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まちがった尿道開発で世界線変わったんだけど質問ある?
斜め上の回答、深まる謎
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無駄に頭いいからこんな猫騙し効くわけないとわかっていても、長谷さんの拗らせた性癖を聞きたいという欲望から逃れられなかった。長谷さんは酔っているせいか反応が鈍く、しばらく黙っている。その間中俺の心臓は口から飛び出しそうなくらいバクバクしてた。ようやく思いついたように長谷さんが言う。
「じつはねー、もう1人だとつまんないからさー、キット買っちゃったんだよねー」
ん?
斜め上の返答に混乱する。
キット?
キットとは?
「キットって何ですか?」
「すおー、一緒に家来なよ見せてあげるからー、家まで送ってー」
いや、そんなこと言われなくてもこんな状態で長谷さん置いて帰れないし、家に招待とかそんなことになったらいいなと思ってたし、あわよくばその先も願っていたわけですが、キットって何?
キットについて頭をフル回転させながら、長谷さんに肩を貸して立ち上がらせる。
「じゃあ出ましょうか、長谷さんの家はどこなんですか?」
「近いからタクシーでいこー!」
財布を出そうとする長谷さんをそこらへんに立てかけて、支払いを済ませ、タクシーを拾って長谷さんを押し込む。長谷さんは意外にも道順は正確に言って、うつらうつらしている。
キットとは?
大人のおもちゃ的な何かか?それがアナル方面だったら、もう多分俺は我慢ができなくなると思うが……しかし……キット……?
漠然とした謎と、淡く甘い期待を胸に長谷さんの家に馳せ参じたのに(審議拒否)。
家に着いたら着いたでさらなる謎に直面した。
長谷さんの家に着くなり、長谷さんは服をスルスル脱ぎ始める。
「すおー今持っていくからベッドで待っててー」
展開が早すぎるのが少々気になるが、おおよそ自分の目指したゴールに近いのではないか? と胸が高鳴った。そわそわしながらもネクタイを緩め、指定されたベッドに座る。
辺りを見回してみたが、なんというか、殺風景だった。一人暮らししたての殺風景さと言えばわかるだろうか……建物自体は新しく、すごくオサレなんだが……いかんせん物が少なすぎる。
長谷さんの家を観察していると長谷さんがガチャガチャ言わせながら真っ裸で登場した。ついでにメガネもしてない。
自由すぎやしませんか?
そしてキットと呼ばれるそれをベッドに置かれた瞬間、そこがブラックホール並みの吸引力で俺の意識を吸い込み、邪悪な磁場が広がった。
「これは……一体なんですか……」
本当に、わからなかった。病院で見るような器具に見えるが……どう考えても俺の期待してる方面のものではない気がする。
「この前密林で買ってさー、俺も初めて使うんだー、すおーに使い方教えてあげるよー」
そう言って俺をベッドの中央に追いやって、俺の前に座った。俺と同じ向きで。
「じつはねー、もう1人だとつまんないからさー、キット買っちゃったんだよねー」
ん?
斜め上の返答に混乱する。
キット?
キットとは?
「キットって何ですか?」
「すおー、一緒に家来なよ見せてあげるからー、家まで送ってー」
いや、そんなこと言われなくてもこんな状態で長谷さん置いて帰れないし、家に招待とかそんなことになったらいいなと思ってたし、あわよくばその先も願っていたわけですが、キットって何?
キットについて頭をフル回転させながら、長谷さんに肩を貸して立ち上がらせる。
「じゃあ出ましょうか、長谷さんの家はどこなんですか?」
「近いからタクシーでいこー!」
財布を出そうとする長谷さんをそこらへんに立てかけて、支払いを済ませ、タクシーを拾って長谷さんを押し込む。長谷さんは意外にも道順は正確に言って、うつらうつらしている。
キットとは?
大人のおもちゃ的な何かか?それがアナル方面だったら、もう多分俺は我慢ができなくなると思うが……しかし……キット……?
漠然とした謎と、淡く甘い期待を胸に長谷さんの家に馳せ参じたのに(審議拒否)。
家に着いたら着いたでさらなる謎に直面した。
長谷さんの家に着くなり、長谷さんは服をスルスル脱ぎ始める。
「すおー今持っていくからベッドで待っててー」
展開が早すぎるのが少々気になるが、おおよそ自分の目指したゴールに近いのではないか? と胸が高鳴った。そわそわしながらもネクタイを緩め、指定されたベッドに座る。
辺りを見回してみたが、なんというか、殺風景だった。一人暮らししたての殺風景さと言えばわかるだろうか……建物自体は新しく、すごくオサレなんだが……いかんせん物が少なすぎる。
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自由すぎやしませんか?
そしてキットと呼ばれるそれをベッドに置かれた瞬間、そこがブラックホール並みの吸引力で俺の意識を吸い込み、邪悪な磁場が広がった。
「これは……一体なんですか……」
本当に、わからなかった。病院で見るような器具に見えるが……どう考えても俺の期待してる方面のものではない気がする。
「この前密林で買ってさー、俺も初めて使うんだー、すおーに使い方教えてあげるよー」
そう言って俺をベッドの中央に追いやって、俺の前に座った。俺と同じ向きで。
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