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23話 始めての夜の討伐をしてみた。
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俺が「ほら?」と言い両手で目を隠して、アリアの服を掴んで歩いてると勝手に付いてきてるのを見て唸っていた。
「むぅ……やっぱりユウくん、おかしいっ」
え? 怒ってると思って慌ててアリアを見ると表情はニヤニヤしていた。
「ど、どうした?」
「えへへ……やっぱりユウくんはスゴイって思ったのー」
「そうかな?」
おかしいなー? アニメでは、こんな感じだと思ったんだけどなー……? この方がラクで良いと思うんだけど。
「それに……明るさも明るすぎですよ」
明る過ぎと指摘をされた。
え? 明る過ぎかぁ……3人で歩いていて暗いと足元が見えづらいかと思って明るくしてたんだけど……。あ、そうか夜行性の魔獣や魔物が逃げちゃったり、集まってきたり、襲い掛かってくるからか?
「暗くした方がよかった? 魔獣が逃げちゃうとか? 寄ってきちゃうとか?」
「違うよ。普通はもっと暗いって話だよー」
「っていうか、ミーシャが帰ってこないな?」
探索魔法で探すと少し先で既に討伐を始めてるようで、恐怖の感情は感じないどころか、ワクワク、楽しんでる感情の方が強い。
「あはは……もう討伐を始めて楽しんでるみただな」
「え? はぁ。ユウくん……普通は位置を把握するだけだよ……それも秘密にしておいてよぉ~。軍の隠密部隊が欲しがりそうな魔法だし……バリアとか結界とか……」
「あれ?バリアと結界の事を知ってたの?」
「え?この前の討伐の時に自分で「こっちにバリアを張ったから疲れたら休んでなー」って言ってたよ。そもそもその前から気付いてたけど……料理してる時に魔獣が近寄って来る気配が無かったし」
やっぱり前から気付いてたのか。アリアとミーシャには良いけどね。
「そっかーまぁ。アリアとミーシャには隠す気は無いから良いんだけどさ」
「他には何を隠してるのぉ?」
そう言われてもなぁ……隠しているつもりは他には無いし。ちゃんとイメージが出来れば何でも出来る……と思う。
「ん~分からないなぁ……自分でも把握してないかな……」
「……そ、そうなんだ……スゴイね」
さっきとは逆になり、アリアが俺の服を掴んで後を付いてきていた。
「大丈夫か?」
「う、うん……」
「もう、いつもの場所に着くぞ」
「うん」
「あー!おっそーいっ♪いっぱい倒しちゃったよー」
そこら中にライトの魔法で、倒された魔獣や魔物が転がっていて照らし出され。ミーシャが楽しそうな表情で、声を掛けてきて駆け寄ってきた。
「靴の使い心地は?」
「すごいよ。これーキュッ!キュッ!って直ぐに止まれるし、方向転換も出来ちゃうっ!」
昼の討伐が終わって魔獣や魔物の死体を地中に転移させて片付けたんだけど、また山が出来つつあった。
「使いづらくはないか?」
「ううん。最高だよー」
「わたしも試して来るね」
「あー、わたしの方は明るいの要らないよー!まぶしー」
「あ、悪いー」
ライトをアリアの方へ移動させた。
「アリア、気を付けてなー」
声を掛けている時にすでに魔獣をプレゼントをした杖を使い、打撃をしていい音を出していた。
バコッ! バコッ! ゴツンッ! バキッ!
「はぁーい♪」
う、うわぁ……アリア……コワイって。
杖の打撃を試していて杖を振り回していていて、低級の魔獣は既に打撃のみで討伐がされて地面に転がっていた。残っていた中級と上級の魔物は、付与されていたステータス異常の気絶の効果で気を失っていて周りに倒れていた。
「すごいねー、これ♪ えっと……えいっ!」
杖を地面に着くと、魔石の少し上に魔力の球が浮かび上がるとアリアの「えいっ!」という声がトリガーとなり生き残っていた魔獣や魔物を目掛けて魔力弾が球から放たれて、生き残っていた魔物や魔獣を討伐が出来た。
「わーすごいねー♪ いつもなら2、3体が限度なのにー。一度に13体も倒せたー!」
「すごいねー。そんなのも隠してたの?」
多重魔法ってヤツかな? そんな魔法も使えたんだな。
「ううん。普通に使ってたよ? でも、難しいから余裕ある時にって感じかなぁ」
それって上級魔法の多重魔法だよね? 自分も上級魔法を使ってたんじゃん。ここじゃ俺と、ミーシャを信用してれば何も隠す必要はないと思う。その方が気楽で討伐もラクになるし。
俺も対抗して別の多重魔法をって思ったけど……目立つし周りに被害が出そうなので止めておいた。
「ユウくんは討伐しないの?」
ん~剣、双剣で討伐をしたいけど昼間に出来るしなー夜にしか出来ない事は無いかな……? ミーシャの使っている夜目が羨ましいよな、俺にも使えるようにならないかな……。手には魔力を集中させて魔力弾を放つだろ。目に魔力を集中させれば使えちゃったり……目から魔力弾が放てたり?
ふざけた事を考えて笑いそうになってると、暗闇で闘っていたミーシャがよく見えるようになっていた。あれ? マジで見えるようになっちゃってるじゃん。すげぇー
ライトをアリアを追尾するように設定をし、双剣を出した。
「俺も、向こうに討伐に行ってくるな~」
「え? 向こうって? え? どこ行くの?」
俺がミーシャの居る方へ歩きだすと、アリアが不安そうな表情をして聞いてきた。
「暗闇でも討伐を出来るように練習してくるから、危なくなったら休憩場所に避難してよ」
「うぅ……分かったぁ」
アリアが不満そうに返事を返してきた。
「少しだけだからさ」
「うん。少しねー?」
少し寂しそうな表情のアリアを置いて、シュッ……と移動をして魔獣を双剣で斬り付けた。昼間の魔獣や獣と比べると、夜行性でも動きは鈍っていて反応が遅くてラクラクと斬れた。
ミーシャと合流をして、強そうな魔物を見つけると共闘をしてみた。
「俺は、右の足を斬るから左を宜しくー」
「はぁい♪」
シュッ……と消えて息を合わせて同時に斬り、後ろにあった木を足場にし跳躍して魔物を目掛けて、再び斬りかかる。
「次は俺が首。ミーシャは好きな方の横腹を切り裂いちゃって」
「はぁい」
シュッ……スパッ! スパーンッ!
「ミーシャ……やり過ぎー胴体真っ二つじゃん」
「だってーよく斬れるんだもーんっ♪ それにユウちゃんと討伐って面白いっ!」
「もぉー。ちょっとーっ! ねぇ~、一人にしないでよー! そっち楽しそうー、ズルいよぉ~!!」
俺達の声を聞いたアリアが、羨ましそうに珍しく大きな声をだして話し掛けてきた。
「むぅ……やっぱりユウくん、おかしいっ」
え? 怒ってると思って慌ててアリアを見ると表情はニヤニヤしていた。
「ど、どうした?」
「えへへ……やっぱりユウくんはスゴイって思ったのー」
「そうかな?」
おかしいなー? アニメでは、こんな感じだと思ったんだけどなー……? この方がラクで良いと思うんだけど。
「それに……明るさも明るすぎですよ」
明る過ぎと指摘をされた。
え? 明る過ぎかぁ……3人で歩いていて暗いと足元が見えづらいかと思って明るくしてたんだけど……。あ、そうか夜行性の魔獣や魔物が逃げちゃったり、集まってきたり、襲い掛かってくるからか?
「暗くした方がよかった? 魔獣が逃げちゃうとか? 寄ってきちゃうとか?」
「違うよ。普通はもっと暗いって話だよー」
「っていうか、ミーシャが帰ってこないな?」
探索魔法で探すと少し先で既に討伐を始めてるようで、恐怖の感情は感じないどころか、ワクワク、楽しんでる感情の方が強い。
「あはは……もう討伐を始めて楽しんでるみただな」
「え? はぁ。ユウくん……普通は位置を把握するだけだよ……それも秘密にしておいてよぉ~。軍の隠密部隊が欲しがりそうな魔法だし……バリアとか結界とか……」
「あれ?バリアと結界の事を知ってたの?」
「え?この前の討伐の時に自分で「こっちにバリアを張ったから疲れたら休んでなー」って言ってたよ。そもそもその前から気付いてたけど……料理してる時に魔獣が近寄って来る気配が無かったし」
やっぱり前から気付いてたのか。アリアとミーシャには良いけどね。
「そっかーまぁ。アリアとミーシャには隠す気は無いから良いんだけどさ」
「他には何を隠してるのぉ?」
そう言われてもなぁ……隠しているつもりは他には無いし。ちゃんとイメージが出来れば何でも出来る……と思う。
「ん~分からないなぁ……自分でも把握してないかな……」
「……そ、そうなんだ……スゴイね」
さっきとは逆になり、アリアが俺の服を掴んで後を付いてきていた。
「大丈夫か?」
「う、うん……」
「もう、いつもの場所に着くぞ」
「うん」
「あー!おっそーいっ♪いっぱい倒しちゃったよー」
そこら中にライトの魔法で、倒された魔獣や魔物が転がっていて照らし出され。ミーシャが楽しそうな表情で、声を掛けてきて駆け寄ってきた。
「靴の使い心地は?」
「すごいよ。これーキュッ!キュッ!って直ぐに止まれるし、方向転換も出来ちゃうっ!」
昼の討伐が終わって魔獣や魔物の死体を地中に転移させて片付けたんだけど、また山が出来つつあった。
「使いづらくはないか?」
「ううん。最高だよー」
「わたしも試して来るね」
「あー、わたしの方は明るいの要らないよー!まぶしー」
「あ、悪いー」
ライトをアリアの方へ移動させた。
「アリア、気を付けてなー」
声を掛けている時にすでに魔獣をプレゼントをした杖を使い、打撃をしていい音を出していた。
バコッ! バコッ! ゴツンッ! バキッ!
