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<発情>
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やだ、失神したくない! もうこの部屋に一人ぼっちで居るのは嫌だ。失神したら叶さんが居なくなってしまう!
無理やり意識を引き戻すと限界を超えた快感に腰が跳ねる。
「ヒィィィ……! ぁああ! あぅ、あっ、あっ、」
叶さんの動きが早くなってオレの腰を掴む手に力が篭ってきた
かのーさん、イクんだ。オレの中で。
優しくて、かっこよくて、高校生の頃からずっと憧れ続けてたこの人がオレで射精するんだ。
期待にお腹の奥まできゅんきゅん疼く。
早く、早くください。
孔がこれまで以上に叶さんに吸い付いて精液を待ち侘びる。
とろとろになった頭の中で、叶さんの絶頂を待ち侘びる。
唐突に全身を恐怖が襲った。
百瀬さんとのキスも叶さんとのキスも良かった。免疫情報の違う人の体液は毒みたいなもので――
待って、中で出さないで!!!
言葉は間に合わなくて。
「ぎゃうう……!」
腰を思いっきり叩き付けられ、これ以上無いぐらいに深くで叶さんのが脈打った。
「――――ひぎ……ぅ……!! あ――あぁあ゛あ゛ああああ!!」
「ぐぁ……!?」
溶ける溶ける溶ける溶けちゃう!
めちゃくちゃ強い媚薬を直接入れられたような恐ろしい快感が頭の天辺から足の先、指の先まで貫いた。
無理やり絶頂の更に先まで連れて行かれる。
壊れちゃう。
こんなに恐い薬だったなんて。
こんなの耐えられない。狂っちゃう!
叶さん助けて、助けて!
苦しいのに死ぬほど辛いのに、オレの中は叶さんの精液を一滴残らず欲しがって浅ましく吸い上げ続けた。
「ぬいで、くだざい……! 死ぬぅ……死んじゃう……!」
「――凜……」
ゆる、と腰が動いて、ぱんっと音がするぐらい叩き付けられた。
あ。
やめて、ごめんなさい、許してください。
声も出せずに顔を歪めて涙を零す。
あ。あ。あ。あ。あ。
叶さんが突き上げてくるたびにイッてしまう。
辛い、辛い。
助けて、叶さん。もう死んじゃう。
もう限界だ。でも失神したくない――――。
「凜?」
叶さんが止まってくれた。
半分以上意識が飛んだオレの頬をひたりと撫でる。
「無理をさせすぎたか。悪かった」
ずるっとまだ硬いままだったものが抜けていった。
中が痺れて足がわななく。
叶さんのは抜けたはずなのにまだ孔は熱く疼いてた。
じわじわと精液がオレの内壁に染み込んできて、息を呑んだ。
オレの体、叶さんの精液を飲み込もうとしてる――――!?
「あぁ、オレの体に、入っちゃう、かのうさんの、が、オレのに、なっちゃう、ごめんなさ、い、かのう、さ」
なんて浅ましいんだろう。
出してもらっただけじゃ飽き足らずに妊娠さえしないのに吸収しようとするなんて!
体を必死に捻ってうつ伏せになり、指で孔を開いてお腹に力を入れる。
ゴプリと音を立てて溢れてきたけど奥深くに入ったのが出せない。
「ひぃ、……ひっ、出ない、出ない、ごめんなさい……ごめんなさい……!」
「謝らないでいい。怒っても無い。体が欲しがるならそのままにしとけ」
叶さんがうつ伏せになったオレに覆いかぶさり、耳元で囁いた。ヘッドホンなんかとは比べ物にならないぐらい耳が蕩ける。
「あ……ぅ……」
「自分で穴を広げるなんて可愛い真似をされたら俺もおさまりが付かない」
「ひゃぅう……!!?」
まだ広げっぱなしだった穴に叶さんのが根元まで入って、体が跳ね上がった。
「あぐぅ、ひぐ、ひぐ、いや、もぉ……!」
「無理なら手を離せ」
はぁ、はぁっと死にそうなぐらい荒い息を吐きながら、ようように指を離す。
叶さんのがゆっくり抜けていく、寸前に、ぐちゃりと奥まで突いてから、ようやく抜けて行った。
オレは半死半生で後ろから抱き締めてくれる体に縋った。
「いか……ないで、そばに……」
「あぁ。ちゃんと居るよ」
居てくれる……?
とにかく意識を失いたくなくて必死に目を開けてたけど、そこから先、オレの記憶は曖昧だった。
無理やり意識を引き戻すと限界を超えた快感に腰が跳ねる。
「ヒィィィ……! ぁああ! あぅ、あっ、あっ、」
叶さんの動きが早くなってオレの腰を掴む手に力が篭ってきた
かのーさん、イクんだ。オレの中で。
優しくて、かっこよくて、高校生の頃からずっと憧れ続けてたこの人がオレで射精するんだ。
期待にお腹の奥まできゅんきゅん疼く。
早く、早くください。
孔がこれまで以上に叶さんに吸い付いて精液を待ち侘びる。
とろとろになった頭の中で、叶さんの絶頂を待ち侘びる。
唐突に全身を恐怖が襲った。
百瀬さんとのキスも叶さんとのキスも良かった。免疫情報の違う人の体液は毒みたいなもので――
待って、中で出さないで!!!
言葉は間に合わなくて。
「ぎゃうう……!」
腰を思いっきり叩き付けられ、これ以上無いぐらいに深くで叶さんのが脈打った。
「――――ひぎ……ぅ……!! あ――あぁあ゛あ゛ああああ!!」
「ぐぁ……!?」
溶ける溶ける溶ける溶けちゃう!
めちゃくちゃ強い媚薬を直接入れられたような恐ろしい快感が頭の天辺から足の先、指の先まで貫いた。
無理やり絶頂の更に先まで連れて行かれる。
壊れちゃう。
こんなに恐い薬だったなんて。
こんなの耐えられない。狂っちゃう!
叶さん助けて、助けて!
苦しいのに死ぬほど辛いのに、オレの中は叶さんの精液を一滴残らず欲しがって浅ましく吸い上げ続けた。
「ぬいで、くだざい……! 死ぬぅ……死んじゃう……!」
「――凜……」
ゆる、と腰が動いて、ぱんっと音がするぐらい叩き付けられた。
あ。
やめて、ごめんなさい、許してください。
声も出せずに顔を歪めて涙を零す。
あ。あ。あ。あ。あ。
叶さんが突き上げてくるたびにイッてしまう。
辛い、辛い。
助けて、叶さん。もう死んじゃう。
もう限界だ。でも失神したくない――――。
「凜?」
叶さんが止まってくれた。
半分以上意識が飛んだオレの頬をひたりと撫でる。
「無理をさせすぎたか。悪かった」
ずるっとまだ硬いままだったものが抜けていった。
中が痺れて足がわななく。
叶さんのは抜けたはずなのにまだ孔は熱く疼いてた。
じわじわと精液がオレの内壁に染み込んできて、息を呑んだ。
オレの体、叶さんの精液を飲み込もうとしてる――――!?
「あぁ、オレの体に、入っちゃう、かのうさんの、が、オレのに、なっちゃう、ごめんなさ、い、かのう、さ」
なんて浅ましいんだろう。
出してもらっただけじゃ飽き足らずに妊娠さえしないのに吸収しようとするなんて!
体を必死に捻ってうつ伏せになり、指で孔を開いてお腹に力を入れる。
ゴプリと音を立てて溢れてきたけど奥深くに入ったのが出せない。
「ひぃ、……ひっ、出ない、出ない、ごめんなさい……ごめんなさい……!」
「謝らないでいい。怒っても無い。体が欲しがるならそのままにしとけ」
叶さんがうつ伏せになったオレに覆いかぶさり、耳元で囁いた。ヘッドホンなんかとは比べ物にならないぐらい耳が蕩ける。
「あ……ぅ……」
「自分で穴を広げるなんて可愛い真似をされたら俺もおさまりが付かない」
「ひゃぅう……!!?」
まだ広げっぱなしだった穴に叶さんのが根元まで入って、体が跳ね上がった。
「あぐぅ、ひぐ、ひぐ、いや、もぉ……!」
「無理なら手を離せ」
はぁ、はぁっと死にそうなぐらい荒い息を吐きながら、ようように指を離す。
叶さんのがゆっくり抜けていく、寸前に、ぐちゃりと奥まで突いてから、ようやく抜けて行った。
オレは半死半生で後ろから抱き締めてくれる体に縋った。
「いか……ないで、そばに……」
「あぁ。ちゃんと居るよ」
居てくれる……?
とにかく意識を失いたくなくて必死に目を開けてたけど、そこから先、オレの記憶は曖昧だった。
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