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スキルポイントでチートに近付く
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朝、目覚めるとやはり石造りの部屋の中で木製のベッドで寝ていた。
やっぱり夢では無いのか・・・覚悟を決めてしっかりと生活をしていかないとな。
まずは生活費、剣術、魔法、この世界の常識、交友関係を勉強しないとな、体力作りもしないと。
昨日は、夜寝る前にステータスを見ようかと思ってたけどステータスの出し方が分からなくて今も見れていないんだよな。
着替えをしてる所にサキが起こしにきて部屋に入ってきて、ビックリしてサキが両手で顔を覆っているが指の隙間から見ているようだ。
「朝起こしに来てくれたのか。いつも悪いな。」
「着替えててビックリしたよ。」
「男の着替えなんて見ても面白くないだろ。気にするなよ」
「ライト最近、筋肉が付いて、たくましくなったね」
まだ両手で顔を覆っている
「両手で顔を覆って良く見えてるな」
「・・・えへへ・・」
「別に見ても良いぞ、恥ずかしくないしな」
「え?良いの?ラッキー」
「ラッキーなのか?おかしな奴だな」
「え、もう服着ちゃうの?良く見れなかったじゃん」
「夜も、次の日の朝もチャンスは有るだろ」
「毎日来て良いの?」
「逆に毎日来てくれるのか?俺は料理や家事が出来ないしな・・・」
「ホントに良いの?毎日来ちゃうよ?」
「サキが来てくれないと俺は飯抜きだし助かるよ。迷惑かけるがお願いするよ。」
「わぁーい。嬉しい。お母さんに報告してくるね。あ、それと朝食出来てるから食べちゃってね。」
「一緒に食べるんだろ?待ってるよ」
「あ、そうだったね。ちょっと待ってね。」
サキは家に報告に行ってしまったのでお茶を飲みながら待ってると、息を切らせて帰ってきた。
「・・・お母さんに言ったら・・だったらライトの家に住みなさいって言われちゃったよ。どうしよう・・」
「俺は勿論構わけど、お母さんを怒らせちゃったか・・・不味いな。誤りにいかないとな。」
「ううん。怒ってはいないよ。実は、ちょこちょこ帰って来るのが大変だからライトの家に住んじゃえばって言われただけなんだ。えへへへ。」
「なんだよ。脅かすなよ、ビックリしたぞ。」
「一緒に住んで良いんだよね?ね?」
「俺は助かるけど、お前は良いのか?」
「うん。大丈夫だよ。」
「じゃあ、これからも宜しく頼むな。サキ」
「任せなさい。はっはっはー」
「朝食食べちゃおう」
「ノリが悪いなー」
「そのノリが分からないって。」
「修行が足りないな。」
「徐々に勉強していくよ。」
「あはは。真面目だなぁ~」
朝食を食べ終わり森にある丘に来た
サキは荷物を結構持っていたので大きいのを持ってあげた。
練習ってどうやるんだ?的が欲しいけど木で良いかな?
