あいつは特に間をおかずに少し驚いてこう言ったよ。『え? そんなんでリーダーなんてやってけるんですか? なんだったら、僕が代わりにやりましょうか』ってな」
……ああ、彼なら言いそう。
(……すまん)
「だから、どうして悪霊が謝るんだ。ちなみに、それを聞いていた何人かのメンバーがクリスに絡もうとしてな。そのときはまあ俺が止めたんだけど、結局後で絡んだのかそのときにクリスにフルボッコにされたらしい」
それで心の傷作ったのね……。
「まったく、黙ってれば大人しそうな顔なのに」
(初めて会った時から彼はそんな感じだったからなぁ。もうあの性格はどうにもならないでしょ。三つ子の魂百までって言うし)
「お、なんだそれ? 異世界の諺か?」
(そんなところ)
「あ、ちょうどいいや。ついでだし、異世界の話も聞かせてくれよ。やっぱりみんな魔法とか使えたりすんのか? その風も魔法なんだろ?」
目を輝かせて、アスカが尋ねてくる。こういうところは年相応な感じだ。
(実はこれ、悪霊になってから使えるようになったんだよね。生前はアスカ達と同じく、魔法みたいなことは何もできない一般人だったよ。もちろん、魔法なんて空想の産物)
「なんだ、そうなのか?」
(うん)
「本当に?」
(うん)
「本当は?」
(いや、本当に)
「まじかー」と残念そうにベッドに倒れ込む彼女。割とショックだった模様。
と、そこで部屋がノックされる。勢いよくアスカは身体を起こし、「誰だ?」と尋ねる。
「……ベータだ。今、解放された」
「そうか、入れ」
扉を開けてやや憔悴したようなベータさんが入ってきた。模擬戦から今までずっと、リズとリラに部屋の補修をやらされていたのだろうか。
「……ひとりか?」
部屋を見回してベータさんは尋ねる。
「悪霊が居る」
(お邪魔してるぞ)
「……そうか。クリスももう解放されたぞ。部屋に居るはずだ」
ベータさんは視線を扉に向ける。
ああ、クリスとレイジーちゃんが居ないから、アスカの部屋に入り浸っていると思われているのね。
(どうも。じゃあ、俺はそろそろ戻るよ)
「そうか。扉は開けなくて大丈夫か?」
(大丈夫。すり抜けられるから)
それじゃあ、と二人に挨拶して、俺はクリスくんの部屋へと向かった。
----------------------------
「……行きましたかね」
悪霊が居なくなったアスカの部屋で、ベータは部屋の主人に尋ねる。
「どうだろうな。悪霊が本気なったら俺達の会話なんて盗み聞きし放題だけど、あいつ自身そんな度胸があるやつには見えないからな。それはイータの報告にもあったし、俺もそう思った」
じっと扉を睨めつけながら「演技だとしたら大したタマだがな」とアスカは付け足す。
「それで、クリスはどうだった?」
悪霊に盗聴されていたとしても、この話題は特に問題はない。そうアスカは判断してベータに報告を促す。
「戦闘レベルは及第点です。防御の硬さはピカイチ。攻撃も創意工夫を凝らしていましたし、戦闘のセンスも良い。常人であれば縮こまるような場面でも目を瞑ることなく対応していました。胆力も相当あるでしょう」
先の模擬戦の結果を経て、ベータはクリスをそう評する。
「ですが、精神的にはまだ未熟。挑発にも簡単に乗りましたし、その辺りはまだ子供といったところかと」
「なるほどな。その辺りは要改善といったところか。それで、もうひとつの方はどう思った?」
先の戦闘訓練の目的は二つあった。ひとつはクリスの戦闘能力評価。新たにレジスタンスのメンバーとして加わったクリスが、どの程度能力を持っているか把握する必要があった。
そして、もうひとつはヴェルニカ周辺におけるモンスター殺害の犯人探し。クリスとレイジーをヴェルニカからこちらへ運んだ折、ベータは何かに穿たれたようにバラバラになった数多の死骸を目撃していた。クリスを守るように立ちはだかっていたレイジーの様子から察するに、この死骸も彼らの手によるものと推察されていたのだが……。
「なんとも言えませんな。あの羽ではあそこまで損壊した死骸にはなりません。本気を出させるために、挑発しましたが、不十分だったやもしれません」
ベータは顔を顰めたままそう答える。模擬戦でその片鱗でも掴めればよかったのだが、もし推察自体が外れていれば犯人は別に居ることになる。別の<イヴの欠片>とそのパートナーの手によるものならまだいい。それがもし、帝国の新兵器であるならば、何らかの対策を講じる必要がある。
「そうか。まあいいや。クリスの奥の手ってんなら隠させておこう。こっちだって全ての手を明かしたわけじゃないし。それと、例の死骸はヴェルニカから帝都方面の道中にも発見されたらしいぞ。情報収集だけは怠らないようにしてくれ」
「了解です」
強面を崩さずにベータは返事をすると、彼は足早にアスカの部屋から出ていった。
0
お気に入りに追加
79
あなたにおすすめの小説
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
転生することになりました。~神様が色々教えてくれます~
柴ちゃん
ファンタジー
突然、神様に転生する?と、聞かれた私が異世界でほのぼのすごす予定だった物語。
想像と、違ったんだけど?神様!
寿命で亡くなった長島深雪は、神様のサーヤにより、異世界に行く事になった。
神様がくれた、フェンリルのスズナとともに、異世界で妖精と契約をしたり、王子に保護されたりしています。そんななか、誘拐されるなどの危険があったりもしますが、大変なことも多いなか学校にも行き始めました❗
もふもふキュートな仲間も増え、毎日楽しく過ごしてます。
とにかくのんびりほのぼのを目指して頑張ります❗
いくぞ、「【【オー❗】】」
誤字脱字がある場合は教えてもらえるとありがたいです。
「~紹介」は、更新中ですので、たまに確認してみてください。
コメントをくれた方にはお返事します。
こんな内容をいれて欲しいなどのコメントでもOKです。
2日に1回更新しています。(予定によって変更あり)
小説家になろうの方にもこの作品を投稿しています。進みはこちらの方がはやめです。
少しでも良いと思ってくださった方、エールよろしくお願いします。_(._.)_
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
おっぱいがポーションの原料なんて! でもポーションで異世界を駆け抜けます
m t
ファンタジー
☆☆☆ わたしのおっぱいを吸ってくださいな、そんな女に囲まれる男の物語り☆☆☆
田舎の弱小貴族の子供に生まれ変わった主人公がポーションを頼みに頑張ります。
弱小領地の子供が頑張ります。
婚約破棄されたので暗殺される前に国を出ます。
なつめ猫
ファンタジー
公爵家令嬢のアリーシャは、我儘で傲慢な妹のアンネに婚約者であるカイル王太子を寝取られ学院卒業パーティの席で婚約破棄されてしまう。
そして失意の内に王都を去ったアリーシャは行方不明になってしまう。
そんなアリーシャをラッセル王国は、総力を挙げて捜索するが何の成果も得られずに頓挫してしまうのであった。
彼女――、アリーシャには王国の重鎮しか知らない才能があった。
それは、世界でも稀な大魔導士と、世界で唯一の聖女としての力が備わっていた事であった。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる