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それから私はエルハルトに少しの距離だからとエルハルトの馬に一緒に乗せられて今は馬上でエルハルトの腕の中。


この人が大きいから私の体がすっぽりと入ってしまうのよね。



「この道、誰も通らないのですね。」


大きい道なのに出発してから私たちしかいない。



「事前に通行止めをしていますからね。」


「え?そこまでするんですか?」


「警備のためです。これくらいは当然です。」


当然 、なのかしら。

私達が移動するだけでどれだけの人が裏で動いているのかしら。

もしかして、今日急に泊まることになったのも皆さんに迷惑だったんじゃないかしら。






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