〘完〙侯爵様に溺愛される男爵令嬢は、自分は猫にしか愛されないと思っていた
ここはシャンブリア王国。
その国ではある噂が・・
“あの屋敷には、絶世の美女がいるらしい”
絶世の美女と言われていたのは、実は屋敷に一人で住む男爵令嬢ナタリアだった。彼女は、ある事情で屋敷から一歩も外に出ることができずにいた。
そしてその噂に踊らされた男たちが夜毎、屋敷に忍び込んでは鉄壁の防御に阻まれ、追い返されていた。
そんなある晩、誰も踏み入れられなかった未開の屋敷に男の姿が・・
「私の元へ来ないか?」
戸惑うナタリアは気付くと、男の屋敷にいた。
これは、一人狭い世界で暮らしていたナタリアが、ある秘密を持つ男と出会ったことでその運命を変え、幸せになるまでの物語。
※一度完結しましたが、伏線回収のため続編を第二章として始めました。
ユルい作品なので、国家を揺るがす陰謀とかは一切ありませんので、悪しからず。
その国ではある噂が・・
“あの屋敷には、絶世の美女がいるらしい”
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そんなある晩、誰も踏み入れられなかった未開の屋敷に男の姿が・・
「私の元へ来ないか?」
戸惑うナタリアは気付くと、男の屋敷にいた。
これは、一人狭い世界で暮らしていたナタリアが、ある秘密を持つ男と出会ったことでその運命を変え、幸せになるまでの物語。
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感想ありがとうございます。
仰るように魔女のお陰です。
無理のある設定なので本編では触れませんでしたが、本来の侯爵家の方々がたまたま亡くなり、たまたま人間になりたいというライモンをその侯爵という立場の人間に変えた形です。屋敷の使用人から領地にいる祖母まで周囲の記憶を魔女が書き換えた。たまたま都合よく空いていた立場が侯爵だっただけという設定です。
こうしてお答えしていても、やっぱり無理あるなぁと自分でも思います。まああくまでも語る予定のなかった裏設定なので、そこら辺はお好きなようにご想像いただけたらと思います。
感想ありがとうございます。
セバちゃんが喋ることができなくなったのを
ナタリア以上に盛大に悲しんだのは
実はサマンサだったりして☺
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