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キャンプで従兄妹に告白した。
キャンプで従兄妹に告白をした。プロローグ編
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俺はユウヤ小学校の5年で同級生であり従兄妹でもあるミサキとは仲は良かったけど、最近になって近くに引っ越してきて同じ学校に通うようになって・・・仲良くしていると、からかわれる事があってからは学校では話もしないし目も合わせなくなっていた。
そんな時の夏休みになって父親の兄弟3人が実家に集まっている時に父親同士が盛り上がって勝手に決められていた「夏休みにキャンプをしに行こう」という事になっていた。
そして当日・・・
俺とミサキの家族は近くに住んでいるので車二台で一緒にキャンプ場まで向かった。
キャンプ場に着くと二家族分のテントと子供用のテントを設営し終わってテントに荷物を入れてミサキと寛いでいると。
父親の一番下の弟が子供が体調が悪いと連絡があって来れなくなったと伝えられた。
「はぁ~?マジか・・・ミサキと二人っきりじゃん」
「えぇ~つまんな~いっ!」
二人で顔を見合わせて気不味い雰囲気になったので、外で遊ぶことにした。
「あ、俺は外行って散策してくるな~」
「うん。いってらっしゃ~い」
テントを出て少し歩いたところにキレイな川があって上流の方へ歩いていくと、俺の背丈以上の大きなゴツゴツとした石が転がてっいてスゴイ圧迫感があってその先へ進むのが恐くなった。
川で1人で遊ぶのはつまらないし・・・危なそうだったので座るのに丁度いい石を見つけたので石に座り川を眺めていると俺を呼ぶ声が聞こえた。
「ユウちゃ~んっ! ユウちゃ~ん!どこぉ~!?」
うわっ!ミサキが探してるよ・・・なんだよ・・・昼ご飯か?手伝いでも欲しいのか?
「なんだよ~?」
嫌そうに答えたが、そんな俺を気にぜずに笑顔で駆け寄ってきた。
「あっ!ユウちゃん、いたいた~!」
「走ると転ぶぞ!」
「う、うん・・・危なかった・・・」
駆け寄ってきたので途中転びそうになっていた。
「で、なに?」
「1人じゃつまんなくて・・・」
寂しそうな顔をして言ってきたけど・・・俺だってヒマだし、つまらないって。あからさまに避けられてたし放っておいてくれよな・・・
「お前は俺が嫌いなんだろ?離れて過ごそうな?」
気不味いし、話すこともないし・・・面倒だし。
「えぇ・・・イヤだぁ!嫌いじゃないしっ!一緒に居たいっ!」
頬を膨らませて不満そうに言ってきた。そんな事を俺に言われても困るんだよな・・・急に避けられて、急に仲良く出来るかってのっ!
「普段から話さなくなっただろ?近づくとイヤそうな顔をするし」
「それは・・・学校での話でしょ?」
学校だけか?普段も道で会っても嫌そうにしてるのに?買い物に店で会っても嫌そうにしてるし・・・
「そうか?さっきも嫌そうにしてただろ・・・それで良いんじゃないの?だから俺もお前と距離を取ってるんだぞ?」
「ひどっ!」
驚いた表情で言ってきたけど・・・そっちの方がヒドイだろ。学校だけだとか言ってるけど普段から嫌そうにしてるのは無意識だって言うなら、そっちの方がヒドイと思もうけど。
「はいはい。俺はヒドイやつなので離れていてくれ」
上流の方は行けそうに無いので、今度は下流の方へ歩いて向かうと俯いて立っていたミサキが距離が離れると慌てて追いかけてきた。
「待ってよぉ~!ユウちゃ~んっ!」
うわ。付いてきたよ・・・めんどくさっ!
「ユウちゃ~ん。ごめんね・・・」
涙目になって謝ってきた・・・ホントに面倒だな・・・コイツは。
「はぁ・・・勝手にすれば?俺は、じゃあこの辺で座って過ごしてるからミサキも、その辺に座ってれば?」
突き放した言い方をして近くにあった大きな石に座った。すると寂しそうな顔をして近付いて来た。
「う、うん・・・わたしも・・・そうする」
そう言うと隣に座り俺の顔を寂しそうに見つめてきた。
「ユウちゃん・・・ごめんね・・・ってばぁ・・・」
「嫌いなヤツの隣にムリに座らなくても良いんじゃないの?」
「キライじゃないってばっ!もぉ」
「俺と一緒に居るよりさ、親と一緒に居た方が良いと思うけど?」
そうだよ。暇だったら親と一緒に居た方が気楽で楽しいんじゃないの?嫌そうに見つめ返した。
「だから~ユウちゃんと一緒に居たいの!なんでヒドイ事を言うの?」
また、涙目になって聞いてきた。泣けば許してもらえると思ってるのか?
