30 / 49
本編
29.覚悟と誘惑
しおりを挟む
魔王が、ルーチェのことを好き。
それはどうやら、人が人を好きになる感情に近い好きらしい。
番というのは、人間でいう夫婦のようなものだろうから。
魔王の言っている意味は理解したが、ルーチェはとても信じられなかった。
まずどうして好きになられるのかも分からないし、魔族にとっての人間は、人間にとっての動物らと同じだという話をしたのも彼だ。
――え、つまりこいつ、わたしたちでいう動物性愛者ってこと……?
今までさぞ大変だっただろうと哀れみの目を向けていると、魔王は苦笑した。
「ええ……これでもだめなんだ? どうすればいいんだろう」
「いや……えっと……言ってる意味は分かったのよ? でもほら、変わった性嗜好の方なんだなって……」
「え、なんで?」
「あなたたちにとっての人間が、わたしたちにとっての動物なんでしょう? それでわたしを好きって……」
「あー……それのせいか。えっとね、命の価値としてはそうなんだけど、性対象としてはまた別だよ? だって魔族とニンゲンって繁殖できるし、言葉だって通じるからね」
――は、繁殖って……。
でも確かに、生殖ができるのならば、性の対象になるのはおかしくないとは思う。
そんな例を聞いたことがないので、魔王の言うことが正しければ、だが。
ああでも、昔は淫魔に悩まされたという話を聞いたことがあるので、それもそういうことなのだろうか。
でもそういうときって、瘴気はどうするのだろう……? あ、もしかして、そのための淫紋……?
思考が目の前のことからずれていきそうになり、ルーチェは頭を振った。
というか、性対象にはなるのに命の価値は低いというのも、ちぐはぐでなんだか怖い。
ルーチェには分からない感覚だ。
やはり、言葉は通じるし知性があっても、人間と魔族は全く違う生物なのだと思う。
「だ、からって……なんで……」
それにしたって、どうしてルーチェを好きだと言い出したのか。
戸惑うルーチェの様子に魔王が察したのか、額にキスをしてから言った。
「さあ。誰かを好きになるのって、理由とかいる? 俺はただ……」
ルーチェは次の言葉を待ったが、魔王は首を振った。
「ううん。ここから先は、俺の口からね。ぜーんぶこいつなのは、癪に障るから」
そう言って、魔王はまた歩みを進めた。
横抱きのまま揺られ、ルーチェは魔王を見ることができずに自分の手元を見つめる。
『それはとても魅力的な誘いだが……今の状態、では無理だな。残念だ』
以前レオに乗り移っていたときに言われたことを思い出し、ルーチェの背筋がぞわりとする。
あのときのルーチェはまだ相手をレオ本人だと思っていたから、解呪が終わったらまたしたいと思っているという意味で受け取ってしまったのだが……。
――つまりあれって、本当の自分の体でって意味……?
ルーチェはまた眉を寄せた。
正直、敵から好意を寄せられたところで困るというか、どうでもいい。
むしろ、言動の端々から貞操の危機を――ルーチェはもう処女ではないしレオと恋人でもないわけだが、気持ちとしてはレオに純潔を誓っている――感じて怖いくらいだ。
見た目がレオなのでまだそこまで嫌悪感を感じていないが、見知らぬ男に勝手に好意を持たれて拉致されるなんて、かなり気持ちの悪いことなのではないだろうか。
――でも待って、こいつ、わたしに気があるってことは……。
もしかしたら、性交に持ち込める可能性があるのではないだろうか。
もちろん、解呪に繋がるから拒否される可能性の方が高い。
だがレオも、魔族は欲求や衝動性が強いというのを言っていた。
押して押して押し続ければ、あるいは……。
――本当に、心の底から嫌だけれど、それでレオを救うことに近づくのなら、わたしは……。
ルーチェは、ぎゅ、と拘束されている手に力を入れた。
*
魔王はルーチェを抱き上げたまま、道なき道を進んだ。
ルーチェは夜は眠り、昼間は時折言葉を交わしながら揺られ、魔王が通りがかりに採取した果実や木の実、湧き水を彼の手から直接与えられた。
魔王の指に摘ままれた食べ物を口に入れられたり、手のひらにあるものを啜っていると、餌付けされているような気分になる。
やっぱりペットのような感覚なのではないかと思いながらも、行動を起こす機会を窺っていた。
魔王――というかレオの体はもう魔族だからなのか、一睡もしないで歩き続けている。
今日でもう、四日目だろうか。
食べ物に関しては、ルーチェに与えるときに一緒に食べてはいるのでまったく必要ないわけではないのだろうが、ルーチェよりもはるかに量が少なかった。
体の大きさを考えればおかしいのだが、魔族の生態については詳しくないので何とも言えない。
問題は、性交に持ち込む隙がないことだ。
ルーチェはもう、覚悟を決めている。
どこかで魔王が横になれば這ってでも襲ってやろうと思っているのだが、何せ歩き続けるので、きっかけがなかった。
体中の拘束も相変わらずなので、どうしようもない。
「はい、これ。おいしそうだね」
道中の森で、魔王が木の実を見つけて採取した。
適当な大きい岩に腰掛けて、抱いたままのルーチェの口元に持ってくる。
ルーチェはわざと、木の実だけではなく指の先まで口に含んで舐め上げた。
「っ……」
すぐに指が引いていき、ルーチェの口内には木の実だけが残った。
魔王は眉を寄せたが、すぐに自分の口に木の実を放り込んで咀嚼する。
駄目だったか、と内心舌打ちしながら、ルーチェも木の実を噛み潰した。
それでもめげずに、二つ目、三つ目と与えられる時にも挑戦したのだが、魔王はもごもごと食べるだけで、手は出されなかった。
一応、こうして地道に誘惑? してみているのだが、結果はよろしくない。
こういうところも、やっぱりペット扱いなのではないかと思う理由だ。
魔王が歩き出してまたしばらく揺られていると、今まで魔の扉の方角に真っ直ぐ進んでいた魔王の足が、違う方向へ進んだ。
例の寄り道だろうかと思っていると、洞窟が見えてきて、そこに入っていく。
魔法を使ったのか周囲にいくつか火の玉が浮かび、あたりを照らした。
突き当りまで来ると、瘴気が岩肌を包み、壁が消えていく。
そうしてできた道をまた進んでいくと、洞窟を出た。
「わ……、え……?」
そこには、村のような光景が広がっていた。
小屋が立ち並び、畑や家畜の姿が見える。
しかしそんな村の中を歩いているのは、瘴気を纏い、眼球が黒い人や獣たちだった。
「ここが、寄るところ。扉が閉まって帰れなくなった仲間たちが住んでいる、魔族の里だよ。疲れただろう。しばらくここで休んでいこうか」
それはどうやら、人が人を好きになる感情に近い好きらしい。
番というのは、人間でいう夫婦のようなものだろうから。
魔王の言っている意味は理解したが、ルーチェはとても信じられなかった。
まずどうして好きになられるのかも分からないし、魔族にとっての人間は、人間にとっての動物らと同じだという話をしたのも彼だ。
――え、つまりこいつ、わたしたちでいう動物性愛者ってこと……?
今までさぞ大変だっただろうと哀れみの目を向けていると、魔王は苦笑した。
「ええ……これでもだめなんだ? どうすればいいんだろう」
「いや……えっと……言ってる意味は分かったのよ? でもほら、変わった性嗜好の方なんだなって……」
「え、なんで?」
「あなたたちにとっての人間が、わたしたちにとっての動物なんでしょう? それでわたしを好きって……」
「あー……それのせいか。えっとね、命の価値としてはそうなんだけど、性対象としてはまた別だよ? だって魔族とニンゲンって繁殖できるし、言葉だって通じるからね」
――は、繁殖って……。
でも確かに、生殖ができるのならば、性の対象になるのはおかしくないとは思う。
そんな例を聞いたことがないので、魔王の言うことが正しければ、だが。
ああでも、昔は淫魔に悩まされたという話を聞いたことがあるので、それもそういうことなのだろうか。
でもそういうときって、瘴気はどうするのだろう……? あ、もしかして、そのための淫紋……?
思考が目の前のことからずれていきそうになり、ルーチェは頭を振った。
というか、性対象にはなるのに命の価値は低いというのも、ちぐはぐでなんだか怖い。
ルーチェには分からない感覚だ。
やはり、言葉は通じるし知性があっても、人間と魔族は全く違う生物なのだと思う。
「だ、からって……なんで……」
それにしたって、どうしてルーチェを好きだと言い出したのか。
戸惑うルーチェの様子に魔王が察したのか、額にキスをしてから言った。
「さあ。誰かを好きになるのって、理由とかいる? 俺はただ……」
ルーチェは次の言葉を待ったが、魔王は首を振った。
「ううん。ここから先は、俺の口からね。ぜーんぶこいつなのは、癪に障るから」
そう言って、魔王はまた歩みを進めた。
横抱きのまま揺られ、ルーチェは魔王を見ることができずに自分の手元を見つめる。
『それはとても魅力的な誘いだが……今の状態、では無理だな。残念だ』
以前レオに乗り移っていたときに言われたことを思い出し、ルーチェの背筋がぞわりとする。
あのときのルーチェはまだ相手をレオ本人だと思っていたから、解呪が終わったらまたしたいと思っているという意味で受け取ってしまったのだが……。
――つまりあれって、本当の自分の体でって意味……?
ルーチェはまた眉を寄せた。
正直、敵から好意を寄せられたところで困るというか、どうでもいい。
むしろ、言動の端々から貞操の危機を――ルーチェはもう処女ではないしレオと恋人でもないわけだが、気持ちとしてはレオに純潔を誓っている――感じて怖いくらいだ。
見た目がレオなのでまだそこまで嫌悪感を感じていないが、見知らぬ男に勝手に好意を持たれて拉致されるなんて、かなり気持ちの悪いことなのではないだろうか。
――でも待って、こいつ、わたしに気があるってことは……。
もしかしたら、性交に持ち込める可能性があるのではないだろうか。
もちろん、解呪に繋がるから拒否される可能性の方が高い。
だがレオも、魔族は欲求や衝動性が強いというのを言っていた。
押して押して押し続ければ、あるいは……。
――本当に、心の底から嫌だけれど、それでレオを救うことに近づくのなら、わたしは……。
ルーチェは、ぎゅ、と拘束されている手に力を入れた。
*
魔王はルーチェを抱き上げたまま、道なき道を進んだ。
ルーチェは夜は眠り、昼間は時折言葉を交わしながら揺られ、魔王が通りがかりに採取した果実や木の実、湧き水を彼の手から直接与えられた。
魔王の指に摘ままれた食べ物を口に入れられたり、手のひらにあるものを啜っていると、餌付けされているような気分になる。
やっぱりペットのような感覚なのではないかと思いながらも、行動を起こす機会を窺っていた。
魔王――というかレオの体はもう魔族だからなのか、一睡もしないで歩き続けている。
今日でもう、四日目だろうか。
食べ物に関しては、ルーチェに与えるときに一緒に食べてはいるのでまったく必要ないわけではないのだろうが、ルーチェよりもはるかに量が少なかった。
体の大きさを考えればおかしいのだが、魔族の生態については詳しくないので何とも言えない。
問題は、性交に持ち込む隙がないことだ。
ルーチェはもう、覚悟を決めている。
どこかで魔王が横になれば這ってでも襲ってやろうと思っているのだが、何せ歩き続けるので、きっかけがなかった。
体中の拘束も相変わらずなので、どうしようもない。
「はい、これ。おいしそうだね」
道中の森で、魔王が木の実を見つけて採取した。
適当な大きい岩に腰掛けて、抱いたままのルーチェの口元に持ってくる。
ルーチェはわざと、木の実だけではなく指の先まで口に含んで舐め上げた。
「っ……」
すぐに指が引いていき、ルーチェの口内には木の実だけが残った。
魔王は眉を寄せたが、すぐに自分の口に木の実を放り込んで咀嚼する。
駄目だったか、と内心舌打ちしながら、ルーチェも木の実を噛み潰した。
それでもめげずに、二つ目、三つ目と与えられる時にも挑戦したのだが、魔王はもごもごと食べるだけで、手は出されなかった。
一応、こうして地道に誘惑? してみているのだが、結果はよろしくない。
こういうところも、やっぱりペット扱いなのではないかと思う理由だ。
魔王が歩き出してまたしばらく揺られていると、今まで魔の扉の方角に真っ直ぐ進んでいた魔王の足が、違う方向へ進んだ。
例の寄り道だろうかと思っていると、洞窟が見えてきて、そこに入っていく。
魔法を使ったのか周囲にいくつか火の玉が浮かび、あたりを照らした。
突き当りまで来ると、瘴気が岩肌を包み、壁が消えていく。
そうしてできた道をまた進んでいくと、洞窟を出た。
「わ……、え……?」
そこには、村のような光景が広がっていた。
小屋が立ち並び、畑や家畜の姿が見える。
しかしそんな村の中を歩いているのは、瘴気を纏い、眼球が黒い人や獣たちだった。
「ここが、寄るところ。扉が閉まって帰れなくなった仲間たちが住んでいる、魔族の里だよ。疲れただろう。しばらくここで休んでいこうか」
65
お気に入りに追加
452
あなたにおすすめの小説
王太子の子を孕まされてました
杏仁豆腐
恋愛
遊び人の王太子に無理やり犯され『私の子を孕んでくれ』と言われ……。しかし王太子には既に婚約者が……侍女だった私がその後執拗な虐めを受けるので、仕返しをしたいと思っています。
※不定期更新予定です。一話完結型です。苛め、暴力表現、性描写の表現がありますのでR指定しました。宜しくお願い致します。ノリノリの場合は大量更新したいなと思っております。
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
【R18】ヤンデレ侯爵は婚約者を愛し過ぎている
京佳
恋愛
非の打ち所がない完璧な婚約者クリスに劣等感を抱くラミカ。クリスに淡い恋心を抱いてはいるものの素直になれないラミカはクリスを避けていた。しかし当のクリスはラミカを異常な程に愛していて絶対に手放すつもりは無い。「僕がどれだけラミカを愛しているのか君の身体に教えてあげるね?」
完璧ヤンデレ美形侯爵
捕食される無自覚美少女
ゆるゆる設定
【R18】義弟ディルドで処女喪失したらブチギレた義弟に襲われました
春瀬湖子
恋愛
伯爵令嬢でありながら魔法研究室の研究員として日々魔道具を作っていたフラヴィの集大成。
大きく反り返り、凶悪なサイズと浮き出る血管。全てが想像以上だったその魔道具、名付けて『大好き義弟パトリスの魔道ディルド』を作り上げたフラヴィは、早速その魔道具でうきうきと処女を散らした。
――ことがディルドの大元、義弟のパトリスにバレちゃった!?
「その男のどこがいいんですか」
「どこって……おちんちん、かしら」
(だって貴方のモノだもの)
そんな会話をした晩、フラヴィの寝室へパトリスが夜這いにやってきて――!?
拗らせ義弟と魔道具で義弟のディルドを作って楽しんでいた義姉の両片想いラブコメです。
※他サイト様でも公開しております。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
睡姦しまくって無意識のうちに落とすお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレな若旦那様を振ったら、睡姦されて落とされたお話。
安定のヤンデレですがヤンデレ要素は薄いかも。
ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる