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学園編
寮 エミリア視点
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「ねぇ、エミリア聞いてる?」
「はいはい。聞いてますよ。」
「もう!聞いてないでしょ!」
同じ部屋で暮らす住人であり、私の友達のリリアンことリリーが頬を膨らませながら怒っている。
ライズと交流を深める為に2人に近付いたのだが、結局深まったのはリリーとの関係だった。
仲良くなってからは寮の部屋を彼女と相部屋にしてもらい、毎日べっちゃり一緒に過ごしている。
「明日何の服着ていくかでしょ?」
「もう!違ぁーう!!!ライズがおかしいって話し!!!」
「あぁ…。」
あの男ならいつもおかしい。
そう言おうとしてその言葉は飲み込んだ。
そんな事を言えば烈火の如く怒ったリリーに1時間ほど説教される羽目になる。
「ライズったら、ずーっと自分の事を僕って言ってたのに、急に俺って言い出すし。顔は今まで通り可愛らしいのだけど、チョット男らしくなったっていうか…。でもその男らしいのも良いんだけど。」
「…じゃぁ、良いじゃない。」
「うっ、違うの。男らしいライズと一緒にいると心臓がドキドキし過ぎて保たないっていうか…。もっと好きになるっていうか…。」
「…あっそ。」
リリーは私の冷たい返事にも気付かず、あぁだこうだと言いながら悶えている。
ライズが前世魔王だと知らないから呑気に好きだの何だの言えるんだわと思う反面、リリーなら彼が現魔王だったとしても同じなんだろうなという気がする。
あの男のどこが良いんだか。
ライズは物腰穏やか風を装ってはいるが、中に仄暗いものを抱えているのが一緒にいればすぐ分かる。
目が笑っていないのだ。
しかし彼は、この国の男にしては小柄で華奢なので、絡まれる事も多いようで。
(主にナンパの部類。)
まだ貴族社会を重んじる面倒くさい輩もいるので、上手く世渡りする為に物腰柔らかな口調にしているらしいが…。
彼を本気で怒らした奴らは二度と彼には近付かないし姿すら見せない。
一体どんな罰を受けたのかと思うと、想像するだけでゾッとする。
「私達ももう16歳でしょ?ライズの雰囲気が変わったっておかしくないんじゃない?」
いつまで経っても終わらないリリーの悩みに終止符を打つためにそう言えば、納得したのか一応頷いた。
「どこがそんなに好きなの?」
そう自分から聞いたのに私は即後悔した。リリーの満面の笑みを見たからだ。
ここから1時間、いや2時間は惚気話しを聞かされると覚悟した私は、早々に意識を飛ばす事にした。
私はぼんやりとリリーの話しを聞きながら、彼女達に会うまでの自分の事を思い出していた。
公爵家の次女として生を受けた私は、厳しい淑女教育に追われる幼少期を過ごした。
遊んだ記憶などほぼ無く、王妃候補に選ばれてからは、それに輪をかけて忙しくなったのは言うまでもない。
「自分が好きになった人と結婚したい。」
「何っ!!??」
反抗期に入った頃お父様にそう告げて、頬を思いっきり張り飛ばされた時に私は目覚めた。
言いなりの人生などゴメンだ。
王妃教育に費やされるはずだった私の時間をどうにか他の事に使いたいと始めたのが、孤児院の慰問だった。
小さな子供も好きだったし、将来王妃になるかもしれない私が慰問に行くのは体裁も良かった。
孤児院を経営する教会の神父さんに、聖女の力があると見初められたのは本当にたまたまだった。
そこから生活は一変した。
神父さんに頼み込み、修行の為にと教会に居住まいを移し、私はついに自由を手に入れた。
子供達と一緒に暮らす事で、ささくれだった私の気持ちは落ち着きを取り戻し、人間らしい感情も手に入れる事が出来た。
そんな時だ。
「スタンピードですか。」
神父のジョエルから魔物退治の依頼が来たと話しがあったのだ。
「とても危険な任務です。公爵家の娘であるあなたが同行するなど、本来は考えられないのですが。」
ジョエルが言うには、最強の勇者に、剣士、魔道士がもう選出されているらしいのだが、最強と言えども人間なのだから怪我はする。
魔法を使い治療を行えるのは、この国唯一の聖女。
そう、私だけなのだ。
「いえ、公爵家の事など気にしないで下さい。私の力が必要とされているのなら、こんなに素晴らしい事はないわ。」
私は晴れやかに笑ったつもりだったが、ジョエルの表情はさらに曇ってしまった。
「他に何かあるの?」
「…えぇ。その様に素晴らしい女性ならば、旅が終わった後ぜひこの国の王妃にと望まれまして。」
「!!??」
私は絶句した。
聖女となり国のために働けば、好きでもない男と結婚しなくても良い未来があるかと思っていたのに。
絶望する私の肩をジョエルがソッと叩いた。
「希望を捨ててはいけません。」
「でも…。」
「立派に勤めを果たせば、何でも望みを叶えようと国王がおっしゃったそうです。」
「望み?」
私の問いかけにジョエルが力強く頷いた。
「はい。あなたは好きになった方と添い遂げたいのでしょう?」
「…はい。」
「…それならば厳しい旅になるでしょうが、必ず生きて帰って来て、あなたは好きな方と幸せになりなさい。」
「…ジョエル神父様。」
私の頬を温かい涙が流れた。
泣いたのなどいつぶりだろうか?
私も自由になって良いの?
この日初めて私は普通の幸せについて考えた。
好きな人と慎ましやかだが幸せな暮らしをしてみたい。
公爵家でも聖女でもない、私自身を見てくれる人と出会えるだろうか?
その後、国王陛下より呼び出しを受け、詳しい話しを聞く事になった。
勇者と呼ばれる男、剣士に魔道士と顔を合わせた。
魔道士が前世で魔王だった話しを聞いた時は飛び上がるほど驚いた。
彼のうちに秘めた禍々しい魔力を肌で感じたので、すぐに本当の事だと理解したからだ。
この男と一緒に旅をする事に不安を感じたが、学園に入ってからはそれも少し薄れてきている。
リリーからすれば、ライズは可愛く美しい愛しの幼なじみ君なのだ。
彼女の話しを聞いていれば、ライズに対して少し警戒心が解けていく。
実際、リリーが生きているうちはライズも人間でいられるだろう。
「もうまた!聞いてる!?」
リリーがまた不服そうに頬を膨らました。
私は頷きながら声を出して笑った。
リリーが不思議そうに首を傾げていたが、それすら愉快で笑いが止まらない。
何て平和なんだ。
リリーがそばにいれば私の小さな世界にいつでも平和が訪れる。
「愛してるよ。」
満面な笑みで愛を囁いた私を、リリーが真っ赤な顔で見つめてきた。
あぁ、男に生まれてくれば良かったな。
そんな阿呆みたいな事を思って、私はまた笑った。
「はいはい。聞いてますよ。」
「もう!聞いてないでしょ!」
同じ部屋で暮らす住人であり、私の友達のリリアンことリリーが頬を膨らませながら怒っている。
ライズと交流を深める為に2人に近付いたのだが、結局深まったのはリリーとの関係だった。
仲良くなってからは寮の部屋を彼女と相部屋にしてもらい、毎日べっちゃり一緒に過ごしている。
「明日何の服着ていくかでしょ?」
「もう!違ぁーう!!!ライズがおかしいって話し!!!」
「あぁ…。」
あの男ならいつもおかしい。
そう言おうとしてその言葉は飲み込んだ。
そんな事を言えば烈火の如く怒ったリリーに1時間ほど説教される羽目になる。
「ライズったら、ずーっと自分の事を僕って言ってたのに、急に俺って言い出すし。顔は今まで通り可愛らしいのだけど、チョット男らしくなったっていうか…。でもその男らしいのも良いんだけど。」
「…じゃぁ、良いじゃない。」
「うっ、違うの。男らしいライズと一緒にいると心臓がドキドキし過ぎて保たないっていうか…。もっと好きになるっていうか…。」
「…あっそ。」
リリーは私の冷たい返事にも気付かず、あぁだこうだと言いながら悶えている。
ライズが前世魔王だと知らないから呑気に好きだの何だの言えるんだわと思う反面、リリーなら彼が現魔王だったとしても同じなんだろうなという気がする。
あの男のどこが良いんだか。
ライズは物腰穏やか風を装ってはいるが、中に仄暗いものを抱えているのが一緒にいればすぐ分かる。
目が笑っていないのだ。
しかし彼は、この国の男にしては小柄で華奢なので、絡まれる事も多いようで。
(主にナンパの部類。)
まだ貴族社会を重んじる面倒くさい輩もいるので、上手く世渡りする為に物腰柔らかな口調にしているらしいが…。
彼を本気で怒らした奴らは二度と彼には近付かないし姿すら見せない。
一体どんな罰を受けたのかと思うと、想像するだけでゾッとする。
「私達ももう16歳でしょ?ライズの雰囲気が変わったっておかしくないんじゃない?」
いつまで経っても終わらないリリーの悩みに終止符を打つためにそう言えば、納得したのか一応頷いた。
「どこがそんなに好きなの?」
そう自分から聞いたのに私は即後悔した。リリーの満面の笑みを見たからだ。
ここから1時間、いや2時間は惚気話しを聞かされると覚悟した私は、早々に意識を飛ばす事にした。
私はぼんやりとリリーの話しを聞きながら、彼女達に会うまでの自分の事を思い出していた。
公爵家の次女として生を受けた私は、厳しい淑女教育に追われる幼少期を過ごした。
遊んだ記憶などほぼ無く、王妃候補に選ばれてからは、それに輪をかけて忙しくなったのは言うまでもない。
「自分が好きになった人と結婚したい。」
「何っ!!??」
反抗期に入った頃お父様にそう告げて、頬を思いっきり張り飛ばされた時に私は目覚めた。
言いなりの人生などゴメンだ。
王妃教育に費やされるはずだった私の時間をどうにか他の事に使いたいと始めたのが、孤児院の慰問だった。
小さな子供も好きだったし、将来王妃になるかもしれない私が慰問に行くのは体裁も良かった。
孤児院を経営する教会の神父さんに、聖女の力があると見初められたのは本当にたまたまだった。
そこから生活は一変した。
神父さんに頼み込み、修行の為にと教会に居住まいを移し、私はついに自由を手に入れた。
子供達と一緒に暮らす事で、ささくれだった私の気持ちは落ち着きを取り戻し、人間らしい感情も手に入れる事が出来た。
そんな時だ。
「スタンピードですか。」
神父のジョエルから魔物退治の依頼が来たと話しがあったのだ。
「とても危険な任務です。公爵家の娘であるあなたが同行するなど、本来は考えられないのですが。」
ジョエルが言うには、最強の勇者に、剣士、魔道士がもう選出されているらしいのだが、最強と言えども人間なのだから怪我はする。
魔法を使い治療を行えるのは、この国唯一の聖女。
そう、私だけなのだ。
「いえ、公爵家の事など気にしないで下さい。私の力が必要とされているのなら、こんなに素晴らしい事はないわ。」
私は晴れやかに笑ったつもりだったが、ジョエルの表情はさらに曇ってしまった。
「他に何かあるの?」
「…えぇ。その様に素晴らしい女性ならば、旅が終わった後ぜひこの国の王妃にと望まれまして。」
「!!??」
私は絶句した。
聖女となり国のために働けば、好きでもない男と結婚しなくても良い未来があるかと思っていたのに。
絶望する私の肩をジョエルがソッと叩いた。
「希望を捨ててはいけません。」
「でも…。」
「立派に勤めを果たせば、何でも望みを叶えようと国王がおっしゃったそうです。」
「望み?」
私の問いかけにジョエルが力強く頷いた。
「はい。あなたは好きになった方と添い遂げたいのでしょう?」
「…はい。」
「…それならば厳しい旅になるでしょうが、必ず生きて帰って来て、あなたは好きな方と幸せになりなさい。」
「…ジョエル神父様。」
私の頬を温かい涙が流れた。
泣いたのなどいつぶりだろうか?
私も自由になって良いの?
この日初めて私は普通の幸せについて考えた。
好きな人と慎ましやかだが幸せな暮らしをしてみたい。
公爵家でも聖女でもない、私自身を見てくれる人と出会えるだろうか?
その後、国王陛下より呼び出しを受け、詳しい話しを聞く事になった。
勇者と呼ばれる男、剣士に魔道士と顔を合わせた。
魔道士が前世で魔王だった話しを聞いた時は飛び上がるほど驚いた。
彼のうちに秘めた禍々しい魔力を肌で感じたので、すぐに本当の事だと理解したからだ。
この男と一緒に旅をする事に不安を感じたが、学園に入ってからはそれも少し薄れてきている。
リリーからすれば、ライズは可愛く美しい愛しの幼なじみ君なのだ。
彼女の話しを聞いていれば、ライズに対して少し警戒心が解けていく。
実際、リリーが生きているうちはライズも人間でいられるだろう。
「もうまた!聞いてる!?」
リリーがまた不服そうに頬を膨らました。
私は頷きながら声を出して笑った。
リリーが不思議そうに首を傾げていたが、それすら愉快で笑いが止まらない。
何て平和なんだ。
リリーがそばにいれば私の小さな世界にいつでも平和が訪れる。
「愛してるよ。」
満面な笑みで愛を囁いた私を、リリーが真っ赤な顔で見つめてきた。
あぁ、男に生まれてくれば良かったな。
そんな阿呆みたいな事を思って、私はまた笑った。
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