約束へと続くストローク
競泳のオリンピック選手を目指している双子の幼馴染に誘われてスイミングスクールに通うようになった少女、金井紗希(かないさき)は、小学五年生になったある日、二人が転校してしまうことを知る。紗希は転校当日に双子の兄である橘柊一(たちばなしゅういち)に告白して両想いになった。
凄い選手になって紗希を迎えに来ることを誓った柊一と、柊一より先に凄い選手になって柊一を迎えに行くことを誓った紗希。その約束を胸に、二人は文通をして励まし合いながら、日々を過ごしていく。
時が経ち、水泳の名門校である立清学園(りっせいがくえん)に入学して高校生になった紗希は、女子100m自由形でインターハイで優勝することを決意する。
長年勝つことができないライバル、湾内璃子(わんないりこ)や、平泳ぎを得意とする中條彩乃(なかじょうあやの)、柊一と同じ学校に通う兄を持つ三島夕(みしまゆう)など、多くの仲間たちと関わる中で、紗希は選手としても人間としても成長していく。
絶好調かに思えたある日、紗希の下に「紗希と話がしたい」と書かれた柊一からの手紙が届く。柊一はかつて交わした約束を忘れてしまったのか? 数年ぶりの再会を果たした時、運命の歯車が大きく動き出す。
※表示画像は、SKIMAを通じて知様に描いていただきました。
凄い選手になって紗希を迎えに来ることを誓った柊一と、柊一より先に凄い選手になって柊一を迎えに行くことを誓った紗希。その約束を胸に、二人は文通をして励まし合いながら、日々を過ごしていく。
時が経ち、水泳の名門校である立清学園(りっせいがくえん)に入学して高校生になった紗希は、女子100m自由形でインターハイで優勝することを決意する。
長年勝つことができないライバル、湾内璃子(わんないりこ)や、平泳ぎを得意とする中條彩乃(なかじょうあやの)、柊一と同じ学校に通う兄を持つ三島夕(みしまゆう)など、多くの仲間たちと関わる中で、紗希は選手としても人間としても成長していく。
絶好調かに思えたある日、紗希の下に「紗希と話がしたい」と書かれた柊一からの手紙が届く。柊一はかつて交わした約束を忘れてしまったのか? 数年ぶりの再会を果たした時、運命の歯車が大きく動き出す。
※表示画像は、SKIMAを通じて知様に描いていただきました。
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お読み頂き、ありがとうございました。
要点を押さえた感想で、とても嬉しいです。璃子との決勝を感動して頂けたのでしたら、書いてよかったなと思います。
第二章まで読ませて頂きました。
高校一年生という多感な時期真っ只中の主人公・紗季が、水泳に恋に打ち込みながら、レギュラーを争うライバルや友人、そして遠距離恋愛中の彼氏との関係に悩む姿が丹念に描写されていると思います。
水泳のシーンも細かに描かれ、リアルだと感じました。
まだまだ序盤といったところだと思いますが、この先彼女がどのように成長していくのかが楽しみです。
時間のある時に読み進めていきたいと思います。
朽縄さん、お読み頂き、ありがとうございます。紗希の悩む姿が丹念に描かれているとのこと、とても嬉しいです。彼女の心情の変化については、苦労しながら書いたので、楽しんで頂けていたら幸いです。
水泳は、自分が幼い頃に行っていた頃の記憶を思い出しながら書きました。当時を振り返りながらの執筆だったので、とても苦戦したのを覚えています。リアルだと感じて頂けたのでしたら、良かったです!
仰る通り、まだまだ序盤ではありますが、丁寧にお読みくださっているのが伝わってくる感想でした。また時間ができた際には、続きをお読み下さると幸いです。
この度は、素敵な感想、ありがとうございました!
完結まで読了しました。
楽しいお話をありがとうございました。
各キャラクターの心情がしっかり描かれていて、少しずつ変わっていく姿に成長を感じられる部分が、物語の芯になっていてとても共感出来ました。
でも個人的には柊斗くんの気持ちが一番わかるなぁとか思ったりしました。けどまぁこじらせる前に何とかしましょうとは思いますがw
ライバルとしての璃子との関係、柊一くんと恋心と柊斗くんを含めた三角関係。
三島さんや中条さんとの友人関係。それぞれがうまくからみあって、とても素敵な物語になっていたと思います。
また次の作品もお待ちしています。
香澄さん、読了感想ありがとうございます。
「成長」を軸にしてお話を構築していたので、共感できたと言って頂けて嬉しいです。
また、柊斗のことを気に入ってくれて感想です。彼が抱く悩みは普遍的な悩みにしようと思っていたので、感情移入してくれてホッとしました。
璃子を始めとした友達との関係性に注目してくれて嬉しいです。彼女たちとの関係性の変化もしっかりと描けるようお話の構成を悩んだ甲斐がありました。
改めまして読了ありがとうございました!
【完結まで読了しました】
冒頭からしばらくは紗季ちゃんがずっと璃子ちゃんに対して抱いている劣等感やモヤモヤが悪い方向にいくのではと心配していましたが、三島ちゃんのおかげで視野が広くなったところから作品がとても深くなったように感じました。
主人公の感情・心情描写がとても丁寧に描かれていて、それが様々な事件やエピソードを通して変化していく過程がとても読み応えありました。
青春時代に一生懸命夢を追いかける情熱や、それを維持する大変さが、私の学生時代を思い出させるような部分もあって感慨深く読みました(*'ω'*)
紗季ちゃんと柊一くん、柊斗くんの三角関係がストーリーの大きな軸なんだろうけど、それ以外の三島ちゃんや中條ちゃんとの友情、そして璃子ちゃんとのライバル関係も素敵に描かれていたと思います。
特に璃子ちゃんとの関係が、最後にはお互い自分にない部分を妬ましく思うのではなく、ちゃんと認め合える関係になれているように思えて良かったです。
完結までお読み頂きありがとうございました。
数多くの感想、とても興味深く読ませて頂きました。
普段は仲が悪いけれど、お互いがお互いを実は認めている。それが私の考える「ライバルキャラ」です。
その考えのもと作られたのが璃子でした。なので、紗希がモヤモヤしていたり劣等感を感じたりするのは、ある程度仕方のないものだと考えています。そうやって負の感情を抱えながらも関わることで、大きな成長へと繋がっていく。最後にはお互いに認め合って終わるという、真っ直ぐな青春を描けてホッとしています。
三島や中條は紗希の視野を広げるキャラとして考案したので、彼女たちと紡ぐ友情にも注力して書いていました。特に三島の設定は考えるのにとても苦労しました。今となっては、苦労して考えて良かったと思えるくらい物語に欠かせないキャラクターになりました。
感情・心情描写が丁寧と仰って頂けて嬉しいです。小説の一番の強みは、キャラクターの感情を細かく描ける点にあると思っています。それは漫画やアニメにはない利点です。だからこそ、蔑ろにはできない部分なので、紗希の感情の変化にはとても気を遣って執筆しました。
彼女たちの熱が、みつなつさんにも届いていたようで安心しました。今作品がみつなつさんにとってプラスになるような影響を少しでも与えられていたら、作者としてこれ以上ないくらい幸せなことです。
一話ずつ丁寧に感想を書いて頂いて本当にありがとうございました。
感想ありがとうございます。
三角関係を題材にした物語は数多くあると思いますが、やっぱり「ややこしくて難しい」からこそ惹かれるものがあるのだと思います。
第二十八話の感想ありがとうございます。
「約スト」を練っていた時、紗希の手紙が最後に明かされる物語を書きたいと考えていました。
なので、ここはとても気合を入れて書いた箇所になります。
紗希なりに言葉を尽くした手紙だったと言って頂けて嬉しいです。
彼女の赦しが、柊斗にとって何よりの救いだったのではないかと思います。
第二十七話の感想ありがとうございます。
柊斗のこれまでを振り返る一話となりました。
第二十六話ありがとうございます。
柊一・柊斗の関係性をあまり書かなくても読者に伝わるように、紗希・璃子の関係性を細かく書いていました。なので、女子二人の関係性から推察して双子のことを想像してくれて、本当に嬉しいです。
仰る通り、比べられることが多かった柊斗の心情を次の話で明かしていきます。
感想ありがとうございます。
ここに来ての新情報。驚いてくれたようで、嬉しいです。
感想ありがとうございます。
柊斗の立場にたって考えて頂き、ありがとうございます。
情状酌量の余地があるように作りたいと考えていたので、彼のことを慮ってくれて嬉しいです。
感想ありがとうございます。
退部寸前まで落ち込んでいた紗希でしたが、璃子の説得もあり、無事に持ち直すことができました。
第二十二話感想ありがとうございます。
柊一君との約束が、紗希にとって一番のモチベーションだったので、それが裏切られたように感じている現状では、その他の部分にまで目を向けるのは難しい状態です。しかし、みつなつさんが仰っているように、三島や中條との友情や、璃子との思い出など、紗希にとってプラスになる出来事は多々ありました。今後は、そういった約束以外の面にもスポットを当てていきます。
第二十一話の感想ありがとうございます。
色々と悩んでくれてありがとうございます。作者としては、こうやって考察してくれている姿を見る機会はあまりないので、とても嬉しいです。
深いところまで読み込んでくれて嬉しいです。
普段出てこないキャラで違和感を演出することができるのかとても不安だったのですが、杞憂だったようで安心しています。感想ありがとうございます。
第十九話ありがとうございます。
良い疑問だと思います。
続きをお楽しみに!
感想ありがとうございます。
ついに邂逅を果たしましたね。
ここからが「約スト」の本番です。
続きをよろしくお願いします。
【第十七話】
今まで水泳というのは、自分自身との戦いみたいなものだと私はイメージしてたので、今回のように心理戦のように相手を意識しながら泳ぐというスタイルに驚きを感じたし、とても新鮮で興味深く読みました。
紗季ちゃんのように感情が高ぶることで実力を大いに発揮できるタイプだと、こういうスタイルになるのかもしれませんね(*'ω'*)
感想ありがとうございます。
仰る通り、水泳は自分との戦いです。なので、解釈は当たっています。
しかし、だからこそ、心理戦みたいなものを描くことができたら面白いなと感じ、このような物語を作りました。新鮮だと言う感想がとても嬉しいです。
紗希がメドレーリレーを応援する側に回ってくれたことで、競技シーンを俯瞰から見た視点でお送りすることができたのかなと思っています。感想ありがとうございます。
三島や中條は紗希に気付きを与えるキャラとして作りました。なので、紗希が視野を広げていく様を描くことができて良かったです。感想ありがとうございます。
感想ありがとうございます。
これから近畿大会が始まります。
果たしてどうなるのか? お楽しみに。
感想ありがとうございます。普段と違う点について、驚いたり言及してくれて嬉しいです。
十二話の感想ありがとうございます!
仰る通り、二人の性格は真反対です。それ故に衝突してしまうことが多々あります。璃子のことを認めつつある紗希ですが、果たしてこれからどうなるのか? 続きをお楽しみに!
十一話の感想ありがとうございます。
三島のことを応援してくれて嬉しいです。
少し璃子との距離を縮めることができた紗希ですが、このあとすぐに波乱が待っております。続きも楽しんでくれたら幸いです。
19話まで読みました。ライバルに勝利して、遠距離恋愛の彼氏との約束。どうなるのかどきどきしますね。また続きも読みに来ますね。
香澄さん、お読み頂きありがとうございます。
これから柊一と紗希がどうなるのか?
続きをお楽しみに!
十話の感想ありがとうございます。
璃子の良い面を取り上げてくださり、ありがたいです。仰る通り、物事を客観的に捉えて努力することができるのが璃子の強みです。
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