18 / 76
レモニーパート開始!
しおりを挟む
私は必死に昔を思い出そうとした。
子供の頃の記憶はある。
でも、そこは日本かといわれたら、自信がない。
むしろ、むしろあの風景は・・・。
「ま、いいわよ。
無理に思い出さなくても。
これからも、あなたはここで生きていくんだし。
このゲームの世界のキャラクターとして。」
そう言ってライカは笑った。
「行くよね?
ほら、そこを出たらレモニーパートよ?」
ライカに言われて振り向くと、控室の扉の上に、レモニーパートの文字が浮かび上がっていた。
そして、ゲームの中では聞いたことのない、BGMが流れる。
でも、なんだろ。
とても懐かしい。
「あ、じゃ、ここから・・・。」
「そう、あなたが主役。
ちょうどね、今ゲームの画面が、あなたの後方少し上から見る画面になったわ。
あなたを中心に周囲が見れる感じね。
ま、プレイヤーは私だから、見るのは当たり前ね。」
「画面酔いしないでくださいね。」
「大丈夫。
休み休み見てるから。
私の実体は家の中にいるからね、横にだってなれるのよ?」
ライカは優しく肩に手を置いてきた。
「さあ、レモニー。
交代よ。
何かあったら相談には乗るから。
いってらっしゃい。」
私は笑顔で頷くと、扉を開けた。
ここから私がヒロイン。
久しぶりのヒロイン。
私は廊下を駆け出して行った。
表に出ると、馬車に乗る。
「フェシャティナフィアの監獄へ!」
シャーリーンが、動き出した馬車の中で着替えを渡してくれる。
「旦那様には、うまく誤魔化しておきました。
今日こそ会えるといいですね。」
私はドレスを着替えながら、頷く。
そう。
会いたい。
まだ、聞きたいことがある。
お祭りムードに沸く街の中を、私たちは馬車で駆け抜けた。
『フェシャティナフィアの監獄』は、離れ小島の中にある監獄。
船でしか行けないところにある。
重罪を犯したり、逃亡の恐れがある囚人はここに収監される。
ライオネルは、逃亡なんかしない。
問題があるのはむしろ・・・。
「あー!
また、来たでおじゃるか!
この悪女めが!
お前のせいでまろはこのような、かび臭い牢獄の囚人となったでおじゃる!」
元左大臣。
この人は何故か個室の豪華な牢屋に入れられている。
看守を買収したとか・・・。
本当に汚い奴。
面会室に行くには、こいつのいる牢屋の前を通らないといけない。
行くたびに罵られて、もう慣れてしまった。
もちろん、無視。
「こりゃー!
聞こえておるのでおじゃろ!?
こっちを向くでおじゃる!!
お前にぶたれたこの高貴な顔は、一流の医者に診せて治したでおじゃるよ!
・・・・あれ?」
怒鳴り声が止んで、静かになる。
続いて、何やら粘っこい視線が刺さってくる。
・・・嫌な予感。
早く行こう。
「待つでおじゃるよ。
ライオネルのことでおじゃる。」
その言葉に足が止まる。
振り向くと、元左大臣が体をくねらせだした。
う・・・、ライカの気持ちが今更ながらわかる。
「奴は、会わないでおじゃるよ。
所長にでも聞かないと。
この監獄の、一番重い罪を犯した重罪人の牢屋の中にいるでおじゃるからな。」
「え!?」
「囚人同士の喧嘩に、巻き込まれたでおじゃる。
ここで争い事を起こせば、さらに刑期が伸びて罪も重くなるでおじゃるよー。」
「け、喧嘩に?
何故ですか?
彼は争いなんて・・・。」
「レモニー様!」
シャーリーンが、走り寄ってくる。
「元左大臣が逃亡するために、囚人にお金を渡してわざと喧嘩をさせたそうです。
そのどさくさに紛れて逃げようとした元左大臣を、ライオネルが捕まえようとして、喧嘩に巻き込まれたそうです。」
「何ですって!?」
私は元左大臣を睨みつけた。
「ほほほ、レモニー。
よく見たらレモニーも可愛いでおじゃる。
睨む顔もそそるでおじゃる。
ライカ姫はもはや人妻。
レモニーが、まろの10番目の妻になってたもれ。」
「お断りします。」
無視!無視!
私はスタスタと歩いて、ここの所長に会いに行った。
フェシャティナフィアの監獄の所長『キリ』は、剃刀のように鋭い目を持つ男性。
ライオネルのために直談判にきた私を、ジロリと睨みつける。
「ライオネルは、争い事に巻き込まれたとはいえ、罪は罪。
ここでの争い事は、一番罪が重いのです。
例外はありません。」
「でも、彼は元左大臣の逃亡を阻止しました!
大体、何故あの人はあんな豪華な牢屋にいるのですか!?
ライオネルよりもあっちを重罪人の牢屋に入れてください!!」
「・・・元左大臣は、罰金等全て支払ってもあまりある金を持っているのです。
あの牢屋も彼のお金で増築したのです。
王も呆れておりますが、彼は逃さずここに収監できれば、それでよしという判断をされたようです。」
「そんな・・・。」
「ま、ライオネルも争いの主犯ではありません。
もう、10日ほど収監しましたから、今日から元の一般房に戻ります。
面会はできます。」
私はそれを聞いて、顔を上げた。
キリは横を向いて、軽く咳払いする。
「ただし、本人に会う気があればですが。」
その言葉に、胸に石が沈んだような気持ちになった。
面会室へ行き、私はひたすら待った。シャーリーンも、心配そうにこちらを見ている。
今日もダメ?
そう思った時だった。
もの凄い音と共に、ライオネルが走り込んできた。
「何故来たんですか!?
来てはいけません!!」
ガラス越しの向こうから必死な顔で、叫ぶ。
顔中殴られたような痕があり、眼帯もボロボロになっていた。
「そ、そんなこと言わないで。
あなたに会いたかっ・・・。」
「危険だから来るなと手紙を出しました!
すぐにお帰りください!!
読んでいないのですか!?」
あまりの必死の言い方に、目を白黒させてしまう。
手紙を?
いつ?
「手紙なんて、知りません。
いつそんな・・・。」
「レモニー様!!
お逃げください!!」
シャーリーンが叫び声をあげた。
ライオネルが私の後ろに気づいて、顔色が真っ青になった。
な、何?
どうしたの?
「レモニー。
捕まえたでおじゃるー。」
元左大臣の声がして、振り向こうとした時、凄い力で羽交い締めにされた。
「きゃーーーー!!!」
「レモニー様!!」
私の叫び声と、ライオネルの声が同時に響き渡った。
子供の頃の記憶はある。
でも、そこは日本かといわれたら、自信がない。
むしろ、むしろあの風景は・・・。
「ま、いいわよ。
無理に思い出さなくても。
これからも、あなたはここで生きていくんだし。
このゲームの世界のキャラクターとして。」
そう言ってライカは笑った。
「行くよね?
ほら、そこを出たらレモニーパートよ?」
ライカに言われて振り向くと、控室の扉の上に、レモニーパートの文字が浮かび上がっていた。
そして、ゲームの中では聞いたことのない、BGMが流れる。
でも、なんだろ。
とても懐かしい。
「あ、じゃ、ここから・・・。」
「そう、あなたが主役。
ちょうどね、今ゲームの画面が、あなたの後方少し上から見る画面になったわ。
あなたを中心に周囲が見れる感じね。
ま、プレイヤーは私だから、見るのは当たり前ね。」
「画面酔いしないでくださいね。」
「大丈夫。
休み休み見てるから。
私の実体は家の中にいるからね、横にだってなれるのよ?」
ライカは優しく肩に手を置いてきた。
「さあ、レモニー。
交代よ。
何かあったら相談には乗るから。
いってらっしゃい。」
私は笑顔で頷くと、扉を開けた。
ここから私がヒロイン。
久しぶりのヒロイン。
私は廊下を駆け出して行った。
表に出ると、馬車に乗る。
「フェシャティナフィアの監獄へ!」
シャーリーンが、動き出した馬車の中で着替えを渡してくれる。
「旦那様には、うまく誤魔化しておきました。
今日こそ会えるといいですね。」
私はドレスを着替えながら、頷く。
そう。
会いたい。
まだ、聞きたいことがある。
お祭りムードに沸く街の中を、私たちは馬車で駆け抜けた。
『フェシャティナフィアの監獄』は、離れ小島の中にある監獄。
船でしか行けないところにある。
重罪を犯したり、逃亡の恐れがある囚人はここに収監される。
ライオネルは、逃亡なんかしない。
問題があるのはむしろ・・・。
「あー!
また、来たでおじゃるか!
この悪女めが!
お前のせいでまろはこのような、かび臭い牢獄の囚人となったでおじゃる!」
元左大臣。
この人は何故か個室の豪華な牢屋に入れられている。
看守を買収したとか・・・。
本当に汚い奴。
面会室に行くには、こいつのいる牢屋の前を通らないといけない。
行くたびに罵られて、もう慣れてしまった。
もちろん、無視。
「こりゃー!
聞こえておるのでおじゃろ!?
こっちを向くでおじゃる!!
お前にぶたれたこの高貴な顔は、一流の医者に診せて治したでおじゃるよ!
・・・・あれ?」
怒鳴り声が止んで、静かになる。
続いて、何やら粘っこい視線が刺さってくる。
・・・嫌な予感。
早く行こう。
「待つでおじゃるよ。
ライオネルのことでおじゃる。」
その言葉に足が止まる。
振り向くと、元左大臣が体をくねらせだした。
う・・・、ライカの気持ちが今更ながらわかる。
「奴は、会わないでおじゃるよ。
所長にでも聞かないと。
この監獄の、一番重い罪を犯した重罪人の牢屋の中にいるでおじゃるからな。」
「え!?」
「囚人同士の喧嘩に、巻き込まれたでおじゃる。
ここで争い事を起こせば、さらに刑期が伸びて罪も重くなるでおじゃるよー。」
「け、喧嘩に?
何故ですか?
彼は争いなんて・・・。」
「レモニー様!」
シャーリーンが、走り寄ってくる。
「元左大臣が逃亡するために、囚人にお金を渡してわざと喧嘩をさせたそうです。
そのどさくさに紛れて逃げようとした元左大臣を、ライオネルが捕まえようとして、喧嘩に巻き込まれたそうです。」
「何ですって!?」
私は元左大臣を睨みつけた。
「ほほほ、レモニー。
よく見たらレモニーも可愛いでおじゃる。
睨む顔もそそるでおじゃる。
ライカ姫はもはや人妻。
レモニーが、まろの10番目の妻になってたもれ。」
「お断りします。」
無視!無視!
私はスタスタと歩いて、ここの所長に会いに行った。
フェシャティナフィアの監獄の所長『キリ』は、剃刀のように鋭い目を持つ男性。
ライオネルのために直談判にきた私を、ジロリと睨みつける。
「ライオネルは、争い事に巻き込まれたとはいえ、罪は罪。
ここでの争い事は、一番罪が重いのです。
例外はありません。」
「でも、彼は元左大臣の逃亡を阻止しました!
大体、何故あの人はあんな豪華な牢屋にいるのですか!?
ライオネルよりもあっちを重罪人の牢屋に入れてください!!」
「・・・元左大臣は、罰金等全て支払ってもあまりある金を持っているのです。
あの牢屋も彼のお金で増築したのです。
王も呆れておりますが、彼は逃さずここに収監できれば、それでよしという判断をされたようです。」
「そんな・・・。」
「ま、ライオネルも争いの主犯ではありません。
もう、10日ほど収監しましたから、今日から元の一般房に戻ります。
面会はできます。」
私はそれを聞いて、顔を上げた。
キリは横を向いて、軽く咳払いする。
「ただし、本人に会う気があればですが。」
その言葉に、胸に石が沈んだような気持ちになった。
面会室へ行き、私はひたすら待った。シャーリーンも、心配そうにこちらを見ている。
今日もダメ?
そう思った時だった。
もの凄い音と共に、ライオネルが走り込んできた。
「何故来たんですか!?
来てはいけません!!」
ガラス越しの向こうから必死な顔で、叫ぶ。
顔中殴られたような痕があり、眼帯もボロボロになっていた。
「そ、そんなこと言わないで。
あなたに会いたかっ・・・。」
「危険だから来るなと手紙を出しました!
すぐにお帰りください!!
読んでいないのですか!?」
あまりの必死の言い方に、目を白黒させてしまう。
手紙を?
いつ?
「手紙なんて、知りません。
いつそんな・・・。」
「レモニー様!!
お逃げください!!」
シャーリーンが叫び声をあげた。
ライオネルが私の後ろに気づいて、顔色が真っ青になった。
な、何?
どうしたの?
「レモニー。
捕まえたでおじゃるー。」
元左大臣の声がして、振り向こうとした時、凄い力で羽交い締めにされた。
「きゃーーーー!!!」
「レモニー様!!」
私の叫び声と、ライオネルの声が同時に響き渡った。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
王子好きすぎ拗らせ転生悪役令嬢は、王子の溺愛に気づかない
エヌ
恋愛
私の前世の記憶によると、どうやら私は悪役令嬢ポジションにいるらしい
最後はもしかしたら全財産を失ってどこかに飛ばされるかもしれない。
でも大好きな王子には、幸せになってほしいと思う。
不機嫌な悪役令嬢〜王子は最強の悪役令嬢を溺愛する?〜
晴行
恋愛
乙女ゲームの貴族令嬢リリアーナに転生したわたしは、大きな屋敷の小さな部屋の中で窓のそばに腰掛けてため息ばかり。
見目麗しく深窓の令嬢なんて噂されるほどには容姿が優れているらしいけど、わたしは知っている。
これは主人公であるアリシアの物語。
わたしはその当て馬にされるだけの、悪役令嬢リリアーナでしかない。
窓の外を眺めて、次の転生は鳥になりたいと真剣に考えているの。
「つまらないわ」
わたしはいつも不機嫌。
どんなに努力しても運命が変えられないのなら、わたしがこの世界に転生した意味がない。
あーあ、もうやめた。
なにか他のことをしよう。お料理とか、お裁縫とか、魔法がある世界だからそれを勉強してもいいわ。
このお屋敷にはなんでも揃っていますし、わたしには才能がありますもの。
仕方がないので、ゲームのストーリーが始まるまで悪役令嬢らしく不機嫌に日々を過ごしましょう。
__それもカイル王子に裏切られて婚約を破棄され、大きな屋敷も貴族の称号もすべてを失い終わりなのだけど。
頑張ったことが全部無駄になるなんて、ほんとうにつまらないわ。
の、はずだったのだけれど。
アリシアが現れても、王子は彼女に興味がない様子。
ストーリーがなかなか始まらない。
これじゃ二人の仲を引き裂く悪役令嬢になれないわ。
カイル王子、間違ってます。わたしはアリシアではないですよ。いつもツンとしている?
それは当たり前です。貴方こそなぜわたしの家にやってくるのですか?
わたしの料理が食べたい? そんなのアリシアに作らせればいいでしょう?
毎日つくれ? ふざけるな。
……カイル王子、そろそろ帰ってくれません?
Kingの寵愛~一夜のお仕事だったのに…捕獲されたの?~ 【完結】
まぁ
恋愛
高校卒業後、アルバイト生活を続ける 大島才花
すでに22歳の彼女はプロダンサーの実力がありながら
プロ契約はせずに、いつも少しのところで手が届かない世界大会優勝を目指している
そして、今年も日本代表には選ばれたものの
今年の世界大会開催地イギリスまでの渡航費がどうしても足りない
そこで一夜の仕事を選んだ才花だったが…
その夜出会った冷たそうな男が
周りから‘King’と呼ばれる男だと知るのは
世界大会断念の失意の中でだった
絶望の中で見るのは光か闇か…
※完全なるフィクションであり、登場する固有名詞の全て、また設定は架空のものです※
※ダークな男も登場しますが、本作は違法行為を奨励するものではありません※
政略結婚の約束すら守ってもらえませんでした。
克全
恋愛
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「すまない、やっぱり君の事は抱けない」初夜のベットの中で、恋焦がれた初恋の人にそう言われてしまいました。私の心は砕け散ってしまいました。初恋の人が妹を愛していると知った時、妹が死んでしまって、政略結婚でいいから結婚して欲しいと言われた時、そして今。三度もの痛手に私の心は耐えられませんでした。
結婚までの120日~結婚式が決まっているのに前途は見えない~【完結】
まぁ
恋愛
イケメン好き&イケオジ好き集まれ~♡
泣いたあとには愛されましょう☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
優しさと思いやりは異なるもの…とても深い、大人の心の奥に響く読み物。
6月の結婚式を予約した私たちはバレンタインデーに喧嘩した
今までなら喧嘩になんてならなかったようなことだよ…
結婚式はキャンセル?予定通り?それとも…彼が私以外の誰かと結婚したり
逆に私が彼以外の誰かと結婚する…そんな可能性もあるのかな…
バレンタインデーから結婚式まで120日…どうなっちゃうの??
お話はフィクションであり作者の妄想です。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
勘当されたい悪役は自由に生きる
雨野
恋愛
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。
予告なく痛々しい、残酷な描写あり。
サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。
小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。
こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。
本編完結。番外編を順次公開していきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる