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第七章 魔法を使った
5.
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5.
「ローザ?」
恐くて、涙が出てきた。そしたら、アッシュ様が心配そうな顔になって。
心配してくれるの?
なら、泣き落とそう。アッシュ様に嫌われるのは恐い。恐いアッシュ様は嫌だ。
「どうした?やっぱりまだどこか痛むか?」
声が滅茶苦茶優しいよ!泣き落とそうとしてる女に!だから、泣き止もうと思ったのに、涙止められなくなったから、アッシュ様にしがみついて泣き続けた。
アッシュ様が、また背中ポンポンしてくれるから。良かった、怒らせたかもだけど、嫌われてはないみたい。大丈夫、大丈夫。
鼻水出てきたから、すすって、顔を上げて、アッシュ様にご免なさいって言おうとしたら、アッシュ様の向こうに、オスマン様とオレアが居た。
え?
普通に、見られてた。
「ローザ?」
恐くて、涙が出てきた。そしたら、アッシュ様が心配そうな顔になって。
心配してくれるの?
なら、泣き落とそう。アッシュ様に嫌われるのは恐い。恐いアッシュ様は嫌だ。
「どうした?やっぱりまだどこか痛むか?」
声が滅茶苦茶優しいよ!泣き落とそうとしてる女に!だから、泣き止もうと思ったのに、涙止められなくなったから、アッシュ様にしがみついて泣き続けた。
アッシュ様が、また背中ポンポンしてくれるから。良かった、怒らせたかもだけど、嫌われてはないみたい。大丈夫、大丈夫。
鼻水出てきたから、すすって、顔を上げて、アッシュ様にご免なさいって言おうとしたら、アッシュ様の向こうに、オスマン様とオレアが居た。
え?
普通に、見られてた。
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