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27 ーセウの怪我ー
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扉が開くと皆がロンに注目した。
セウはまだ息をしている。
ただ先程よりずっと顔色が悪い。処置した葉にも赤い染みが浮き出て、ガーゼがべとついた。
鞄から小さな乳鉢を出して貰った葉を半分すりつぶし、ロンは調合を始めた。
液状にしてから薬の粉末も混ぜ、また別の薬を数度に分けて乳鉢の中に入れては絶えずかき混ぜる。色は真っ白に変わり、そこに火を入れると油が飛んで、透明になった。無色なのに角度を変えると虹色に変わった。
皆が見ている間、ロンは手際良く薬を作る。
傷口をきれいに拭いて出来上がった薬を塗布し、ガーゼで押さえた。半分残っていた葉は一度燃やし、灰にしてからすりつぶして小さな実や種子を入れては念入りに混ぜる。
「ランプ貸して」
壁にかけてあったランプを手渡されると、そこに容器をおいて熱を与えた。粉は液状になり、これは薄い黄緑になった。
セウの温度はどんどん下がってきている。
触れた頬は熱が失われ、まるで死人みたいだった。
だが涙を流す暇はない。頭を上げて顔色を失ったセウの口にそれを流し込み、動かない身体に無理矢理飲ませた。
握った手は黒ずみ汚れ、固まった血がぱらぱらと落ちた。
「ロン…」
「あとは待つだけ。セウの体力にかけるしかない」
ただ祈るだけだ。その瞳を開ける時を。
男達は息をつくと部屋から出ていった。シェインだけが残り、ベッドの下で座り込んだロンの隣で、セウが目を覚ます時を待った。
「…セウも仲間だったのね」
「…ティオの手伝いをしていた。俺が豹になれるのは知らないから、あの時会っても言わなかった。彼にはやることがあったから」
ロンはセウの手を強く握った。目頭に涙がたまって、それを我慢する必要もなかった。
「それでこの傷?潜入操作でもしてたって言うの?セウは追われているのに」
セウのことを知っているのなら、シェインは初めからロンがアリアの娘だと知っていたのだ。知っていてここに連れてきた。
「何で今更、大聖騎士団の手伝いなんて」
十年前に、大聖騎士団は何の助けもよこさなかった。
薬師に追われた母親を助けたのはセウだけだ。他に何の手助けもなく、逃亡し続けたのだから。
「マルディンを失脚させる為に、彼が希望した。マルディンの身辺をあらうには、外から来た業者が丁度良かったんだ。業者なら怪しまれずに城に薬を売りにいける。十年も経てば顔も変わり、面影を残してもそれでもセウはやると」
「どうして?」
「王の暗殺はなかったが、砦一つ壊したアリアは危険だと進言したのがマルディンだったからだ。アリアがパンドラの力を使って砦を壊したのは本当だ…。パンドラを解読できないマルディンは、アリアを生かしてはおけなかったんだ。アリアの力を恐れて暗殺を決めた。アリアはマルディンに加担する気がなく、パンドラの力を殺人に使わないとマルディンは分かっていた」
だから逃亡を決めた。
娘を連れて、セウを伴って。
ロンは黙って聞いた。喉に込み上げるものを我慢しながら。
「十年前はマルディンの権力に対抗できる勢力がなかったんだ。当時で一番アリアに近く強豪なセウをアリアにつけるしか手立てがなく、できるのはそこまでだった」
「今は対抗できる勢力があるって言うの?」
「第一王子がたった。彼の元に大聖騎士団が集まり、マルディンをつぶす計画ができた。セウは、かつての仲間からそれを聞いて、仲間になった。大聖騎士団の殆どが第一王子に忠誠を誓っている。薬師も数人いるが、マルディンを首領にした王族薬師達は第二王子をたてている。第二王子はマルディンに操られているから、第一王子が死ねば、結果的にマルディンへ全権力が傾くだろう」
セウは何も言わずに母親の仇をうとうとしていた。
ロンに伝えて止められるのをさけたのか、王都を訪れてはロンに黙って彼等と行動していたのだ。
