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二十
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「いやぁ~なかなか見応えがありましたね~」
隠しキャラのはずのヨークがあっさりでてきてそう言う。
……お前……出てきて良かったのか…?
ヨークを見たとたん興奮状態が消え失せた。
……しかし、なんで見てんだよ。見てんだったらもっと早い段階でここに来てくれれば良かったのに。
「……なんでもっと早く来てくれなかったんだ」
リギアは決まりが悪そうにうつむきながら言う。
「だってこんないいシーン見ないと損でしょ!
めっちゃ良かった!もう一回再生して見るわ」
「だから再生するなって!」
「リギアさんの頭の中、主でいっぱいだったんでしょw
そういう一途なところ推せるわ~」
「……っ!」
…本人が目の前にいるだろうが!
ヨークを目の前にするとどうにも調子がくるう。
「リギアさんやるじゃないですか。私の凪様に手を出そうとするなんて」
ユグナはいつも通り微笑みながらやってきた。
その笑顔が怖いのは気のせいだろうか。
……てかお前も見てたのかよ!
「あ、そうそうリギアさん、だいぶ好感度爆上がりしてますよ~
今ね ユグナさんが四十五のまま、リギアさん…なんと…四十!すごいですよ!こんな短時間で上げてしまうなんて…! なかなかやり手ですよ!リギアさんは」
ヨークの口にガムテープを貼ってやりたい
「結局みなさん駄目そうですね~今度はどうしましょうか」
陽気な口調でヨークが言う。
「お前が行けばいいんじゃないか主のとこに」
「それが良さそうですね」
「え…一応僕隠しキャラなんですよ」
「もう主の前に出てるからいいだろ 今更気にしなくて」
「ヨークさん初仕事頑張ってくださいね」
俺とユグナでヨークを行かせる。
「マジですか?まぁいいですけど」
いつもの軽い感じは抜けきれない
……行かせたはいいが大丈夫かあれで
隠しキャラのはずのヨークがあっさりでてきてそう言う。
……お前……出てきて良かったのか…?
ヨークを見たとたん興奮状態が消え失せた。
……しかし、なんで見てんだよ。見てんだったらもっと早い段階でここに来てくれれば良かったのに。
「……なんでもっと早く来てくれなかったんだ」
リギアは決まりが悪そうにうつむきながら言う。
「だってこんないいシーン見ないと損でしょ!
めっちゃ良かった!もう一回再生して見るわ」
「だから再生するなって!」
「リギアさんの頭の中、主でいっぱいだったんでしょw
そういう一途なところ推せるわ~」
「……っ!」
…本人が目の前にいるだろうが!
ヨークを目の前にするとどうにも調子がくるう。
「リギアさんやるじゃないですか。私の凪様に手を出そうとするなんて」
ユグナはいつも通り微笑みながらやってきた。
その笑顔が怖いのは気のせいだろうか。
……てかお前も見てたのかよ!
「あ、そうそうリギアさん、だいぶ好感度爆上がりしてますよ~
今ね ユグナさんが四十五のまま、リギアさん…なんと…四十!すごいですよ!こんな短時間で上げてしまうなんて…! なかなかやり手ですよ!リギアさんは」
ヨークの口にガムテープを貼ってやりたい
「結局みなさん駄目そうですね~今度はどうしましょうか」
陽気な口調でヨークが言う。
「お前が行けばいいんじゃないか主のとこに」
「それが良さそうですね」
「え…一応僕隠しキャラなんですよ」
「もう主の前に出てるからいいだろ 今更気にしなくて」
「ヨークさん初仕事頑張ってくださいね」
俺とユグナでヨークを行かせる。
「マジですか?まぁいいですけど」
いつもの軽い感じは抜けきれない
……行かせたはいいが大丈夫かあれで
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