7 / 214
依頼を達成しに村へ(1)
しおりを挟む
受付に妄言をブチかまし、ギルドカードの説明を一切受ける事無くさっさとカードを半ば強引に奪い取ってしまったクロイツ。
受付としてはクロイツに対して冒険者としての活動の仕方、カードの説明ができないまま勝手に離れてしまったクロイツを心配そうにチラチラ見ている。
決してクロイツに気がある訳ではない。
その受付の様子を敏感に感じ取っているクロイツは、自分の怪しい挙動によって不審者扱いされている可能性が高いと判断して、適当な依頼書を異なる受付に提出する。
さっさとこの場を離れたかったのだが、担当の受付はランクがどうとか前世の知識にあるような内容を説明し始めたので、恐らく登録したばかりの自分では命の危険がある依頼である事を説明していると判断した。
クロイツにとってみればそんな事でこの場に留まる事の方が恥ずかしさで死ねるので、余程命の危険があると感じており、何としても一刻も早くこの場を切り上げる事にした。
「重ねて言うが、問題ない。たとえ命を失ったとしても、俺の尊厳が守られればそれで良いんだ!」
決死の覚悟で伝えるクロイツに、何を勘違いしたのか受付は感動したような表情になり、受注の処理を始める。
そしてギルドカードをクロイツに返却する際、クロイツの両手を優しく握りこう告げる。
「クロイツ様。何が貴方をそこまで駆り立てるのかはわかりませんが、あなたの崇高な意思に感動いたしました。ご無事の帰還をお祈り申し上げます」
少々潤んだ目でこのような事を言われ、更には優しく手を包むように握って来る受付。
一瞬でゆでだこのように真っ赤になったクロイツは、碌に返事も出来ないままカードと依頼書を持ってギルドを後にする。
「くっ、これがギルドか。王城よりも余程命の危険があるな。初日にしてここまで激しく揺さぶられるとは、とんでもねー魔境だ!」
言っている事だけを聞けば危ない場所に聞こえなくもないが、頬はだらしなく緩み、今にも涎が出そうなほどにやけている。
何と言っても初めて奇麗な女性から優しくして貰ったばかりか、手まで優しく握ってくれたのだから、はっきり言ってチョロ男のクロイツには刺激が強すぎた。
「しかしあの受付、なんで俺だけにあれ程気持ちを込めてくれたんだ?」
一人門を出ると心はようやく落ち着いてきたのか、再び妄想タイムが始まる。
クロイツの手にあるのは、本当に適当に剥がしてきた依頼書。
その内容は、東門から続いている街道の先にある村の近くに出現したグレートオーガと呼ばれている魔獣二体の討伐だ。
「無事の帰還を祈る程の相手じゃねーだろ?……はっ!ま、まさか!今度こそ来たか?来てしまったのか?いや、落ち着け、俺。ここはキッチリと段階を踏まないとな。先ずは……依頼を終えたらあのお姉さんの所に行って、しょ、食事にでも……うわぁああああああ~」
只の妄想、しかも食事に誘う事を考えただけでこの有様。
余程前世から女性に恵まれていなかったのだろうか……哀れクロイツ。
そんな状態である為に、依頼書の右上にかかれているBランクと言う記載には気が付かないし、自分のギルドカードに記載されているFランクの文字も気が付かないし気にもならない。
「良し、決めた!!颯爽と依頼を達成して、食事に誘うぜ!これぞ彼女作り大作戦の定番の第一歩だ!」
相変わらず独り言を垂れ流しつつも走り出すクロイツ。
無駄に気合が入ってしまい、あり得ない速度で目的地の村近辺に到着する。
ここで転移を使わなかったのは魔力の温存と、魔法を行使する際の周囲への警戒が面倒だったからだ。
転移魔法を公にしてしまえば周囲の警戒は不要だが、秘匿すると決めた以上はここだけは気にして行動しているクロイツ。
彼女作りに関する事以外は、意外と真面な感性の持ち主だ、
やがてクロイツは、ターゲットであるグレートオーガが周辺に現れたと言う村に到着する。
立派な防壁がある訳もなく、手作り感満載の木によって作られた壁が村周辺を囲っており、かろうじて門番なのか、一人の村人が鍬を持って警戒している。
