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人類最強アルファ女子降臨
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まず頬を素手て殴られた。しかし手加減ひとつ、躊躇すらなく文字通り張り倒されたのだ。
「っ、ぇ?」
「おい立て。テメェ誰だ、ぶち〇すぞ豚野郎」
粉塵舞う中、仁王立ちする若い女。その手には何故かモップ――ではなく、釘をハリネズミ状に打ち込んだ木製バット。つまり釘バットを携えていた。
「お、おま……ぇ」
お前は俺を誰だと思っているんだ、とか。そもそもそっちこそ何者なんだ、とか。色々と口を開こうとはしたが女は最後まで言わせる気さえないようで。
「テメェがどこの誰かなんてどうでもいいんだよね。そんなことより、ここに住んでたヤツをどうした」
先に誰だと訊ねたのはお前だろうと反論する空気ですらない。
その女、もとい田荘は手にバットを構え直した。
「ん? テメェどっかで……ま、いいか。まずはそこに座りな」
そこ、とは玄関のフロアタイルである。
さすがに見ず知らずの、しかもいきなり飛び込んできた不法侵入者にぶっ飛ばされて言うことを聞くなんてありえない。
「お前はなにを気安く俺に命令している。俺は――」
「やかましいんじゃボケぇ。ここはアタシの後輩の家なんだよ。コソ泥かストーカーか、どっちにしても五体満足で帰れると思うなよ」
派手髪に濃いメイク。完全に強めなギャルの顔面の上に、ド〇キでたむろってるヤンキー御用達のようなジャージ姿。
どうやら酒も飲んでいるらしく、舌打ちしてガンつけてる顔はわずかに赤らんでいた。
「こちとらクソ親どもの分厚くて美味い脛をゴリゴリに食い荒らして生きてるクソ娘じゃい。文句あっか!?」
「い、意味がわからん……」
ちなみにここは御笠家が所有する家屋のひとつで、皇大郎とその祖母が暮らしていた家である。
田荘は週明けになっても出社しない後輩をガラにもなく心配し、課長を文字通り締め上げて (主に首を)この住所を知り乗り込んだのだ。
そして高貴もまた、いても立ってもいられず乗り込んだ。
というかこれだけ執着していたはずなのに、彼は皇大郎の暮らしぶりおろか社内いじめについてロクに把握すらしていなかったのである。
まさに手元に置いたと慢心していたのだろう
ということで。
ここに侵入しているのは家族でもない男女二人。共に不法侵入者であるのだが、このことを説明する親切な者はこの場にいない。
二人は睨み合い、数秒。
「アンタはアルファだね」
「だったらどうする。今更しっぽでも振るか。お前みたいな女はたとえオメガでもお断りだがな」
ここぞとばかりに畳み掛け、ついでにアルファフェロモンで威圧を試みるも。
「ダセェことすんな、駄犬が」
彼女は手にした釘バットをドンッと床に打ち付けた。
その瞬間、すざましい圧力と空気が重く凍る雰囲気に彼の膝が再び折れた。
「な゙っ、なん゙、だ、と!?」
――こんな匂い俺は知らない。
歯がガチガチと鳴る。寒い訳では無い、恐怖だ。まるで猛獣に出くわしたかのような。
人の心を持たぬ、対話すら拒絶してその鋭い牙で喉元に喰らいつかれる寸前の小動物であるかのような心境。
「あ゙……ぅ……」
「奇遇だね、アタシもアルファなんだ。せいぜい仲良くしようじゃあないか」
その言葉とは裏腹に、ギラリと煌びやかなアイシャドウで彩られた瞳が光る。
「アタシね少しばかりフェロモンが強めみたいでさ。ぶっ倒れないだけ大したもんだよ、アンタ」
「っ、く、くるな、このバケモノ……!」
思わずバケモノと叫ぶほど、今まで出会ったことの無い異質な香りを放つフェロモンだったのだ。
というのも彼女はいわゆる先祖返り型であり、本来太古からのオメガ種が有する他者を支配する絶対的な能力の一部をフェロモンという形で産まれ持っていた。
これは思春期から血のにじむような特訓と治療を経て、ようやく今のようにバース性すら隠せるようになったのだ。
