42 / 59
転生王女は回避したい2
しおりを挟む
「で、どうすんのさ」
「……」
スチルの言葉に俺は何も答えられない。
町外れの宿屋の一室。それでもここは、相場よりいくらか多くの金貨を支払う必要があった。
なんせ王都だ。すべての物価がバカみたいに高い。
「ったく。また妙なもん背負いこみやがって」
「それを言うなよ」
呆れ交じりのキツい言葉がビシビシ俺に突き刺さる。
「とりあえず仕事はこなせたんだから良しとしようぜ」
「でもこれじゃ自転車操業どころか、完全なる赤字じゃん」
「それは……」
また痛いところ突かれたな。頭をかきながら反論の言葉を探すが、まるで検討がつかないくらいに。
「ここの宿代だってバカにならないんだけど?」
「だ、だけど彼女をあまり粗末なところで寝かせるわけにはいかないだろう」
王女様だぞ!? 一般人どころか野宿なんて珍しくもない俺たち冒険者とは違うんだ。
「城に帰せばいいだろ。むしろ報酬くらいはふんだくることはできるし」
「そんなこと言うなよ」
命の危機を感じて逃げだしてきたんだ。それに今までたった一人で、しかも終わらない悲劇の運命と戦ってきた少女を放り出すなんて出来ると思うか?
「またそうやって――」
「ストップ、お前の言いたいことはわかる」
俺はまだまだお小言が止まらないスチルの口を止めた。
「でもな。お前だって言ってただろ『彼女がタロ・メージに一番近い存在だ』って」
そうだ、俺たちに確実に足りない事。それは情報。
この町にいたはずの男の痕跡は驚くほど鮮やかに消え去ってしまっていたのだ。
しかも町の誰に聞いても。
『そんな男は知らない』
とのこと。
当時は異世界召喚勇者が、ってことでかなり話題になったはずだった。ほんのわずかな期間だったが、同じパーティに所属していた身としてはちゃんと記憶している。
それが俺の元仲間、いや俺も含めて冒険者リストから消えていた。
そればかりか俺のことをまるで初対面かのように挨拶するんだ。
よく世話になっていた薬屋の代替わりした若い店主も、市場の売り子たちも。
多くの武器や防具をやり取りしていた商人のオヤジさんもだ。
『いらっしゃいませ。この町は初めてかい?』
なんて人の良い、でもどこかよそよそしい笑顔を向けるものだから愕然としたものだ。
俺が培ってきた日々が突如として消し去られた戸惑い。
確かにひどい記憶もあったけど、それでもすべて無いものになっていたら普通にショックだな。
「だとしても、ろくな情報を引き出せそうにないよ。あの小娘」
「こら、生意気に失礼なこと言いやがって」
小娘って、お前とそう変わらないだろうが。そう言って軽くデコピンすると不満そうな唸り声が返ってくる。
「あんたって、女子供に甘くて困る」
「お前もそれに入ってるだろクソガキ」
「ふん」
分かってんだよ。こいつが俺のために、あえてこんな憎まれ口叩いてるんだって。
これでも付き合いが長くなってきたんだぜ。
最初こそ何考えてるのか分からない、得体の知れない生意気なクソガキだと思ってたけどさ。
「ありがとな、スチル」
「自惚れるな。僕はあんたを大人扱いしていない。だからあんたは、僕のことを絶対に子供扱いするなよ」
「はいはい」
頭を撫でればやめろと手を叩かれたが、まあ可愛いものだ。それを口にすればまた怒られるだろうか。
「……でも、あんたは本当にそれでいいのか」
「ん?」
ふと、声のトーンを落としたスチルをみる。表情はよく分からないが、小さくため息をついたようだった。
「他人の犠牲になって。これだけ才能を手に入れたのに、なぜ他者に目を向ける」
「それは」
「その気になれば地位も名誉も。多分、金だって楽々稼げるんじゃないか。もう充分だからと僕らを放り出すことなんて、酒場に入って麦酒を注文するくらい自然なことだろ」
……ん? よく分からんが、つまりなぜ俺がこんなに甘ちゃんなんだって質問か。
でもそんなの答えはひとつに決まってる。
「俺がバカだから、だな」
その一言に尽きるんだよな、情けない事に。
やっぱりバカなんだよ、いくら才能開花したってさ。バカだからどうしようもない。
これがタチの悪い開き直りに見えるかもな。
「卑怯だ。あんたは」
「そうか? 自覚はないな」
嘘だ、自覚は充分ある。すでに俺はこいつに甘えちまっている。というか背中を預けているのかもしれねえな。
未だに分からないことだらけで八方塞がり。なのに、なぜか不思議と前向きなんだ。
これが仲間がいるってことなのかもしれない。
人間は所詮、独りじゃ苦しい。生きていけないわけじゃないかもしないが、とにかく苦しいんだ。
独りだと実感した瞬間、空気が何十倍も薄まった気分になっちまうくらいに。
「お前も悪魔に付け込まれやがって……バカ野郎」
「!」
スチルの声が突如としてか細く不安げになった事に反応するより先、部屋のドアがノックされた。
「こんな男にノックなど必要ない、入るぞ」
「ちょっ、ヴィオレッタ! 淑女としてアウトだよ……って。あ、二人とも久しぶり」
無遠慮にドアが開け放たれてズカズカ入ってきたのは、なんとも懐かしい顔で。
更にその後ろから照れ笑いを浮かべた青年に俺達は驚き声を上げた。
「アルワン! ヴィオレッタ!?」
「あはは。サプライズ成功かな」
軍人であり、王家の血族である彼女とその兄。
思ったより元気そうな姿にかなり安堵した。
「会いに来てくれたのか。びっくりしたぞ」
「それが目的だからね。二人も元気そうで良かったよ」
アルワンは相変わらずニコニコと相好を崩している。
しかし彼女の方が、ふと顔をしかめて。
「兄様、手紙はちゃんと出したのだろうな」
「手紙? あー……」
手紙ってなんだ。俺はなにも受け取ってないが。そう言うとヴィオレッタの顔がオーガさながらに怖くなる。
「兄様、いや貴様。これはどういうことだ」
「ちょっ、ヴィオレッタちゃん怒らないで。ね? いやいやいや、話聞いて」
ギロリと妹に睨みつけられ、彼は縮み上がった。
関係性も相変わらずらしいな。
「ちゃんと事前に訪問を知らせる手紙を書くように頼んだのだが」
「!」
この一言でビクゥッと肩が震える。
「……書くの難しかったんだもん」
「もんってやめろ。書式用意してやっただろうが」
「い、いやあれ内容がほとんど逮捕状だから! めちゃくちゃ厳つくて、出したら二人とも逃げ出しちゃうよ」
「心配ない。軍では常にこいつらの情報は把握している。利用した飲食店までな」
「だからそれが怖いんだって!!!」
えぇ、俺たち軍に監視されてたの? そんでもって逮捕状紛いの訪問伺いの手紙 (てかそれ通告だよな)を出されそうになってたと。
いや、ちょっと待て。
「……」
「……」
スチルの方を見ると同じことを考えていたらしく、こいつにしては珍しい焦った顔をしていた。
「おい」
「分かってる」
ヤバいぞ、非常にヤバい。
今の俺たちにはかなり大きな秘密がある。バレてるかもしれない。いや、この様子だとバレないか?
さっきから兄妹喧嘩、もとい妹によるお説教をしている二人だ。
監視とか言っても大した事じゃ――。
「それはそうと、メイト。貴様に誘拐犯の嫌疑がかかっているぞ、このロリコン」
「!!!」
バレてたぁぁぁっ! しかも最悪の誤解と共に。
サッと青ざめたのは俺だけじゃなく、スチルもだった。
「……」
スチルの言葉に俺は何も答えられない。
町外れの宿屋の一室。それでもここは、相場よりいくらか多くの金貨を支払う必要があった。
なんせ王都だ。すべての物価がバカみたいに高い。
「ったく。また妙なもん背負いこみやがって」
「それを言うなよ」
呆れ交じりのキツい言葉がビシビシ俺に突き刺さる。
「とりあえず仕事はこなせたんだから良しとしようぜ」
「でもこれじゃ自転車操業どころか、完全なる赤字じゃん」
「それは……」
また痛いところ突かれたな。頭をかきながら反論の言葉を探すが、まるで検討がつかないくらいに。
「ここの宿代だってバカにならないんだけど?」
「だ、だけど彼女をあまり粗末なところで寝かせるわけにはいかないだろう」
王女様だぞ!? 一般人どころか野宿なんて珍しくもない俺たち冒険者とは違うんだ。
「城に帰せばいいだろ。むしろ報酬くらいはふんだくることはできるし」
「そんなこと言うなよ」
命の危機を感じて逃げだしてきたんだ。それに今までたった一人で、しかも終わらない悲劇の運命と戦ってきた少女を放り出すなんて出来ると思うか?