「俺は冒険者のクロイツだ。今回、グレートオーガの始末をするためにここに来た!」
依頼書を掲げて門番の様な男に近づくクロイツ。
「おぉ、ありがとうございます。あの報酬で受けて頂けるとは思ってもいませんでした。感謝いたします!」
何故か異常に喜び、クロイツを村の中に案内する男。
クロイツは、見張りは良いのか?と言いたくなったが、取り敢えず軽く気配察知のスキルを使って村の周囲を警戒すると、襲ってくるような魔獣や盗賊の類の気配はないので放っておく事にした。
「村長!冒険者が来てくれたぞ!」
一応この村の中では一番大きな家の前に着くと、男は大声で叫ぶ。
……ドタドタドタ……
明らかに慌てて来ましたと言わんばかりの音がするが、創りが荒いのか、良く足音が聞こえるのだろう。
受付としてはクロイツに対して冒険者としての活動の仕方、カードの説明ができないまま勝手に離れてしまったクロイツを心配そうにチラチラ見ている。
決してクロイツに気がある訳ではない。
その受付の様子を敏感に感じ取っているクロイツは、自分の怪しい挙動によって不審者扱いされている可能性が高いと判断して、適当な依頼書を異なる受付に提出する。
さっさとこの場を離れたかったのだが、担当の受付はランクがどうとか前世の知識にあるような内容を説明し始めたので、恐らく登録したばかりの自分では命の危険がある依頼である事を説明していると判断した。
クロイツにとってみればそんな事でこの場に留まる事の方が恥ずかしさで死ねるので、余程命の危険があると感じており、何としても一刻も早くこの場を切り上げる事にした。
「重ねて言うが、問題ない。たとえ命を失ったとしても、俺の尊厳が守られればそれで良いんだ!」
決死の覚悟で伝えるクロイツに、何を勘違いしたのか受付は感動したような表情になり、受注の処理を始める。
そしてギルドカードをクロイツに返却する際、クロイツの両手を優しく握りこう告げる。
「クロイツ様。何が貴方をそこまで駆り立てるのかはわかりませんが、あなたの崇高な意思に感動いたしました。ご無事の帰還をお祈り申し上げます」
少々潤んだ目でこのような事を言われ、更には優しく手を包むように握って来る受付。
一瞬でゆでだこのように真っ赤になったクロイツは、碌に返事も出来ないままカードと依頼書を持ってギルドを後にする。
「くっ、これがギルドか。王城よりも余程命の危険があるな。初日にしてここまで激しく揺さぶられるとは、とんでもねー魔境だ!」
言っている事だけを聞けば危ない場所に聞こえなくもないが、頬はだらしなく緩み、今にも涎が出そうなほどにやけている。
何と言っても初めて奇麗な女性から優しくして貰ったばかりか、手まで優しく握ってくれたのだから、はっきり言ってチョロ男のクロイツには刺激が強すぎた。
「しかしあの受付、なんで俺だけにあれ程気持ちを込めてくれたんだ?」
一人門を出ると心はようやく落ち着いてきたのか、再び妄想タイムが始まる。
クロイツの手にあるのは、本当に適当に剥がしてきた依頼書。
その内容は、東門から続いている街道の先にある村の近くに出現したグレートオーガと呼ばれている魔獣二体の討伐だ。
「無事の帰還を祈る程の相手じゃねーだろ?……はっ!ま、まさか!今度こそ来たか?来てしまったのか?いや、落ち着け、俺。ここはキッチリと段階を踏まないとな。先ずは……依頼を終えたらあのお姉さんの所に行って、しょ、食事にでも……うわぁああああああ~」
只の妄想、しかも食事に誘う事を考えただけでこの有様。
余程前世から女性に恵まれていなかったのだろうか……哀れクロイツ。
そんな状態である為に、依頼書の右上にかかれているBランクと言う記載には気が付かないし、自分のギルドカードに記載されているFランクの文字も気が付かないし気にもならない。
「良し、決めた!!颯爽と依頼を達成して、食事に誘うぜ!これぞ彼女作り大作戦の定番の第一歩だ!」
相変わらず独り言を垂れ流しつつも走り出すクロイツ。
無駄に気合が入ってしまい、あり得ない速度で目的地の村近辺に到着する。
ここで転移を使わなかったのは魔力の温存と、魔法を行使する際の周囲への警戒が面倒だったからだ。
転移魔法を公にしてしまえば周囲の警戒は不要だが、秘匿すると決めた以上はここだけは気にして行動しているクロイツ。
彼女作りに関する事以外は、意外と真面な感性の持ち主だ、
やがてクロイツは、ターゲットであるグレートオーガが周辺に現れたと言う村に到着する。
立派な防壁がある訳もなく、手作り感満載の木によって作られた壁が村周辺を囲っており、かろうじて門番なのか、一人の村人が鍬を持って警戒している。
「俺は冒険者のクロイツだ。今回、グレートオーガの始末をするためにここに来た!」
依頼書を掲げて門番の様な男に近づくクロイツ。
「おぉ、ありがとうございます。あの報酬で受けて頂けるとは思ってもいませんでした。感謝いたします!」
何故か異常に喜び、クロイツを村の中に案内する男。
クロイツは、見張りは良いのか?と言いたくなったが、取り敢えず軽く気配察知のスキルを使って村の周囲を警戒すると、襲ってくるような魔獣や盗賊の類の気配はないので放っておく事にした。
「村長!冒険者が来てくれたぞ!」
一応この村の中では一番大きな家の前に着くと、男は大声で叫ぶ。
……ドタドタドタ……
明らかに慌てて来ましたと言わんばかりの音がするが、創りが荒いのか、良く足音が聞こえるのだろう。
0
お気に入りに追加
237
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
魔銃士(ガンナー)とフェンリル ~最強殺し屋が異世界転移して冒険者ライフを満喫します~
三田村優希(または南雲天音)
ファンタジー
依頼完遂率100%の牧野颯太は凄腕の暗殺者。世界を股にかけて依頼をこなしていたがある日、暗殺しようとした瞬間に落雷に見舞われた。意識を手放す颯太。しかし次に目覚めたとき、彼は異様な光景を目にする。
眼前には巨大な狼と蛇が戦っており、子狼が悲痛な遠吠えをあげている。
暗殺者だが犬好きな颯太は、コルト・ガバメントを引き抜き蛇の眉間に向けて撃つ。しかし蛇は弾丸などかすり傷にもならない。
吹き飛ばされた颯太が宝箱を目にし、武器はないかと開ける。そこには大ぶりな回転式拳銃(リボルバー)があるが弾がない。
「氷魔法を撃って! 水色に合わせて、早く!」
巨大な狼の思念が頭に流れ、颯太は色づけされたチャンバーを合わせ撃つ。蛇を一撃で倒したが巨大な狼はそのまま絶命し、子狼となりゆきで主従契約してしまった。
異世界転移した暗殺者は魔銃士(ガンナー)として冒険者ギルドに登録し、相棒の子フェンリルと共に様々なダンジョン踏破を目指す。
【他サイト掲載】カクヨム・エブリスタ
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
[R18] 18禁ゲームの世界に御招待! 王子とヤらなきゃゲームが進まない。そんなのお断りします。
ピエール
恋愛
R18 がっつりエロです。ご注意下さい
えーー!!
転生したら、いきなり推しと リアルセッ○スの真っ最中!!!
ここって、もしかしたら???
18禁PCゲーム ラブキャッスル[愛と欲望の宮廷]の世界
私って悪役令嬢のカトリーヌに転生しちゃってるの???
カトリーヌって•••、あの、淫乱の•••
マズイ、非常にマズイ、貞操の危機だ!!!
私、確か、彼氏とドライブ中に事故に遭い••••
異世界転生って事は、絶対彼氏も転生しているはず!
だって[ラノベ]ではそれがお約束!
彼を探して、一緒に こんな世界から逃げ出してやる!
カトリーヌの身体に、男達のイヤラシイ魔の手が伸びる。
果たして、主人公は、数々のエロイベントを乗り切る事が出来るのか?
ゲームはエンディングを迎える事が出来るのか?
そして、彼氏の行方は•••
攻略対象別 オムニバスエロです。
完結しておりますので最後までお楽しみいただけます。
(攻略対象に変態もいます。ご注意下さい)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる