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まちがった尿道開発で世界線変わったんだけど質問ある?
大事なことを先に言います
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「長谷さん、すみません、俺大事なこと先に言います」
長谷さんの背中をさする。
「俺、長谷さんのこと好きなんです」
長谷さんはこれで安心するだろうか? 好きとはどういった好きなのかと不安に思うのだろうか?
長谷さんの背中をさすりながら思う。完全に狼狽している。
「どういう好きかっていうと、会社でのかわいい長谷さんをオカズに毎日抜く感じの、好きです」
長谷さんが無反応なのが怖い。
「いつからかというと、長谷さんが初めて俺に声をかけてくれた、その日からです」
もうここまで来たら俺の恐怖なんかより長谷さんの安心第一だ。
「何度も何度も長谷さんをイかせて、やめてって懇願しても攻め続ける想像を毎日して、会社でも長谷さんをエロい目で見てる系の変態野郎です」
うん、別に今のはいらなかったかもしれないな。
「たまに街をデートしたりする想像もしますよ?」
たまにってなんだ! これ以上言うと人間性を疑われかねない。
長谷さんが相変わらず無反応だった。赤裸々すぎて流石に引いたかな……。
「長谷さんはあの日のこと全部覚えてるんですか?」
長谷さんは頷いた。背中を撫でていた手を長谷さんの頭に移動させて長谷さんの髪を撫でた。
もうこのまま顔見ない方が話しやすいかな?
「長谷さん尿道開発どうしてもしたかったんですか?」
しばらくの沈黙の後、長谷さんが俺の鎖骨らへんで言った。
「周防は優しいから、酔っ払ったら家まで送ってくれるだろうし、1人で尿道開発してるって知ったら、俺のこと不憫に思って、1回くらい抱いてくれるんじゃないかと思った」
いつもの長谷さんらしい簡潔で明快な答えだった。全てに合点がいく。
「抱いてくれなかった原因がわからなかった」
あの朝、確かになんで抱いてくれなかったのか、と長谷さんは言っていた。
もう……言葉が明快な分、いじらしさも凝縮されている……。
これに比べ、あの夜、俺が繰り広げた1人プレゼンの長さよ……重要な条件も抜けてたし……。
地頭の弱さを痛感する……。
「俺が勘違いしてたことは、色々ありすぎて。自分でも嫌になるくらい長いので、明日以降、来週水曜を目処に、全部レポートにまとめて提出します」
長谷さんの腕を掴んで長谷さんを俺の胸から引き剥がす。
「なので、もう長谷さんを抱いてもいいですか?」
長谷さんは耳まで真っ赤にして顔をそらしていた。長谷さんのメガネを外して、耳にキスをした。
反対側の耳を手で包んで長谷さんの顔を俺に向かせる。軽く唇を重ねる。
「すおー」
口を開けた長谷さんの中に舌を入れた。長谷さんもそれに応えて舌を絡ませ合う。
もうこれだけでもいいんじゃないか、というくらい幸せだった。
長谷さんの息が上がってきたところで、唇を剥がした。
「長谷さん、重大なこと思い出したんですが、こないだのローションまだありますか?」
長谷さんは、うんうんと頷く。立ち上がろうとする長谷さんの腕を掴んで聞く。
「迷惑ついでに風呂借りてもいいですか?」
長谷さんは嬉しそうに俺の手を引っ張って風呂に向かう。
バスタオル、シャツやパンツなどの一式を手早く用意してそのまま出ていった。
そして俺と入れ替わりで長谷さんは風呂に入った。
長谷さんの背中をさする。
「俺、長谷さんのこと好きなんです」
長谷さんはこれで安心するだろうか? 好きとはどういった好きなのかと不安に思うのだろうか?
長谷さんの背中をさすりながら思う。完全に狼狽している。
「どういう好きかっていうと、会社でのかわいい長谷さんをオカズに毎日抜く感じの、好きです」
長谷さんが無反応なのが怖い。
「いつからかというと、長谷さんが初めて俺に声をかけてくれた、その日からです」
もうここまで来たら俺の恐怖なんかより長谷さんの安心第一だ。
「何度も何度も長谷さんをイかせて、やめてって懇願しても攻め続ける想像を毎日して、会社でも長谷さんをエロい目で見てる系の変態野郎です」
うん、別に今のはいらなかったかもしれないな。
「たまに街をデートしたりする想像もしますよ?」
たまにってなんだ! これ以上言うと人間性を疑われかねない。
長谷さんが相変わらず無反応だった。赤裸々すぎて流石に引いたかな……。
「長谷さんはあの日のこと全部覚えてるんですか?」
長谷さんは頷いた。背中を撫でていた手を長谷さんの頭に移動させて長谷さんの髪を撫でた。
もうこのまま顔見ない方が話しやすいかな?
「長谷さん尿道開発どうしてもしたかったんですか?」
しばらくの沈黙の後、長谷さんが俺の鎖骨らへんで言った。
「周防は優しいから、酔っ払ったら家まで送ってくれるだろうし、1人で尿道開発してるって知ったら、俺のこと不憫に思って、1回くらい抱いてくれるんじゃないかと思った」
いつもの長谷さんらしい簡潔で明快な答えだった。全てに合点がいく。
「抱いてくれなかった原因がわからなかった」
あの朝、確かになんで抱いてくれなかったのか、と長谷さんは言っていた。
もう……言葉が明快な分、いじらしさも凝縮されている……。
これに比べ、あの夜、俺が繰り広げた1人プレゼンの長さよ……重要な条件も抜けてたし……。
地頭の弱さを痛感する……。
「俺が勘違いしてたことは、色々ありすぎて。自分でも嫌になるくらい長いので、明日以降、来週水曜を目処に、全部レポートにまとめて提出します」
長谷さんの腕を掴んで長谷さんを俺の胸から引き剥がす。
「なので、もう長谷さんを抱いてもいいですか?」
長谷さんは耳まで真っ赤にして顔をそらしていた。長谷さんのメガネを外して、耳にキスをした。
反対側の耳を手で包んで長谷さんの顔を俺に向かせる。軽く唇を重ねる。
「すおー」
口を開けた長谷さんの中に舌を入れた。長谷さんもそれに応えて舌を絡ませ合う。
もうこれだけでもいいんじゃないか、というくらい幸せだった。
長谷さんの息が上がってきたところで、唇を剥がした。
「長谷さん、重大なこと思い出したんですが、こないだのローションまだありますか?」
長谷さんは、うんうんと頷く。立ち上がろうとする長谷さんの腕を掴んで聞く。
「迷惑ついでに風呂借りてもいいですか?」
長谷さんは嬉しそうに俺の手を引っ張って風呂に向かう。
バスタオル、シャツやパンツなどの一式を手早く用意してそのまま出ていった。
そして俺と入れ替わりで長谷さんは風呂に入った。
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