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闇竜討伐の旅
23.一生の思い出(3)※
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「……じゃあ、次は指を入れてみてもいいだろうか」
「あ、う…………うん……」
「痛かったら、ちゃんとやめるから言ってくれ」
「……うん」
正直なところ怖かったが、サフィアは頷いた。そうしないと次に進めないし、アーサーには、やめてほしいと言えばちゃんとやめてくれるという信頼があった。
アーサーは指を秘部に撫でつけて愛液で濡らしてから、ゆっくりと一本、サフィアの中に挿入した。
「っ……」
サフィアは、つぷりと肉を広げられる感触に息を詰まらせたが、すぐに肩の力を抜いた。痛いイメージがあったが、まったくそんなことはなくて拍子抜けしたくらいだ。アーサーが時間をかけて愛撫をしてくれたおかげだろうか。すごく、濡れていたし。初めてなのに大丈夫なのがはしたないような気も、それだけアーサーが丁寧に扱ってくれた証のような気もして、サフィアは瞳を潤ませた。
「大丈夫か?」
「うん、へいき……」
指の付け根が割れ目にあたって、すべてが収まっているのが分かった。異物感はあれど、やはり痛みはない。指一本とはいえ、アーサーの体の一部が体内にあると思うと不思議な感じだ。
「じゃあ、動かすから」
「ええ」
アーサーはゆっくりと、サフィアの中を広げるように指をぐるりと回した。少しの圧迫感はあるが、痛くはない。逆に気持ち良さもなかったが、アーサーが指を動かすたびにちくちゅくと水音がして、サフィアは羞恥から息を荒くした。濡れるのも、そこをかき回すのも必要なことなのは分かるが、音が立つのだけは何とかして欲しかった。それだけ、自分が興奮しているというのを教え込まれているようで落ち着かない。
「もう一本入れても?」
「だ、いじょう、ぶ……」
怖い気持ちはあるが、やらなければ先に進まない。
アーサーの指がもう一本、サフィアの秘裂にあてられる。そして、ぬぐ、と膣口を広げて入ってきた。
「っは……ぁ……」
圧迫感は強いが、痛いとまではいかなかった。アーサーはサフィアの頭を撫でながら、また広げるように指を動かす。しばらくそうしてから、今度は、指を抜き差しするように動かした。
「あ、はあ……っぁ……」
粘膜の壁を、関節でごつごつした指でこすられる。じわじわとした未知の感覚に襲われて、サフィアは吐息を漏らした。アーサーの指が自分の中を出入りしていると思うと、このあとを想像してしまう。身体が、きゅっとお腹の中の指を締め付けた。もちろん、アーサーもそれを感じ取っているだろう。顔に熱が集まって、涙が出そうな気がするほどあつくなった。
アーサーが体勢を変えて、サフィアの胸を優しく掴んだ。そしてその先の、今までの愛撫で赤く色づいて硬くなっているそこを上に向かせ、口に含む。
「あ、あ、ああっ……!」
ちゅくちゅくと吸われて、舌で舐られて、サフィアは胸を反らした。アーサーはそれでもそこを口内で愛撫したまま、指も動かす。きゅんきゅんと下腹部が収縮して、指に沿うように狭くなったそこを擦られ続けた。そうしていると、サフィアの身体は、体の内からも性感を拾い始めた。
「あ、あ、あっ……あ、あっ、あ、あっ!」
お腹側のところを指の腹でこすられると、じゅくじゅくとした熱が体内を侵食していく。自然と脚が開き、秘部をアーサーの手に押し付けるように腰が浮いた。またはしたない姿勢になっているのに、襲いくる性感に理性を散らされたサフィアにはそれが分からない。
「ああっ、また、あっ、またぁっ……!」
じわじわと這い上がってくる絶頂感に、サフィアは声を震わせた。アーサーは舌も手も休めず、サフィアを愛撫し続けた。胸の先を吸い上げられて、そうするとそこからお腹まで甘い電流が走っていく。そうしてきゅうっと締まる中の、サフィアが感じるところを狙って押し上げるようにしながら擦られる。もうサフィアには、アーサーに触られている二点にしか感覚がないような状況に陥っていた。甘い濁流に体が晒され、押し流されていきそうだった。そして。
「あ、ああ、あっ……い、いっちゃうぅっ!」
サフィアはその流れに抗わず、身を任せた。二度目の絶頂は、一度目よりも深く、長かった。サフィアの身体が仰け反り、かくかくと腰を震わせる。その中はぎゅうぎゅうとうねり、アーサーの指を更に奥まで引き込もうとするようだった。
アーサーは快楽にのまれるサフィアの姿にごくりを喉を鳴らし、熱い息を吐いた。サフィアの体から力が抜けてベッドに戻ると、指をゆっくりと抜く。
それにも感じてしまい、サフィアの腰がひくっと揺れた。
「あ、う…………うん……」
「痛かったら、ちゃんとやめるから言ってくれ」
「……うん」
正直なところ怖かったが、サフィアは頷いた。そうしないと次に進めないし、アーサーには、やめてほしいと言えばちゃんとやめてくれるという信頼があった。
アーサーは指を秘部に撫でつけて愛液で濡らしてから、ゆっくりと一本、サフィアの中に挿入した。
「っ……」
サフィアは、つぷりと肉を広げられる感触に息を詰まらせたが、すぐに肩の力を抜いた。痛いイメージがあったが、まったくそんなことはなくて拍子抜けしたくらいだ。アーサーが時間をかけて愛撫をしてくれたおかげだろうか。すごく、濡れていたし。初めてなのに大丈夫なのがはしたないような気も、それだけアーサーが丁寧に扱ってくれた証のような気もして、サフィアは瞳を潤ませた。
「大丈夫か?」
「うん、へいき……」
指の付け根が割れ目にあたって、すべてが収まっているのが分かった。異物感はあれど、やはり痛みはない。指一本とはいえ、アーサーの体の一部が体内にあると思うと不思議な感じだ。
「じゃあ、動かすから」
「ええ」
アーサーはゆっくりと、サフィアの中を広げるように指をぐるりと回した。少しの圧迫感はあるが、痛くはない。逆に気持ち良さもなかったが、アーサーが指を動かすたびにちくちゅくと水音がして、サフィアは羞恥から息を荒くした。濡れるのも、そこをかき回すのも必要なことなのは分かるが、音が立つのだけは何とかして欲しかった。それだけ、自分が興奮しているというのを教え込まれているようで落ち着かない。
「もう一本入れても?」
「だ、いじょう、ぶ……」
怖い気持ちはあるが、やらなければ先に進まない。
アーサーの指がもう一本、サフィアの秘裂にあてられる。そして、ぬぐ、と膣口を広げて入ってきた。
「っは……ぁ……」
圧迫感は強いが、痛いとまではいかなかった。アーサーはサフィアの頭を撫でながら、また広げるように指を動かす。しばらくそうしてから、今度は、指を抜き差しするように動かした。
「あ、はあ……っぁ……」
粘膜の壁を、関節でごつごつした指でこすられる。じわじわとした未知の感覚に襲われて、サフィアは吐息を漏らした。アーサーの指が自分の中を出入りしていると思うと、このあとを想像してしまう。身体が、きゅっとお腹の中の指を締め付けた。もちろん、アーサーもそれを感じ取っているだろう。顔に熱が集まって、涙が出そうな気がするほどあつくなった。
アーサーが体勢を変えて、サフィアの胸を優しく掴んだ。そしてその先の、今までの愛撫で赤く色づいて硬くなっているそこを上に向かせ、口に含む。
「あ、あ、ああっ……!」
ちゅくちゅくと吸われて、舌で舐られて、サフィアは胸を反らした。アーサーはそれでもそこを口内で愛撫したまま、指も動かす。きゅんきゅんと下腹部が収縮して、指に沿うように狭くなったそこを擦られ続けた。そうしていると、サフィアの身体は、体の内からも性感を拾い始めた。
「あ、あ、あっ……あ、あっ、あ、あっ!」
お腹側のところを指の腹でこすられると、じゅくじゅくとした熱が体内を侵食していく。自然と脚が開き、秘部をアーサーの手に押し付けるように腰が浮いた。またはしたない姿勢になっているのに、襲いくる性感に理性を散らされたサフィアにはそれが分からない。
「ああっ、また、あっ、またぁっ……!」
じわじわと這い上がってくる絶頂感に、サフィアは声を震わせた。アーサーは舌も手も休めず、サフィアを愛撫し続けた。胸の先を吸い上げられて、そうするとそこからお腹まで甘い電流が走っていく。そうしてきゅうっと締まる中の、サフィアが感じるところを狙って押し上げるようにしながら擦られる。もうサフィアには、アーサーに触られている二点にしか感覚がないような状況に陥っていた。甘い濁流に体が晒され、押し流されていきそうだった。そして。
「あ、ああ、あっ……い、いっちゃうぅっ!」
サフィアはその流れに抗わず、身を任せた。二度目の絶頂は、一度目よりも深く、長かった。サフィアの身体が仰け反り、かくかくと腰を震わせる。その中はぎゅうぎゅうとうねり、アーサーの指を更に奥まで引き込もうとするようだった。
アーサーは快楽にのまれるサフィアの姿にごくりを喉を鳴らし、熱い息を吐いた。サフィアの体から力が抜けてベッドに戻ると、指をゆっくりと抜く。
それにも感じてしまい、サフィアの腰がひくっと揺れた。
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