「またそうやって――」
「ストップ、お前の言いたいことはわかる」
俺はまだまだお小言が止まらないスチルの口を止めた。
「でもな。お前だって言ってただろ『彼女がタロ・メージに一番近い存在だ』って」
そうだ、俺たちに確実に足りない事。それは情報。
この町にいたはずの男の痕跡は驚くほど鮮やかに消え去ってしまっていたのだ。
しかも町の誰に聞いても。
『そんな男は知らない』
とのこと。
当時は異世界召喚勇者が、ってことでかなり話題になったはずだった。ほんのわずかな期間だったが、同じパーティに所属していた身としてはちゃんと記憶している。
それが俺の元仲間、いや俺も含めて冒険者リストから消えていた。
そればかりか俺のことをまるで初対面かのように挨拶するんだ。
よく世話になっていた薬屋の代替わりした若い店主も、市場の売り子たちも。
多くの武器や防具をやり取りしていた商人のオヤジさんもだ。
『いらっしゃいませ。この町は初めてかい?』
なんて人の良い、でもどこかよそよそしい笑顔を向けるものだから愕然としたものだ。
俺が培ってきた日々が突如として消し去られた戸惑い。
確かにひどい記憶もあったけど、それでもすべて無いものになっていたら普通にショックだな。
「だとしても、ろくな情報を引き出せそうにないよ。あの小娘」
「こら、生意気に失礼なこと言いやがって」
小娘って、お前とそう変わらないだろうが。そう言って軽くデコピンすると不満そうな唸り声が返ってくる。
「あんたって、女子供に甘くて困る」
「お前もそれに入ってるだろクソガキ」
「ふん」
分かってんだよ。こいつが俺のために、あえてこんな憎まれ口叩いてるんだって。
これでも付き合いが長くなってきたんだぜ。
最初こそ何考えてるのか分からない、得体の知れない生意気なクソガキだと思ってたけどさ。
「ありがとな、スチル」
「自惚れるな。僕はあんたを大人扱いしていない。だからあんたは、僕のことを絶対に子供扱いするなよ」
「はいはい」
頭を撫でればやめろと手を叩かれたが、まあ可愛いものだ。それを口にすればまた怒られるだろうか。
「……でも、あんたは本当にそれでいいのか」
「ん?」
ふと、声のトーンを落としたスチルをみる。表情はよく分からないが、小さくため息をついたようだった。
「他人の犠牲になって。これだけ才能を手に入れたのに、なぜ他者に目を向ける」
「それは」
「その気になれば地位も名誉も。多分、金だって楽々稼げるんじゃないか。もう充分だからと僕らを放り出すことなんて、酒場に入って麦酒を注文するくらい自然なことだろ」
……ん? よく分からんが、つまりなぜ俺がこんなに甘ちゃんなんだって質問か。
でもそんなの答えはひとつに決まってる。
「俺がバカだから、だな」
その一言に尽きるんだよな、情けない事に。
やっぱりバカなんだよ、いくら才能開花したってさ。バカだからどうしようもない。
これがタチの悪い開き直りに見えるかもな。
「卑怯だ。あんたは」
「そうか? 自覚はないな」
嘘だ、自覚は充分ある。すでに俺はこいつに甘えちまっている。というか背中を預けているのかもしれねえな。
未だに分からないことだらけで八方塞がり。なのに、なぜか不思議と前向きなんだ。
これが仲間がいるってことなのかもしれない。
人間は所詮、独りじゃ苦しい。生きていけないわけじゃないかもしないが、とにかく苦しいんだ。
独りだと実感した瞬間、空気が何十倍も薄まった気分になっちまうくらいに。
「お前も悪魔に付け込まれやがって……バカ野郎」
「!」
スチルの声が突如としてか細く不安げになった事に反応するより先、部屋のドアがノックされた。
「こんな男にノックなど必要ない、入るぞ」
「ちょっ、ヴィオレッタ! 淑女としてアウトだよ……って。あ、二人とも久しぶり」
無遠慮にドアが開け放たれてズカズカ入ってきたのは、なんとも懐かしい顔で。
更にその後ろから照れ笑いを浮かべた青年に俺達は驚き声を上げた。
「アルワン! ヴィオレッタ!?」
「あはは。サプライズ成功かな」
軍人であり、王家の血族である彼女とその兄。
思ったより元気そうな姿にかなり安堵した。
「会いに来てくれたのか。びっくりしたぞ」
「それが目的だからね。二人も元気そうで良かったよ」
アルワンは相変わらずニコニコと相好を崩している。
しかし彼女の方が、ふと顔をしかめて。
「兄様、手紙はちゃんと出したのだろうな」
「手紙? あー……」
手紙ってなんだ。俺はなにも受け取ってないが。そう言うとヴィオレッタの顔がオーガさながらに怖くなる。
「兄様、いや貴様。これはどういうことだ」
「ちょっ、ヴィオレッタちゃん怒らないで。ね? いやいやいや、話聞いて」
ギロリと妹に睨みつけられ、彼は縮み上がった。
関係性も相変わらずらしいな。
「ちゃんと事前に訪問を知らせる手紙を書くように頼んだのだが」
「!」
この一言でビクゥッと肩が震える。
「……書くの難しかったんだもん」
「もんってやめろ。書式用意してやっただろうが」
「い、いやあれ内容がほとんど逮捕状だから! めちゃくちゃ厳つくて、出したら二人とも逃げ出しちゃうよ」
「心配ない。軍では常にこいつらの情報は把握している。利用した飲食店までな」
「だからそれが怖いんだって!!!」
えぇ、俺たち軍に監視されてたの? そんでもって逮捕状紛いの訪問伺いの手紙 (てかそれ通告だよな)を出されそうになってたと。
いや、ちょっと待て。
「……」
「……」
スチルの方を見ると同じことを考えていたらしく、こいつにしては珍しい焦った顔をしていた。
「おい」
「分かってる」
ヤバいぞ、非常にヤバい。
今の俺たちにはかなり大きな秘密がある。バレてるかもしれない。いや、この様子だとバレないか?
さっきから兄妹喧嘩、もとい妹によるお説教をしている二人だ。
監視とか言っても大した事じゃ――。
「それはそうと、メイト。貴様に誘拐犯の嫌疑がかかっているぞ、このロリコン」
「!!!」
バレてたぁぁぁっ! しかも最悪の誤解と共に。
サッと青ざめたのは俺だけじゃなく、スチルもだった。
0
お気に入りに追加
154
あなたにおすすめの小説
大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います
騙道みりあ
ファンタジー
魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。
その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。
仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。
なので、全員殺すことにした。
1話完結ですが、続編も考えています。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
誰よりも早く異世界転移しました!
広野 うみ
ファンタジー
起きるために設定したアラーム。起きるため鳴り響くアラームを止めようとした主人公ユリトは、そのまま異世界に転移してしまう。転移した異世界で魔王を倒すことで願いを叶えてくれるという。叶える願いは決まっている・・・ユリトの魔王討伐の道がスタートする。
♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎
初めての作品です。
誤字脱字も多いとは思いますが、頑張って更新していきます。
感想・意見など気軽にお願いします。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!
ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。
なのに突然のパーティークビ宣言!!
確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。
補助魔法師だ。
俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。
足手まといだから今日でパーティーはクビ??
そんな理由認められない!!!
俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな??
分かってるのか?
俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!!
ファンタジー初心者です。
温かい目で見てください(*'▽'*)
一万文字以下の短編の予定です!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる