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第六章 結婚した
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お城の皆さんに聞きまくったけど、正直、あまりに多種多様で、逆によくわからなくなった。家族、妻とか夫とか、子どもとかの意見がやっぱり多かったけど。
あとは、花とか石とか虫とかも地味に多かった。とりあえず、今後は下向いて歩くことにする。
下向いて廊下歩いてたら、オレアに、どうした?って声かけられた。アッシュ様と結婚してから、オレアの当たりがますます柔らかい。だから、オレアにも聞いてみた。
「オレア様の好きなものとか、大切なものって何ですか?」
「陛下だ」
「…」
気持ちはわかるけど、その相手の妻に告白する内容じゃないし、正直、何の参考にもならん。
うん。私の聞き方、もしくは、オレアの答え方が悪かった。
つまり、アッシュ様が、オレアの敬愛する上司ってことでしょ?でもな、アッシュ様、自分が組織のトップだし、そもそも、なんか、誰かを敬愛とか、しなさそう。いや、イイ意味でね。イイ意味で。
オレアにはお礼を言って、彼の愛の告白は、私の胸にそっとしまっておくことにする。
ついでに、執務室に押し掛けてオスマン様にも同じこと聞いてみたら、
「私の大事は、魔族のとこしえの繁栄と安寧ですな」
って答えが。壮大すぎる。
でもね、だからこそ、オスマン様は私の味方になってくれるんだって。
アッシュ様バーンからのニュウ魔王様ボーンまでの間は、魔族領の魔素は薄まるし、調子こいた人族が、狩りとかに入ってくるから、力の弱い魔族は下手したら絶滅だからね。
オスマン様は、アッシュ様、だけじゃなく魔王様という存在に、出来るだけ長く生きてて欲しいんだって。なんか、ホロリと来た。
お城の皆さんに聞きまくったけど、正直、あまりに多種多様で、逆によくわからなくなった。家族、妻とか夫とか、子どもとかの意見がやっぱり多かったけど。
あとは、花とか石とか虫とかも地味に多かった。とりあえず、今後は下向いて歩くことにする。
下向いて廊下歩いてたら、オレアに、どうした?って声かけられた。アッシュ様と結婚してから、オレアの当たりがますます柔らかい。だから、オレアにも聞いてみた。
「オレア様の好きなものとか、大切なものって何ですか?」
「陛下だ」
「…」
気持ちはわかるけど、その相手の妻に告白する内容じゃないし、正直、何の参考にもならん。
うん。私の聞き方、もしくは、オレアの答え方が悪かった。
つまり、アッシュ様が、オレアの敬愛する上司ってことでしょ?でもな、アッシュ様、自分が組織のトップだし、そもそも、なんか、誰かを敬愛とか、しなさそう。いや、イイ意味でね。イイ意味で。
オレアにはお礼を言って、彼の愛の告白は、私の胸にそっとしまっておくことにする。
ついでに、執務室に押し掛けてオスマン様にも同じこと聞いてみたら、
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って答えが。壮大すぎる。
でもね、だからこそ、オスマン様は私の味方になってくれるんだって。
アッシュ様バーンからのニュウ魔王様ボーンまでの間は、魔族領の魔素は薄まるし、調子こいた人族が、狩りとかに入ってくるから、力の弱い魔族は下手したら絶滅だからね。
オスマン様は、アッシュ様、だけじゃなく魔王様という存在に、出来るだけ長く生きてて欲しいんだって。なんか、ホロリと来た。
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