24 / 33
2章・地位確立
俺は訓練準備をしただけなのに
しおりを挟む
俺がバーウィンの家庭教師を勤めて一週間がたった。
この一週間の感想は「めっちゃ優雅な日常だわ。」の一言だね。
まだ、この生活を始めて一週間なので、日常ではないが。
しかし、この生活がこれから続くとなると、バーウィンの家庭教師の件は受けて正解だったね。
いや、流石にのんびりしすぎでは。
だが、バーウィンがこれでいいと言ったのだ。
と言うより、バーウィンにここまでにしてくれって言われたんだよね。俺の授業の進め方は結構早かったみたい。ハーウェザーに教えてた時は何も言われなかったのに。
だから、バーウィンは午後からは復習。
今までの俺の生活だと、屋敷内では孤児への教育に手一杯でのんびりする時間もなかったし、夜は夜で面白い噂話の収集に出掛けていたから、一日を掛けて忙しかったんだよ。
一週間たちある程度生活リズムが決まってきたら、次は剣術魔法の訓練の時間が追加される。
ここからが俺の本領発揮ってところだ。聞いたところによると、剣術や魔法の教師はいろいろな人がローテンションで回しながらやっていたみたい。一人に決まっていない理由はバーウィンが気に入る人がいなかったから。本来、気に入る気に入らない以前に近衛が教師となるが、バーウィンは近衛が嫌いだからね。
ただ、今日からはバーウィン側からの指名で俺が剣術や魔法の教師も勤めることになった。
「ふっふっふっ、細胞まで壊してやる。」
「それ、俺に言ってる?」
おっと。声に出てたようだ。心の中だけに留めておこうと思ったのに。
聞かれてしまっては仕方がない。しっかりと、俺の教育方針を伝えておかねば。
「俺は、バーウィンの護衛騎士だけど、バーウィンを四六時中護衛することはできない。てか、したくない。だから、自衛手段を学んでもらう。」
「ああ、それは、まあ、仕方がないが、そこまで言い切る護衛はリュー以外いないと思うぞ。ちなみに、俺はリューとならどれだけ一緒にいてもいいぞ。」
「俺は嫌なんで。ってことで、ビシバシ鍛えていきます!!」
バーウィンは相も変わらず、俺へ告白まがいのことをやってくる。
そもそも、バーウィンが年下ってことで、可愛がるってことならできるんだけど、婚約って気持ちにはならないよね。一応年下だけど、俺の方が背低いし、体格細いんだけどね。
無性に負けた感がある。
そんなこんなで、俺たちは王城に併設してある訓練場に移動することにした。
王城には訓練場がいくつかある。騎士団が四つあり、それに近衛を足した五つの訓練場がある。ちなみに、魔法師団は騎士団とセットに任務に当たることから、同数の四つある。 近衛は、剣術と魔法の両方が一定水準にならなければ所属できないため、近衛とセットになる魔法師団はない。近衛はいわゆるエリートであることは間違いないのだが、団長が現公爵当主であり、元王弟であることから、団員の態度が目に余ることが増えている。実際に、実力も落ちてきており、自己浄化もできていないことを考えると、間違いではないだろう。
騎士団、魔法師団はどの団に属しても平等であるとされているが、主に行う仕事が大きく違う。第一は王城や王族の護衛、第二は王都の護衛、第三、第四は大半は魔物討伐、稀に王都の護衛となっている。
仕事の危険性から、コネのある貴族子息子女は第一や第二に集まりやすい。
逆に、コネがない平民や下級貴族は第二や第三など危険な任務が多い団に割り当てられる。
王族の護衛が専売特許であったはずの近衛は、第一王妃毒殺の際に、毒殺を防ぐことができなかったため、信用が高くない。
毒殺を契機に、今まで王族の護衛は近衛の独占であったが、それが解放されている。毒殺の際に、団長は解雇され、新団長としてまだ副団長であったバラル公爵が団長の座についた。
実際には、第一王妃は毒殺があった際も団長はバラル公爵ではなかったが、権力に物を言わせ実権をバラル公爵が持っていたとされている。
権力が強く表立っての声や行動はないが、バラル公爵が第一王妃毒殺に関わっていた可能性があるのではないかと、とは貴族界、特に王宮に出入りすることが多い貴族が噂をしていた。
団長の交代で、信用が地に落ちることはなかったが、第一王子であるバーウィンが近衛を邪険に扱っても彼の瑕疵にならない程度には、近衛の評価は高くない。
と言う情報を王宮に出入りしている貴族に聞きまくった。
聞きまくったと言うか、あっちから話してきたという感じだが。
意外だったが、バーウィンの人嫌いを心配している貴族は多かった。
もちろん、自分が親密になれたいことからの心配や焦りだと思うが、中には心から心配している人もいて驚いた。
宰相が無能だと、城に来る貴族有能が集まるのかもね。
しかし、話すだけでも疲れるね。今まで人と関わってこないボッチ生活を堪能してたから、沢山の人と関わると無性に疲れる。
普通に疲れて今にも寝たいところだが、俺の今の役職は第一王子バーウィンの護衛騎士だ。彼に関わることで手を抜き、みすみす殺されたなんで、弟を守る以前に俺が死ぬことになりかねない。てか、王族を守れなかったら普通に死刑だ。
それに、バーウィンは結構可愛いやつだから。庇護欲が湧くぐらい、致し方ない。
騎士団や魔術団と同数の訓練場を設けている理由は、人数と訓練場の広さは言うまでもないが、騎士団同士での争いが起こりやすいからである。
騎士団は分かりやすい派閥となり、派閥ができれば、比べたがるのが人間の性だ。
それに、王城直属の騎士団だ。権力による諍いが起こるに決まっている。
と言うことで、俺たちが来たのは第四が所持する訓練所である。第四の訓練所に来た理由は、訓練に集中するためである。
無駄に権力がある貴族は、自分の話を聞いてもらえるが当たり前だと思っているからね。訓練中だろうがなんだろうが、見境なく会話をしようとするだろう。
そんなん邪魔でしょうがない。
許可取りは結構簡単だった。王族の名前を出して申請すれば、普通は二日掛かる申請がほんの数分で終わってしまった。
それに、訓練所に到着したら団長直々に挨拶までしてもらった。
「本日は第四訓練所をお使いいただき、ありがとうございます。私、第四騎士団団長のバレット=ラグドと申します。何かありましたら、私にお申し付け下さい。」
「これは丁寧に。こちらこそ、急な申請に許可をおろしてもらって感謝している。今後も第四訓練所を使用すると思うから、よろしくお願いするよ。」
まあ、俺の関心は団長直々の挨拶ではなく、外面100%のバーウィンだ。俺の前では砕けているから、外面バーウィンは新鮮だ。
家庭教師を始めて少ししか経っていないが、自分の生徒が素晴らしい対応をしているところを見ると、嬉しくなるね。
さてさて、ようやく俺の真骨頂、剣術、魔法の指南ができるよ。
俺の誇れるものは今のところ、剣術と魔法だけだから、これはぜひ生徒に全てを教え切る勢いで頑張らねば!!
俺は自分の中で未来の自分はエールを送った。
この一週間の感想は「めっちゃ優雅な日常だわ。」の一言だね。
まだ、この生活を始めて一週間なので、日常ではないが。
しかし、この生活がこれから続くとなると、バーウィンの家庭教師の件は受けて正解だったね。
いや、流石にのんびりしすぎでは。
だが、バーウィンがこれでいいと言ったのだ。
と言うより、バーウィンにここまでにしてくれって言われたんだよね。俺の授業の進め方は結構早かったみたい。ハーウェザーに教えてた時は何も言われなかったのに。
だから、バーウィンは午後からは復習。
今までの俺の生活だと、屋敷内では孤児への教育に手一杯でのんびりする時間もなかったし、夜は夜で面白い噂話の収集に出掛けていたから、一日を掛けて忙しかったんだよ。
一週間たちある程度生活リズムが決まってきたら、次は剣術魔法の訓練の時間が追加される。
ここからが俺の本領発揮ってところだ。聞いたところによると、剣術や魔法の教師はいろいろな人がローテンションで回しながらやっていたみたい。一人に決まっていない理由はバーウィンが気に入る人がいなかったから。本来、気に入る気に入らない以前に近衛が教師となるが、バーウィンは近衛が嫌いだからね。
ただ、今日からはバーウィン側からの指名で俺が剣術や魔法の教師も勤めることになった。
「ふっふっふっ、細胞まで壊してやる。」
「それ、俺に言ってる?」
おっと。声に出てたようだ。心の中だけに留めておこうと思ったのに。
聞かれてしまっては仕方がない。しっかりと、俺の教育方針を伝えておかねば。
「俺は、バーウィンの護衛騎士だけど、バーウィンを四六時中護衛することはできない。てか、したくない。だから、自衛手段を学んでもらう。」
「ああ、それは、まあ、仕方がないが、そこまで言い切る護衛はリュー以外いないと思うぞ。ちなみに、俺はリューとならどれだけ一緒にいてもいいぞ。」
「俺は嫌なんで。ってことで、ビシバシ鍛えていきます!!」
バーウィンは相も変わらず、俺へ告白まがいのことをやってくる。
そもそも、バーウィンが年下ってことで、可愛がるってことならできるんだけど、婚約って気持ちにはならないよね。一応年下だけど、俺の方が背低いし、体格細いんだけどね。
無性に負けた感がある。
そんなこんなで、俺たちは王城に併設してある訓練場に移動することにした。
王城には訓練場がいくつかある。騎士団が四つあり、それに近衛を足した五つの訓練場がある。ちなみに、魔法師団は騎士団とセットに任務に当たることから、同数の四つある。 近衛は、剣術と魔法の両方が一定水準にならなければ所属できないため、近衛とセットになる魔法師団はない。近衛はいわゆるエリートであることは間違いないのだが、団長が現公爵当主であり、元王弟であることから、団員の態度が目に余ることが増えている。実際に、実力も落ちてきており、自己浄化もできていないことを考えると、間違いではないだろう。
騎士団、魔法師団はどの団に属しても平等であるとされているが、主に行う仕事が大きく違う。第一は王城や王族の護衛、第二は王都の護衛、第三、第四は大半は魔物討伐、稀に王都の護衛となっている。
仕事の危険性から、コネのある貴族子息子女は第一や第二に集まりやすい。
逆に、コネがない平民や下級貴族は第二や第三など危険な任務が多い団に割り当てられる。
王族の護衛が専売特許であったはずの近衛は、第一王妃毒殺の際に、毒殺を防ぐことができなかったため、信用が高くない。
毒殺を契機に、今まで王族の護衛は近衛の独占であったが、それが解放されている。毒殺の際に、団長は解雇され、新団長としてまだ副団長であったバラル公爵が団長の座についた。
実際には、第一王妃は毒殺があった際も団長はバラル公爵ではなかったが、権力に物を言わせ実権をバラル公爵が持っていたとされている。
権力が強く表立っての声や行動はないが、バラル公爵が第一王妃毒殺に関わっていた可能性があるのではないかと、とは貴族界、特に王宮に出入りすることが多い貴族が噂をしていた。
団長の交代で、信用が地に落ちることはなかったが、第一王子であるバーウィンが近衛を邪険に扱っても彼の瑕疵にならない程度には、近衛の評価は高くない。
と言う情報を王宮に出入りしている貴族に聞きまくった。
聞きまくったと言うか、あっちから話してきたという感じだが。
意外だったが、バーウィンの人嫌いを心配している貴族は多かった。
もちろん、自分が親密になれたいことからの心配や焦りだと思うが、中には心から心配している人もいて驚いた。
宰相が無能だと、城に来る貴族有能が集まるのかもね。
しかし、話すだけでも疲れるね。今まで人と関わってこないボッチ生活を堪能してたから、沢山の人と関わると無性に疲れる。
普通に疲れて今にも寝たいところだが、俺の今の役職は第一王子バーウィンの護衛騎士だ。彼に関わることで手を抜き、みすみす殺されたなんで、弟を守る以前に俺が死ぬことになりかねない。てか、王族を守れなかったら普通に死刑だ。
それに、バーウィンは結構可愛いやつだから。庇護欲が湧くぐらい、致し方ない。
騎士団や魔術団と同数の訓練場を設けている理由は、人数と訓練場の広さは言うまでもないが、騎士団同士での争いが起こりやすいからである。
騎士団は分かりやすい派閥となり、派閥ができれば、比べたがるのが人間の性だ。
それに、王城直属の騎士団だ。権力による諍いが起こるに決まっている。
と言うことで、俺たちが来たのは第四が所持する訓練所である。第四の訓練所に来た理由は、訓練に集中するためである。
無駄に権力がある貴族は、自分の話を聞いてもらえるが当たり前だと思っているからね。訓練中だろうがなんだろうが、見境なく会話をしようとするだろう。
そんなん邪魔でしょうがない。
許可取りは結構簡単だった。王族の名前を出して申請すれば、普通は二日掛かる申請がほんの数分で終わってしまった。
それに、訓練所に到着したら団長直々に挨拶までしてもらった。
「本日は第四訓練所をお使いいただき、ありがとうございます。私、第四騎士団団長のバレット=ラグドと申します。何かありましたら、私にお申し付け下さい。」
「これは丁寧に。こちらこそ、急な申請に許可をおろしてもらって感謝している。今後も第四訓練所を使用すると思うから、よろしくお願いするよ。」
まあ、俺の関心は団長直々の挨拶ではなく、外面100%のバーウィンだ。俺の前では砕けているから、外面バーウィンは新鮮だ。
家庭教師を始めて少ししか経っていないが、自分の生徒が素晴らしい対応をしているところを見ると、嬉しくなるね。
さてさて、ようやく俺の真骨頂、剣術、魔法の指南ができるよ。
俺の誇れるものは今のところ、剣術と魔法だけだから、これはぜひ生徒に全てを教え切る勢いで頑張らねば!!
俺は自分の中で未来の自分はエールを送った。
22
お気に入りに追加
84
あなたにおすすめの小説
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
神は眷属からの溺愛に気付かない
グランラババー
BL
【ラントの眷属たち×神となる主人公ラント】
「聖女様が降臨されたぞ!!」
から始まる異世界生活。
夢にまでみたファンタジー生活を送れると思いきや、一緒に召喚された母であり聖女である母から不要な存在として捨てられる。
ラントは、せめて聖女の思い通りになることを妨ぐため、必死に生きることに。
彼はもう人と交流するのはこりごりだと思い、聖女に捨てられた山の中で生き残ることにする。
そして、必死に生き残って3年。
人に合わないと生活を送れているものの、流石に度が過ぎる生活は寂しい。
今更ながら、人肌が恋しくなってきた。
よし!眷属を作ろう!!
この物語は、のちに神になるラントが偶然森で出会った青年やラントが助けた子たちも共に世界を巻き込んで、なんやかんやあってラントが愛される物語である。
神になったラントがラントの仲間たちに愛され生活を送ります。ラントの立ち位置は、作者がこの小説を書いている時にハマっている漫画や小説に左右されます。
ファンタジー要素にBLを織り込んでいきます。
のんびりとした物語です。
現在二章更新中。
現在三章作成中。(登場人物も増えて、やっとファンタジー小説感がでてきます。)
甘えた狼
桜子あんこ
BL
オメガバースの世界です。
身長が大きく体格も良いオメガの大神千紘(おおがみ ちひろ)は、いつもひとりぼっち。みんなからは、怖いと恐れられてます。
その彼には裏の顔があり、、
なんと彼は、とても甘えん坊の寂しがり屋。
いつか彼も誰かに愛されることを望んでいます。
そんな日常からある日生徒会に目をつけられます。その彼は、アルファで優等生の大里誠(おおさと まこと)という男です。
またその彼にも裏の顔があり、、
この物語は運命と出会い愛を育むお話です。
王道くんと、俺。
葉津緒
BL
偽チャラ男な腐男子の、王道観察物語。
天然タラシな美形腐男子くん(偽チャラ男)が、攻めのふりをしながら『王道転入生総受け生BL』を楽しく観察。
※あくまでも本人の願望です。
現実では無自覚に周囲を翻弄中♪
BLコメディ
王道/脇役/美形/腐男子/偽チャラ男
start→2010
修正→2018
更新再開→2023
【完結】『ルカ』
瀬川香夜子
BL
―――目が覚めた時、自分の中は空っぽだった。
倒れていたところを一人の老人に拾われ、目覚めた時には記憶を無くしていた。
クロと名付けられ、親切な老人―ソニーの家に置いて貰うことに。しかし、記憶は一向に戻る気配を見せない。
そんなある日、クロを知る青年が現れ……?
貴族の青年×記憶喪失の青年です。
※自サイトでも掲載しています。
2021年6月28日 本編完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる