上 下
9 / 34

part8 秒速と偽り

しおりを挟む
『え』

レイカはあまりの反応により
驚いていた
だがテラは驚いてもいなければ街についてからというもの喋っていなかった
レイカは少し冷静になって

『普通、魔物だと分かったら!焦るとか!警戒するとかでしょ!』

『まぁまぁ気にすんな~』

と言って前を向いて歩き始めた

――気にすゆなって..もういいや――

レイカは安心もいうよりは呆れという気持ちになりそのまま後ろをついて行った

するとクナシが右手を上げて
止まれの合図をした

――どうしたんだ?――

すると3mほど先に3匹ゴブリンがいた

――ダンジョン以来だな――

すると男は小声で

『あいつらだ、俺が囮になるから...』

と続きを言うおうとしたけどレイカは

『あいつらを殺ればいいんですね』

『ちょ!』

と止めようとしたが
レイカは走り出した
レイカは3メールを0.001秒ほどで近づきそのままの勢いで

――死神の鎌――

死神の鎌は消える時と違って現れる時は神速しんそく
認識どころか一瞬にして現れる
そしてその勢いのまま鎌を後ろに引き横に降った
するとゴブリン達は真っ二つに切った

クシナはあまりの一瞬の出来事に

『え?』

そしてテラは相変わらずの無言

『なっ...』

クシナは数秒前の出来事を理解出来ずにただ呆然とレイカを見ていた
少し周り見渡して

『...お前...すげぇな!』

と唐突のテンションの上がり方にレイカは驚き一歩下がった
どう話したらいいのか分からなくなりただ無言で立ちすくんでいた

『なぁ!レイカ!お前ギルドに入らないか!』

『え?ギルド?』

と聞き返すとグッドポーズをして

『あぁ、そうだ!』

と満足気な顔をして言ってきた

――本当にグッドポーズ好きなんだなこの人――

ふと思った

『俺魔物なのにギルドなんかには入れんの?』 

『んー』

と頭を傾げた

――ですよね~――

『一つ方法がある!』

『え?』

するとクシナは右腕をあげて

『メィクーリ!』

すると急にステータスの表示されるものが現れ
レイカの種族の部分が変わってきた
そして

【種類】人間

と変わった

『え?』

するとクシナがドヤ顔でレイカの方を向いていた

『俺人間に..なったのか?』

すると横からテラが

『違うと思うよ』

『え?でも』

するとクシナが肩をポンと叩いて

『それは周りから見たら変わってるだけで、人間だぜお前さんは』

『すげぇ』

するとクシナがまたドヤ顔をしてきた

――腹立つな...ありがたいけど――

『まぁ、これは俺しか使えねぇ、ユニークスキルことユニーク魔法だけどな』

とまたドヤ顔

『あ、それなら』

レイカは右手をクシナに伸ばして
欲しいの願った

『何したんだ?』

『その能力パクリました』

レイカはやり返しでドヤ顔をした

『は?』

『俺のユニークスキルは対処の能力一つレベル1で真似れる』

少しシーンとなって

『え!?』
『え!?』

クシナとテラは同時に驚いた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️ ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。  嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる! 転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。 新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか?? 更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

死亡フラグだらけの悪役令嬢〜魔王の胃袋を掴めば回避できるって本当ですか?

きゃる
ファンタジー
 侯爵令嬢ヴィオネッタは、幼い日に自分が乙女ゲームの悪役令嬢であることに気がついた。死亡フラグを避けようと悪役令嬢に似つかわしくなくぽっちゃりしたものの、17歳のある日ゲームの通り断罪されてしまう。 「僕は醜い盗人を妃にするつもりはない。この婚約を破棄し、お前を魔の森に追放とする!」  盗人ってなんですか?  全く覚えがないのに、なぜ?  無実だと訴える彼女を、心優しいヒロインが救う……と、思ったら⁉︎ 「ふふ、せっかく醜く太ったのに、無駄になったわね。豚は豚らしく這いつくばっていればいいのよ。ゲームの世界に転生したのは、貴女だけではないわ」  かくしてぽっちゃり令嬢はヒロインの罠にはまり、家族からも見捨てられた。さらには魔界に迷い込み、魔王の前へ。「最期に言い残すことは?」「私、お役に立てます!」  魔界の食事は最悪で、控えめに言ってかなりマズい。お城の中もほこりっぽくて、気づけば激ヤセ。あとは料理と掃除を頑張って、生き残るだけ。  多くの魔族を味方につけたヴィオネッタは、魔王の心(胃袋?)もつかめるか? バッドエンドを回避して、満腹エンドにたどり着ける?  くせのある魔族や魔界の食材に大奮闘。  腹黒ヒロインと冷酷王子に大慌て。  元悪役令嬢の逆転なるか⁉︎ ※レシピ付き

キャンピングカーで往く異世界徒然紀行

タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》 【書籍化!】 コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。 早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。 そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。 道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが… ※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜 ※カクヨム様でも投稿をしております

異世界定食屋 八百万の日替わり定食日記 ー素人料理はじめましたー 幻想食材シリーズ

夜刀神一輝
ファンタジー
異世界定食屋 八百万 -素人料理はじめましたー   八意斗真、田舎から便利な都会に出る人が多い中、都会の生活に疲れ、田舎の定食屋をほぼただ同然で借りて生活する。     田舎の中でも端っこにある、この店、来るのは定期的に食材を注文する配達員が来ること以外人はほとんど来ない、そのはずだった。     でかい厨房で自分のご飯を作っていると、店の外に人影が?こんな田舎に人影?まさか物の怪か?と思い開けてみると、そこには人が、しかもけもみみ、コスプレじゃなく本物っぽい!?     どういう原理か知らないが、異世界の何処かの国?の端っこに俺の店は繋がっているみたいだ。     だからどうしたと、俺は引きこもり、生活をしているのだが、料理を作ると、その匂いに釣られて人が一人二人とちらほら、しょうがないから、そいつらの分も作ってやっていると、いつの間にか、料理の店と勘違いされる事に、料理人でもないので大した料理は作れないのだが・・・。     そんな主人公が時には、異世界の食材を使い、めんどくさい時はインスタント食品までが飛び交う、そんな素人料理屋、八百万、異世界人に急かされ、渋々開店!?

平凡冒険者のスローライフ

上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。 平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。 果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか…… ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

処理中です...