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ユテーリア王国
試合中にトラブル発生。大隊長と女性の護衛はどうなるのやら・・・
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「ねぇー。ヒドくない?」
「それは……ヒドイですわよね。ユウヤ様を不快にさせるなど許せませんし……これは抗議いたしましょう!」
いや……ミリアに抗議をされると騒ぎが大きくなるし、その後の後処理は俺がしないといけ無さそうだし……更に面倒だな、俺が我慢して黙ってれば良いだけだし。
「あ……ゴメン。やっぱり良いや。ミリアに聞いてもらえてスッキリしよ」
「ホントですか?お役に立て嬉しいですわ」
ここは俺が少し我慢すれば済むことだしなぁ。
おっ!試合が始まるっぽい……
両者が木剣を構え、睨み合い動き出し……隙を狙っている感じだ。
まるで剣道みたいな感じだなぁ……もっと豪快にバチンッ!バチンッ!と打ち合うイメージだったんだけど?俺の時は、隙を探らずに豪快に打ち込んできてたよな?……まぁ俺が誘い出す為に剣を鞘に収めたようにしてたから隙だらけだったからかな?
デューイの方から仕掛けて斬り掛かると、それを切っ掛けに打ち合いが始まった。
ガツン! バチンッ!
オオォ~これだよこれ!このド派手な打ち合いが見たかった。これが本物の剣だったらもっと良かった!間違いなく大怪我は確定で最悪は死ぬな……。木剣でも十分に迫力があって面白いけどね。
パンッ! カンッ! バチンッ! ドスッ!
って、蹴りもありなのか!?まぁ戦争や護衛で戦闘になったら何でも、ありだと思うけど……剣道の常識で見てたのでビックリした。
あれ?ミリアさん?お眠ですか?ミリアの護衛が試合をしてるんですけど?
「ミリア?眠いの?さっきまで騒いでたのに」
「剣術の試合は、飽きるほど見てきましたので……」
「さっきまで楽しそうにしてたのに?」
「あぁ……それはユウヤ様の戦うお姿を拝見しまして……興奮して応援をしちゃいましたわ」
と、その時に試合をしていたデューイがミリアの護衛の隙をつき剣の腹に剣を叩きつけミリアの護衛の剣を叩き折ると折れた剣がミリアの方へ向かって飛んできた。
シュンッ! バキッ!! シューーーン
一瞬の事でミリアの女性の護衛が反応するが、遅くて間に合いそうにないし隣に座る俺が試合で使用した木剣を、まだ持っていたので飛んできた折れた木剣を使う振りをしてバリアを使って叩き落とした。
「危ないっ!」
バチンッ!
俺が叩き落としてからミリアがビックリして怒っていた。
「きゃぁー!危ないですわっ!もぉ。ユウヤ様ありがとうございます。また、わたしの命の恩人ですわ……♡」
試合を観戦していた国王とお偉い様方は青褪めて慌てて近寄ってきた。
「ミリア様!ご無事ですか!」
「ミリア様ー!」
「大丈夫ですわっ♪ ユウヤ様に守って頂きました♡」
「事故ですし気にしなくても大丈夫ですよ。十分に護衛を付けていただいてますし」
一応、ミリアの座っている席は王族専用の観戦席で護衛をしやすいような作りになっていて、護衛の兵士も十分過ぎるほど付けてくれていた。選手が襲って来るのは想定をしていて、座っている席は最前列では無く少し離れている場所にミリアと俺は座っていて前方には護衛の兵士が数人が護衛をしていてくれた。
今回は想定外な事故で、まさかの試合をしてる方から折れた剣が飛んでくるとは想定出来る訳がないし、想定していて強化ガラス等があれば囲えるけど……そんな物は無いし魔法もないので対応できない。それか二階席を建造するしか無いと思うけど莫大な予算が掛かると思う。
俺に、また守ってもらって逆にご機嫌なミリアだった。
「それで勝者は誰なのですか?」
「おいおい・・・見てなかったの?」
「ユウヤ様とお話をしていたじゃないですか~」
「デューイさんでございます」
頬を赤くして女性の護衛が答えた。
「そうですか。良かったですわねっ」
「はい。有難う御座います。ですが……」
ミリアが女性の護衛に笑顔で言うと照れた表情で目を逸らして返事に困っていたが表情が真面目な表情に変わった。
「すみません。本来ならば私がお護りをするはずだったのですが間に合わずに……」
「気にしなくても大丈夫ですわっ。それよりお祝いの言葉を掛けに行ってはいかがですか?」
「ですが護衛の者が居なくなってしまいます」
「何を仰っているのかしら?護衛なら王国の護衛とユウヤ様がいらっしゃいますよ」
はい?俺は護衛じゃなくて薬屋なんですけど?
そう言えばミリアの護衛より早く反応できて動けてたよなぁ……あれ?そんなに俺って反射神経と運動神経良かったっけ?
試合に出ていた護衛が、落ち込んでる様子で帰ってきた。
「ミリア様すみません……負けてしまいました」
「もう少し訓練が必要ですわね」
「は、はい。戻り次第さっそく訓練をしたいと思います」
ミリアの男性の護衛がミリアの後方に控え護衛の任務に戻った。
うわ。負けて落ち込んでるのに……って、自分の護衛が負けちゃったんだから不味いよね。弱い護衛だと思われたら襲われるかもだしね。
う~ん……護衛には悪い事したかな。だけど俺も守ってほしかったぞ!ミリアの護衛であって俺の護衛じゃないか。
「ミリアの護衛って俺も護ってくれるの?」
「当然ですわ。わたしの婚約者ですもの」
「そっか……良かった」
「ですが……ユウヤ様に護衛は必要はないと思いますけれど?」
「え?あるって」
「でしたら、わたしがお護り致しますわっ♪」
「え?ミリアが?」
「はい!」
「モンスターや盗賊からは無理だろ」
「いえ。女性からですわ」
うっ。その護衛は要らない……言えないけど。
女性の護衛が戻ってきたら帰るかな。
「そうだ。店に従業員を雇いたいんだけど良い従業員を知らないかな?」
「良いですわね。ユウヤ様との時間が増えますわね。早速、手配を致しますわ」
「さすがミリアだな。1人は店長で品出し2人に……会計が1人接客が2人で……交代制にして10人ってところかな?そうだ女性の護衛の人が結婚するなら店長で雇いたいんだけど?護衛を続けるのかな?」
「どうでしょう……結婚するなら退職でしょうね。護衛は、わたしとずっと一緒に行動が基本ですし休みは、ありませんから」
はい?交代制じゃないの?無休で働いてたの?24時間365日って事?それじゃ結婚したら退職だろうね。
「それは……ヒドイですわよね。ユウヤ様を不快にさせるなど許せませんし……これは抗議いたしましょう!」
いや……ミリアに抗議をされると騒ぎが大きくなるし、その後の後処理は俺がしないといけ無さそうだし……更に面倒だな、俺が我慢して黙ってれば良いだけだし。
「あ……ゴメン。やっぱり良いや。ミリアに聞いてもらえてスッキリしよ」
「ホントですか?お役に立て嬉しいですわ」
ここは俺が少し我慢すれば済むことだしなぁ。
おっ!試合が始まるっぽい……
両者が木剣を構え、睨み合い動き出し……隙を狙っている感じだ。
まるで剣道みたいな感じだなぁ……もっと豪快にバチンッ!バチンッ!と打ち合うイメージだったんだけど?俺の時は、隙を探らずに豪快に打ち込んできてたよな?……まぁ俺が誘い出す為に剣を鞘に収めたようにしてたから隙だらけだったからかな?
デューイの方から仕掛けて斬り掛かると、それを切っ掛けに打ち合いが始まった。
ガツン! バチンッ!
オオォ~これだよこれ!このド派手な打ち合いが見たかった。これが本物の剣だったらもっと良かった!間違いなく大怪我は確定で最悪は死ぬな……。木剣でも十分に迫力があって面白いけどね。
パンッ! カンッ! バチンッ! ドスッ!
って、蹴りもありなのか!?まぁ戦争や護衛で戦闘になったら何でも、ありだと思うけど……剣道の常識で見てたのでビックリした。
あれ?ミリアさん?お眠ですか?ミリアの護衛が試合をしてるんですけど?
「ミリア?眠いの?さっきまで騒いでたのに」
「剣術の試合は、飽きるほど見てきましたので……」
「さっきまで楽しそうにしてたのに?」
「あぁ……それはユウヤ様の戦うお姿を拝見しまして……興奮して応援をしちゃいましたわ」
と、その時に試合をしていたデューイがミリアの護衛の隙をつき剣の腹に剣を叩きつけミリアの護衛の剣を叩き折ると折れた剣がミリアの方へ向かって飛んできた。
シュンッ! バキッ!! シューーーン
一瞬の事でミリアの女性の護衛が反応するが、遅くて間に合いそうにないし隣に座る俺が試合で使用した木剣を、まだ持っていたので飛んできた折れた木剣を使う振りをしてバリアを使って叩き落とした。
「危ないっ!」
バチンッ!
俺が叩き落としてからミリアがビックリして怒っていた。
「きゃぁー!危ないですわっ!もぉ。ユウヤ様ありがとうございます。また、わたしの命の恩人ですわ……♡」
試合を観戦していた国王とお偉い様方は青褪めて慌てて近寄ってきた。
「ミリア様!ご無事ですか!」
「ミリア様ー!」
「大丈夫ですわっ♪ ユウヤ様に守って頂きました♡」
「事故ですし気にしなくても大丈夫ですよ。十分に護衛を付けていただいてますし」
一応、ミリアの座っている席は王族専用の観戦席で護衛をしやすいような作りになっていて、護衛の兵士も十分過ぎるほど付けてくれていた。選手が襲って来るのは想定をしていて、座っている席は最前列では無く少し離れている場所にミリアと俺は座っていて前方には護衛の兵士が数人が護衛をしていてくれた。
今回は想定外な事故で、まさかの試合をしてる方から折れた剣が飛んでくるとは想定出来る訳がないし、想定していて強化ガラス等があれば囲えるけど……そんな物は無いし魔法もないので対応できない。それか二階席を建造するしか無いと思うけど莫大な予算が掛かると思う。
俺に、また守ってもらって逆にご機嫌なミリアだった。
「それで勝者は誰なのですか?」
「おいおい・・・見てなかったの?」
「ユウヤ様とお話をしていたじゃないですか~」
「デューイさんでございます」
頬を赤くして女性の護衛が答えた。
「そうですか。良かったですわねっ」
「はい。有難う御座います。ですが……」
ミリアが女性の護衛に笑顔で言うと照れた表情で目を逸らして返事に困っていたが表情が真面目な表情に変わった。
「すみません。本来ならば私がお護りをするはずだったのですが間に合わずに……」
「気にしなくても大丈夫ですわっ。それよりお祝いの言葉を掛けに行ってはいかがですか?」
「ですが護衛の者が居なくなってしまいます」
「何を仰っているのかしら?護衛なら王国の護衛とユウヤ様がいらっしゃいますよ」
はい?俺は護衛じゃなくて薬屋なんですけど?
そう言えばミリアの護衛より早く反応できて動けてたよなぁ……あれ?そんなに俺って反射神経と運動神経良かったっけ?
試合に出ていた護衛が、落ち込んでる様子で帰ってきた。
「ミリア様すみません……負けてしまいました」
「もう少し訓練が必要ですわね」
「は、はい。戻り次第さっそく訓練をしたいと思います」
ミリアの男性の護衛がミリアの後方に控え護衛の任務に戻った。
うわ。負けて落ち込んでるのに……って、自分の護衛が負けちゃったんだから不味いよね。弱い護衛だと思われたら襲われるかもだしね。
う~ん……護衛には悪い事したかな。だけど俺も守ってほしかったぞ!ミリアの護衛であって俺の護衛じゃないか。
「ミリアの護衛って俺も護ってくれるの?」
「当然ですわ。わたしの婚約者ですもの」
「そっか……良かった」
「ですが……ユウヤ様に護衛は必要はないと思いますけれど?」
「え?あるって」
「でしたら、わたしがお護り致しますわっ♪」
「え?ミリアが?」
「はい!」
「モンスターや盗賊からは無理だろ」
「いえ。女性からですわ」
うっ。その護衛は要らない……言えないけど。
女性の護衛が戻ってきたら帰るかな。
「そうだ。店に従業員を雇いたいんだけど良い従業員を知らないかな?」
「良いですわね。ユウヤ様との時間が増えますわね。早速、手配を致しますわ」
「さすがミリアだな。1人は店長で品出し2人に……会計が1人接客が2人で……交代制にして10人ってところかな?そうだ女性の護衛の人が結婚するなら店長で雇いたいんだけど?護衛を続けるのかな?」
「どうでしょう……結婚するなら退職でしょうね。護衛は、わたしとずっと一緒に行動が基本ですし休みは、ありませんから」
はい?交代制じゃないの?無休で働いてたの?24時間365日って事?それじゃ結婚したら退職だろうね。
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