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199話
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ルナちゃん達の部族を離れて、ユートピア号に乗って大荒野を南に進める。
帰るなら東方面を目指さないといけないんだけど、ルリナさんから耳寄り情報を教えてもらえたので、南を目指した。
大荒野にはいくつかの部落があり、中には僕達を快く思わない部族もいて、ユートピア号を見ると警戒態勢を取っているのが遠くからもわかる。
あまり刺激しないように部落には近づかないようにして大荒野を進んだ。
地平線に見えていた岩の山々が目の前に現れた。
「ここ……緑はないね……」
少し寂しそうに話すエレナちゃん。
僕達が住んでる街の周りは緑いっぱいだし、彼女が育った村も緑でいっぱいだったから。
「ワタル様~どこに向かいましょう~?」
操縦者の方が僕に声をかけてきた。
見える範囲で何か街のようなものは見えない。
――――それもそのはずで、実はドワーフ族は山の中に洞窟を作って中で生活しているという。
「ひとまず山を低速で移動してください! みんな人を見つけたら知らせてください!」
それからしばらく飛び回ったけど、ドワーフ族の姿は見つからない。
その時だった。
「ご主人様! 向こうで誰か戦ってる!」
「フウちゃん? わかった! すぐに向かってください!」
「かしこまりました!」
ユートピア号の向きを一気に変えて、速度を上げる。
数十秒程進んだところに、誰かがモンスターと戦っているのが見えた。
「う~ん。ワタル~三人で戦ってるみたい! ちょっと危ないかも!」
「ありがとう! エレナちゃん! すぐに彼らを助けに行こう!」
「うん!」
ユートピア号を緊急着陸させて、俺とエレナちゃんで駆け付ける。
そこにいたのは、分厚そうな鎧と兜、巨大な斧を振り回す三人の小さな人達と、三メートルくらいは大きな体を持つニワトリに似てるモンスターが何匹もいた。
「ビゲル! さっさとそいつを倒せ!」
「ちくしょ! 簡単に言ってるわりには、おめぇも終わってねぇじゃねぇか!」
「二人ともうるさいわい! さっさと自分の獲物を倒せ! まだまだ残ってるぞ!」
危険な状況にも関わらず、三人は何か揉めながら、お互いに協力することなくモンスターに立ち向かっていた。
おじさん達が一人一人強いのは確かだけど、これだけモンスターが多いのに協力し合わないの、とても危険だ。
「エレナちゃん! 皆さんへの援護を! タマちゃんはエレナちゃんの護衛、僕とフウちゃんは後ろのモンスターの足止めするよ!」
「りょうかい!」
「あい~!」
一気に走り抜けていく。
「ぬわっ!? だ、誰じゃ!」
驚いているおじさん達。
「援護します!」
「なぬっ!? い、要らぬぞ! 人っ子に情けをもらうつもりはねぇんだ!」
「何を言っているんですか! このままでは危ないです! 僕は勝手にするだけですから気にしないでくださいっ!」
慌ててるおじさんをよそに、僕は巨大ニワトリを蹴り飛ばした。
ずっしりとした重みがあって、なのに動きも非常に速くて厄介なモンスターだ。
後ろではエレナちゃんの援護射撃でおじさん達があたふたする声が聞こえるが、どうやらエレナちゃんが猫耳族だとわかると素直に感謝を伝える声が微かに聞こえた。
巨大ニワトリ達は非常に連携力があって、吹き飛んだ仲間を守るように僕の前を塞いだり、左右に分かれてこちらの視線をブレさせてくる。
おじさん達が強いのに苦戦しているのは、巨大ニワトリの連携力のせいだったんだ。
「フウちゃん!」
「あい~!」
フウちゃんの体に白い光が纏って、そのまま弾丸のように飛んでいく。
バーンと音を立てて僕の死角を狙った巨大ニワトリを吹き飛ばした。
段々と形勢が逆転してこちらが勝ちそうになると、巨大ニワトリ達が一歩ずつ引き始めた。
そして、巨大ニワトリ達が一斉に逃げ始める。
このまま追う選択肢もあるけど、今はひとまずおじさん達を守ったことを喜ぼう。
「あいたたた……」
「けっ! 情けないのぉ、グガン!」
「何をお! おめぇがさっさと倒さないから、気が散ってやられたんじゃ! バカビゲル!」
「誰がバカじゃ!」
二人がお互いに頭突きをして、兜がカーンと気持ちいい金属の音を響かせた。
「喧嘩はやめてください! 傷なら――――」
「「人の子が近付くんじゃねぇ!」」
何かしたわけじゃないが、二人のおじさんからは敵意を向き出した視線だ。
そんな僕とおじさんの間に、エレナちゃんが入って仁王立ちする。
「ワタルはみんなが危ないと思ってケガしないように助けてくれたの! ワタルは悪い人じゃないよ!」
「猫娘っ子……」
「それにお母さんが、助けてくれた人にはちゃんとお礼を言わないといけないって言ってた!」
「ぐぬっ」
「エ、エレナちゃん、それは大丈夫。僕は皆さんが無事ならそれでいいよ」
「ワタルが良くでも、私が嫌なの!」
「あはは……」
エレナちゃんってこういう時って頑固だよね……。
その時、喧嘩していた二人を見守っていたもう一人のおじさんが前に出た。
「儂はソエン。こちらはビゲルとグガン。この山に住んでいるドワーフ族じゃ」
「僕はワタルです。えっと、人族です」
「……どうして人族のお前さんが猫耳族の子と一緒にいるんじゃ?」
「えっと、話せば長いんですけど、僕は人族ですが今は魔族の皆さんと一緒に過ごしています」
「魔族……? 魔王領エランシアか?」
「はい」
「うちのワタルは、魔族の英雄なんだから!」
「エレナちゃん……」
ソエンさんの目が一瞬大きくなった。
じっと俺の目を覗き込んだ彼は――――兜を脱いで、僕に頭を下げた。
「「ソエン!」」
「連れが失礼した。こいつらを代表してお礼を言う。助けてくれてありがとうじゃ」
「い、いえ!」
少し不満そうだが、後ろの二人も兜を脱いで、僕に向かって頭を下げてくれた。
もし僕一人ならいろいろ誤解されてしまったかもしれないけど、エレナちゃんが一緒にいてくれて本当に良かったと思う。
それから僕がここに来た理由をソエンさんに話した。
――【あとがき】――
更新が全然できずに申し訳ございません!楽しみにしてくださった皆様には大変申し訳が無く……
亀のような速度での更新になりますが、これからも楽しみにして頂けると幸いです。
誤字なども多々あるかと思いますが、雰囲気で楽しんでいただければなと思います。
よろしくお願いします。
帰るなら東方面を目指さないといけないんだけど、ルリナさんから耳寄り情報を教えてもらえたので、南を目指した。
大荒野にはいくつかの部落があり、中には僕達を快く思わない部族もいて、ユートピア号を見ると警戒態勢を取っているのが遠くからもわかる。
あまり刺激しないように部落には近づかないようにして大荒野を進んだ。
地平線に見えていた岩の山々が目の前に現れた。
「ここ……緑はないね……」
少し寂しそうに話すエレナちゃん。
僕達が住んでる街の周りは緑いっぱいだし、彼女が育った村も緑でいっぱいだったから。
「ワタル様~どこに向かいましょう~?」
操縦者の方が僕に声をかけてきた。
見える範囲で何か街のようなものは見えない。
――――それもそのはずで、実はドワーフ族は山の中に洞窟を作って中で生活しているという。
「ひとまず山を低速で移動してください! みんな人を見つけたら知らせてください!」
それからしばらく飛び回ったけど、ドワーフ族の姿は見つからない。
その時だった。
「ご主人様! 向こうで誰か戦ってる!」
「フウちゃん? わかった! すぐに向かってください!」
「かしこまりました!」
ユートピア号の向きを一気に変えて、速度を上げる。
数十秒程進んだところに、誰かがモンスターと戦っているのが見えた。
「う~ん。ワタル~三人で戦ってるみたい! ちょっと危ないかも!」
「ありがとう! エレナちゃん! すぐに彼らを助けに行こう!」
「うん!」
ユートピア号を緊急着陸させて、俺とエレナちゃんで駆け付ける。
そこにいたのは、分厚そうな鎧と兜、巨大な斧を振り回す三人の小さな人達と、三メートルくらいは大きな体を持つニワトリに似てるモンスターが何匹もいた。
「ビゲル! さっさとそいつを倒せ!」
「ちくしょ! 簡単に言ってるわりには、おめぇも終わってねぇじゃねぇか!」
「二人ともうるさいわい! さっさと自分の獲物を倒せ! まだまだ残ってるぞ!」
危険な状況にも関わらず、三人は何か揉めながら、お互いに協力することなくモンスターに立ち向かっていた。
おじさん達が一人一人強いのは確かだけど、これだけモンスターが多いのに協力し合わないの、とても危険だ。
「エレナちゃん! 皆さんへの援護を! タマちゃんはエレナちゃんの護衛、僕とフウちゃんは後ろのモンスターの足止めするよ!」
「りょうかい!」
「あい~!」
一気に走り抜けていく。
「ぬわっ!? だ、誰じゃ!」
驚いているおじさん達。
「援護します!」
「なぬっ!? い、要らぬぞ! 人っ子に情けをもらうつもりはねぇんだ!」
「何を言っているんですか! このままでは危ないです! 僕は勝手にするだけですから気にしないでくださいっ!」
慌ててるおじさんをよそに、僕は巨大ニワトリを蹴り飛ばした。
ずっしりとした重みがあって、なのに動きも非常に速くて厄介なモンスターだ。
後ろではエレナちゃんの援護射撃でおじさん達があたふたする声が聞こえるが、どうやらエレナちゃんが猫耳族だとわかると素直に感謝を伝える声が微かに聞こえた。
巨大ニワトリ達は非常に連携力があって、吹き飛んだ仲間を守るように僕の前を塞いだり、左右に分かれてこちらの視線をブレさせてくる。
おじさん達が強いのに苦戦しているのは、巨大ニワトリの連携力のせいだったんだ。
「フウちゃん!」
「あい~!」
フウちゃんの体に白い光が纏って、そのまま弾丸のように飛んでいく。
バーンと音を立てて僕の死角を狙った巨大ニワトリを吹き飛ばした。
段々と形勢が逆転してこちらが勝ちそうになると、巨大ニワトリ達が一歩ずつ引き始めた。
そして、巨大ニワトリ達が一斉に逃げ始める。
このまま追う選択肢もあるけど、今はひとまずおじさん達を守ったことを喜ぼう。
「あいたたた……」
「けっ! 情けないのぉ、グガン!」
「何をお! おめぇがさっさと倒さないから、気が散ってやられたんじゃ! バカビゲル!」
「誰がバカじゃ!」
二人がお互いに頭突きをして、兜がカーンと気持ちいい金属の音を響かせた。
「喧嘩はやめてください! 傷なら――――」
「「人の子が近付くんじゃねぇ!」」
何かしたわけじゃないが、二人のおじさんからは敵意を向き出した視線だ。
そんな僕とおじさんの間に、エレナちゃんが入って仁王立ちする。
「ワタルはみんなが危ないと思ってケガしないように助けてくれたの! ワタルは悪い人じゃないよ!」
「猫娘っ子……」
「それにお母さんが、助けてくれた人にはちゃんとお礼を言わないといけないって言ってた!」
「ぐぬっ」
「エ、エレナちゃん、それは大丈夫。僕は皆さんが無事ならそれでいいよ」
「ワタルが良くでも、私が嫌なの!」
「あはは……」
エレナちゃんってこういう時って頑固だよね……。
その時、喧嘩していた二人を見守っていたもう一人のおじさんが前に出た。
「儂はソエン。こちらはビゲルとグガン。この山に住んでいるドワーフ族じゃ」
「僕はワタルです。えっと、人族です」
「……どうして人族のお前さんが猫耳族の子と一緒にいるんじゃ?」
「えっと、話せば長いんですけど、僕は人族ですが今は魔族の皆さんと一緒に過ごしています」
「魔族……? 魔王領エランシアか?」
「はい」
「うちのワタルは、魔族の英雄なんだから!」
「エレナちゃん……」
ソエンさんの目が一瞬大きくなった。
じっと俺の目を覗き込んだ彼は――――兜を脱いで、僕に頭を下げた。
「「ソエン!」」
「連れが失礼した。こいつらを代表してお礼を言う。助けてくれてありがとうじゃ」
「い、いえ!」
少し不満そうだが、後ろの二人も兜を脱いで、僕に向かって頭を下げてくれた。
もし僕一人ならいろいろ誤解されてしまったかもしれないけど、エレナちゃんが一緒にいてくれて本当に良かったと思う。
それから僕がここに来た理由をソエンさんに話した。
――【あとがき】――
更新が全然できずに申し訳ございません!楽しみにしてくださった皆様には大変申し訳が無く……
亀のような速度での更新になりますが、これからも楽しみにして頂けると幸いです。
誤字なども多々あるかと思いますが、雰囲気で楽しんでいただければなと思います。
よろしくお願いします。
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