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第一章
気まずい世間の狭さ
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待って、潤も最低だけど梨花の元カレも最低だ。
知ってたけど、改めて最低野郎だな。
梨花も別れて大正解だ。
証拠をくれたのは有難かったけど、やってる事が屑。
正しく、屑男。
ハメ撮りを自慢し合うって怖すぎる。
浮気相手だけをハメ撮り自慢を、やってたみたいだから私と梨花は大丈夫みたいだったけど...気持ち悪い。
私は携帯向けられたりというプレイしてないから大丈夫なはず。
ノリノリで撮られる彼女はキモイなって思うのはしょうがないだろう。
「証拠もこれだけあれば大丈夫です。今後の事を話し合いましょう」
「では、私はこれで」
「田中さんありがとうございました」
田中さんを見送った後は今後の方向を話し合った。
証拠は充分に揃った。
婚約破棄等の内容証明書を当事者の2人と両人のご実家に送られる事が決まった。
送ってしまえば、直接の戦いが始まる。
私は話し合い以外では、もう会わなくていいって事にホッとする。
私は、浮気を知った日から、潤に会うのが苦痛だった。
これからは、潤側からの連絡は岡崎さんに丸投げする事になった。
頼もしさや安心感は弁護士を雇う利点だろう。
改めて、岡崎さんを紹介してもらった主任に感謝をする。
話が纏まって、もう終わりかなと思った時に、岡崎さんの様子が少し可笑しかった。
「あの」
「はい」
何か言いたそうに...でもなんか気まづそうで少し躊躇っていた。
「どうかされましたか?」
「実はこの写真の彼女を私は知ってます」
え?と思わずに出た声。
岡崎さんが彼女と指で指すのは潤の浮気相手だ。
「最初は気づかなかったのですが、この過去の写真で分かりました」
あー。このハメ撮りね...。
そういえば、前回もそれっぽいこと言ってたような気がする。
気のせいと言っていたが気のせいじゃなかったのね。
この人と知り合いなの......。
微妙な気持ちになってると
「友人の元彼女なんですよ」
「そうなんですか」
世間って狭いですね。
「話し合い等で、彼女が私の事を何か言うかも知れません。木佐さんが動揺しないように先に伝えました。この事実が木佐さんに不利になる事は無いので安心して下さい」
「はい。分かりました。これから、よろしくお願いします」
知ってたけど、改めて最低野郎だな。
梨花も別れて大正解だ。
証拠をくれたのは有難かったけど、やってる事が屑。
正しく、屑男。
ハメ撮りを自慢し合うって怖すぎる。
浮気相手だけをハメ撮り自慢を、やってたみたいだから私と梨花は大丈夫みたいだったけど...気持ち悪い。
私は携帯向けられたりというプレイしてないから大丈夫なはず。
ノリノリで撮られる彼女はキモイなって思うのはしょうがないだろう。
「証拠もこれだけあれば大丈夫です。今後の事を話し合いましょう」
「では、私はこれで」
「田中さんありがとうございました」
田中さんを見送った後は今後の方向を話し合った。
証拠は充分に揃った。
婚約破棄等の内容証明書を当事者の2人と両人のご実家に送られる事が決まった。
送ってしまえば、直接の戦いが始まる。
私は話し合い以外では、もう会わなくていいって事にホッとする。
私は、浮気を知った日から、潤に会うのが苦痛だった。
これからは、潤側からの連絡は岡崎さんに丸投げする事になった。
頼もしさや安心感は弁護士を雇う利点だろう。
改めて、岡崎さんを紹介してもらった主任に感謝をする。
話が纏まって、もう終わりかなと思った時に、岡崎さんの様子が少し可笑しかった。
「あの」
「はい」
何か言いたそうに...でもなんか気まづそうで少し躊躇っていた。
「どうかされましたか?」
「実はこの写真の彼女を私は知ってます」
え?と思わずに出た声。
岡崎さんが彼女と指で指すのは潤の浮気相手だ。
「最初は気づかなかったのですが、この過去の写真で分かりました」
あー。このハメ撮りね...。
そういえば、前回もそれっぽいこと言ってたような気がする。
気のせいと言っていたが気のせいじゃなかったのね。
この人と知り合いなの......。
微妙な気持ちになってると
「友人の元彼女なんですよ」
「そうなんですか」
世間って狭いですね。
「話し合い等で、彼女が私の事を何か言うかも知れません。木佐さんが動揺しないように先に伝えました。この事実が木佐さんに不利になる事は無いので安心して下さい」
「はい。分かりました。これから、よろしくお願いします」
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