「はぁーい♪」
う、うわぁ……アリア……コワイって。
杖の打撃を試していて杖を振り回していていて、低級の魔獣は既に打撃のみで討伐がされて地面に転がっていた。残っていた中級と上級の魔物は、付与されていたステータス異常の気絶の効果で気を失っていて周りに倒れていた。
「すごいねー、これ♪ えっと……えいっ!」
杖を地面に着くと、魔石の少し上に魔力の球が浮かび上がるとアリアの「えいっ!」という声がトリガーとなり生き残っていた魔獣や魔物を目掛けて魔力弾が球から放たれて、生き残っていた魔物や魔獣を討伐が出来た。
「わーすごいねー♪ いつもなら2、3体が限度なのにー。一度に13体も倒せたー!」
「すごいねー。そんなのも隠してたの?」
多重魔法ってヤツかな? そんな魔法も使えたんだな。
「ううん。普通に使ってたよ? でも、難しいから余裕ある時にって感じかなぁ」
それって上級魔法の多重魔法だよね? 自分も上級魔法を使ってたんじゃん。ここじゃ俺と、ミーシャを信用してれば何も隠す必要はないと思う。その方が気楽で討伐もラクになるし。
俺も対抗して別の多重魔法をって思ったけど……目立つし周りに被害が出そうなので止めておいた。
「ユウくんは討伐しないの?」
ん~剣、双剣で討伐をしたいけど昼間に出来るしなー夜にしか出来ない事は無いかな……? ミーシャの使っている夜目が羨ましいよな、俺にも使えるようにならないかな……。手には魔力を集中させて魔力弾を放つだろ。目に魔力を集中させれば使えちゃったり……目から魔力弾が放てたり?
ふざけた事を考えて笑いそうになってると、暗闇で闘っていたミーシャがよく見えるようになっていた。あれ? マジで見えるようになっちゃってるじゃん。すげぇー
ライトをアリアを追尾するように設定をし、双剣を出した。
「俺も、向こうに討伐に行ってくるな~」
「え? 向こうって? え? どこ行くの?」
俺がミーシャの居る方へ歩きだすと、アリアが不安そうな表情をして聞いてきた。
「暗闇でも討伐を出来るように練習してくるから、危なくなったら休憩場所に避難してよ」
「うぅ……分かったぁ」
アリアが不満そうに返事を返してきた。
「少しだけだからさ」
「うん。少しねー?」
少し寂しそうな表情のアリアを置いて、シュッ……と移動をして魔獣を双剣で斬り付けた。昼間の魔獣や獣と比べると、夜行性でも動きは鈍っていて反応が遅くてラクラクと斬れた。
ミーシャと合流をして、強そうな魔物を見つけると共闘をしてみた。
「俺は、右の足を斬るから左を宜しくー」
「はぁい♪」
シュッ……と消えて息を合わせて同時に斬り、後ろにあった木を足場にし跳躍して魔物を目掛けて、再び斬りかかる。
「次は俺が首。ミーシャは好きな方の横腹を切り裂いちゃって」
「はぁい」
シュッ……スパッ! スパーンッ!
「ミーシャ……やり過ぎー胴体真っ二つじゃん」
「だってーよく斬れるんだもーんっ♪ それにユウちゃんと討伐って面白いっ!」
「もぉー。ちょっとーっ! ねぇ~、一人にしないでよー! そっち楽しそうー、ズルいよぉ~!!」
俺達の声を聞いたアリアが、羨ましそうに珍しく大きな声をだして話し掛けてきた。
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