木を的にして無詠唱でファイアショットを放つ練習をしてみると問題なく木が倒木したのをサキが驚いてる。
「え?いつの間にそんなに強くなってるの?隠れて練習をしてたなぁ~。でも、ファイアショットで木を倒すなんて凄いね。」
初めてだったから、かなり抑え気味に放ったんだけど・・・
「まぁ、隠れて努力してたからな。」
「私も負けてられないなぁ」
「え?サキも強くなりたいの?」
「あ、違う違う。料理の腕を上げないとって話だよ。今日ココで食べていこうね。」
と言い料理の準備をしているが・・・
「あ、水を忘れたよ。はぁ・・・スープも、お茶も無しだよ。」
「出来るか分らないけど」
鍋の上で小さなウォーターボールを作り鍋の中に入れる
「成功したな。良かった」
「何その便利な使い方!その発想が’凄い!」
「サキもファイアボールで薪に火をつけてるだろ」
「あれは誰でもやってるし。真似してるだけだよ。邪魔しちゃ悪いから、私は料理を作りながら黙って見学してるよ」
「うん。分かった。」
今度はファイアショット、ウォーターショットの2重魔法で放つと当たった瞬間に水蒸気爆発が起きて気も吹っ飛んだ。
「何が起きたの?凄い爆発してたけど」
「水と火を同時に放ったら爆発したみたい。」
「?同時にって凄いんじゃないの?」
「分らないけど・・・使わない方が良いかもな」
「多分目立つよ。」
「目立つのは嫌だな。」
「昔から目立ちたくないって言ってたよね。でも、試験の時はライト目立ってて格好良かったなぁ」
目を輝かせてるサキ
「もう目立ちたくないからな。」
「そうだよね。で、休憩なの?」
「ああ、ちょっとだけね」
「じゃあこっち来てよ」
と言いサキが座って膝を叩いてる
「ん?」
「ん?じゃなくてココに寝てよ。分かるでしょ!」
「膝枕か?良いのか俺がして?まるで恋人同士に見えるぞ?」
「良いから、早く。」
サキの膝枕で少し横になるとドキドキするな・・
「さっきから気になってたんだけどさ、ライトって詠唱を唱えてる?」
「・・・詠唱?」
「普通詠唱するよ?無詠唱って聞いたこと無いよ」
「・・・また、常識外れってやつか」
「うん。そうだね。常識外れって奴ですよ。」
女の子の膝枕って良いもんだな。いい香りがしてるし、柔らかくて温かいな。
「サキっていい香りがするな。」
「え、変な事言わないでよ。恥ずかしいじゃん。」
木下の木漏れ日の中の女の子の膝枕でしばらく休んで練習を再開する、次は風かなウィンドカッターを放つと木が切断する事が出来てコレで薪が大量に出来るなと木を薪サイズに刻んでいくと、どうやって持ってかえるんだコレ。
座りながら考えているとステータス画面が出てきた・・・どうやって出したんだ?
アイテムと書いてある所を意識したら開いて色々と持っていたみたいだなでも、出し方や収納の仕方が分からなければ意味がないよな・・・薪を収納したいんだよなと思ったら薪が目の前から消えてアイテムの一覧に薪と表示されていた。
使えたじゃん。でも、どうやって出すんだ?剣もアイテムにあったので剣を取り出したいと思ったら剣を握っていた。
何コレ凄い便利じゃん。
魔法を見てみると・・・嫌になるほど魔法の名前が並んでいるのでパスだな。
次はスキルも名前がそこそこ並んでいるので今はパスだな。
でも、スキルポイントっていうのが大量にあるけどなんだ?
剣術のスキルレベルが4だったのでコレを上げれるのかな?
上がるようにイメージをするとスキルポイントが消費されてレベルが5になったので、更に上げ続けてレベルが10になるとレベルの横にMAXと表示されたので10がMAXなのか。
体術もレベルが3だったのでMAXにしておいた。
双剣、状態異常無効、威圧耐性、魔法耐性、物理攻撃耐性、精神攻撃耐性、気配察知無効、威圧、身体強化、動体視力強化、暗視力強化、撹乱、機動性強化、俊敏性強化、跳躍、転移、バリア、結界、異次元収納というのを必要そうだったのでMAXにしておいたが、まだスキルポイントは有り余っている。
さっそく効果を試してみる剣を持っているので軽く振り回してみるが小枝を振り回してるような感じで剣が軽いので剣を収納して双剣を出して試してみるコレ無敵じゃないってくらい剣より早く動かせて楽しい。
他にと基本ステータス・・・レベル38か、普通だな。
