40 / 182
第40話 もちろん離婚届ですよ
しおりを挟む
「美幸さんたちが見つかった!?」
その報を聞き、おれはいてもたってもいられなかったが、持ち場を離れるわけにはいかなかった。
おれは迷宮の入口に近い、道が大きく3つに別れる分岐点で、冒険者たちへの指示役を務めていたからだ。
始めこそ、各個人の裁量に任せていたが、誰がどこを捜索した共有できていないがために捜索箇所の重複や、人員の偏りなどが発生した。
捜索の効率があまりに悪かったのだ。
そこでみんなの情報を集約し、効率よく捜索をおこなうために指示を出す役目をおれが担うことになった。というか、気がついたらなっていた。
なので、捜索終了の連絡をしないうちに身動きはできない。伝令役たちが、捜索中の者たちに指示を届け、全員が無事に帰還するまでは待機だ。
やがて、フィリアや紗夜、その他の冒険者がほとんど戻ってきた頃、美幸と美里は、女の子冒険者に連れられてきた。
「一条くん……フィリアちゃん……ごめんなさい、私……」
美幸がなにか言い切る前に、フィリアは彼女を抱きしめた。
「わかっております。つらくて、怖かったでしょう……。ですが、もう大丈夫です。安心してください。大丈夫なんです……」
優しく声をかけるフィリアの胸で、美幸はぽろぽろと涙を流す。すすり泣く声だけが静かに響く。
バックパックから顔を出している美里は、黙ったまま美幸の頭を撫でてあげている。
おれは美里たちを見つけてくれた女の子冒険者に向かい合った。
「ありがとう。よく見つけてくれた」
「いえ……助けられて、良かった……です」
人見知りなのか、そっと視線を下げてしまう。
それで長い前髪が目元を完全に隠してしまう。黒髪のショートボブ。小柄で、まるで小動物のような印象を受ける。
「あの……報酬は今度でいい、です。モンスレさん、まだやること、あるんですよね?」
「ああ、すまない。君の名前を教えておいてくれないか」
「今井結衣、です」
「ありがとう結衣ちゃん」
改めて礼を言うと、結衣はぺこりと頭を下げて、そそくさと立ち去ってしまった。報酬を渡すときに、また会えるだろう。
それより今は……。
「美幸さん、無事でよかったよ」
「一条くん……でも私、これからどうすればいいのかわからないの……。ここから外に出たら、またあの人が……。逃げても逃げても、あの人はどこまでも追ってくるの」
「大丈夫です。おれに任せてください」
「任せても……いいの? 私なんかのために……?」
「力になるって言ったじゃないですか」
「そうですよ、美幸さん! 及ばずながらあたしもお手伝いします!」
紗夜も真剣な目で拳を握りしめる。
「家族を物かなにかだと思ってるやつなんて……あたし、絶対許しません! また美幸さんになにかしたら、あたしがやっつけてやりますから!」
いつだか紗夜は、殴ってくる母がいると言っていた。美幸へは深い共感と、家庭内暴力への強い嫌悪があるのだろう。
「頼もしいな、紗夜ちゃん。でも、まずはおれに任せておいてね。君は美幸さんたちを、しっかりガードしておいて欲しい」
誰彼構わず平気で暴力を振るうようなやつが相手だ。紗夜まで傷つくことは避けたい。
それに、おれの考えている対処法に、暴力は必要ない。
◇
捜索に出てくれていた冒険者たちが全員戻ったのを確認してから、おれはひとりで迷宮を出た。
「そこにいやがったかクソ間男ヤロォオ!」
やはり出待ちしていたか、あの男がすぐさま駆けてくる。ライセンスが無いからゲートを通過できないはずなのに。
おそらく迷宮周囲の金網を強引に乗り越えてきたのだ。有刺鉄線にやられたか、手や足にいくつか切り傷がある。
「美幸はどこだコラァ!」
いきなり殴りかかってきたので、おれは最小限の動きで回避する。反撃はしない。すると今度は胸ぐらを掴んできた。
「見つけたんだろ! 中にいたんだろ美幸はよぉ! どこに隠しやがった!?」
「落ち着けよ、あんたを案内してやろうと思って出てきてやったんだ」
「あぁ?」