しかしその反動はいささか短気な性格や、日中の倦怠感に現れてしまうのは副作用のようなものである。
会社で気だるく、二日酔いのような症状に見舞われている時は大抵そうである。
「バケモノ、ね。いつもならムカついてたけど今はめちゃくちゃ気分がいいね。ああ
そうだ」
田荘はしゃがみこんで床にへたり込む彼を覗き込んだ。そして。
「あははは、いい顔だねぇ」
「うっ」
酒臭い息を吹きかけられ思わず顔を背ける。
「ビッチング、って知ってる?」
「!」
高貴は嫌な予感がして後ずさろうとするが、無情にも背中に冷たく硬いドアが当たる。
「アルファがアルファを犯してうなじを噛むんだっけ?」
「そ、そんなことで俺をオメガにできると思うなよっ! だいたいそれだけじゃ――」
「やけに詳しいんだねぇ、アンタ」
「あ゙……っ」
髪を強引に掴まれて上を向かされる。首筋が無防備に彼女の視線に晒される恐怖に、喉の奥がひゅっと鳴った。
「さっきの威勢はどうしたのさ、ねぇ。うん、ちょっとゆ思い出したわ」
田荘がニッと大きな口を開けて笑う。その肉厚な唇からわずかに見えた牙は人間の犬歯にしては妙に鋭い。
「アイツも確か元はアルファだったと聞いたんだった。ビッチングされてオメガになって。それでもあんなクソみたいな仕事に必死にくらいついて」
「……っ、ぁ」
「アタシなんかを先輩って。他のクソ以下の奴らに頭下げて侮辱されながらも一生懸命にさァ」
「……」
「アタシが守ってやらなきゃダメだったのに。アタシが。先輩だったのに」
その声が震えて涙が混じる。しかしその瞬間。
「ひぃっ!?」
頭の横のドアが大きな音を立てて凹んだ。
どうやら壁ドン状態で拳が飛んだらしい。
衝撃で空気やドアそのものが振動してるのを、高貴は呆然と見つめた。
「アタシのカンがいってる。アンタが元凶だと」
「お、俺は悪くない。皇大郎が悪いんだ、俺を……俺との約束を、忘れるから……俺を、忘れるから……だから……」
「なに意味わかんない事言ってんだコラ」
もはや歯の根が噛み合わぬほど震える男と、自責と復讐心で歯止めが効かない女。
互いのフェロモンが混じり合い、酷い猛毒となり充満する。
「アンタをここでオメガにするのも面白そうだねェ?」
「なっ……!? や、やめろっ、そんなこと許されるはずが――」
「今更、誰に許しを乞うっていうんだっつーの」
もはやキスでもするのかという両者の距離。しかしその空気は殺伐としていて、まさに食うか食われるかであるが。
「今日のアタシは最高に機嫌が悪いんだ」
それもこれも、と彼女は舌打ちをして続ける。
「朝から課長がウザったくて、秘書課のメス豚どもがブヒブヒうるさくて。あー、やっぱりあの桐生って女だけはもう少し脅かしてやった方がよかったか。今度漏らすまで威嚇してやるかなァ、うん」
一人でブツブツとなにやら言っている。
それがまた不気味で怖くて。高貴は右手で、そろりそろりと指をすべらせてドアノブを手探りする。
カギはかかってないはずだ。
多少恥をかいてもここはまろび出て逃げるしかない、と自らの危険信号が知らせている。
それだけ危険な相手だということだ。
アフルァとして格が違う。
決して高貴が世間的に弱いアフルァであるということは無い。むしろ上位にあたるだろう。
現に、世間的には優等生であった皇大郎を屈服させ (薬を大量に盛ったとしても) ビッチングさせたのだ。
そこらの並のアフルァであれば指ひとつ動かすことなく制圧することは可能だったはずなのだが。
「というわけで。アタシを楽しませる情報をくれないとアンタのうなじを噛んで犯すことになるんだよね」
「は、ハァッ!? なんでそんな話になるんだ!」
めちゃくちゃだ暴力的すぎると声をあげると。
「おまいう (お前が言うな)」
と返されてするりと首筋を撫でられた。
「ぁっ……!?」
「あーあ、可愛い声出しちゃって」
どうやら彼女もまた飢えてきたらしい。たらりと涎が口から垂れる。
「さてと。そろそろ尋問タイムにしようか、お嬢ちゃん」
舌なめずりしながらのその言葉に、高貴の目から生理的涙が一筋。
辺りはやはりむせかえるほどの香りに満ち溢れていた。
「っ、ぇ?」
「おい立て。テメェ誰だ、ぶち〇すぞ豚野郎」
粉塵舞う中、仁王立ちする若い女。その手には何故かモップ――ではなく、釘をハリネズミ状に打ち込んだ木製バット。つまり釘バットを携えていた。
「お、おま……ぇ」
お前は俺を誰だと思っているんだ、とか。そもそもそっちこそ何者なんだ、とか。色々と口を開こうとはしたが女は最後まで言わせる気さえないようで。
「テメェがどこの誰かなんてどうでもいいんだよね。そんなことより、ここに住んでたヤツをどうした」
先に誰だと訊ねたのはお前だろうと反論する空気ですらない。
その女、もとい田荘は手にバットを構え直した。
「ん? テメェどっかで……ま、いいか。まずはそこに座りな」
そこ、とは玄関のフロアタイルである。
さすがに見ず知らずの、しかもいきなり飛び込んできた不法侵入者にぶっ飛ばされて言うことを聞くなんてありえない。
「お前はなにを気安く俺に命令している。俺は――」
「やかましいんじゃボケぇ。ここはアタシの後輩の家なんだよ。コソ泥かストーカーか、どっちにしても五体満足で帰れると思うなよ」
派手髪に濃いメイク。完全に強めなギャルの顔面の上に、ド〇キでたむろってるヤンキー御用達のようなジャージ姿。
どうやら酒も飲んでいるらしく、舌打ちしてガンつけてる顔はわずかに赤らんでいた。
「こちとらクソ親どもの分厚くて美味い脛をゴリゴリに食い荒らして生きてるクソ娘じゃい。文句あっか!?」
「い、意味がわからん……」
ちなみにここは御笠家が所有する家屋のひとつで、皇大郎とその祖母が暮らしていた家である。
田荘は週明けになっても出社しない後輩をガラにもなく心配し、課長を文字通り締め上げて (主に首を)この住所を知り乗り込んだのだ。
そして高貴もまた、いても立ってもいられず乗り込んだ。
というかこれだけ執着していたはずなのに、彼は皇大郎の暮らしぶりおろか社内いじめについてロクに把握すらしていなかったのである。
まさに手元に置いたと慢心していたのだろう
ということで。
ここに侵入しているのは家族でもない男女二人。共に不法侵入者であるのだが、このことを説明する親切な者はこの場にいない。
二人は睨み合い、数秒。
「アンタはアルファだね」
「だったらどうする。今更しっぽでも振るか。お前みたいな女はたとえオメガでもお断りだがな」
ここぞとばかりに畳み掛け、ついでにアルファフェロモンで威圧を試みるも。
「ダセェことすんな、駄犬が」
彼女は手にした釘バットをドンッと床に打ち付けた。
その瞬間、すざましい圧力と空気が重く凍る雰囲気に彼の膝が再び折れた。
「な゙っ、なん゙、だ、と!?」
――こんな匂い俺は知らない。
歯がガチガチと鳴る。寒い訳では無い、恐怖だ。まるで猛獣に出くわしたかのような。
人の心を持たぬ、対話すら拒絶してその鋭い牙で喉元に喰らいつかれる寸前の小動物であるかのような心境。
「あ゙……ぅ……」
「奇遇だね、アタシもアルファなんだ。せいぜい仲良くしようじゃあないか」
その言葉とは裏腹に、ギラリと煌びやかなアイシャドウで彩られた瞳が光る。
「アタシね少しばかりフェロモンが強めみたいでさ。ぶっ倒れないだけ大したもんだよ、アンタ」
「っ、く、くるな、このバケモノ……!」
思わずバケモノと叫ぶほど、今まで出会ったことの無い異質な香りを放つフェロモンだったのだ。
というのも彼女はいわゆる先祖返り型であり、本来太古からのオメガ種が有する他者を支配する絶対的な能力の一部をフェロモンという形で産まれ持っていた。
これは思春期から血のにじむような特訓と治療を経て、ようやく今のようにバース性すら隠せるようになったのだ。
しかしその反動はいささか短気な性格や、日中の倦怠感に現れてしまうのは副作用のようなものである。
会社で気だるく、二日酔いのような症状に見舞われている時は大抵そうである。