魔力は・・・うん。桁が異常だ多分
もっと色々と見てみたかったがサキに呼ばれたので、そっちに意識をしたらステータスが消えてしまったのでサキの元まで走っていくが、元々体が軽かったのに、さっきより体が軽い。
「そんなに慌てて走って来なくても良いのに。」
「サキが呼んでたから走ってきて、それかよ。」
「あ、そうだよね。ありがとね。お昼出来たよって言いたかっただけなんだ。」
「今日も旨そうな昼食ありがとな。」
「お世辞が上手くなったね。」
「お世辞じゃなくてホントに旨そうだよ。」
「じゃあ、食べようっか?」
木漏れ日の下でサキと一緒に食べる昼食は美味しいし幸せだ。
遠くから声がしてる・・・誰だろう・・・関係ないので放っておくか。
今はサキと昼食が優先だ。
昼食が終わる頃サキに向かって矢が飛んできたので矢を掴むと同時にサキが悲鳴を上げると森の奥からリュークとディユーイが走って出てきて謝ってきた。
そして事情を説明される、弓の練習をしていて的から外れて飛んでいってしまったと説明を受けたけが、的を外しても大丈夫なようにしてないとダメだろと注意をした。
サキにケガをされたらと思うと恐い。
「ライトありがとね。命の恩人だね」
「俺達の恩人でもあるな、助かったよ。」
「友達にケガをさせる所だったよ」
「でも、よく飛んでくる矢を掴めたね。凄いよ」
「サキを守る一心で掴めたんだよ」
「っていうか、またサキと一緒にいるのかよ。」
「相変わらずラブラブだな」
「ライトの面倒を見ないと飢え死にしちゃうでしょ」
「それだけなのか?」
「でも、ライトが一緒いてくれて今回は助かったよ。ホントに」
「ついでだから剣術の練習を一緒にやらないか?」
「良いね、一緒にやろうぜ」
「また、サキにケガをさせたら困るから少し離れてやるんなら良いけど。」
「ああ、そうだな。」
「サキに優しいんだな」
「当たり前だろ。大切なんだから」
それを聞いてたサキが赤くなってる
「はい。はい。のろけ話ご馳走様。」
「じゃあ少し離れるか」
危なくない距離に移動してきて
「俺、今日は双剣も持ってきてるんだけど使ってみて良いか?」
「お前、前に高い金を出して双剣を買って断念してたけど上手くなったのかよ」
「だから今練習してるんだろ。」
「じゃあ相手してやるよ」
ディユーイが相手になってくれる
ディユーイが撃ち込んで来るが・・・遅い
双剣の練習にもならなそうだ。
避ける練習になってるし。
瞬時に後ろに回り込み肩を叩いた。
「コレでお前はやられたな。」
「何だよそれ、双剣使ってないだろ」
「あ、そうだったな」
「もう一回だ」
撃ち込んでくるのを双剣で弾きディユーイに詰め寄っていくと剣の間合いでは無くなってきて
「わかった。俺の負だ」
「結構上手くなっただろ?」
「上手くなったっていうか別次元だろ」
「じゃ、次は俺な」
今度はリュークが相手だがレベルは同じくらいか
「次は剣でも良いか?」
「お前に任せるぞ」
置いてあった剣と交換して剣を構える
ディユーイが初めの合図を出した瞬間に撃ち込んできた
それを避けて寸止めをすると
「剣術も次元が違うくらい強くなってるな」
「どうやったら、そんなに強くなれるんだよ」
「ん・・・日頃の訓練の成果ってやつだろ。」
サキが
「そろそろ帰るよぉ~。夕食の準備もしなくちゃ」
「俺はサキと帰るけど、また練習一緒にしような」
「ああ、練習相手になれるように頑張るさ」
「次は負けないように頑張ってみる」
サキの元に戻って片付けを手伝って手を繋いで帰宅した
「最近さ、手を繋いでくれるけど良いの?」
「何がだ?」
「前は恥ずかしい。とか、女とベタベタ出来るか!って、言ってたのに」
「最近はべつに抵抗は無くなってきたな。」
「それなら良いけど、無理しないでよ」
「お前の方こそ無理はするなよ。」
「うん。大丈夫」
「休みたい時は休んで良いぞ。1食抜いても大丈夫だしな。」
「どうしたの急に優しくなって」
「さっきも言ったろ。大切だって」
「もぉ~また、そんな事を言ってぇ~」
また、顔が赤くなった
「料理を初めますか!」
「悪いけどお願いします。」
「任せて下さい!」
「明日、第1部隊に返事をしてくるよ」
「何だか不安だね」
「休みも多いって言ってたし、一緒に居られる時間もあって良いかもな」
「・・・う、うん。」
顔が赤くなった
調理中に苦労して人参を切っているので
「包丁切れなくなってきてない?」
「あ、うん。ちょっとね」
確か地属性魔法と無属性魔法で、なんとか出来る気がする。
地属性で砂鉄で包丁の修復して無属性魔法で包丁の刃を付けるイメージをした後に魔力を流して包丁の刃をコーティングすれば長持ちする・・・はずだ。
包丁を渡して
「多分切れるから気をつけろよ」
人参がスパスパ切れてラクになって喜ばれた
魔法って便利でいいな。
「普通こんな事思いつかないよ。っていうかそんなに属性無いから出来ないと思うけど。外では大人しくしてるんだよ」
「はーい。」
「素直でよろしい。あははは。」
ステータス画面を意識して・・・と
ステータス画面が出てきた
スキルを見ていると面白そうなスキルがあった
周囲警戒、隠密スキル、暗殺術、不可視化、投擲、ナイフ術があったのでレベルをMAXにしておいたが不可視化はオンとオフだけでレベルは無かった。
他のスキルもオンとオフがあるけど。
無かったら日常生活に困るずっと威圧を出してたら誰も近寄ってこなくなるだろう。
ステータス画面を見てニヤニヤしてたらしく
「何一人でニヤニヤしてるの?もしかして・・・エッチな事を考えてたの?」
「違うって、給料でたらお前に何を買ってあげるか考えてただけだって」
「え?ホント?初給料で渡しにプレゼント?うわぁ楽しみ」
「サキに秘密にしようと思ってたのに、言っちゃっただろ。」
「あぁ・・・ごめん。」
「まぁ聞かなかった事にしてくれ」
「うん。頑張ってみる」
二人で夕食を楽しく話しながら食べ寝る準備で着替えてまたリビングに集まってお茶を飲みながら話をして過ごしているとサキが眠そうになってきたので寝ることにした。
やっぱり夢では無いのか・・・覚悟を決めてしっかりと生活をしていかないとな。
まずは生活費、剣術、魔法、この世界の常識、交友関係を勉強しないとな、体力作りもしないと。
昨日は、夜寝る前にステータスを見ようかと思ってたけどステータスの出し方が分からなくて今も見れていないんだよな。
着替えをしてる所にサキが起こしにきて部屋に入ってきて、ビックリしてサキが両手で顔を覆っているが指の隙間から見ているようだ。
「朝起こしに来てくれたのか。いつも悪いな。」
「着替えててビックリしたよ。」
「男の着替えなんて見ても面白くないだろ。気にするなよ」
「ライト最近、筋肉が付いて、たくましくなったね」
まだ両手で顔を覆っている
「両手で顔を覆って良く見えてるな」
「・・・えへへ・・」
「別に見ても良いぞ、恥ずかしくないしな」
「え?良いの?ラッキー」
「ラッキーなのか?おかしな奴だな」
「え、もう服着ちゃうの?良く見れなかったじゃん」
「夜も、次の日の朝もチャンスは有るだろ」
「毎日来て良いの?」
「逆に毎日来てくれるのか?俺は料理や家事が出来ないしな・・・」
「ホントに良いの?毎日来ちゃうよ?」
「サキが来てくれないと俺は飯抜きだし助かるよ。迷惑かけるがお願いするよ。」
「わぁーい。嬉しい。お母さんに報告してくるね。あ、それと朝食出来てるから食べちゃってね。」
「一緒に食べるんだろ?待ってるよ」
「あ、そうだったね。ちょっと待ってね。」
サキは家に報告に行ってしまったのでお茶を飲みながら待ってると、息を切らせて帰ってきた。
「・・・お母さんに言ったら・・だったらライトの家に住みなさいって言われちゃったよ。どうしよう・・」
「俺は勿論構わけど、お母さんを怒らせちゃったか・・・不味いな。誤りにいかないとな。」
「ううん。怒ってはいないよ。実は、ちょこちょこ帰って来るのが大変だからライトの家に住んじゃえばって言われただけなんだ。えへへへ。」
「なんだよ。脅かすなよ、ビックリしたぞ。」
「一緒に住んで良いんだよね?ね?」
「俺は助かるけど、お前は良いのか?」
「うん。大丈夫だよ。」
「じゃあ、これからも宜しく頼むな。サキ」
「任せなさい。はっはっはー」
「朝食食べちゃおう」
「ノリが悪いなー」
「そのノリが分からないって。」
「修行が足りないな。」
「徐々に勉強していくよ。」
「あはは。真面目だなぁ~」
朝食を食べ終わり森にある丘に来た
サキは荷物を結構持っていたので大きいのを持ってあげた。
練習ってどうやるんだ?的が欲しいけど木で良いかな?
