27 / 172
第1章 働かなくてもいい世界 〜 it's a small fairy world 〜
来客数多
しおりを挟む
ユリカが死んでから一週間が過ぎた。その間に多くのヒトが家を尋ねてくれた。
「失礼します」
一番最初に来たのは、俺としてはちょっと意外であったのだが、シーアくんであった。付き合いの長いマダムやライゼよりも先に家を尋ねて来た。
「師匠の部屋を見せていただけませんか?」
「師匠? ユリカのこと?」
「はい」
(あいつ、いつの間に師匠になったんだ?)
「ユリカのファンだと思ってた」
「僕も少しは服を作ったりしてまして。その上で師匠のファンだったのですが、初めてお会したときにいきなり共作を持ちかけれましてね。恐れ多いので一旦は断ったんですが、『それなら私のレベルにまで引き上げてやる』と、半ば無理矢理技術を叩き込まれました。それ以来、ユリカさんは僕の師匠です」
地獄の三日間でした、と彼は遠い目でぼそりと吐き出した。ユリカがシーアくんの家から戻ったときに憔悴していた理由はこれか。コーチも疲れ切る猛特訓だったようだ。セミルのアドバイスは残念ながら役立たずだったらしい。
セミルの案内で、シーアくんはユリカの部屋に入る。
「うわぁ……」
思わず漏れた彼の第一声である。間違いなく本音であろう。ユリカは部屋の惨状をそのままにして逝ってしまったので、部屋はそのまま魔境であった。部屋を一瞥して、セミルはすぐに放置することを決定したので、もうこの部屋の床が見えることはないだろう。
「本当に、師匠の部屋?」
「残念ながら」
「まじですか。……この部屋、このままにしてたほうがいいですか?」
「いや、そんなことはないけど。どうして?」
「師匠に『私の死後は好きなものを部屋から持っていって良いよ』と言われているので、何か持ち帰ろうと思ったんですが……」
なるほど。確かに好きなものを物色し始めたら部屋に雪崩が起きるな。
(どうする?)
「んー。別のいいよ。自由に部屋を見ても。多少、物の配置が変わっても気にするヒトは誰もいないし」
「ありがとうございます」
「それじゃ、これ」
と、セミルは掃除道具一式をシーアくんに押し付けた。
「えっと……」
「さすがに全部キレイに掃除するのは無理そうだから、ゴミと分かるものだけは捨てといてくれる? あと、汚れると思うからエプロンでも着てね」
「わかりました」
シーアくんはセミルにお礼を言い、準備を整えて部屋に突入していった。セミルのやつ、体よく掃除を押し付けやがったな。シーアくん、無事に生きて戻れるといいな。
半日後、部屋は少しはマシになった。魔境が密林になった程度だが、シーアくんが道を作ったため見通しは良くなった。お疲れ様。
シーアくんはユリカの作った服を数着と、裁ち鋏を持っていくようだ。「オリジナルですからね。嬉しいです」と彼は言っていた。複製品は持っているということか。確か、ボタンひとつでユリカの服も『取寄せ』できるんだよな。
(オリジナルと取寄せたものって何か違うのか?)
「やっぱり、オリジナルの方が良い?」
「そうですね。微妙にこっちのほうが布の固定が柔らかい部分がありますね。恐らく、着る人の身体により合ったものになると思います。特に動いているときに。これは師匠が自分用に作った服なので、持っていっても大丈夫でしょう。参考にさせてもらいます」
「あー、ユリカの服が動きやすかったのは、それか」
納得したのか、セミルはうんうんと頷いている。
「それではこれで、失礼します」
「片付けどうもねー」
挨拶もそこそこに、部屋の片付けに疲れ切ったシーアくんは帰っていった。
それからポツポツとセミルとユリカの知り合いが来ては、少し話をして帰っていった。みんな事情は分かっているのか、ユリカのことを深く聞いたりはしない。そもそも事情が話されていないものは大して深い仲だったわけでもないので、恐らく今際のメッセージも届いていないのだろう。今来ている彼らは皆、ユリカの死を知っているようだが、残されたセミルを心配して来ているようだった。
音を立ててジープが止まった。次にやってきたのは旅人のライゼであった。
「やあ。ユリカに部屋の物を持ってっていいって言われたから、来たよ」
「うん」
「悪霊さんは、まだいる?」
「居るけど……。何か分かったの?」
「いや。セミルがひとりじゃなさそうで、安心しただけ」
「そう。……子供扱いしてる?」
「いや、そんなことはない。ただ、ユリカの後を追わないか心配しているだけだ」
「……」
「まさか、本気でそう思っているわけじゃないよな」
「……ねえ。ライゼはユリカの不調のこと、知ってた?」
「……ああ、知ってたよ。心当たりを訊かれたからな」
「そう。私は知らなかった。だから、頼りにされなかった自身の不甲斐なさと、心配かけないように秘密にしていたユリカの優しさとが、ぐちゃぐちゃに混ざり合っている」
そう言って、彼女は玄関の壁を思いっきり殴る。バキリという嫌な音がしたが、彼女は特に気にしていないようだ。
「だからいまは、後を追わないよ。退屈な世界に絶望なんてしてないからね。……ごめんね。ちょっと出てくる。部屋は好きに見てっていいから」
「……分かった」
セミルは家を出ていってしまった。玄関の扉がしまった後で、ライゼは口を開く。
「すまない悪霊さん。もし聞いてるなら、セミルに付いていてやってくれないか?」
(言われなくともそのつもりだよ)
俺の声はライゼには聞こえてないだろうが、そう答えて俺はすぐに家を出る。友達発見器で居場所を探ると、家の裏手に居ることが分かった。彼女の側までできるだけ速く俺は移動する。モモモのうろついている辺りに彼女は居た。うつ伏せで寝そべっている。腕はもう治っているようだが、その体勢は苦しくないのだろうか。
彼女はそのまま5分位寝そべっていたが、ゴロンと半回転して仰向けになる。
「悪霊さん、いる?」
ぽそりと彼女は呟いた。
(いるよ)
「あ、本当にいた。……ごめんね。心配かけて」
(気にすんな)
しばらく、俺達は黙る。風が吹き抜けて、草原に規則正しい模様ができる。
(俺も……てな)
「え?」
(俺も、自分に不甲斐なさを感じていてな。ユリカのとはまた違うだろうけどさ)
「……そう」
(俺はユリカと最後まで一緒に居たのに、彼女を止めるどころか、何ひとつ俺の気持ちを、言葉を伝えることができなかった。結果的に、セミルが来るまでただ黙って見てることしかできなかった)
「……」
(セミルが不甲斐ないなら、俺はそれ以上に不甲斐ないクソみたいな悪霊だ)
「……でも、悪霊さんの声が聞こえないのは、悪霊さんじゃどうにもできないことなんでしょ? だったらそれは、仕方ないよ」
(俺が仕方ないなら、セミル。お前がユリカの不調を知らなかったのも、仕方のないことだ)
「……そんなことない」
(いいや、そんなことあるね。ユリカはお前に自分の不調を秘密にしてた。マッドなんかノーコちゃんを人質に爆弾で口止めを強要されたらしいぞ? お前が譬えマダム並みの知識を持っていたとしても、ライゼみたいに世界を飛び回っていたとしても、ユリカは絶対にお前には相談しなかった。お前に心配かけるようなことはしなかった。だから、これは仕方のないことだ)
再び俺達は黙る。と、ユリカの腕に何かが触れた。モモモがずりずりと身体を寄せていた。
「仕方のないこと、なのかな」
(間違いなく、な)
「……ん。そっか。悪霊さん、ありがとね」
(気にすんな)
セミルはモモモを軽く撫でると、体を起こした。
「さて、と。ライゼも来てることだし、戻ろうか」
(そうだな)
俺達が家に戻ると、ライゼは既に物色を終えていた。選んだのは小さな肩掛けバッグである。「使い勝手が良さそうだ」とライゼは言っていた。
ライゼと別れたあとにマダムが来た。屋敷の連中はつれずに、マダム一人だけであった。マダムは神妙な顔でセミルに話しかける。
「セミル。気を落とすでないぞ。私もユリカの力になれなかったことを不甲斐なく思っていてーー」
「あ、マダム。そのくだりさっきやったんで大丈夫だから」
「ーーえ?」
「2回目は恥ずかしいので勘弁して」
「え?」
マダムは不思議そうな顔をしていた。
「失礼します」
一番最初に来たのは、俺としてはちょっと意外であったのだが、シーアくんであった。付き合いの長いマダムやライゼよりも先に家を尋ねて来た。
「師匠の部屋を見せていただけませんか?」
「師匠? ユリカのこと?」
「はい」
(あいつ、いつの間に師匠になったんだ?)
「ユリカのファンだと思ってた」
「僕も少しは服を作ったりしてまして。その上で師匠のファンだったのですが、初めてお会したときにいきなり共作を持ちかけれましてね。恐れ多いので一旦は断ったんですが、『それなら私のレベルにまで引き上げてやる』と、半ば無理矢理技術を叩き込まれました。それ以来、ユリカさんは僕の師匠です」
地獄の三日間でした、と彼は遠い目でぼそりと吐き出した。ユリカがシーアくんの家から戻ったときに憔悴していた理由はこれか。コーチも疲れ切る猛特訓だったようだ。セミルのアドバイスは残念ながら役立たずだったらしい。
セミルの案内で、シーアくんはユリカの部屋に入る。
「うわぁ……」
思わず漏れた彼の第一声である。間違いなく本音であろう。ユリカは部屋の惨状をそのままにして逝ってしまったので、部屋はそのまま魔境であった。部屋を一瞥して、セミルはすぐに放置することを決定したので、もうこの部屋の床が見えることはないだろう。
「本当に、師匠の部屋?」
「残念ながら」
「まじですか。……この部屋、このままにしてたほうがいいですか?」
「いや、そんなことはないけど。どうして?」
「師匠に『私の死後は好きなものを部屋から持っていって良いよ』と言われているので、何か持ち帰ろうと思ったんですが……」
なるほど。確かに好きなものを物色し始めたら部屋に雪崩が起きるな。
(どうする?)
「んー。別のいいよ。自由に部屋を見ても。多少、物の配置が変わっても気にするヒトは誰もいないし」
「ありがとうございます」
「それじゃ、これ」
と、セミルは掃除道具一式をシーアくんに押し付けた。
「えっと……」
「さすがに全部キレイに掃除するのは無理そうだから、ゴミと分かるものだけは捨てといてくれる? あと、汚れると思うからエプロンでも着てね」
「わかりました」
シーアくんはセミルにお礼を言い、準備を整えて部屋に突入していった。セミルのやつ、体よく掃除を押し付けやがったな。シーアくん、無事に生きて戻れるといいな。
半日後、部屋は少しはマシになった。魔境が密林になった程度だが、シーアくんが道を作ったため見通しは良くなった。お疲れ様。
シーアくんはユリカの作った服を数着と、裁ち鋏を持っていくようだ。「オリジナルですからね。嬉しいです」と彼は言っていた。複製品は持っているということか。確か、ボタンひとつでユリカの服も『取寄せ』できるんだよな。
(オリジナルと取寄せたものって何か違うのか?)
「やっぱり、オリジナルの方が良い?」
「そうですね。微妙にこっちのほうが布の固定が柔らかい部分がありますね。恐らく、着る人の身体により合ったものになると思います。特に動いているときに。これは師匠が自分用に作った服なので、持っていっても大丈夫でしょう。参考にさせてもらいます」
「あー、ユリカの服が動きやすかったのは、それか」
納得したのか、セミルはうんうんと頷いている。
「それではこれで、失礼します」
「片付けどうもねー」
挨拶もそこそこに、部屋の片付けに疲れ切ったシーアくんは帰っていった。
それからポツポツとセミルとユリカの知り合いが来ては、少し話をして帰っていった。みんな事情は分かっているのか、ユリカのことを深く聞いたりはしない。そもそも事情が話されていないものは大して深い仲だったわけでもないので、恐らく今際のメッセージも届いていないのだろう。今来ている彼らは皆、ユリカの死を知っているようだが、残されたセミルを心配して来ているようだった。
音を立ててジープが止まった。次にやってきたのは旅人のライゼであった。
「やあ。ユリカに部屋の物を持ってっていいって言われたから、来たよ」
「うん」
「悪霊さんは、まだいる?」
「居るけど……。何か分かったの?」
「いや。セミルがひとりじゃなさそうで、安心しただけ」
「そう。……子供扱いしてる?」
「いや、そんなことはない。ただ、ユリカの後を追わないか心配しているだけだ」
「……」
「まさか、本気でそう思っているわけじゃないよな」
「……ねえ。ライゼはユリカの不調のこと、知ってた?」
「……ああ、知ってたよ。心当たりを訊かれたからな」
「そう。私は知らなかった。だから、頼りにされなかった自身の不甲斐なさと、心配かけないように秘密にしていたユリカの優しさとが、ぐちゃぐちゃに混ざり合っている」
そう言って、彼女は玄関の壁を思いっきり殴る。バキリという嫌な音がしたが、彼女は特に気にしていないようだ。
「だからいまは、後を追わないよ。退屈な世界に絶望なんてしてないからね。……ごめんね。ちょっと出てくる。部屋は好きに見てっていいから」
「……分かった」
セミルは家を出ていってしまった。玄関の扉がしまった後で、ライゼは口を開く。
「すまない悪霊さん。もし聞いてるなら、セミルに付いていてやってくれないか?」
(言われなくともそのつもりだよ)
俺の声はライゼには聞こえてないだろうが、そう答えて俺はすぐに家を出る。友達発見器で居場所を探ると、家の裏手に居ることが分かった。彼女の側までできるだけ速く俺は移動する。モモモのうろついている辺りに彼女は居た。うつ伏せで寝そべっている。腕はもう治っているようだが、その体勢は苦しくないのだろうか。
彼女はそのまま5分位寝そべっていたが、ゴロンと半回転して仰向けになる。
「悪霊さん、いる?」
ぽそりと彼女は呟いた。
(いるよ)
「あ、本当にいた。……ごめんね。心配かけて」
(気にすんな)
しばらく、俺達は黙る。風が吹き抜けて、草原に規則正しい模様ができる。
(俺も……てな)
「え?」
(俺も、自分に不甲斐なさを感じていてな。ユリカのとはまた違うだろうけどさ)
「……そう」
(俺はユリカと最後まで一緒に居たのに、彼女を止めるどころか、何ひとつ俺の気持ちを、言葉を伝えることができなかった。結果的に、セミルが来るまでただ黙って見てることしかできなかった)
「……」
(セミルが不甲斐ないなら、俺はそれ以上に不甲斐ないクソみたいな悪霊だ)
「……でも、悪霊さんの声が聞こえないのは、悪霊さんじゃどうにもできないことなんでしょ? だったらそれは、仕方ないよ」
(俺が仕方ないなら、セミル。お前がユリカの不調を知らなかったのも、仕方のないことだ)
「……そんなことない」
(いいや、そんなことあるね。ユリカはお前に自分の不調を秘密にしてた。マッドなんかノーコちゃんを人質に爆弾で口止めを強要されたらしいぞ? お前が譬えマダム並みの知識を持っていたとしても、ライゼみたいに世界を飛び回っていたとしても、ユリカは絶対にお前には相談しなかった。お前に心配かけるようなことはしなかった。だから、これは仕方のないことだ)
再び俺達は黙る。と、ユリカの腕に何かが触れた。モモモがずりずりと身体を寄せていた。
「仕方のないこと、なのかな」
(間違いなく、な)
「……ん。そっか。悪霊さん、ありがとね」
(気にすんな)
セミルはモモモを軽く撫でると、体を起こした。
「さて、と。ライゼも来てることだし、戻ろうか」
(そうだな)
俺達が家に戻ると、ライゼは既に物色を終えていた。選んだのは小さな肩掛けバッグである。「使い勝手が良さそうだ」とライゼは言っていた。
ライゼと別れたあとにマダムが来た。屋敷の連中はつれずに、マダム一人だけであった。マダムは神妙な顔でセミルに話しかける。
「セミル。気を落とすでないぞ。私もユリカの力になれなかったことを不甲斐なく思っていてーー」
「あ、マダム。そのくだりさっきやったんで大丈夫だから」
「ーーえ?」
「2回目は恥ずかしいので勘弁して」
「え?」
マダムは不思議そうな顔をしていた。
0
お気に入りに追加
79
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる