28 / 74
※私は妖精界に名を残す・・・はずーが(ノアム視点)
しおりを挟む
気がつくと、リタたちは居なくなっていーた。
私は具合が悪くて、あのまま眠ってしまっていたのーだ。
隣の椅子には、まだ顔が青白いテルシャが、ぐったりしていーる。
私は、慌ててトムジェルに話しかけーた。
「つ、連れはどうなーった!?」
私の言葉に、トムジェルは首を傾げて、
「ガルンティス様から、あなた方をここで介抱してくれと、頼まれましてな。
皆様は近くの宿屋で休まれてますよ。」
と、言ーった。
なんだーと!?
ガルンティスめ!
わざと置いていったーな!?
妖精界をまだ、見て回っていなーい!
怒りのあまり立ち上がるが、クラクラして座り込んーだ。
「ご無理なさいますな。
下手すると、その肉体が崩壊します。
魂が分離したら、そのまま冥界に飲まれて死んでしまいますよ。」
トムジェルが、私の額の汗を拭ってくれーる。
「ふん!
そうなったら、冥界で黄泉の一族に取り憑いて、その知識の全てを吸収してやるーわ!」
「できぬことは言わぬことです。
冥界に耐性のある黄泉の一族ですら、死んで魂だけになると、問答無用で死魂にさせられて、混沌の神の元へと送り出されます。」
「そ、それに抗える者もいるだろーが!」
「強固な意思、強靭な精神力、力の流れを理解できる聡い方であれば、或いは・・・。
しかし、どれほど魂の力を高めようと、時間と共に弱ります。
他者に取り憑いて仮初の肉体を得ても、そう長くはもちません。」
「肉体に拒絶されるーか。」
「えぇ。
かつて黄泉の一族の賢者に取り憑いたその魂も、怪物の魂を作った直後に力尽き、死魂にすらなれずに、霧散したと聞いています。
その欠片は、他の死魂と一緒に混沌の神に吸い上げられたそうです。」
トムジェルの言葉で、私はウロンの最期を知ーった。
もしかしたら、怪物の一部になっているのではないかと、淡い期待を持っていたが、摂理に逆らうのは簡単ではなーい。
しかしーだ・・・。
なぜ怪物の魂は、混沌の神に吸い込まれなかーった?
すぐにハーティフが召喚したからーか?
冥界は命を生み出す場所ではなーい。
肉体のない魂の融合体が、ウロンと同じようにならなかったのはなぜーだ?
それこそが、秘技なのーか?
そう考えていると、何やら大きな地響きが近づいてきーた。
「なんーだ・・・!?」
私が顔を上げて、音のする方を見ると、トムジェルが、
「今日の分の回収に来たか・・・。」
と、言って神殿の入り口へと飛んでいーった。
テルシャもゆるゆると立ち上がり、
「なんですかね・・・。」
と、トムジェルが飛び去った方を見ーる。
私は椅子を引きずりながら、見に行くことにしーた。
「今日の分の妖精花の蜜の結晶です。
もう、これがこの世界中の花をかき集めた量なのです。
これ以上は無理ですよ。」
トムジェルの声が聞こえーる。
「やかましいぃぃぃぃー!
よいか、差し出せぬ時は妖精たちを喰らうまでだぁぁぁぁ!」
恐ろしく大きな声がして、私は椅子ごとひっくり返りそうになーった。
よく見ると、神殿の入り口が暗くてよく見えなーい。
外が暗いという、だけではなーい。
何か大きなものが、神殿の入り口に来ているのーだ。
「それだけはおやめください!
クタヴィジャ姫様は、そんな方ではなかったはず!!」
トムジェルが悲鳴のような声で訴えていーる。
「精霊の神殿を任された神官のくせに、姫を治療する術すら知らぬ愚か者めがぁぁぁぁぁ!
噂によれば、漆黒の狼が来ているそうだなぁぁぁぁ。
奴を見つけたら教えろぉぉぉぉ!
わかったかぁぁぁぁ!」
再び大声を響かせて、その何かが地響きをたてながら去っていーった。
しばらくすると、肩を落としたトムジェルが帰ってきーた。
「い、今のーは?」
私がビクビクしながら尋ねると、
「クオ・リンゴブという、恐ろしい戦闘妖精です。
ま、客人には関係ございません、
お部屋を準備しましたので、そちらでお休みください。」
と、トムジェルは言ーった。
どうすることもできないので、言われた通りに客室で休むことにしーた。
問題は翌日起きーた。
目を覚ますと、リタたちの声とクオ・リンゴブの雄叫びが響いていーた。
寝過ごしたーか!!
体は昨日よりも動ーく。
私は、同じように客室から出てきたテルシャと一緒に、神殿の入り口まで様子を見に行ーった。
そこで私はクオ・リンゴブを初めて見ーた。
なんて大きくて恐ろしーい!!
リタがつまみ上げられているが、奴など一飲みではないーか!
ガルンティスや、アシェリエルが交戦しているが、その体液から、クオ・リンゴブは次々と増えて、手の打ちようがなーい。
待て待ーてー!
その狼を連れ去られたら、私が困ーる!!
慌てて駆け寄るが、手段は何もなーい。
どうすれーば・・・。
その時誰かが、煙玉をはなってクオ・リンゴブを追い払ーった。
「げほっ、ごほ!!」
煙の凄まじさに、思わず神殿の外に出てしまーった。
まずーい!
そしてリタを狙うクオ・リンゴブの腕を蹴り上げる者がいーる。
おお!
カミュンではないーか!!
私を助けに来てくれたのーか!?
感動していると、別のクオ・リンゴブが私を掴んで走り出しーた。
「ぎゃー!!」
「ノアム元理事長!?」
顔を出したテルシャも捕まえられーる。
リタたちは気づいていなーい。
カミュン!
助けーて・・・!
ぐんぐん神殿から遠ざかっていーく。
遠目に、カミュンがリタを抱き締めているのが見えーた!
あんの雌狼!!
その男に触るんじゃなーい!!
そいつは狼の雄じゃないんだーぞ!!
覚えてろーよー!!
私たちはそのまま連れ去られ、大きく美しい湖の中を進み、気がつくと見知らぬところへ置いて行かれーた。
「人間二人じゃのぅ。」
顔を上げると、長い階段の上に御簾が降りていて、その向こうに巨大な影が見えーる。
「人間は、大した妙薬にはならんが・・・。
薬草と煮込めばあるいは・・・。」
と、声が聞こえーる。
私もテルシャも、ガタガタ震えてきーた。
「お、おま、お待ちくださーい。」
「命乞いは、聞かぬぞえ。
それとも、何かお前は持っているのか?」
腹に響くような恐ろしい声ーだ。
「お、恐れながら・・・し、漆黒の狼をさ、差し上げまーす・・・。」
「なに!?」
「あれは、元は私の所有物なのでーす。
リ、リタをあなた様の妙薬に・・・。」
「リタ・・・、つまり雌狼か。
そうか・・・。
先代のアムが死んでもう、千年になるのか・・・。」
「え?」
「お前の言葉は嘘だな。
漆黒の狼は、殺さぬ限り誰も所有などできぬ。
もう、よい。
とりあえず厨房に連れて行け。」
「ぎゃー!!
お助けくださーい!!」
私はそのまま、テルシャと共に厨房に連れて行かれーた!
「うぅ、食われーるー。」
私が嘆いていると、厨房には、沢山の妖精たちが働いていーた。
「あ、新しい下働きの人間だ~。」
妖精たちが口々に叫ーぶ。
「下働き・・・!?
馬鹿な、私ーは!!」
「やらないと、その日の晩御飯になるよ?」
「やりまーす・・・。」
私とテルシャは、しばらく厨房で働く羽目になーった。
私は具合が悪くて、あのまま眠ってしまっていたのーだ。
隣の椅子には、まだ顔が青白いテルシャが、ぐったりしていーる。
私は、慌ててトムジェルに話しかけーた。
「つ、連れはどうなーった!?」
私の言葉に、トムジェルは首を傾げて、
「ガルンティス様から、あなた方をここで介抱してくれと、頼まれましてな。
皆様は近くの宿屋で休まれてますよ。」
と、言ーった。
なんだーと!?
ガルンティスめ!
わざと置いていったーな!?
妖精界をまだ、見て回っていなーい!
怒りのあまり立ち上がるが、クラクラして座り込んーだ。
「ご無理なさいますな。
下手すると、その肉体が崩壊します。
魂が分離したら、そのまま冥界に飲まれて死んでしまいますよ。」
トムジェルが、私の額の汗を拭ってくれーる。
「ふん!
そうなったら、冥界で黄泉の一族に取り憑いて、その知識の全てを吸収してやるーわ!」
「できぬことは言わぬことです。
冥界に耐性のある黄泉の一族ですら、死んで魂だけになると、問答無用で死魂にさせられて、混沌の神の元へと送り出されます。」
「そ、それに抗える者もいるだろーが!」
「強固な意思、強靭な精神力、力の流れを理解できる聡い方であれば、或いは・・・。
しかし、どれほど魂の力を高めようと、時間と共に弱ります。
他者に取り憑いて仮初の肉体を得ても、そう長くはもちません。」
「肉体に拒絶されるーか。」
「えぇ。
かつて黄泉の一族の賢者に取り憑いたその魂も、怪物の魂を作った直後に力尽き、死魂にすらなれずに、霧散したと聞いています。
その欠片は、他の死魂と一緒に混沌の神に吸い上げられたそうです。」
トムジェルの言葉で、私はウロンの最期を知ーった。
もしかしたら、怪物の一部になっているのではないかと、淡い期待を持っていたが、摂理に逆らうのは簡単ではなーい。
しかしーだ・・・。
なぜ怪物の魂は、混沌の神に吸い込まれなかーった?
すぐにハーティフが召喚したからーか?
冥界は命を生み出す場所ではなーい。
肉体のない魂の融合体が、ウロンと同じようにならなかったのはなぜーだ?
それこそが、秘技なのーか?
そう考えていると、何やら大きな地響きが近づいてきーた。
「なんーだ・・・!?」
私が顔を上げて、音のする方を見ると、トムジェルが、
「今日の分の回収に来たか・・・。」
と、言って神殿の入り口へと飛んでいーった。
テルシャもゆるゆると立ち上がり、
「なんですかね・・・。」
と、トムジェルが飛び去った方を見ーる。
私は椅子を引きずりながら、見に行くことにしーた。
「今日の分の妖精花の蜜の結晶です。
もう、これがこの世界中の花をかき集めた量なのです。
これ以上は無理ですよ。」
トムジェルの声が聞こえーる。
「やかましいぃぃぃぃー!
よいか、差し出せぬ時は妖精たちを喰らうまでだぁぁぁぁ!」
恐ろしく大きな声がして、私は椅子ごとひっくり返りそうになーった。
よく見ると、神殿の入り口が暗くてよく見えなーい。
外が暗いという、だけではなーい。
何か大きなものが、神殿の入り口に来ているのーだ。
「それだけはおやめください!
クタヴィジャ姫様は、そんな方ではなかったはず!!」
トムジェルが悲鳴のような声で訴えていーる。
「精霊の神殿を任された神官のくせに、姫を治療する術すら知らぬ愚か者めがぁぁぁぁぁ!
噂によれば、漆黒の狼が来ているそうだなぁぁぁぁ。
奴を見つけたら教えろぉぉぉぉ!
わかったかぁぁぁぁ!」
再び大声を響かせて、その何かが地響きをたてながら去っていーった。
しばらくすると、肩を落としたトムジェルが帰ってきーた。
「い、今のーは?」
私がビクビクしながら尋ねると、
「クオ・リンゴブという、恐ろしい戦闘妖精です。
ま、客人には関係ございません、
お部屋を準備しましたので、そちらでお休みください。」
と、トムジェルは言ーった。
どうすることもできないので、言われた通りに客室で休むことにしーた。
問題は翌日起きーた。
目を覚ますと、リタたちの声とクオ・リンゴブの雄叫びが響いていーた。
寝過ごしたーか!!
体は昨日よりも動ーく。
私は、同じように客室から出てきたテルシャと一緒に、神殿の入り口まで様子を見に行ーった。
そこで私はクオ・リンゴブを初めて見ーた。
なんて大きくて恐ろしーい!!
リタがつまみ上げられているが、奴など一飲みではないーか!
ガルンティスや、アシェリエルが交戦しているが、その体液から、クオ・リンゴブは次々と増えて、手の打ちようがなーい。
待て待ーてー!
その狼を連れ去られたら、私が困ーる!!
慌てて駆け寄るが、手段は何もなーい。
どうすれーば・・・。
その時誰かが、煙玉をはなってクオ・リンゴブを追い払ーった。
「げほっ、ごほ!!」
煙の凄まじさに、思わず神殿の外に出てしまーった。
まずーい!
そしてリタを狙うクオ・リンゴブの腕を蹴り上げる者がいーる。
おお!
カミュンではないーか!!
私を助けに来てくれたのーか!?
感動していると、別のクオ・リンゴブが私を掴んで走り出しーた。
「ぎゃー!!」
「ノアム元理事長!?」
顔を出したテルシャも捕まえられーる。
リタたちは気づいていなーい。
カミュン!
助けーて・・・!
ぐんぐん神殿から遠ざかっていーく。
遠目に、カミュンがリタを抱き締めているのが見えーた!
あんの雌狼!!
その男に触るんじゃなーい!!
そいつは狼の雄じゃないんだーぞ!!
覚えてろーよー!!
私たちはそのまま連れ去られ、大きく美しい湖の中を進み、気がつくと見知らぬところへ置いて行かれーた。
「人間二人じゃのぅ。」
顔を上げると、長い階段の上に御簾が降りていて、その向こうに巨大な影が見えーる。
「人間は、大した妙薬にはならんが・・・。
薬草と煮込めばあるいは・・・。」
と、声が聞こえーる。
私もテルシャも、ガタガタ震えてきーた。
「お、おま、お待ちくださーい。」
「命乞いは、聞かぬぞえ。
それとも、何かお前は持っているのか?」
腹に響くような恐ろしい声ーだ。
「お、恐れながら・・・し、漆黒の狼をさ、差し上げまーす・・・。」
「なに!?」
「あれは、元は私の所有物なのでーす。
リ、リタをあなた様の妙薬に・・・。」
「リタ・・・、つまり雌狼か。
そうか・・・。
先代のアムが死んでもう、千年になるのか・・・。」
「え?」
「お前の言葉は嘘だな。
漆黒の狼は、殺さぬ限り誰も所有などできぬ。
もう、よい。
とりあえず厨房に連れて行け。」
「ぎゃー!!
お助けくださーい!!」
私はそのまま、テルシャと共に厨房に連れて行かれーた!
「うぅ、食われーるー。」
私が嘆いていると、厨房には、沢山の妖精たちが働いていーた。
「あ、新しい下働きの人間だ~。」
妖精たちが口々に叫ーぶ。
「下働き・・・!?
馬鹿な、私ーは!!」
「やらないと、その日の晩御飯になるよ?」
「やりまーす・・・。」
私とテルシャは、しばらく厨房で働く羽目になーった。
0
お気に入りに追加
80
あなたにおすすめの小説
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
本当の貴方
松石 愛弓
恋愛
伯爵令嬢アリシアは、10年来の婚約者エリオットに突然、婚約破棄を言い渡される。
貴方に愛されていると信じていたのに――。
エリオットの豹変ぶりにアリシアは…。
シリアス寄りです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる