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第2章 恋のキューピッド大作戦 〜 Shape of Our Heart 〜
クリスとレイジー2
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時間は昨夜に遡る。
コンテナに取り残されたクリスは、レイジーと一枚の毛布にくるまっていた。「毛布は要らない。ひとりで寝る」と言い張ったのだが、半ば無理やり彼女にぐるぐる巻きにされたのだ。
「暖かいねー」
「そうだね……」
レイジーの言う通り、毛布は暖かかった。そろそろ寒くなる季節である。夜ともなると、それは一層実感できた。床に敷いた梱包材と、毛布がなければ風邪を引いていたかもしれない。
しかし、すぐ隣で同年代の女性が寝ている状況は想定外である。毛布が一枚しか無いこの状況に何らかの悪意を彼は感じていた。感じていたのだが、コンテナの内側からではどうすることもできない。布団の端をレイジーが持っているため、毛布から脱出することもできない。彼はこの状況を仕方なく受け入れていた。
(……というか、レイジーの力、強すぎ。いくら引っ張っても抜ける気配がない)
彼はぐいぐい毛布を引っ張るが、ピクリともしない。重石か何かで固定されているようだ。実際、レイジーの体重は彼の数倍はあり、非力なクリスの力ではどうしようもなかった。
「どうしたの、クリス?」
引っ張られたことを察したレイジーが尋ねる。クリスくんは「何でもないよ」と答え、しばらくコンテナは静寂に包まれた。
レイジーが脱出しておよそ半日が経過した。おそらくまだ彼女の脱出はバレていないだろう。
今日は休日だし、僕の代わりに渋々彼女の面倒を見ている連中が実験塔に来るとも思えない。休日から丸二日間は監視モニタにダミー映像が流れるよう以前から細工してあるから、そちらからバレる恐れも低い(実際、今のところバレていないと悪霊さんから聞いている)。
定期検診は休日前に終わったはずだし(レイジーの指はもう伸びてた)、四六時中監視モニタの前に人がいるわけでもないから、露見するとしたら食料供給に来た世話人からだろう。世話人が来るには2・3日に1回。週に2回だとして、バレるのは明日か明後日か。まあ、バレたとしてもまず捜索されるのは帝都内だ。捜査網を広げたときには、すでに僕らは国境を超えているはずだ。
(とはいえ、国境を超えたとしても、捜査の手は伸びるから、安心というわけでもないけれど……)
ちらと彼はレイジーの方を見た。レイジーは毛布の端をギュッと結んでいた。寒いのかもしれない。
「レイジー。寒い? 毛布全部使う?」
「ううん。大丈夫。私、寒いのも暑いのも平気だから」
そう言って彼女は笑みを浮かべる。そうか、寒くは無かったのか。
「クリスは大丈夫? 寒かったら、二人でギュってする? 冬山で遭難したときにするらしいけど……」
レイジーはずりずりと毛布の中を近づいてくる。
「いや、大丈夫。むしろ、暑いから離れてくれるとありがたい」
「そう?」
レイジーはずりずりとクリスから離れた。そういうところは律儀なんだよな、と彼は思った。
「……レイジーはそういう知識、どこから仕入れたの?」
「クリスが持ってきた本に書いてあったよ」
そんな本あったかなと記憶を探るが、彼女に渡した本全てに目を通したわけではないので、思い当たるものは無かった。
再びコンテナ内が静かになる。実験塔で二人きりになる機会は多かったが、同じ布団にくるまって、というシチュエーションは初めてであった。
別の星の人|(かもしれない)とはいえ、隣で異性が横になっている。それは物心ついたときから母親のいない彼にとって、エリザベス以来の感覚であった。
父親、母親、クリスのルーツ、実験動物、地下で知った、まだみんなには伝えていない秘密。
想起される事象により、彼の思考が僅かに鈍る。
彼はおもむろに身体を起こす。そして、何事かと起き上がったレイジーに向かって口を開く。
「レイジー。僕はレイジーに謝らなきゃいけないことがある」
「謝らなきゃいけないこと?」
そんなのあったかな、と彼女は首をかしげる。
「うん。もしかしたら、レイジーはそう思ってないかもしれないけれど。知らなかったとはいえ、僕はレイジーのことを実験動物みたいに扱ってた。度重なる定期検診も『仕方ないこと』として僕は受け入れていた。それで、君が傷ついていることを知っていながら。だから、ゴメン」
そう、クリスは謝罪する。しばらく、レイジーは神妙なクリスの様子を見て、思案するような表情を曇らせ、
「実験動物って何?」
とクリスに尋ねた。
「ああ、そんなこと。全然気にしなくていいのに。ほら見て」
実験動物の説明を聞いたレイジーは、手のひらを彼に差し出した。昨日、定期検診で切り取られたはずの指の先端はすでに治っている。
「前は痛かったし1日経たないと治らなかったけど、最近はね、切り取られても全然痛くないし、すぐに戻るんだよ」
「……そうだったの?」
「うん。だからね、クリスは全然気にしなくていいんだよ」
彼女はいつものように笑顔を浮かべ、一方で、彼は驚いて目を丸くする。
「それって、いつから……?」
「うーん、黒虎騒ぎの後くらいからかな……」
黒虎騒ぎ。確かに気が付かなかったが、ぐしゃぐしゃに潰れたレイジーの腕はすぐに治っていた。これはどういうことだろう。外に出たことがきっかけで、回復力が上昇したのだろうか。それとも、傷の深さやレイジーの精神状態で、回復力が変化するのか?
「えっと、それに、謝らないで欲しいな」
思案するクリスにレイジーが言葉をかける。
「クリスが言葉を教えてくれたおかげで、私の世界は広くなった。
クリスを通して、沢山の人と知り合うことができた。
ソフィや悪霊さんたちと仲良くなれた。
クリスが手を引いてくれたから、私はあの部屋から出て今、ここにいる。
だから私は、クリスに感謝しかしていないの。
だから、謝らないで欲しいな」
少し目を逸らしながら、恥ずかしそうに彼女は言う。そんな彼女の様子を見て、彼は思わず言いそうになる。地下で知り、秘密基地では黙した秘密を。自身のルーツに関わる秘密を。言ってしまって、良いものかと、思ってしまう。
「怖れているの?」
悩む彼を見て、レイジーは呟く。
「なんでーー」
「そんな顔を、してたから」
分かったの、という言葉は喉の奥に秘めたまま、レイジーは微笑む。
「言いたくないなら、言わなくてもいいよ。譬え、クリスがみんなと違っていたとしても、私はきっと、それ以上に違っているからーー。だから、そんなの関係ないし、だから、私はいつでもクリスの味方だよ」
レイジーはクリスへと近づいて、そっと彼の手に触れた。
そんな彼女の優しさに触れて、彼の心は安らぎを確かに感じていた。
【おまけ】
レイジーが寝静まったコンテナ内。
「重い……」
クリスは一人で悶絶していた。
レイジーの寝相は悪く、徐々にクリスにもたれかかり始めていたのだ。
重質量の体重が預けられ、身体の一部が痺れてくる。耐えきれなくなってそっと移動しようとしても、その度にレイジーが目覚めるので離れられない。
「痛い……」
今度は蹴りだ。頭突きも来た。抱きつくのはいいけれど、締め上げるのは止めて欲しい。骨の悲鳴が聞こえる。
結局、ほとんど眠れず起床時間となり、今夜こそは別々の毛布で寝るのだと彼は固く決意した。
コンテナに取り残されたクリスは、レイジーと一枚の毛布にくるまっていた。「毛布は要らない。ひとりで寝る」と言い張ったのだが、半ば無理やり彼女にぐるぐる巻きにされたのだ。
「暖かいねー」
「そうだね……」
レイジーの言う通り、毛布は暖かかった。そろそろ寒くなる季節である。夜ともなると、それは一層実感できた。床に敷いた梱包材と、毛布がなければ風邪を引いていたかもしれない。
しかし、すぐ隣で同年代の女性が寝ている状況は想定外である。毛布が一枚しか無いこの状況に何らかの悪意を彼は感じていた。感じていたのだが、コンテナの内側からではどうすることもできない。布団の端をレイジーが持っているため、毛布から脱出することもできない。彼はこの状況を仕方なく受け入れていた。
(……というか、レイジーの力、強すぎ。いくら引っ張っても抜ける気配がない)
彼はぐいぐい毛布を引っ張るが、ピクリともしない。重石か何かで固定されているようだ。実際、レイジーの体重は彼の数倍はあり、非力なクリスの力ではどうしようもなかった。
「どうしたの、クリス?」
引っ張られたことを察したレイジーが尋ねる。クリスくんは「何でもないよ」と答え、しばらくコンテナは静寂に包まれた。
レイジーが脱出しておよそ半日が経過した。おそらくまだ彼女の脱出はバレていないだろう。
今日は休日だし、僕の代わりに渋々彼女の面倒を見ている連中が実験塔に来るとも思えない。休日から丸二日間は監視モニタにダミー映像が流れるよう以前から細工してあるから、そちらからバレる恐れも低い(実際、今のところバレていないと悪霊さんから聞いている)。
定期検診は休日前に終わったはずだし(レイジーの指はもう伸びてた)、四六時中監視モニタの前に人がいるわけでもないから、露見するとしたら食料供給に来た世話人からだろう。世話人が来るには2・3日に1回。週に2回だとして、バレるのは明日か明後日か。まあ、バレたとしてもまず捜索されるのは帝都内だ。捜査網を広げたときには、すでに僕らは国境を超えているはずだ。
(とはいえ、国境を超えたとしても、捜査の手は伸びるから、安心というわけでもないけれど……)
ちらと彼はレイジーの方を見た。レイジーは毛布の端をギュッと結んでいた。寒いのかもしれない。
「レイジー。寒い? 毛布全部使う?」
「ううん。大丈夫。私、寒いのも暑いのも平気だから」
そう言って彼女は笑みを浮かべる。そうか、寒くは無かったのか。
「クリスは大丈夫? 寒かったら、二人でギュってする? 冬山で遭難したときにするらしいけど……」
レイジーはずりずりと毛布の中を近づいてくる。
「いや、大丈夫。むしろ、暑いから離れてくれるとありがたい」
「そう?」
レイジーはずりずりとクリスから離れた。そういうところは律儀なんだよな、と彼は思った。
「……レイジーはそういう知識、どこから仕入れたの?」
「クリスが持ってきた本に書いてあったよ」
そんな本あったかなと記憶を探るが、彼女に渡した本全てに目を通したわけではないので、思い当たるものは無かった。
再びコンテナ内が静かになる。実験塔で二人きりになる機会は多かったが、同じ布団にくるまって、というシチュエーションは初めてであった。
別の星の人|(かもしれない)とはいえ、隣で異性が横になっている。それは物心ついたときから母親のいない彼にとって、エリザベス以来の感覚であった。
父親、母親、クリスのルーツ、実験動物、地下で知った、まだみんなには伝えていない秘密。
想起される事象により、彼の思考が僅かに鈍る。
彼はおもむろに身体を起こす。そして、何事かと起き上がったレイジーに向かって口を開く。
「レイジー。僕はレイジーに謝らなきゃいけないことがある」
「謝らなきゃいけないこと?」
そんなのあったかな、と彼女は首をかしげる。
「うん。もしかしたら、レイジーはそう思ってないかもしれないけれど。知らなかったとはいえ、僕はレイジーのことを実験動物みたいに扱ってた。度重なる定期検診も『仕方ないこと』として僕は受け入れていた。それで、君が傷ついていることを知っていながら。だから、ゴメン」
そう、クリスは謝罪する。しばらく、レイジーは神妙なクリスの様子を見て、思案するような表情を曇らせ、
「実験動物って何?」
とクリスに尋ねた。
「ああ、そんなこと。全然気にしなくていいのに。ほら見て」
実験動物の説明を聞いたレイジーは、手のひらを彼に差し出した。昨日、定期検診で切り取られたはずの指の先端はすでに治っている。
「前は痛かったし1日経たないと治らなかったけど、最近はね、切り取られても全然痛くないし、すぐに戻るんだよ」
「……そうだったの?」
「うん。だからね、クリスは全然気にしなくていいんだよ」
彼女はいつものように笑顔を浮かべ、一方で、彼は驚いて目を丸くする。
「それって、いつから……?」
「うーん、黒虎騒ぎの後くらいからかな……」
黒虎騒ぎ。確かに気が付かなかったが、ぐしゃぐしゃに潰れたレイジーの腕はすぐに治っていた。これはどういうことだろう。外に出たことがきっかけで、回復力が上昇したのだろうか。それとも、傷の深さやレイジーの精神状態で、回復力が変化するのか?
「えっと、それに、謝らないで欲しいな」
思案するクリスにレイジーが言葉をかける。
「クリスが言葉を教えてくれたおかげで、私の世界は広くなった。
クリスを通して、沢山の人と知り合うことができた。
ソフィや悪霊さんたちと仲良くなれた。
クリスが手を引いてくれたから、私はあの部屋から出て今、ここにいる。
だから私は、クリスに感謝しかしていないの。
だから、謝らないで欲しいな」
少し目を逸らしながら、恥ずかしそうに彼女は言う。そんな彼女の様子を見て、彼は思わず言いそうになる。地下で知り、秘密基地では黙した秘密を。自身のルーツに関わる秘密を。言ってしまって、良いものかと、思ってしまう。
「怖れているの?」
悩む彼を見て、レイジーは呟く。
「なんでーー」
「そんな顔を、してたから」
分かったの、という言葉は喉の奥に秘めたまま、レイジーは微笑む。
「言いたくないなら、言わなくてもいいよ。譬え、クリスがみんなと違っていたとしても、私はきっと、それ以上に違っているからーー。だから、そんなの関係ないし、だから、私はいつでもクリスの味方だよ」
レイジーはクリスへと近づいて、そっと彼の手に触れた。
そんな彼女の優しさに触れて、彼の心は安らぎを確かに感じていた。
【おまけ】
レイジーが寝静まったコンテナ内。
「重い……」
クリスは一人で悶絶していた。
レイジーの寝相は悪く、徐々にクリスにもたれかかり始めていたのだ。
重質量の体重が預けられ、身体の一部が痺れてくる。耐えきれなくなってそっと移動しようとしても、その度にレイジーが目覚めるので離れられない。
「痛い……」
今度は蹴りだ。頭突きも来た。抱きつくのはいいけれど、締め上げるのは止めて欲しい。骨の悲鳴が聞こえる。
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