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女神のサーシャ
女神の祝福と、天罰。
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「は?女神だからってね・・・いつもいつも・・・優しさや祝福だけを与えてる訳じゃないのよ?天罰だって与えられるのよ?人の幸せを邪魔して・・・」
あっ。そっか・・・女神様って祝福だけじゃないよな・・・天罰も与えられるんだった。
男は目の前の美少女が本物の女神だとは思っていないので苦笑いをしていてバカにした表情をした。
「可愛いからって自分の事を女神って思ってるのか?大丈夫か?このお嬢ちゃん・・・そういうプレーが好きなのか?えへへ・・それも良いかもな・・・女神様・・・私に祝福のキスを・・・」
雲一つない晴天なのに雷鳴が3回ほど轟いた。
ん~お天気雨でも降るのかな・・・スッキリした顔でサーシャが戻ってきて隣りに座った。
「は~スッキリした♪」
女神様もストレス解消をするんだな・・・アイツら無事なのかな・・・どうでも良いけど。
「殺したり消してないよな?」
イチャイチャを邪魔したくらいで殺されたり、消されたりしてないよな?
「当然でしょ~少しイラッとして天罰じゃなくて~軽い体罰をあげたの~気を失ってるだけだよ」
うん。それくらいが妥当だと思います。俺もイラッとしたし・・・
「あ・・・そうなんだ・・・俺には止めてよ・・・」
「ユウヤには効かないと思うけど・・・?」
「そうなの?」
「だって・・・わたしが創造主じゃないし。この世界の魂じゃないもんっ」
良くわからないけどサーシャの天罰は俺には効かないらしい・・・
「ふぅ~ん・・・良かった」
「でも~引っ叩く事は出来るからね?」
サーシャが引っ叩くジェスチャーをして見せた。
「うわっ。やめて・・・それは痛いしショックで精神的にもツライな」
「ん?なにか悪い事したの?天罰に相当する悪い事をしてたら・・・ユウヤの元の世界の神様にお願いも出来るからね~ダメだよ悪い事しちゃ」
「してないっての!ずっと一緒に居ただろ・・・」
「あ~そうだった。えへへ・・」
あの噴水の女の子ってサーシャっぽい・・・って事は、やっぱり・・・この世界の人はサーシャを崇めてるのか?
「あの噴水の女の子ってサーシャっぽいな」
「この広場は教会の広場だからね~」
「そっか。でもさ~あの噴水の女の子・・・実物より胸が大きくない?」
「ふぅ~ん・・・ユウヤって大きい方が好みなの?」
首を傾げて興味深そうな顔をして俺の好みを聞いてきた。あれ?怒らないの?からかうつもりで冗談で言ったのに・・・意外な反応で返事に困るんだけど・・・
「ん?別に・・・どっちでも良いかな・・・」
「だよね~大きい方が良かったら大きくするよ?」
あ・・・そういう事ですか・・・自在に変えられるのか、だから怒らなかったのね。
「いや・・・今のままで十分です・・・」
これ以上大きくされると腕に抱きつかれた時に不味いって・・・色々と。
「うん。分かったっ♪ あまり大きいと邪魔だし」
だろうね・・・肩も凝るって聞くし。
「帰るか~」
「はぁ~い。おんぶして~」
「は?恥ずかしいんですけど・・・」
「ん?誰も見てないって~」
人通りも多いし・・・今、見て無くても見られるだろ・・・
「さっき思いっきり絡まれたじゃん」
「今度は大丈夫っ」
サーシャを背中に背負って屋敷まで帰ってきた・・・ホントに誰にもジロジロと見られること無く帰ってこれた。むにゅっ♡とした胸の感触が良かったなぁ・・・
「ねぇ~エッチな事考えたでしょ・・・?」
「まぁ~少し」
「えへへ・・・♪そっかそっか~」
文句を言われると思ったけど嬉しそう・・・?また想定外の反応で困る・・・いや困る事は無いか。
屋敷に戻って来ると・・・あれ?ちびっこがいる・・・
「ん?誰の子?」
「あっ!お兄ちゃん・・・あ、えっと・・・ミレーナ王国のシュリンツ国王の娘、第3王女のユフィリスです♪」
「あぁ・・・ユフィね。思い出した」
「ユフィ?って、わたしの事?」
愛称を付けられて嬉しそうな笑顔でソファーに座っていた俺の膝の上に座ってくるとサーシャがムッとした表情で俺の部屋に向かって行った。怒った?いや・・・自分で邪魔をしないって言ってたし・・・大丈夫だよな?しかも子供だし・・・
「いつ来たんだ?」
「んっとね~さっきだよ」
「疲れてない?」
「疲れてない~だって・・・お城すぐ近いでしょ?」
ん~ちびっこなのに良い匂いだな・・・俺も後で風呂に入ろ・・・あ、温泉に行こうかな。
「ユフィも温泉に入るか?」
「おんせん?」
「あれ?入ったこと無いのか?ユフィのお父さんに勧められたんだけど?」
「あ~お外のお風呂?」
「そうそう・・・お外のお風呂に一緒に入るか?」
「入ってみた~い」
「入ったこと無いのか?」
ん?国王は人に勧めておいて自分は入ってないのか?それとも子供たちは入ってない?それかユフィだけ入ってないのか?アレルギーとか?
「無いよ~だって・・・危ないって言われて。それに・・・裸を見られるからダメだって・・・」
あ~そういう理由か・・・モンスターが行き帰りの道に出るし、王女様とか貴族のお嬢様は結婚するまで男性に肌を見せたらダメなんだっけか・・・
「じゃあ・・・ダメじゃん?」
「なんでなんで~?お兄ちゃんと、けっこんするから大丈夫でしょ?」
あっ。そっか・・・女神様って祝福だけじゃないよな・・・天罰も与えられるんだった。
男は目の前の美少女が本物の女神だとは思っていないので苦笑いをしていてバカにした表情をした。
「可愛いからって自分の事を女神って思ってるのか?大丈夫か?このお嬢ちゃん・・・そういうプレーが好きなのか?えへへ・・それも良いかもな・・・女神様・・・私に祝福のキスを・・・」
雲一つない晴天なのに雷鳴が3回ほど轟いた。
ん~お天気雨でも降るのかな・・・スッキリした顔でサーシャが戻ってきて隣りに座った。
「は~スッキリした♪」
女神様もストレス解消をするんだな・・・アイツら無事なのかな・・・どうでも良いけど。
「殺したり消してないよな?」
イチャイチャを邪魔したくらいで殺されたり、消されたりしてないよな?
「当然でしょ~少しイラッとして天罰じゃなくて~軽い体罰をあげたの~気を失ってるだけだよ」
うん。それくらいが妥当だと思います。俺もイラッとしたし・・・
「あ・・・そうなんだ・・・俺には止めてよ・・・」
「ユウヤには効かないと思うけど・・・?」
「そうなの?」
「だって・・・わたしが創造主じゃないし。この世界の魂じゃないもんっ」
良くわからないけどサーシャの天罰は俺には効かないらしい・・・
「ふぅ~ん・・・良かった」
「でも~引っ叩く事は出来るからね?」
サーシャが引っ叩くジェスチャーをして見せた。
「うわっ。やめて・・・それは痛いしショックで精神的にもツライな」
「ん?なにか悪い事したの?天罰に相当する悪い事をしてたら・・・ユウヤの元の世界の神様にお願いも出来るからね~ダメだよ悪い事しちゃ」
「してないっての!ずっと一緒に居ただろ・・・」
「あ~そうだった。えへへ・・」
あの噴水の女の子ってサーシャっぽい・・・って事は、やっぱり・・・この世界の人はサーシャを崇めてるのか?
「あの噴水の女の子ってサーシャっぽいな」
「この広場は教会の広場だからね~」
「そっか。でもさ~あの噴水の女の子・・・実物より胸が大きくない?」
「ふぅ~ん・・・ユウヤって大きい方が好みなの?」
首を傾げて興味深そうな顔をして俺の好みを聞いてきた。あれ?怒らないの?からかうつもりで冗談で言ったのに・・・意外な反応で返事に困るんだけど・・・
「ん?別に・・・どっちでも良いかな・・・」
「だよね~大きい方が良かったら大きくするよ?」
あ・・・そういう事ですか・・・自在に変えられるのか、だから怒らなかったのね。
「いや・・・今のままで十分です・・・」
これ以上大きくされると腕に抱きつかれた時に不味いって・・・色々と。
「うん。分かったっ♪ あまり大きいと邪魔だし」
だろうね・・・肩も凝るって聞くし。
「帰るか~」
「はぁ~い。おんぶして~」
「は?恥ずかしいんですけど・・・」
「ん?誰も見てないって~」
人通りも多いし・・・今、見て無くても見られるだろ・・・
「さっき思いっきり絡まれたじゃん」
「今度は大丈夫っ」
サーシャを背中に背負って屋敷まで帰ってきた・・・ホントに誰にもジロジロと見られること無く帰ってこれた。むにゅっ♡とした胸の感触が良かったなぁ・・・
「ねぇ~エッチな事考えたでしょ・・・?」
「まぁ~少し」
「えへへ・・・♪そっかそっか~」
文句を言われると思ったけど嬉しそう・・・?また想定外の反応で困る・・・いや困る事は無いか。
屋敷に戻って来ると・・・あれ?ちびっこがいる・・・
「ん?誰の子?」
「あっ!お兄ちゃん・・・あ、えっと・・・ミレーナ王国のシュリンツ国王の娘、第3王女のユフィリスです♪」
「あぁ・・・ユフィね。思い出した」
「ユフィ?って、わたしの事?」
愛称を付けられて嬉しそうな笑顔でソファーに座っていた俺の膝の上に座ってくるとサーシャがムッとした表情で俺の部屋に向かって行った。怒った?いや・・・自分で邪魔をしないって言ってたし・・・大丈夫だよな?しかも子供だし・・・
「いつ来たんだ?」
「んっとね~さっきだよ」
「疲れてない?」
「疲れてない~だって・・・お城すぐ近いでしょ?」
ん~ちびっこなのに良い匂いだな・・・俺も後で風呂に入ろ・・・あ、温泉に行こうかな。
「ユフィも温泉に入るか?」
「おんせん?」
「あれ?入ったこと無いのか?ユフィのお父さんに勧められたんだけど?」
「あ~お外のお風呂?」
「そうそう・・・お外のお風呂に一緒に入るか?」
「入ってみた~い」
「入ったこと無いのか?」
ん?国王は人に勧めておいて自分は入ってないのか?それとも子供たちは入ってない?それかユフィだけ入ってないのか?アレルギーとか?
「無いよ~だって・・・危ないって言われて。それに・・・裸を見られるからダメだって・・・」
あ~そういう理由か・・・モンスターが行き帰りの道に出るし、王女様とか貴族のお嬢様は結婚するまで男性に肌を見せたらダメなんだっけか・・・
「じゃあ・・・ダメじゃん?」
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