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薬屋として・・・
ミリアの屋敷で情報収集をした。
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ミリアがニコニコと笑顔になりメイドに指示を出した。
「わたし席を移動しますので、お願いしますね」
メイドが頭を下げ。ミリアが席を立つと俺の近くの席に座った。
「あ、メイドさんに余計な仕事を増やしちゃったね。悪いね……」
「そんな事ありませんわっ。その様な発想がありませんでした。わたしも楽しくユウヤ様とお食事がしたいですわっ♪ユウヤ様の席も移動しましょうか?向かい合い一緒に食事を致しましょ♪」
向かい合わせの席になって嬉しそうに見つめてきて豪華な食事をしながら楽しく話をして食べ終わった。
「マナーを知らないと仰っていましたが問題無さそうな感じでしたけれど?どちらで習われたのですか?平民と仰っていましたけれど……」
「え?そうかな?問題なかった?」
「ええ。フォークとナイフも上手にお使いできてましたし……」
まぁ……フォークとナイフくらいは使えるけどね。お貴族様のマナーとかは知らないよ?
「食事が出来ても、貴族のマナーとか知らないよ?」
「それは、こちらで後々お勉強をなされば大丈夫じゃないですか?」
え?あ、やっぱり結婚前提の話になってるし。話を変えよう……
「ここに来たばっかりでさ貨幣価値が分からないんだけど教えてくれないかな?」
「そうなのですか?」
ミリアが控えていたメイドの方を見たらメイドが近づいてきた。
「こちらでは安定をした職業で平均で月に金貨1枚程度の収入です。金貨1枚で銀貨100枚、銀貨1枚で銅貨100枚になります」
メイドさんが的確に必要な情報だけを簡単に教えてくれて分かりやすかった。頭の良いメイドさんなんだなぁ……家事の手伝いだけじゃないんだな。
……さすがお貴族様のメイドさんだな。
貨幣価値を教えてって言ったら、金貨1枚で銀貨100枚という説明だけして終わると思うけど、平均収入の説明をしてくる辺りスゴイね。
って事は、金貨1枚は25万円前後くらいかな……銀貨1枚2500円って感じか~
金貨の価値はヤバいな……1枚25万って……
「ありがと。参考になったよ」
「いえ。お役に立てて良かったです」
教え終わるとお辞儀をして元の位置に下がった。
「ポーションを売ろうと思ってるんだけどさ、価格ってどれくらいが良いと思う?」
「えっ!?あの治療薬ですか?」
「まぁー色々と売ろうと思ってるんだけど、ここに来たばっかりでさ価格設定の相談が出来る知り合いがいなくてさ……困っていたんだよね」
「あの治療薬をお売りになられるんですか?」
「まぁ……商人をしようかと思って」
「それはダメです。あの薬を売ると大混乱が起きかねませんので……お止めください」
「え!?ダメなの?混乱?なんで?」
貴族なら金儲けの話に乗ってくるんじゃ?儲かりそうな話をしてるんだけど?この世界じゃポーションって栄養ドリンク程度で傷も治らないんだろ?医者も応急手当だけで手術も出来なそうだし。
「あの薬は効果が規格外の効力が強力すぎて医者ギルド、軍事、他国等も係わって来ますのでユウヤ様の争奪、技術を手に入れようと最悪、戦争が起きる可能性も出てきますわ」
俺の事を心配してくれてたのか……っていうより頭良すぎじゃない?金儲けより俺の事を、そこまで考えてくれたのか……
むしろ俺が売ることしか考えてなかった俺がバカ過ぎたか。
「え?そこまで?」
「瀕死の方が瞬時に回復をするのですよ?その様な治療薬存在していませんので、医者になった方が生活ができなくなりますよ?」
そりゃそうだ、逆の立場なら俺も嫌でどうにかしたくなるかもな。
「そうだな、それは恨まれるな……」
「負傷しても瞬時に治療が出来るとなれば軍が手に入れたいと考えるのは当たり前ですし、他国も欲しがりますよ?当然、争奪戦が始まるのは分かりきっています」
「効果を、だいぶ抑えた感じなら大丈夫かな?」
「それで価格を医者に行くより高く設定をすれば問題ないかと思いますわ」
完全回復を使うのは控えた方が良いって事か。それで売るなら1本で全部治しちゃ不味いよな。治癒薬の分類を増やして風邪薬、傷薬ってもっと分けて販売か……後は雑貨かな。
「これから売るお店を探してみたいんだけど」
「わたしも、ご一緒致しますわっ」
「えっと・・・そのドレスを着て町の中に出るの?目立つし狙われるんじゃない?いかにも……ドレスを着てお金持ちって感じだし拐われると思うけど」
「そうですわよね……少しお待ち下さい。着替えてきますわ」
「普通の服も持ってるの?」
「はいっ。お忍び様で用意はしてありますわよ」
ニコニコの笑顔で嬉しそうだな……これじゃ断れないな。俺一人じゃ分からないし助かるな。
用意はしてあるって事は初めてなのかな?
着替えに他の部屋に行ってしまったので近くに居たメイドさんに聞いてみた。
「護衛とかって必要ですよね?」
「勿論でございます」
「ですよね~」
はぁ……目立ちそうだよな……
服装は普段着でもさ、護衛を付けてるって事は平民って思われても大金持ちって事じゃん?大金を持ってるから護衛を付けてるって事だし、金がなければ護衛は要らないだろ。それに店舗を借りる交渉が難しくなるじゃん……
それと店舗を借りる資金を取り敢えず稼がないとだな。
今日は店舗の相場を調べるだけで交渉はムリだけど店舗の候補を調べて後で店舗の価格を調べて、資金を貯める目安が出来れば、目標に向かって頑張れそうだし。
ミリアが可愛い平民服を着て戻ってきた。
「どうですか?おかしくありませんか?」
「可愛いと思うよ」
「えへへ……♪嬉しいですっ♡」
隣にやってきて腕を組まれた。
うわぁ……可愛い。前世で女の子と付き合った事無いし緊張するなぁ……
「護衛って何人くらい来るの?」
「分かりませんけれど……」
ミリアが護衛の人を見ると困った表情になった。
「急な事ですので……最低10人は必要かと」
「えっと……それじゃお忍びじゃないですよね?」
「そう言われましてもお嬢様の身の安全をお守りするためですのでご理解をお願いします」
それだと店舗の物件の交渉が難しくなるんだよね……今回だけなら良いけど、これからも付いてきそうだしなぁ。それに顔を覚えられたら次回、護衛を減らした時に狙われるんじゃないの?
「わたし席を移動しますので、お願いしますね」
メイドが頭を下げ。ミリアが席を立つと俺の近くの席に座った。
「あ、メイドさんに余計な仕事を増やしちゃったね。悪いね……」
「そんな事ありませんわっ。その様な発想がありませんでした。わたしも楽しくユウヤ様とお食事がしたいですわっ♪ユウヤ様の席も移動しましょうか?向かい合い一緒に食事を致しましょ♪」
向かい合わせの席になって嬉しそうに見つめてきて豪華な食事をしながら楽しく話をして食べ終わった。
「マナーを知らないと仰っていましたが問題無さそうな感じでしたけれど?どちらで習われたのですか?平民と仰っていましたけれど……」
「え?そうかな?問題なかった?」
「ええ。フォークとナイフも上手にお使いできてましたし……」
まぁ……フォークとナイフくらいは使えるけどね。お貴族様のマナーとかは知らないよ?
「食事が出来ても、貴族のマナーとか知らないよ?」
「それは、こちらで後々お勉強をなされば大丈夫じゃないですか?」
え?あ、やっぱり結婚前提の話になってるし。話を変えよう……
「ここに来たばっかりでさ貨幣価値が分からないんだけど教えてくれないかな?」
「そうなのですか?」
ミリアが控えていたメイドの方を見たらメイドが近づいてきた。
「こちらでは安定をした職業で平均で月に金貨1枚程度の収入です。金貨1枚で銀貨100枚、銀貨1枚で銅貨100枚になります」
メイドさんが的確に必要な情報だけを簡単に教えてくれて分かりやすかった。頭の良いメイドさんなんだなぁ……家事の手伝いだけじゃないんだな。
……さすがお貴族様のメイドさんだな。
貨幣価値を教えてって言ったら、金貨1枚で銀貨100枚という説明だけして終わると思うけど、平均収入の説明をしてくる辺りスゴイね。
って事は、金貨1枚は25万円前後くらいかな……銀貨1枚2500円って感じか~
金貨の価値はヤバいな……1枚25万って……
「ありがと。参考になったよ」
「いえ。お役に立てて良かったです」
教え終わるとお辞儀をして元の位置に下がった。
「ポーションを売ろうと思ってるんだけどさ、価格ってどれくらいが良いと思う?」
「えっ!?あの治療薬ですか?」
「まぁー色々と売ろうと思ってるんだけど、ここに来たばっかりでさ価格設定の相談が出来る知り合いがいなくてさ……困っていたんだよね」
「あの治療薬をお売りになられるんですか?」
「まぁ……商人をしようかと思って」
「それはダメです。あの薬を売ると大混乱が起きかねませんので……お止めください」
「え!?ダメなの?混乱?なんで?」
貴族なら金儲けの話に乗ってくるんじゃ?儲かりそうな話をしてるんだけど?この世界じゃポーションって栄養ドリンク程度で傷も治らないんだろ?医者も応急手当だけで手術も出来なそうだし。
「あの薬は効果が規格外の効力が強力すぎて医者ギルド、軍事、他国等も係わって来ますのでユウヤ様の争奪、技術を手に入れようと最悪、戦争が起きる可能性も出てきますわ」
俺の事を心配してくれてたのか……っていうより頭良すぎじゃない?金儲けより俺の事を、そこまで考えてくれたのか……
むしろ俺が売ることしか考えてなかった俺がバカ過ぎたか。
「え?そこまで?」
「瀕死の方が瞬時に回復をするのですよ?その様な治療薬存在していませんので、医者になった方が生活ができなくなりますよ?」
そりゃそうだ、逆の立場なら俺も嫌でどうにかしたくなるかもな。
「そうだな、それは恨まれるな……」
「負傷しても瞬時に治療が出来るとなれば軍が手に入れたいと考えるのは当たり前ですし、他国も欲しがりますよ?当然、争奪戦が始まるのは分かりきっています」
「効果を、だいぶ抑えた感じなら大丈夫かな?」
「それで価格を医者に行くより高く設定をすれば問題ないかと思いますわ」
完全回復を使うのは控えた方が良いって事か。それで売るなら1本で全部治しちゃ不味いよな。治癒薬の分類を増やして風邪薬、傷薬ってもっと分けて販売か……後は雑貨かな。
「これから売るお店を探してみたいんだけど」
「わたしも、ご一緒致しますわっ」
「えっと・・・そのドレスを着て町の中に出るの?目立つし狙われるんじゃない?いかにも……ドレスを着てお金持ちって感じだし拐われると思うけど」
「そうですわよね……少しお待ち下さい。着替えてきますわ」
「普通の服も持ってるの?」
「はいっ。お忍び様で用意はしてありますわよ」
ニコニコの笑顔で嬉しそうだな……これじゃ断れないな。俺一人じゃ分からないし助かるな。
用意はしてあるって事は初めてなのかな?
着替えに他の部屋に行ってしまったので近くに居たメイドさんに聞いてみた。
「護衛とかって必要ですよね?」
「勿論でございます」
「ですよね~」
はぁ……目立ちそうだよな……
服装は普段着でもさ、護衛を付けてるって事は平民って思われても大金持ちって事じゃん?大金を持ってるから護衛を付けてるって事だし、金がなければ護衛は要らないだろ。それに店舗を借りる交渉が難しくなるじゃん……
それと店舗を借りる資金を取り敢えず稼がないとだな。
今日は店舗の相場を調べるだけで交渉はムリだけど店舗の候補を調べて後で店舗の価格を調べて、資金を貯める目安が出来れば、目標に向かって頑張れそうだし。
ミリアが可愛い平民服を着て戻ってきた。
「どうですか?おかしくありませんか?」
「可愛いと思うよ」
「えへへ……♪嬉しいですっ♡」
隣にやってきて腕を組まれた。
うわぁ……可愛い。前世で女の子と付き合った事無いし緊張するなぁ……
「護衛って何人くらい来るの?」
「分かりませんけれど……」
ミリアが護衛の人を見ると困った表情になった。
「急な事ですので……最低10人は必要かと」
「えっと……それじゃお忍びじゃないですよね?」
「そう言われましてもお嬢様の身の安全をお守りするためですのでご理解をお願いします」
それだと店舗の物件の交渉が難しくなるんだよね……今回だけなら良いけど、これからも付いてきそうだしなぁ。それに顔を覚えられたら次回、護衛を減らした時に狙われるんじゃないの?
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