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12.俺のこと好きになってよ
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【悠真視点】
「ねぇ悠真、俺のこと好き?」
突然の質問に賽を振る手が止まる。
隣を見れば俺の肩にもたれ、読書を楽しむアヤの姿。半ばまで開かれたそれは、先日伊織が持って来た恋愛小説である。
「変なモンに影響されんなよ」
「良いじゃない、可愛いお話だよ? で、どうなの?」
俺の事好き? と繰り返された問いに頷けば、気持ちが軽いと切り捨てられた。
「ふふ、やり直し。もっと俺を好きになってよ」
「んな事言われてもなぁ……」
これ以上どう好きになれと言うのだ。
Twitterお題「好きになってよ」より
馬鹿ップルな二人。
「ねぇ悠真、俺のこと好き?」
突然の質問に賽を振る手が止まる。
隣を見れば俺の肩にもたれ、読書を楽しむアヤの姿。半ばまで開かれたそれは、先日伊織が持って来た恋愛小説である。
「変なモンに影響されんなよ」
「良いじゃない、可愛いお話だよ? で、どうなの?」
俺の事好き? と繰り返された問いに頷けば、気持ちが軽いと切り捨てられた。
「ふふ、やり直し。もっと俺を好きになってよ」
「んな事言われてもなぁ……」
これ以上どう好きになれと言うのだ。
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馬鹿ップルな二人。
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