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chapter4.俺、異世界にいます。今すごく幸せで幸せで幸せです。(語彙力)
4-09 俺とヴァルの、初めての…… 3
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俺が言葉を無くして立派なヴァルの勃起を見ていると、ヴァルは優しく俺の顔に手を添え、言った。
「……怖いか、ユート? ああ……怯えないでくれ。今すぐに、これをおまえの体内に押し込んだりしない。ゆっくり、じっくり……おまえの体を慣らし……ゆくゆくは……その……深く……繋がりたいと思っているが……」
荒い息の合間に絞り出すように、そう囁く――そのヴァルの表情に、俺は釘付けになった。
普段のキリッとした雰囲気からは想像できないほどの、なまめかしさ。
男にも、こんな超ど級エロ満載、セクシー大爆発な顔ができるんだなと、俺は感心してしまった。
ヴァルにうっとりと見惚れてしまった俺の顔が、よっぽど間抜け面だったのか……ヴァルは俺の顔をゴシゴシと拭いながら、慌てたように言う。
「ああ……すまない、おまえの可愛い顔を、俺の出したものでこんなに汚してしまった。もう一度、洗おうな。さあ、おいで……湯を、流すぞ」
俺はおとなしく、ヴァルに体を洗われた。
その間、ずっとヴァルのアレが頭から離れない。
あのすごい勃起を根元まで……受け入れたら……どうなるんだ、俺?!
ってか……入るのか?!
入ったとして、俺の中で根元のあれ……抜け防止の瘤が膨らんだら……がっちりホールドされて……。
俺の中が、ヴァルでいっぱいに…………。
そのまま1時間、繋がりっぱなし………………。
だめだ。想像してるだけで、頭がニトログリセリンエロ爆弾で爆発しそうになってきた。
やめやめ、今は考えるな。
ぼんやりしているうちに、ヴァルは風呂用のマットレスの上に俺をうつ伏せに寝かせ、尻周りの洗浄を始めていた。これをされるとき、なぜかいつも、俺はその特殊な形状のマットレスに固定されてしまう。
防水素材と思われる生地で覆われたマットレスは、クッション性の高いふかふかした造りで、中央部分に山形のクッションがセットされている。その上にうつ伏せで腹を乗せている俺は、腰部分を軽く折り曲げ、尻を持ち上げられた体勢だ。脚は開かされ、足首をマットレスの拘束具に固定されている。手首も拘束されているため、首をねじる程度しかできず、尻の向こう側は見えない。
「さあ……ここで最後だ、ユート。おとなしくしていてくれ。大切な部分だから、清潔にしておこうな。おまえが病気になったら大変だ」
「んん……ヴァル、いつも不思議なんだけど……おまえどうやって、そこ洗ってるんだ……今更だけど、これ恥ずかしい……」
俺の日本語はもちろんヴァルには通じない。けど、不安げな声音はヴァルにもわかるらしく、ヴァルは俺の背中をなだめるようにさすって、言った。
「大丈夫だ、ユート。俺に任せておけばよい。いつも、とても気持ちいいだろう?」
うん、まあ……気持ちはいいんだけど。うん、確かに、気持ちいい。認める。
あっ……!! くぅっ、ホラ、それだよ、何かグニュッとしたものが、中に押し込まれる感触。それ、何? ううっ、首ひねっても、見えない。ヴァルが何かの道具を持って、俺の尻に向かって何かしてる、ってことしかわからない。
「よしよし、……ユート。もう少しで終わるからな……。……さあ、中がきれいになった。今日は、長めにマッサージしてやろうな……おまえのここを……じっくり……開発して……俺を……受け入れやすく……するために……」
ハアハアと、ヴァルの息遣いが激しくなってくる。
「……怖いか、ユート? ああ……怯えないでくれ。今すぐに、これをおまえの体内に押し込んだりしない。ゆっくり、じっくり……おまえの体を慣らし……ゆくゆくは……その……深く……繋がりたいと思っているが……」
荒い息の合間に絞り出すように、そう囁く――そのヴァルの表情に、俺は釘付けになった。
普段のキリッとした雰囲気からは想像できないほどの、なまめかしさ。
男にも、こんな超ど級エロ満載、セクシー大爆発な顔ができるんだなと、俺は感心してしまった。
ヴァルにうっとりと見惚れてしまった俺の顔が、よっぽど間抜け面だったのか……ヴァルは俺の顔をゴシゴシと拭いながら、慌てたように言う。
「ああ……すまない、おまえの可愛い顔を、俺の出したものでこんなに汚してしまった。もう一度、洗おうな。さあ、おいで……湯を、流すぞ」
俺はおとなしく、ヴァルに体を洗われた。
その間、ずっとヴァルのアレが頭から離れない。
あのすごい勃起を根元まで……受け入れたら……どうなるんだ、俺?!
ってか……入るのか?!
入ったとして、俺の中で根元のあれ……抜け防止の瘤が膨らんだら……がっちりホールドされて……。
俺の中が、ヴァルでいっぱいに…………。
そのまま1時間、繋がりっぱなし………………。
だめだ。想像してるだけで、頭がニトログリセリンエロ爆弾で爆発しそうになってきた。
やめやめ、今は考えるな。
ぼんやりしているうちに、ヴァルは風呂用のマットレスの上に俺をうつ伏せに寝かせ、尻周りの洗浄を始めていた。これをされるとき、なぜかいつも、俺はその特殊な形状のマットレスに固定されてしまう。
防水素材と思われる生地で覆われたマットレスは、クッション性の高いふかふかした造りで、中央部分に山形のクッションがセットされている。その上にうつ伏せで腹を乗せている俺は、腰部分を軽く折り曲げ、尻を持ち上げられた体勢だ。脚は開かされ、足首をマットレスの拘束具に固定されている。手首も拘束されているため、首をねじる程度しかできず、尻の向こう側は見えない。
「さあ……ここで最後だ、ユート。おとなしくしていてくれ。大切な部分だから、清潔にしておこうな。おまえが病気になったら大変だ」
「んん……ヴァル、いつも不思議なんだけど……おまえどうやって、そこ洗ってるんだ……今更だけど、これ恥ずかしい……」
俺の日本語はもちろんヴァルには通じない。けど、不安げな声音はヴァルにもわかるらしく、ヴァルは俺の背中をなだめるようにさすって、言った。
「大丈夫だ、ユート。俺に任せておけばよい。いつも、とても気持ちいいだろう?」
うん、まあ……気持ちはいいんだけど。うん、確かに、気持ちいい。認める。
あっ……!! くぅっ、ホラ、それだよ、何かグニュッとしたものが、中に押し込まれる感触。それ、何? ううっ、首ひねっても、見えない。ヴァルが何かの道具を持って、俺の尻に向かって何かしてる、ってことしかわからない。
「よしよし、……ユート。もう少しで終わるからな……。……さあ、中がきれいになった。今日は、長めにマッサージしてやろうな……おまえのここを……じっくり……開発して……俺を……受け入れやすく……するために……」
ハアハアと、ヴァルの息遣いが激しくなってくる。
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