そう・・・俺はミサキが小さい頃から結構・・・好きだったのでミサキの態度が変わって嫌そうにされるのがツラかった。
ここで仲良くなっても、また帰ったら嫌そうにされるのが分かってるので仲良くする気はない。
「だって、ここで仲良くなっても帰れば嫌そうにするだろ?だからお前と仲良くする気はないんだって」
「もう、そんな事しないよ・・・ごめんてばっ」
涙を流して謝ってきた・・・うぅ・・ん・・・やっぱり・・・涙には勝てないのか・・・許してあげたい気がしてきた。弱いな・・・俺。
「はぁ・・・もう分かったから好きにして」
「うん。好きにするっ♪」
泣いてたんじゃないのかよ・・・そんな急に可愛い笑顔になって嬉しそうにするなっての・・・
「隣りに座っても気不味いだけじゃない?話すこともないだろ」
「そう?一緒に居るだけで楽しいけど」
ミサキがニコニコしながら俺を見つめて言われた。
「そういうのは俺じゃなくて彼氏に言ってあげろよ・・・」
「何言ってるの?彼氏なんか居ないしっ」
ムッとした表情になって今度は機嫌が悪くなって睨まれた。ほんと・・・感情が変わりやすいなぁ~
「そこ怒るところじゃないだろ」
「ユウちゃんに彼氏が居るって思われたくなかったのっ!」
「分かったって」
別にミサキに彼氏がいたって・・・うぅ~ん・・・イヤかも。
ミサキに彼氏が居ないと分かりスッキリしたような気分になりホッとした。
「ユウちゃんは・・・彼女いるんでしょ?」
「は?俺?いるわけ無いだろう?」
「へぇ・・・ユウちゃんモテそうだし・・・」
何を言ってるんだ?俺がモテる?告白されたこともないし・・・バレンタインは・・・まぁ・・・5、6個は貰えてたか・・・最近も手渡しじゃなかったけどミサキからも貰ってたな。
「告白されて事もないしなぁ・・・モテてないし」
「はぁ・・・そっか。良かったぁ・・・」
ミサキも俺に彼女が居ないと分かるとホッとして安心した表情になって川を眺めていた。
「良くないし・・・モテたいって~」
「ダメ。ダメッ!ばかぁ・・・もぉっ」
頬を膨らませて軽く胸や肩を叩いてきて文句を言われた。
は?何でミサキが怒るんだよ・・・俺がモテても別に関係ないどころかモテる従兄妹がいた方が恥ずかしくないだろ?
「何でダメなんだよ。意味分かんないぞ?」
「な、何でって・・・なんで彼女が欲しいの?いなくても・・・わたしが居るじゃん!」
ミサキが居るって?いつも居ないだろ?近寄ってこないし出会うと嫌そうにするし。意味分かんない・・・
「ミサキは学校でも公園でも店でも出会うと嫌そうにするし。一緒に居ないだろ?」
「これからは一緒に居てあげるよ?嫌そうにもしないし・・・だからそんな事を言わないでよっ」
そんな時の夏休みになって父親の兄弟3人が実家に集まっている時に父親同士が盛り上がって勝手に決められていた「夏休みにキャンプをしに行こう」という事になっていた。
そして当日・・・
俺とミサキの家族は近くに住んでいるので車二台で一緒にキャンプ場まで向かった。
キャンプ場に着くと二家族分のテントと子供用のテントを設営し終わってテントに荷物を入れてミサキと寛いでいると。
父親の一番下の弟が子供が体調が悪いと連絡があって来れなくなったと伝えられた。
「はぁ~?マジか・・・ミサキと二人っきりじゃん」
「えぇ~つまんな~いっ!」
二人で顔を見合わせて気不味い雰囲気になったので、外で遊ぶことにした。
「あ、俺は外行って散策してくるな~」
「うん。いってらっしゃ~い」
テントを出て少し歩いたところにキレイな川があって上流の方へ歩いていくと、俺の背丈以上の大きなゴツゴツとした石が転がてっいてスゴイ圧迫感があってその先へ進むのが恐くなった。
川で1人で遊ぶのはつまらないし・・・危なそうだったので座るのに丁度いい石を見つけたので石に座り川を眺めていると俺を呼ぶ声が聞こえた。
「ユウちゃ~んっ! ユウちゃ~ん!どこぉ~!?」
うわっ!ミサキが探してるよ・・・なんだよ・・・昼ご飯か?手伝いでも欲しいのか?
「なんだよ~?」
嫌そうに答えたが、そんな俺を気にぜずに笑顔で駆け寄ってきた。
「あっ!ユウちゃん、いたいた~!」
「走ると転ぶぞ!」
「う、うん・・・危なかった・・・」
駆け寄ってきたので途中転びそうになっていた。
「で、なに?」
「1人じゃつまんなくて・・・」
寂しそうな顔をして言ってきたけど・・・俺だってヒマだし、つまらないって。あからさまに避けられてたし放っておいてくれよな・・・
「お前は俺が嫌いなんだろ?離れて過ごそうな?」
気不味いし、話すこともないし・・・面倒だし。
「えぇ・・・イヤだぁ!嫌いじゃないしっ!一緒に居たいっ!」
頬を膨らませて不満そうに言ってきた。そんな事を俺に言われても困るんだよな・・・急に避けられて、急に仲良く出来るかってのっ!
「普段から話さなくなっただろ?近づくとイヤそうな顔をするし」
「それは・・・学校での話でしょ?」
学校だけか?普段も道で会っても嫌そうにしてるのに?買い物に店で会っても嫌そうにしてるし・・・
「そうか?さっきも嫌そうにしてただろ・・・それで良いんじゃないの?だから俺もお前と距離を取ってるんだぞ?」
「ひどっ!」
驚いた表情で言ってきたけど・・・そっちの方がヒドイだろ。学校だけだとか言ってるけど普段から嫌そうにしてるのは無意識だって言うなら、そっちの方がヒドイと思もうけど。
「はいはい。俺はヒドイやつなので離れていてくれ」
上流の方は行けそうに無いので、今度は下流の方へ歩いて向かうと俯いて立っていたミサキが距離が離れると慌てて追いかけてきた。
「待ってよぉ~!ユウちゃ~んっ!」
うわ。付いてきたよ・・・めんどくさっ!
「ユウちゃ~ん。ごめんね・・・」
涙目になって謝ってきた・・・ホントに面倒だな・・・コイツは。
「はぁ・・・勝手にすれば?俺は、じゃあこの辺で座って過ごしてるからミサキも、その辺に座ってれば?」
突き放した言い方をして近くにあった大きな石に座った。すると寂しそうな顔をして近付いて来た。
「う、うん・・・わたしも・・・そうする」
そう言うと隣に座り俺の顔を寂しそうに見つめてきた。
「ユウちゃん・・・ごめんね・・・ってばぁ・・・」
「嫌いなヤツの隣にムリに座らなくても良いんじゃないの?」
「キライじゃないってばっ!もぉ」
「俺と一緒に居るよりさ、親と一緒に居た方が良いと思うけど?」
そうだよ。暇だったら親と一緒に居た方が気楽で楽しいんじゃないの?嫌そうに見つめ返した。
「だから~ユウちゃんと一緒に居たいの!なんでヒドイ事を言うの?」
また、涙目になって聞いてきた。泣けば許してもらえると思ってるのか?
そう・・・俺はミサキが小さい頃から結構・・・好きだったのでミサキの態度が変わって嫌そうにされるのがツラかった。
ここで仲良くなっても、また帰ったら嫌そうにされるのが分かってるので仲良くする気はない。
「だって、ここで仲良くなっても帰れば嫌そうにするだろ?だからお前と仲良くする気はないんだって」
「もう、そんな事しないよ・・・ごめんてばっ」
涙を流して謝ってきた・・・うぅ・・ん・・・やっぱり・・・涙には勝てないのか・・・許してあげたい気がしてきた。弱いな・・・俺。
「はぁ・・・もう分かったから好きにして」
「うん。好きにするっ♪」
泣いてたんじゃないのかよ・・・そんな急に可愛い笑顔になって嬉しそうにするなっての・・・
「隣りに座っても気不味いだけじゃない?話すこともないだろ」
「そう?一緒に居るだけで楽しいけど」
ミサキがニコニコしながら俺を見つめて言われた。
「そういうのは俺じゃなくて彼氏に言ってあげろよ・・・」
「何言ってるの?彼氏なんか居ないしっ」
ムッとした表情になって今度は機嫌が悪くなって睨まれた。ほんと・・・感情が変わりやすいなぁ~
「そこ怒るところじゃないだろ」
「ユウちゃんに彼氏が居るって思われたくなかったのっ!」
「分かったって」
別にミサキに彼氏がいたって・・・うぅ~ん・・・イヤかも。
ミサキに彼氏が居ないと分かりスッキリしたような気分になりホッとした。
「ユウちゃんは・・・彼女いるんでしょ?」
「は?俺?いるわけ無いだろう?」
「へぇ・・・ユウちゃんモテそうだし・・・」
何を言ってるんだ?俺がモテる?告白されたこともないし・・・バレンタインは・・・まぁ・・・5、6個は貰えてたか・・・最近も手渡しじゃなかったけどミサキからも貰ってたな。
「告白されて事もないしなぁ・・・モテてないし」
「はぁ・・・そっか。良かったぁ・・・」
ミサキも俺に彼女が居ないと分かるとホッとして安心した表情になって川を眺めていた。
「良くないし・・・モテたいって~」
「ダメ。ダメッ!ばかぁ・・・もぉっ」
頬を膨らませて軽く胸や肩を叩いてきて文句を言われた。
は?何でミサキが怒るんだよ・・・俺がモテても別に関係ないどころかモテる従兄妹がいた方が恥ずかしくないだろ?
「何でダメなんだよ。意味分かんないぞ?」
「な、何でって・・・なんで彼女が欲しいの?いなくても・・・わたしが居るじゃん!」
ミサキが居るって?いつも居ないだろ?近寄ってこないし出会うと嫌そうにするし。意味分かんない・・・
「ミサキは学校でも公園でも店でも出会うと嫌そうにするし。一緒に居ないだろ?」
「これからは一緒に居てあげるよ?嫌そうにもしないし・・・だからそんな事を言わないでよっ」
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