何かしているだろうと思ってはいたが、いざ真実を聞くと、涙しか出てこない。
母親を失った哀しみは大きかったが、今セウがいなくなればどれだけロンが悲しむかセウは分かっているだろう。だのに、王都に行くと言っては一ヶ月も戻ってこず、もしもそのまま戻れなくなったらどうする気だったのか。
今もこうして眠ったまま、顔色は戻らない。瞳を閉じて浅い息を繰り返すだけ。
「十年くらい一緒に住んだだけじゃ、本当のことは話せない?」
「ロン…」
頬にかかる髪をシェインは耳にかけてやると、ロンの涙を拭った。
「セウはお前の話ばかりしてた。来る度、うちのロンは、うちの娘はって。今は男の姿をしているけど、女の姿の時はすごくかわいんですよ。ってティオに力説したてからな」
セウはどんな顔でロンの自慢をしていたのか、少し気恥ずかしくてけれど心底うれしかった。王都に来てもロンを忘れたりはしていない。帰りを待つロンを思っていてくれた。
「いつか会えるなら会いたいと思ってた」
度々耳にするロンの名前、会えないと知っていても、どんな少女なのかセウの話だけで想像できる。
「会ったら本当に想像通りの性格だった。良く泣くとは聞いていなかったけどな」
含んだ笑いにロンは小さく頬を染めた。
涙腺がゆるい覚えはないのだが、羞恥心もどこかに消え失せて、ロンはシェインと出会ってからは常に泣いてばかりだ。
セウに縋って泣く真似はしない。
ロンと距離をおくようになってから尚更。頭をなでてはくれるが、抱き締めてはくれなくなった。
「誰が泣かせてるって…?」
低い声音は時折ざらついて喉の奥で詰まっているみたいだ。それがベッドの上から聞こえて、ロンは身を乗り出した。
「セウっ!」
「何でお前、こんなとこにいんの…?俺が帰ってくるの、待てなかった…?」
掠れ掠れの声を出しながらロンの頬を軽く擦ると、セウは変わらない笑顔を向けた。
「待てるわけないでしょ。こんな所でぼろぼろなんだから」
あとから溢れるロンの涙に、セウは剣を握り続けて節くれてしまった手でロンの頭をなでて、少しだけ苦い顔をした。
セウはまだ息をしている。
ただ先程よりずっと顔色が悪い。処置した葉にも赤い染みが浮き出て、ガーゼがべとついた。
鞄から小さな乳鉢を出して貰った葉を半分すりつぶし、ロンは調合を始めた。
液状にしてから薬の粉末も混ぜ、また別の薬を数度に分けて乳鉢の中に入れては絶えずかき混ぜる。色は真っ白に変わり、そこに火を入れると油が飛んで、透明になった。無色なのに角度を変えると虹色に変わった。
皆が見ている間、ロンは手際良く薬を作る。
傷口をきれいに拭いて出来上がった薬を塗布し、ガーゼで押さえた。半分残っていた葉は一度燃やし、灰にしてからすりつぶして小さな実や種子を入れては念入りに混ぜる。
「ランプ貸して」
壁にかけてあったランプを手渡されると、そこに容器をおいて熱を与えた。粉は液状になり、これは薄い黄緑になった。
セウの温度はどんどん下がってきている。
触れた頬は熱が失われ、まるで死人みたいだった。
だが涙を流す暇はない。頭を上げて顔色を失ったセウの口にそれを流し込み、動かない身体に無理矢理飲ませた。
握った手は黒ずみ汚れ、固まった血がぱらぱらと落ちた。
「ロン…」
「あとは待つだけ。セウの体力にかけるしかない」
ただ祈るだけだ。その瞳を開ける時を。
男達は息をつくと部屋から出ていった。シェインだけが残り、ベッドの下で座り込んだロンの隣で、セウが目を覚ます時を待った。
「…セウも仲間だったのね」
「…ティオの手伝いをしていた。俺が豹になれるのは知らないから、あの時会っても言わなかった。彼にはやることがあったから」
ロンはセウの手を強く握った。目頭に涙がたまって、それを我慢する必要もなかった。
「それでこの傷?潜入操作でもしてたって言うの?セウは追われているのに」
セウのことを知っているのなら、シェインは初めからロンがアリアの娘だと知っていたのだ。知っていてここに連れてきた。
「何で今更、大聖騎士団の手伝いなんて」
十年前に、大聖騎士団は何の助けもよこさなかった。
薬師に追われた母親を助けたのはセウだけだ。他に何の手助けもなく、逃亡し続けたのだから。
「マルディンを失脚させる為に、彼が希望した。マルディンの身辺をあらうには、外から来た業者が丁度良かったんだ。業者なら怪しまれずに城に薬を売りにいける。十年も経てば顔も変わり、面影を残してもそれでもセウはやると」
「どうして?」
「王の暗殺はなかったが、砦一つ壊したアリアは危険だと進言したのがマルディンだったからだ。アリアがパンドラの力を使って砦を壊したのは本当だ…。パンドラを解読できないマルディンは、アリアを生かしてはおけなかったんだ。アリアの力を恐れて暗殺を決めた。アリアはマルディンに加担する気がなく、パンドラの力を殺人に使わないとマルディンは分かっていた」
だから逃亡を決めた。
娘を連れて、セウを伴って。
ロンは黙って聞いた。喉に込み上げるものを我慢しながら。
「十年前はマルディンの権力に対抗できる勢力がなかったんだ。当時で一番アリアに近く強豪なセウをアリアにつけるしか手立てがなく、できるのはそこまでだった」
「今は対抗できる勢力があるって言うの?」
「第一王子がたった。彼の元に大聖騎士団が集まり、マルディンをつぶす計画ができた。セウは、かつての仲間からそれを聞いて、仲間になった。大聖騎士団の殆どが第一王子に忠誠を誓っている。薬師も数人いるが、マルディンを首領にした王族薬師達は第二王子をたてている。第二王子はマルディンに操られているから、第一王子が死ねば、結果的にマルディンへ全権力が傾くだろう」
セウは何も言わずに母親の仇をうとうとしていた。
ロンに伝えて止められるのをさけたのか、王都を訪れてはロンに黙って彼等と行動していたのだ。
何かしているだろうと思ってはいたが、いざ真実を聞くと、涙しか出てこない。
母親を失った哀しみは大きかったが、今セウがいなくなればどれだけロンが悲しむかセウは分かっているだろう。だのに、王都に行くと言っては一ヶ月も戻ってこず、もしもそのまま戻れなくなったらどうする気だったのか。
今もこうして眠ったまま、顔色は戻らない。瞳を閉じて浅い息を繰り返すだけ。
「十年くらい一緒に住んだだけじゃ、本当のことは話せない?」
「ロン…」
頬にかかる髪をシェインは耳にかけてやると、ロンの涙を拭った。
「セウはお前の話ばかりしてた。来る度、うちのロンは、うちの娘はって。今は男の姿をしているけど、女の姿の時はすごくかわいんですよ。ってティオに力説したてからな」
セウはどんな顔でロンの自慢をしていたのか、少し気恥ずかしくてけれど心底うれしかった。王都に来てもロンを忘れたりはしていない。帰りを待つロンを思っていてくれた。
「いつか会えるなら会いたいと思ってた」
度々耳にするロンの名前、会えないと知っていても、どんな少女なのかセウの話だけで想像できる。
「会ったら本当に想像通りの性格だった。良く泣くとは聞いていなかったけどな」
含んだ笑いにロンは小さく頬を染めた。
涙腺がゆるい覚えはないのだが、羞恥心もどこかに消え失せて、ロンはシェインと出会ってからは常に泣いてばかりだ。
セウに縋って泣く真似はしない。
ロンと距離をおくようになってから尚更。頭をなでてはくれるが、抱き締めてはくれなくなった。
「誰が泣かせてるって…?」
低い声音は時折ざらついて喉の奥で詰まっているみたいだ。それがベッドの上から聞こえて、ロンは身を乗り出した。
「セウっ!」
「何でお前、こんなとこにいんの…?俺が帰ってくるの、待てなかった…?」
掠れ掠れの声を出しながらロンの頬を軽く擦ると、セウは変わらない笑顔を向けた。
「待てるわけないでしょ。こんな所でぼろぼろなんだから」
あとから溢れるロンの涙に、セウは剣を握り続けて節くれてしまった手でロンの頭をなでて、少しだけ苦い顔をした。
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