木を的にして無詠唱でファイアショットを放つ練習をしてみると問題なく木が倒木したのをサキが驚いてる。
「え?いつの間にそんなに強くなってるの?隠れて練習をしてたなぁ~。でも、ファイアショットで木を倒すなんて凄いね。」
初めてだったから、かなり抑え気味に放ったんだけど・・・
「まぁ、隠れて努力してたからな。」
「私も負けてられないなぁ」
「え?サキも強くなりたいの?」
「あ、違う違う。料理の腕を上げないとって話だよ。今日ココで食べていこうね。」
と言い料理の準備をしているが・・・
「あ、水を忘れたよ。はぁ・・・スープも、お茶も無しだよ。」
「出来るか分らないけど」
鍋の上で小さなウォーターボールを作り鍋の中に入れる
「成功したな。良かった」
「何その便利な使い方!その発想が’凄い!」
「サキもファイアボールで薪に火をつけてるだろ」
「あれは誰でもやってるし。真似してるだけだよ。邪魔しちゃ悪いから、私は料理を作りながら黙って見学してるよ」
「うん。分かった。」
今度はファイアショット、ウォーターショットの2重魔法で放つと当たった瞬間に水蒸気爆発が起きて気も吹っ飛んだ。
「何が起きたの?凄い爆発してたけど」
「水と火を同時に放ったら爆発したみたい。」
「?同時にって凄いんじゃないの?」
「分らないけど・・・使わない方が良いかもな」
「多分目立つよ。」
「目立つのは嫌だな。」
「昔から目立ちたくないって言ってたよね。でも、試験の時はライト目立ってて格好良かったなぁ」
目を輝かせてるサキ
「もう目立ちたくないからな。」
「そうだよね。で、休憩なの?」
「ああ、ちょっとだけね」
「じゃあこっち来てよ」
と言いサキが座って膝を叩いてる
「ん?」
「ん?じゃなくてココに寝てよ。分かるでしょ!」
「膝枕か?良いのか俺がして?まるで恋人同士に見えるぞ?」
「良いから、早く。」
サキの膝枕で少し横になるとドキドキするな・・
「さっきから気になってたんだけどさ、ライトって詠唱を唱えてる?」
「・・・詠唱?」
「普通詠唱するよ?無詠唱って聞いたこと無いよ」
「・・・また、常識外れってやつか」
「うん。そうだね。常識外れって奴ですよ。」
女の子の膝枕って良いもんだな。いい香りがしてるし、柔らかくて温かいな。
「サキっていい香りがするな。」
「え、変な事言わないでよ。恥ずかしいじゃん。」
木下の木漏れ日の中の女の子の膝枕でしばらく休んで練習を再開する、次は風かなウィンドカッターを放つと木が切断する事が出来てコレで薪が大量に出来るなと木を薪サイズに刻んでいくと、どうやって持ってかえるんだコレ。
座りながら考えているとステータス画面が出てきた・・・どうやって出したんだ?
アイテムと書いてある所を意識したら開いて色々と持っていたみたいだなでも、出し方や収納の仕方が分からなければ意味がないよな・・・薪を収納したいんだよなと思ったら薪が目の前から消えてアイテムの一覧に薪と表示されていた。
使えたじゃん。でも、どうやって出すんだ?剣もアイテムにあったので剣を取り出したいと思ったら剣を握っていた。
何コレ凄い便利じゃん。
魔法を見てみると・・・嫌になるほど魔法の名前が並んでいるのでパスだな。
次はスキルも名前がそこそこ並んでいるので今はパスだな。
でも、スキルポイントっていうのが大量にあるけどなんだ?
剣術のスキルレベルが4だったのでコレを上げれるのかな?
上がるようにイメージをするとスキルポイントが消費されてレベルが5になったので、更に上げ続けてレベルが10になるとレベルの横にMAXと表示されたので10がMAXなのか。
体術もレベルが3だったのでMAXにしておいた。
双剣、状態異常無効、威圧耐性、魔法耐性、物理攻撃耐性、精神攻撃耐性、気配察知無効、威圧、身体強化、動体視力強化、暗視力強化、撹乱、機動性強化、俊敏性強化、跳躍、転移、バリア、結界、異次元収納というのを必要そうだったのでMAXにしておいたが、まだスキルポイントは有り余っている。
さっそく効果を試してみる剣を持っているので軽く振り回してみるが小枝を振り回してるような感じで剣が軽いので剣を収納して双剣を出して試してみるコレ無敵じゃないってくらい剣より早く動かせて楽しい。
他にと基本ステータス・・・レベル38か、普通だな。
魔力は・・・うん。桁が異常だ多分
もっと色々と見てみたかったがサキに呼ばれたので、そっちに意識をしたらステータスが消えてしまったのでサキの元まで走っていくが、元々体が軽かったのに、さっきより体が軽い。
「そんなに慌てて走って来なくても良いのに。」
「サキが呼んでたから走ってきて、それかよ。」
「あ、そうだよね。ありがとね。お昼出来たよって言いたかっただけなんだ。」
「今日も旨そうな昼食ありがとな。」
「お世辞が上手くなったね。」
「お世辞じゃなくてホントに旨そうだよ。」
「じゃあ、食べようっか?」
木漏れ日の下でサキと一緒に食べる昼食は美味しいし幸せだ。
遠くから声がしてる・・・誰だろう・・・関係ないので放っておくか。
今はサキと昼食が優先だ。
昼食が終わる頃サキに向かって矢が飛んできたので矢を掴むと同時にサキが悲鳴を上げると森の奥からリュークとディユーイが走って出てきて謝ってきた。
そして事情を説明される、弓の練習をしていて的から外れて飛んでいってしまったと説明を受けたけが、的を外しても大丈夫なようにしてないとダメだろと注意をした。
サキにケガをされたらと思うと恐い。
「ライトありがとね。命の恩人だね」
「俺達の恩人でもあるな、助かったよ。」
「友達にケガをさせる所だったよ」
「でも、よく飛んでくる矢を掴めたね。凄いよ」
「サキを守る一心で掴めたんだよ」
「っていうか、またサキと一緒にいるのかよ。」
「相変わらずラブラブだな」
「ライトの面倒を見ないと飢え死にしちゃうでしょ」
「それだけなのか?」
「でも、ライトが一緒いてくれて今回は助かったよ。ホントに」
「ついでだから剣術の練習を一緒にやらないか?」
「良いね、一緒にやろうぜ」
「また、サキにケガをさせたら困るから少し離れてやるんなら良いけど。」
「ああ、そうだな。」
「サキに優しいんだな」
「当たり前だろ。大切なんだから」
それを聞いてたサキが赤くなってる
「はい。はい。のろけ話ご馳走様。」
「じゃあ少し離れるか」
危なくない距離に移動してきて
「俺、今日は双剣も持ってきてるんだけど使ってみて良いか?」
「お前、前に高い金を出して双剣を買って断念してたけど上手くなったのかよ」
「だから今練習してるんだろ。」
「じゃあ相手してやるよ」
ディユーイが相手になってくれる
ディユーイが撃ち込んで来るが・・・遅い
双剣の練習にもならなそうだ。
避ける練習になってるし。