「バケモノ、ね。いつもならムカついてたけど今はめちゃくちゃ気分がいいね。ああ
そうだ」
田荘はしゃがみこんで床にへたり込む彼を覗き込んだ。そして。
「あははは、いい顔だねぇ」
「うっ」
酒臭い息を吹きかけられ思わず顔を背ける。
「ビッチング、って知ってる?」
「!」
高貴は嫌な予感がして後ずさろうとするが、無情にも背中に冷たく硬いドアが当たる。
「アルファがアルファを犯してうなじを噛むんだっけ?」
「そ、そんなことで俺をオメガにできると思うなよっ! だいたいそれだけじゃ――」
「やけに詳しいんだねぇ、アンタ」
「あ゙……っ」
髪を強引に掴まれて上を向かされる。首筋が無防備に彼女の視線に晒される恐怖に、喉の奥がひゅっと鳴った。
「さっきの威勢はどうしたのさ、ねぇ。うん、ちょっとゆ思い出したわ」
田荘がニッと大きな口を開けて笑う。その肉厚な唇からわずかに見えた牙は人間の犬歯にしては妙に鋭い。
「アイツも確か元はアルファだったと聞いたんだった。ビッチングされてオメガになって。それでもあんなクソみたいな仕事に必死にくらいついて」
「……っ、ぁ」
「アタシなんかを先輩って。他のクソ以下の奴らに頭下げて侮辱されながらも一生懸命にさァ」
「……」
「アタシが守ってやらなきゃダメだったのに。アタシが。先輩だったのに」
その声が震えて涙が混じる。しかしその瞬間。
「ひぃっ!?」
頭の横のドアが大きな音を立てて凹んだ。
どうやら壁ドン状態で拳が飛んだらしい。
衝撃で空気やドアそのものが振動してるのを、高貴は呆然と見つめた。
「アタシのカンがいってる。アンタが元凶だと」
「お、俺は悪くない。皇大郎が悪いんだ、俺を……俺との約束を、忘れるから……俺を、忘れるから……だから……」
「なに意味わかんない事言ってんだコラ」
もはや歯の根が噛み合わぬほど震える男と、自責と復讐心で歯止めが効かない女。
互いのフェロモンが混じり合い、酷い猛毒となり充満する。
「アンタをここでオメガにするのも面白そうだねェ?」
「なっ……!? や、やめろっ、そんなこと許されるはずが――」
「今更、誰に許しを乞うっていうんだっつーの」
もはやキスでもするのかという両者の距離。しかしその空気は殺伐としていて、まさに食うか食われるかであるが。
「今日のアタシは最高に機嫌が悪いんだ」
それもこれも、と彼女は舌打ちをして続ける。
「朝から課長がウザったくて、秘書課のメス豚どもがブヒブヒうるさくて。あー、やっぱりあの桐生って女だけはもう少し脅かしてやった方がよかったか。今度漏らすまで威嚇してやるかなァ、うん」
一人でブツブツとなにやら言っている。
それがまた不気味で怖くて。高貴は右手で、そろりそろりと指をすべらせてドアノブを手探りする。
カギはかかってないはずだ。
多少恥をかいてもここはまろび出て逃げるしかない、と自らの危険信号が知らせている。
それだけ危険な相手だということだ。
アフルァとして格が違う。
決して高貴が世間的に弱いアフルァであるということは無い。むしろ上位にあたるだろう。
現に、世間的には優等生であった皇大郎を屈服させ (薬を大量に盛ったとしても) ビッチングさせたのだ。
そこらの並のアフルァであれば指ひとつ動かすことなく制圧することは可能だったはずなのだが。
「というわけで。アタシを楽しませる情報をくれないとアンタのうなじを噛んで犯すことになるんだよね」
「は、ハァッ!? なんでそんな話になるんだ!」
めちゃくちゃだ暴力的すぎると声をあげると。
「おまいう (お前が言うな)」
と返されてするりと首筋を撫でられた。
「ぁっ……!?」
「あーあ、可愛い声出しちゃって」
どうやら彼女もまた飢えてきたらしい。たらりと涎が口から垂れる。
「さてと。そろそろ尋問タイムにしようか、お嬢ちゃん」
舌なめずりしながらのその言葉に、高貴の目から生理的涙が一筋。
辺りはやはりむせかえるほどの香りに満ち溢れていた。
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