未来からやって来た子孫が言うことには、私は国王になれずに破滅するらしい。
『どっかの馬鹿王子が女の見る目が無くて破滅して、その子孫も没落。領地も与えられず、御役目にも就かせてもらえず、100年後には王族の血を引く庶民が出来上がりってわけ』
突然私の前に現れたのは、創世神が遣わした聖女であり私の子孫を名乗るリゼットという少女。
私のせいで自分達一家は貧しい庶民のような暮らしを強いられていると非難する。回避するには、婚約者を大事にして真面目に誠実に生きるしかないと言う。
しかし、驚くほどにこの子孫は口が悪い。言い返せば十倍になって返って来る始末。甘やかされて傲慢だった私は言い返すことも出来ず、渋々と従うことになってしまったのだった。
毒舌庶民のヒロインに振り回される第一王子の話。
感想欄は完結後に開く予定です。
20000字弱で完結予定。小説家になろうにも掲載中。
突然私の前に現れたのは、創世神が遣わした聖女であり私の子孫を名乗るリゼットという少女。
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しかし、驚くほどにこの子孫は口が悪い。言い返せば十倍になって返って来る始末。甘やかされて傲慢だった私は言い返すことも出来ず、渋々と従うことになってしまったのだった。
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こんばんは。
感想ありがとうございます。
私もリゼット大好きです。
やり直し物は、やり直した未来はハッピーなのがお約束ですが、ちょっと高飛車な姉御肌のリゼットの消滅は決めてました。不遇な祖父母と両親と兄がいてこそ生まれた存在なので、素晴らしい未来になったら存在しないと。
自分の身を賭して何かを守ろうとする聖女の器を持つ人間が、間違った世界線にしか生まれないって皮肉ですよね。
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