瞬時に後ろに回り込み肩を叩いた。
「コレでお前はやられたな。」
「何だよそれ、双剣使ってないだろ」
「あ、そうだったな」
「もう一回だ」
撃ち込んでくるのを双剣で弾きディユーイに詰め寄っていくと剣の間合いでは無くなってきて
「わかった。俺の負だ」
「結構上手くなっただろ?」
「上手くなったっていうか別次元だろ」
「じゃ、次は俺な」
今度はリュークが相手だがレベルは同じくらいか
「次は剣でも良いか?」
「お前に任せるぞ」
置いてあった剣と交換して剣を構える
ディユーイが初めの合図を出した瞬間に撃ち込んできた
それを避けて寸止めをすると
「剣術も次元が違うくらい強くなってるな」
「どうやったら、そんなに強くなれるんだよ」
「ん・・・日頃の訓練の成果ってやつだろ。」
サキが
「そろそろ帰るよぉ~。夕食の準備もしなくちゃ」
「俺はサキと帰るけど、また練習一緒にしような」
「ああ、練習相手になれるように頑張るさ」
「次は負けないように頑張ってみる」
サキの元に戻って片付けを手伝って手を繋いで帰宅した
「最近さ、手を繋いでくれるけど良いの?」
「何がだ?」
「前は恥ずかしい。とか、女とベタベタ出来るか!って、言ってたのに」
「最近はべつに抵抗は無くなってきたな。」
「それなら良いけど、無理しないでよ」
「お前の方こそ無理はするなよ。」
「うん。大丈夫」
「休みたい時は休んで良いぞ。1食抜いても大丈夫だしな。」
「どうしたの急に優しくなって」
「さっきも言ったろ。大切だって」
「もぉ~また、そんな事を言ってぇ~」
また、顔が赤くなった
「料理を初めますか!」
「悪いけどお願いします。」
「任せて下さい!」
「明日、第1部隊に返事をしてくるよ」
「何だか不安だね」
「休みも多いって言ってたし、一緒に居られる時間もあって良いかもな」
「・・・う、うん。」
顔が赤くなった
調理中に苦労して人参を切っているので
「包丁切れなくなってきてない?」
「あ、うん。ちょっとね」
確か地属性魔法と無属性魔法で、なんとか出来る気がする。
地属性で砂鉄で包丁の修復して無属性魔法で包丁の刃を付けるイメージをした後に魔力を流して包丁の刃をコーティングすれば長持ちする・・・はずだ。
包丁を渡して
「多分切れるから気をつけろよ」
人参がスパスパ切れてラクになって喜ばれた
魔法って便利でいいな。
「普通こんな事思いつかないよ。っていうかそんなに属性無いから出来ないと思うけど。外では大人しくしてるんだよ」
「はーい。」
「素直でよろしい。あははは。」
ステータス画面を意識して・・・と
ステータス画面が出てきた
スキルを見ていると面白そうなスキルがあった
周囲警戒、隠密スキル、暗殺術、不可視化、投擲、ナイフ術があったのでレベルをMAXにしておいたが不可視化はオンとオフだけでレベルは無かった。
他のスキルもオンとオフがあるけど。
無かったら日常生活に困るずっと威圧を出してたら誰も近寄ってこなくなるだろう。
ステータス画面を見てニヤニヤしてたらしく
「何一人でニヤニヤしてるの?もしかして・・・エッチな事を考えてたの?」
「違うって、給料でたらお前に何を買ってあげるか考えてただけだって」
「え?ホント?初給料で渡しにプレゼント?うわぁ楽しみ」
「サキに秘密にしようと思ってたのに、言っちゃっただろ。」
「あぁ・・・ごめん。」
「まぁ聞かなかった事にしてくれ」
「うん。頑張ってみる」
二人で夕食を楽しく話しながら食べ寝る準備で着替えてまたリビングに集まってお茶を飲みながら話をして過ごしているとサキが眠そうになってきたので寝ることにした。
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ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
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