「おれはあんたを誤解してたよ。美幸さんには、つきまとわれて困っていたんだ。連れて帰ってくれるなら大いに助かる」
「はっ! そうだろうよ、あの女はなぁ、オレぐれえじゃねえと付き合いきれねえんだよ。てめえの身の程がわかったかコラ」
どうやら自分に益のある嘘には簡単に引っかかるらしい。やはり理性がない。
「なら話が早い。おれはもうあの人には会いたくない。地図を書いたから、印をつけた場所に行くといい。この魔物除けがあればそこまで安全に行ける」
地図と魔物除けを渡すと、男は奪い取るように手にした。
「本当に安全なんだろうな?」
「あんたもあの動画を見たなら、効果はよくわかってるはずだ」
「ちっ、嘘だったらてめえぶっ殺すからな!」
悪態をつくのみで、礼も言わず迷宮に入り込んでいく。
その背中を見送ってからしばらく。
フィリアと紗夜にガードされながら、美幸が迷宮から出てきた。彼女たちには隠れていてもらったのだ。
「一条くん、大丈夫だった……?」
まだ不安なのか、美幸は迷宮のほうをチラチラ見ながら尋ねてくる。
「ええ、それよりこれで安心です。やつはもう美幸さんにつきまとわない」
「そうなの……? まさか一条くん!」
美幸を始め、フィリアも紗夜も、戦慄した視線を向けてくる。
「魔物に、処分させるのですか……?」
「先生……あたし、そんなの思いついてもやる勇気ありません……。プロって、覚悟がすごいんですね……」
おれは苦笑してパタパタと手を振る。
「いやいや、さすがに死なせはしないよ。彼は無事に戻ってくるって」
「そうなんですか……って、それじゃ、意味なくないですか? 騙したって怒られるだけですよ!?」
「平気平気。それより美幸さん」
おれは時計を確認した。よし、まだ間に合う時間帯だ。
「今のうちに役所に行って書類を用意しておきましょう」
「なんの書類?」
「もちろん離婚届ですよ。戻ってきたら、やつは喜んでサインする。いや、むしろ向こうが言い出してくるかもしれない。別れてくれ、ってね」
そしてにやりと笑ってみせる。
「なにせおれは、やつに理想の女性を紹介してやったんだから」
その報を聞き、おれはいてもたってもいられなかったが、持ち場を離れるわけにはいかなかった。
おれは迷宮の入口に近い、道が大きく3つに別れる分岐点で、冒険者たちへの指示役を務めていたからだ。
始めこそ、各個人の裁量に任せていたが、誰がどこを捜索した共有できていないがために捜索箇所の重複や、人員の偏りなどが発生した。
捜索の効率があまりに悪かったのだ。
そこでみんなの情報を集約し、効率よく捜索をおこなうために指示を出す役目をおれが担うことになった。というか、気がついたらなっていた。
なので、捜索終了の連絡をしないうちに身動きはできない。伝令役たちが、捜索中の者たちに指示を届け、全員が無事に帰還するまでは待機だ。
やがて、フィリアや紗夜、その他の冒険者がほとんど戻ってきた頃、美幸と美里は、女の子冒険者に連れられてきた。
「一条くん……フィリアちゃん……ごめんなさい、私……」
美幸がなにか言い切る前に、フィリアは彼女を抱きしめた。
「わかっております。つらくて、怖かったでしょう……。ですが、もう大丈夫です。安心してください。大丈夫なんです……」
優しく声をかけるフィリアの胸で、美幸はぽろぽろと涙を流す。すすり泣く声だけが静かに響く。
バックパックから顔を出している美里は、黙ったまま美幸の頭を撫でてあげている。
おれは美里たちを見つけてくれた女の子冒険者に向かい合った。
「ありがとう。よく見つけてくれた」
「いえ……助けられて、良かった……です」
人見知りなのか、そっと視線を下げてしまう。
それで長い前髪が目元を完全に隠してしまう。黒髪のショートボブ。小柄で、まるで小動物のような印象を受ける。
「あの……報酬は今度でいい、です。モンスレさん、まだやること、あるんですよね?」
「ああ、すまない。君の名前を教えておいてくれないか」
「今井結衣、です」
「ありがとう結衣ちゃん」
改めて礼を言うと、結衣はぺこりと頭を下げて、そそくさと立ち去ってしまった。報酬を渡すときに、また会えるだろう。
それより今は……。
「美幸さん、無事でよかったよ」
「一条くん……でも私、これからどうすればいいのかわからないの……。ここから外に出たら、またあの人が……。逃げても逃げても、あの人はどこまでも追ってくるの」
「大丈夫です。おれに任せてください」
「任せても……いいの? 私なんかのために……?」
「力になるって言ったじゃないですか」
「そうですよ、美幸さん! 及ばずながらあたしもお手伝いします!」
紗夜も真剣な目で拳を握りしめる。
「家族を物かなにかだと思ってるやつなんて……あたし、絶対許しません! また美幸さんになにかしたら、あたしがやっつけてやりますから!」
いつだか紗夜は、殴ってくる母がいると言っていた。美幸へは深い共感と、家庭内暴力への強い嫌悪があるのだろう。
「頼もしいな、紗夜ちゃん。でも、まずはおれに任せておいてね。君は美幸さんたちを、しっかりガードしておいて欲しい」
誰彼構わず平気で暴力を振るうようなやつが相手だ。紗夜まで傷つくことは避けたい。
それに、おれの考えている対処法に、暴力は必要ない。
◇
捜索に出てくれていた冒険者たちが全員戻ったのを確認してから、おれはひとりで迷宮を出た。
「そこにいやがったかクソ間男ヤロォオ!」
やはり出待ちしていたか、あの男がすぐさま駆けてくる。ライセンスが無いからゲートを通過できないはずなのに。
おそらく迷宮周囲の金網を強引に乗り越えてきたのだ。有刺鉄線にやられたか、手や足にいくつか切り傷がある。
「美幸はどこだコラァ!」
いきなり殴りかかってきたので、おれは最小限の動きで回避する。反撃はしない。すると今度は胸ぐらを掴んできた。
「見つけたんだろ! 中にいたんだろ美幸はよぉ! どこに隠しやがった!?」
「落ち着けよ、あんたを案内してやろうと思って出てきてやったんだ」
「あぁ?」
「おれはあんたを誤解してたよ。美幸さんには、つきまとわれて困っていたんだ。連れて帰ってくれるなら大いに助かる」
「はっ! そうだろうよ、あの女はなぁ、オレぐれえじゃねえと付き合いきれねえんだよ。てめえの身の程がわかったかコラ」
どうやら自分に益のある嘘には簡単に引っかかるらしい。やはり理性がない。
「なら話が早い。おれはもうあの人には会いたくない。地図を書いたから、印をつけた場所に行くといい。この魔物除けがあればそこまで安全に行ける」
地図と魔物除けを渡すと、男は奪い取るように手にした。
「本当に安全なんだろうな?」
「あんたもあの動画を見たなら、効果はよくわかってるはずだ」
「ちっ、嘘だったらてめえぶっ殺すからな!」
悪態をつくのみで、礼も言わず迷宮に入り込んでいく。
その背中を見送ってからしばらく。
フィリアと紗夜にガードされながら、美幸が迷宮から出てきた。彼女たちには隠れていてもらったのだ。
「一条くん、大丈夫だった……?」
まだ不安なのか、美幸は迷宮のほうをチラチラ見ながら尋ねてくる。
「ええ、それよりこれで安心です。やつはもう美幸さんにつきまとわない」
「そうなの……? まさか一条くん!」
美幸を始め、フィリアも紗夜も、戦慄した視線を向けてくる。
「魔物に、処分させるのですか……?」
「先生……あたし、そんなの思いついてもやる勇気ありません……。プロって、覚悟がすごいんですね……」
おれは苦笑してパタパタと手を振る。
「いやいや、さすがに死なせはしないよ。彼は無事に戻ってくるって」
「そうなんですか……って、それじゃ、意味なくないですか? 騙したって怒られるだけですよ!?」
「平気平気。それより美幸さん」
おれは時計を確認した。よし、まだ間に合う時間帯だ。
「今のうちに役所に行って書類を用意しておきましょう」
「なんの書類?」
「もちろん離婚届ですよ。戻ってきたら、やつは喜んでサインする。いや、むしろ向こうが言い出してくるかもしれない。別れてくれ、ってね」
そしてにやりと笑ってみせる。
「なにせおれは、やつに理想の女性を紹介してやったんだから」
46
お気に入りに追加
688
あなたにおすすめの小説
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
[完結]回復魔法しか使えない私が勇者パーティを追放されたが他の魔法を覚えたら最強魔法使いになりました
mikadozero
ファンタジー
3月19日 HOTランキング4位ありがとうございます。三月二十日HOTランキング2位ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーー
エマは突然勇者パーティから「お前はパーティを抜けろ」と言われて追放されたエマは生きる希望を失う。
そんなところにある老人が助け舟を出す。
そのチャンスをエマは自分のものに変えようと努力をする。
努力をすると、結果がついてくるそう思い毎日を過ごしていた。
エマは一人前の冒険者になろうとしていたのだった。
「おっさんはいらない」とパーティーを追放された魔導師は若返り、最強の大賢者となる~今更戻ってこいと言われてももう遅い~
平山和人
ファンタジー
かつては伝説の魔法使いと謳われたアークは中年となり、衰えた存在になった。
ある日、所属していたパーティーのリーダーから「老いさらばえたおっさんは必要ない」とパーティーを追い出される。
身も心も疲弊したアークは、辺境の地と拠点を移し、自給自足のスローライフを送っていた。
そんなある日、森の中で呪いをかけられた瀕死のフェニックスを発見し、これを助ける。
フェニックスはお礼に、アークを若返らせてくれるのだった。若返ったおかげで、全盛期以上の力を手に入れたアークは、史上最強の大賢者となる。
一方アークを追放したパーティーはアークを失ったことで、没落の道を辿ることになる。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
追放された美少女を助けた底辺おっさんが、実は元”特級冒険者”だった件について。
いちまる
ファンタジー
【毎週木曜日更新!】
採取クエストしか受けない地味なおっさん冒険者、ダンテ。
ある日彼は、ひょんなことからA級冒険者のパーティーを追放された猫耳族の少女、セレナとリンの面倒を見る羽目になってしまう。
最初は乗り気でなかったダンテだが、ふたりの夢を聞き、彼女達の力になると決意した。
――そして、『特級冒険者』としての実力を隠すのをやめた。
おっさんの正体は戦闘と殺戮のプロ!
しかも猫耳少女達も実は才能の塊だった!?
モンスターと悪党を物理でぶちのめす、王道冒険譚が始まる――!
※本作はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
俺だけステータスが見える件~ゴミスキル【開く】持ちの俺はダンジョンに捨てられたが、【開く】はステータスオープンできるチートスキルでした~
平山和人
ファンタジー
平凡な高校生の新城直人はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。
異世界より召喚された者は神からスキルを授かるが、直人のスキルは『物を開け閉めする』だけのゴミスキルだと判明し、ダンジョンに廃棄されることになった。
途方にくれる直人は偶然、このゴミスキルの真の力に気づく。それは自分や他者のステータスを数値化して表示できるというものだった。
しかもそれだけでなくステータスを再分配することで無限に強くなることが可能で、更にはスキルまで再分配できる能力だと判明する。
その力を使い、ダンジョンから脱出した直人は、自分をバカにした連中を徹底的に蹂躙していくのであった。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ユウ
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる