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第8話 ゴールデンウィークを二人で過ごそうとした私は、別荘に誘われる。

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そんな騒動が終って暫くすると、ゴールデンウィーク。
私と静香ちゃんは予定を話し合っていた。
「森野さんと、怜奈さんも誘って何処か遊びに行きたいね」
「私はお家で、夢美ちゃんとゴロゴロ家庭内デートでも良いんだけどね~」
「も、もう……」
私の肩に寄りかかって来る静香ちゃん。
そんな彼女を私は見つめる。
すると、静香ちゃんは少し照れた様子を見せた。
私は思う。
私はこの幸せを失いたくない。
静香ちゃんと、怜奈さんと、森野さんとこれから先もずっと一緒に過ごして行きたいと。
だから、森野さんとの事は良い思い出として胸の中に閉まっておく事にしよう。
私は静香ちゃんの手を握る。
静香ちゃんは私を抱きしめてくれる。
暖かくて、柔らかくて、安心出来る。
そんな時、静香ちゃんのスマホが鳴る。
電話の相手は怜奈さんのようだった。
『もしもし? みんなのアイドル、怜奈だぞ☆』
「うん、分かった。切るね」
『扱い酷いんだけど><』
「冗談だよ。それでどうしたの?」
『あはっ☆ ゴールデンウィークなんだけど、みんなで海に行かない?』
「海かぁ……。それなら、夢美ちゃんと二人で行くから、別の人達で行って来て」
『えぇー。夢美ちゃんと二人の時間が減るじゃん。あはっ☆ きっと今夢美ちゃん、隣で怖い顔してるんだろうなぁ~』
「正解。激おこぷんぷん丸だよ」
『ごめんごめん☆ そんな怜奈ちゃんからお詫びに二人を別荘にご招待だぞ☆』
私は耳を疑う。
静香ちゃんを見ると、彼女は苦笑いをしていた。
怜奈さんの家はお金持ちだと聞いていたけど……。
私達は呆気に取られていた。
しかし、怜奈さんは有無を言わせない勢いで私達に言った。
私達の答えは一つしかないようだった。
『じゃあ決定☆ 日程は追って連絡するね~』
「3人で別荘か~」
『え? 何言ってんの怜奈、渚も連れて行かないと、寂しん坊が泣いちゃうぞ☆』
いつの間にか下の名前で呼んでいた怜奈さんは、どうやら森野さんも誘っていたようだった。
その言葉を聞いて、私は複雑な心境になる。
森野さんとは、あれ以来会っていない。
彼女には悪い事をしてしまった。
でも、きっと森野さんは大丈夫だろう。
森野さんは強い人だ。
私はそう信じている。
それに、私は静香ちゃんが一緒にいてくれたら、心強い。

そうして入ったゴールデンウィーク、黒い高級車が家の前に止まると、中から浮かれた怜奈さんと、その隣で緊張し続けていた森野さんが顔を出した。
「おはよー☆ ささ、乗って乗って☆」
「お、おはよう……。美嶋さん……」
私と静香ちゃんは二人に手招きされて車に乗り込む。
車はゆっくりと走り出す。
「夢美ちゃんに静香ちゃん、久しぶりだねぇ」
「お久しぶりです、怜奈さん。森野さんも」
「渚、おひさーって、なんか語呂が良いね~」
「うん……そうだね……」
私と静香ちゃんは怜奈さんと、それから森野さんとも挨拶を交わす。
森野さんは相変わらず、怜奈さんに振り回されている様だ。
そして、車が到着した場所は、何と豪邸だった。
私と森野さんは唖然とする。
静香ちゃんは何度か来たことがあるのか、特に何も言わないで怜奈さんと一緒に中に入る。
「あ、あの……美嶋さん。ここってもしかして……」
「怜奈さんのお家の別荘らしいよ。凄いね……」
「別荘……。そんな家、本当にあるんだ……」
「ね……」
私と森野さんは二人並んで、更に呆気に取られる。
私達が玄関に入ると、メイドさんが出迎えてくれた。
そして、怜奈さんが嬉しそうに言う。
「まずは荷物を置いて、水着に着替えて、海に出発だよ☆」
「日焼け止めも忘れないでね~」
怜奈さんの後に続くように、静香ちゃんが補足してくれる。
私と静香ちゃんは、怜奈さんに連れられて、それぞれ部屋へと案内される。
私は自分の部屋に鞄を置くと、早速静香ちゃんの部屋に向かう。
ノックすると、返事があったので私は扉を開けると、そこにはスタイルが良いのに、引き締まっている静香ちゃんの水着に言葉を失った。
「夢美ちゃん、どうかな?」
「……綺麗」
「ふふっ、ありがとう」
「静香ちゃん、すごく似合ってるね。可愛い」
「えへへ~。ありがと~」
「私も負けていられないな……」
「夢美ちゃんも着替えて着替えて~。夢美ちゃんの水着、楽しみにしてたんだから~」
「う、うん。分かった。すぐに行くから待っててね」
私は急いで準備を済ませる。
今日の為に買った新しい水着。
静香ちゃんに見てもらう為に着て来たんだから。
ビーチサンダルに靴を履き替えて、私達は手を繋いで海へと向かう。
すると貸し切り状態の海でメイドさんがパラソルを開き、そこで怜奈さんはメイドさんから日焼け止めクリームを塗られていた。
「ねぇねぇ夢美ちゃん! 夢美ちゃんは彼女である静香ちゃんと、彼女候補だった渚、二人の身体に日焼け止めクリームを塗ってあげたら良いと思うの☆」
「え」
「美少女二人の身体をまさぐれるちゃんすだぞ☆」
「お嬢様、お言葉に品がございません」
「ひ~ん(泣)」
私は少し考える。
確かに、今なら誰も居ないし、誰にも見られない。
頷くと、シートに横たわる森野さんの横に座って、失礼する。
彼女は一番小柄で、肌が白く、胸が大きかった。
私は彼女の背中から塗り始める。
森野さんは恥ずかしそうにしていたけど、私は気にせず、丁寧に日焼け止めを塗る。
森野さんの次は静香ちゃんだ。静香ちゃんも小柄で肌が白く、胸が大きい。
と、そこで気付く。
怜奈さんは一番背が高くてスタイルが良く、そして胸が大きい。
対して私だけは背もスタイルも普通で胸が大きくない。
……神よ、何故私には胸を与えなかったのだ。
私は静香ちゃんに日焼け止めを塗りながら、神様に恨み言を呟いていた。
すると、私の視線に気付いたのか、静香ちゃんは頬を赤らめて笑う。
あぁ、やっぱり静香ちゃんは可愛くて、綺麗で、大好きだ。
そうして日焼け止めも塗り終わり、私達は海の中に入って行く。
私達は4人で泳いだり、砂遊びをしたり、浮き輪を使って浮かんだりと、楽しい時間を過ごした。
「あはははは☆ あはははは☆」
「れなちー、そんなに笑わないでよ……」
「だってぇ、静香のおっぱいが揺れてるんだもん☆ ぷっぷかぷぅ~☆」
「む~。れなちーのばかぁ!」
静香ちゃんは怜奈さんを追いかけまわしている。
怜奈さんはそんな静香ちゃんを見て、お腹を抱えて笑っている。
私と森野さんはそんな二人を見つめて一緒に砂のお城を作っていた。
「美嶋さんは、二人と遊ばないの?」
「あまり泳ぎは得意じゃなくて。森野さんは?」
「私もインドア派だから」
森野さんはそう言って微笑んでくれる。
それからしばらく、私達は何も言わずに二人でお城を黙々と作っていた。
しばらくして、静香ちゃんが息切れしながら戻って来る。
怜奈さんはまだ笑い続けていたようだけど、どうやら満足したみたいだ。
静香ちゃんは怜奈さんの隣に座ると、怜奈さんは静香ちゃんの頭を撫でてあげている。
すると静香ちゃんは怜奈さんにもたれかかる様に甘える。
怜奈さんはそんな静香ちゃんを抱き寄せる。
そして、怜奈さんは私達に言った。
「羨ましいだろぅ」
「あはは……。ま、まだ、そこまでじゃないよ……」
「そうだよ……。それに、静香、幸せそうな顔で寝ちゃってるし……」
「二人とも初々しいねぇ。あはっ☆」
怜奈さんはそう言うと、スマホを取り出して、静香ちゃんの寝顔を取る。
あ、流石にそれは羨ましい。後で送ってもらおう。
夜は外でバーベキューだ。とはいえ、メイドさん達に焼いて貰って、私達は食べる専門だけど。
「怜奈さん、これ美味しいですよ」
「わ~い☆ ありがと~」
「静香ちゃんも、はい」
「ありがとう、夢美ちゃん」
私が肉を渡すと、静香ちゃんが笑顔で受け取ってくれた。
ああ、小さな口で食べる静香ちゃんも可愛い……。
私も森野さんと一緒に焼きそばを食べながら、静香ちゃんと怜奈さんの仲睦まじい様子を眺める。
すると、静香ちゃんがこちらを見た。
私と目が合うと、手招きをしてくる。
「夢美ちゃん、夢美ちゃん」
「なに?」
「はい、アーン♪」
「え!?」
私は驚いて声を上げると、静香ちゃんは首を傾げていた。
すると怜奈さんが私達の会話を聞いて、ニヤリと笑う。
「夢美ちゃんは食べさせて欲しいのかな~? 静香ちゃんに、あ~んして欲しいのかな~?」
「え、えっと……」
「夢美ちゃん……ダメ?」
「うぐっ……」
上目遣いは反則だ……。
私はその言葉に思わず怯んだ。
そして、静香ちゃんを見ると、彼女は瞳を潤ませて、悲しげな表情を浮かべていた。
そんな彼女に私は折れた。
私は大きく口を開けて、そこに静香ちゃんが焼いた鶏肉を運んでくる。
私はそれを咀噛する。
うん、恥ずかしくて味がしない……。
でも、静香ちゃんにあ~んされたという事実だけで、私は満足だ。
静香ちゃんはそんな私を嬉しそうに見ていた。

バーベキューが終わると、今度は花火だ。
メイドさん達が用意した打ち上げ式の花火を、メイドさんが点火していく。
メイドさん達は慣れた手つきで次々と火を付けていく。
私は静香ちゃんと手を繋いで、その様子を見守っていた。
やがて全ての花火に火が付くと、空に向かって勢いよく飛んでいく。
そして、一瞬だけ大きな花を咲かす。
綺麗だ……。
私はそう思いながら、隣にいる静香ちゃんを見る。
すると静香ちゃんも私の方を向いた。
私達は見つめ合い、お互いに微笑む。
「静香ちゃん、大好きだよ」
「私も、夢美ちゃんが大好きだ」
私と静香ちゃんはそっとキスをする。
唇が離れると、静香ちゃんは照れたように頬を赤らめる。
「た~まや~! か~ぎや~!」
怜奈さんが大きな声で叫ぶ。すると静香ちゃんがくすりと笑って、私に囁く。
「綺麗だね、夢美ちゃん」
「うん。綺麗だ」
「また来年も来たいな」
「私も、一緒に行きたい」
「約束だよ?」
「うん、約束」
私達は指切りをして、再び微笑み合った。

それから私達は怜奈さんの部屋でパジャマ姿になって集まる。お風呂は既に済ませて来た。
感想としてはとても広く、気持ち良かったに尽きる。
「そう言えば怜奈さん、さっきの『た~まや~』って、あれ何?」
「知らない☆ 打ち上げ花火見る時、みんな言わない?」
「言わない。厳密に言うと、今は言っても意味が無いから」
そう森野さんが言うのに視線が全員向く。
森野さんが続けて補足する。
「花火師の屋号……店名のようなもので、玉屋と鍵屋両国橋を挟んで下流と上流に分かれた所で打ちあがった花火の中でより美しく素晴らしいと思った方に称賛する意味を込めて言う言葉だから、花火ならどこでも言うって言うのが間違い」
「へぇ……。知らなかったよ」
「渚、詳しいね」
「小さい頃、花火大会とかに行ってたから……」
森野さんはそう言って少し遠い目をした。
なんか、触れちゃいけない話題に触れちゃったかな……。
私がそう思ってると、怜奈さんが明るい口調で言った。
ちなみに、今この部屋には私達4人だけしかいない。
メイドさん達も下がっている。
「あはは☆ まぁいいじゃん。それよりさ、皆でゲームしようぜぃ♪」
「ゲーム?」
「うん♪ 王様ゲーム☆」
「え……」
私はつい固まってしまう。
い、いかん……。私はこういうのに慣れていないのだ……。
しかし、静香ちゃんはノリ気だった。
「面白そうだね~」
「でしょ☆ じゃあ、くじ作るから待っててねぇ♪」
怜奈さんはそう言うと、紙とペンを持って来て、器用に番号を書き込んで行く。
私達はドキドキしながら、それをそれぞれ引いてみる。
最初の王様は、怜奈さんだった。
「あはっ☆ 怜奈王様~! 皆の者、ひれ伏せ~」
「わー」
「ははー」
「あはっ……棒読み~」
私達は棒読みで応える。
怜奈さんはそれでも嬉しそうな笑顔を浮かべている。きっと楽しければそれで良いのだろう。
「命令は……そうだな~。1番と2番がキスして、3番と4番はー」
「え、そう言うのあり? それとも、罰ゲーム?」
「無しでも良いけど、どうせなら面白い方が良くない?」
「うぅ、私は構わないよ」
「私も」
「えっと、私が2番と美嶋さんが1番だけど……」
森野さんが番号を見せる。私とキス……。
私はそっと目を閉じて、森野さんが来るのを待つ。
すると、森野さんは手の甲にキスをする。
「いや、流石に口は……」
「そっか……」
私は残念な気持ちになる。
いや、別に口にキスして欲しいわけじゃないんだけど、なんと言うか、ちょっとガッカリしてしまった。
それから順番に命令をこなして行った。
「ふっふっふ……。夢美ちゃんとキス……」
「怜奈さん、目が怖いです……」
怜奈さんから頬にキスをされる。
なんか私、さっきからキスされてばっかりじゃないだろうか……。
「夢美ちゃんとチュー……」
「静香ちゃん、落ち着いて……」
静香ちゃんに頬にキスをされた。
私はなんだか恥ずかしくなって、頬を赤くする。
そして、とうとう私の番が来た。
「夢美ちゃんとチュウ……」
「はい、ストップ。そう言うのじゃないから。で、何番と何番に、何を命令するの?」
「じゃあ、3番が2番の好きなところを言う」
「あはっ☆ 怜奈が2番! 3番は……」
「ん、私だ……」
2番が怜奈さん、3番が森野さんが引いたらしい。
森野さんが少し照れたように呟く。
「えっと、怜奈はいつも明るくて、友達想いで、私達の事を大切にしてくれるし、それに私を親友だって言ってくれる所が凄く嬉しい。だから、私は怜奈が大好きだよ」
「渚、それ告白っぽいぞ☆」
「そ、そんなつもりは無いから!」
「照れる渚も可愛いねぇ~」
「もう……」
森野さんは顔を真っ赤にして俯く。
その様子が可愛くて、思わず見惚れてしまった。

そうしてお開きになって私達はそれぞれの部屋に戻る。
その途中で静香ちゃんに呼び留められて、私は振り返る。
その唇に、甘く柔らかな感触が触れる。
目の前には静香ちゃんが目を閉じていた。
「おやすみなさい、夢美ちゃん」
静香ちゃんはそう言って微笑むと、自分の部屋に戻ろうとする。
私は呆然と立ち尽くしていた。
すると、静香ちゃんはこちらを見て、悪戯っぽく微笑んだ。
「今の私は王様なのだ」
「静香ちゃん!」
私は静香ちゃんに飛びついて抱きしめる。
静香ちゃんは驚いた様子だったが、すぐに微笑んで抱き返してくれた。
それからしばらく静香ちゃんの温もりを感じてから、手を振って別れた。
今日はとても楽しい一日だった。
これからもっと楽しくなると良いな。
私はそう思いながら眠りについた。
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