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兎と狼
第12話 敵を見定める瞳
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俺はこの時アーサーラウンダーの本来の姿を知った。相手は多くて40人。それにたった2人で立ち向かうバレンとフォルテ。
動きが速い。攻撃も的確。バレンは住民を弾き飛ばして隙を作り、すぐさま爪で切り裂く。かなりアバターの特徴を理解しているようだ。
フォルテもその巨体を活かした戦い方で、突進からの引き裂き。片腕にホワイトゴブリンを抱えて、後方に退避する。
『な、なんなんだこいつらは!?』
「よそ見してるとぶっ飛ばすぞ! オラァ!!」
『ひ、ひぃ……』
バレンの威嚇が効いてる……。ここは俺も戦わなければ! しかし、足が震えて動かないことに気がついた。俺が怖がってる? そんなはずがない。
バレンたちは小型スライムを倒しているかのように、バッサバッサと敵プレイヤーを倒していく。これにはヤサイダーも……。
「たった2人だけにオドオドするんじゃないわよ! 生存者は何人?」
『あ、あと16人です……』
「なんですって!?」
『だから、あの2人に数では太刀打ちできないんすよ』
ヤサイダーは現実を認めたくないのか、アリスを投げ飛ばした。俺は猛ダッシュでアリスをキャッチする。その後、彼女をケイに預けるとようやく呪縛が解けた。
俺は恐怖の残り香を飲み込み、戦う意思を構えで伝える。アリスはそんな俺を見て瞳を輝かせていた。どうやら、リアルの有栖のことは気にしていないらしい。
勢いよくヤサイダーに接近する。ランスの猛攻をスレスレで回避して、打撃を加える。しかし、ヤサイダーはフォルテと同じ巨体アバターなのにも関わらず、動きが俊敏だった。
当たらない。当たらない。攻撃が当たらない。でも、俺が相手チームのリーダーを倒さないと、アリスを助けたことにならない。
「ラビットフィスト!」
「ふーん。そう易々と当たると思った?」
「!?」
ヤサイダーのアバターが変化をする。四つん這いになって本物の獣みたいだ。これはどういうことなのか? 俺は闘牛士にでもなったかのようにギリギリで避ける。
「カケル! 頑張って!」
「アリス!! そうだ、なんでもいいから俺に魔法をかけてくれ!」
「わたしが!?」
「そうだ。バッファーになってくれ!」
「わ、わかった……! ばっふぁーがどういう意味かは知らないけど、やってみる」
そう言って、アリスは魔法を唱え始めた。詠唱が完了するまでに時間がかかりそうだ。俺はできるだけ時間稼ぎをする。
だけど。アリスが唱えているのは俺たちの言語ではなかった。
「――**********」
「?」
「あ、これ? ホワイトゴブリンの中で受け継がれている、魔法の成功確率を上げる呪文だよ」
「へぇー。あとでその呪文教えてくれないか?」
「カケルならいいよ……。って前!」
「ッ!」
俺がアリスの呪文を気にしているうちに、ヤサイダーはすぐ後ろでランスを突きつけようとしていた。この距離からでは攻撃ができない。
バレンもフォルテも仕上げというように、それぞれ部下メンバーのラスト2人をポリゴンに変えた。そして、俺の様子を見守っている。
ドウヤラ、助太刀はしないらしい。つまり、これは俺にとっての試験だ。ここバトルで俺が勝てれば、バレンは俺を認めてくれる。正真正銘の正式メンバーとして迎え入れ直してくれる。
「カケル。僕が指示するから従って!!」
「ケイ?」
「いいから従って!!」
「わかった……。信じるよ……」
そんなこんなでケイの指示を聞くことになった俺。指揮するのもリーダーの役目。どんな指示の仕方をしてくるのかと思っていた時。ケイの瞳の色が変化した。
最初の彼の瞳の色は澄んだ青色。だけど、今は何かを見通すような金色だ。すると、最初の指示が飛んできた。
「カケル。次右から突き攻撃がくるから、君も右に避けて。方向は内側にかけてだから、右に避ければやり過ごせる」
「え? なんて言った?」
俺はケイの指示に驚いてしまった。
「モーションまで残り5秒!」
「は?」
「3。2。1。回避!」
俺は言われるがまま右に回避をする。だけど、何かがおかしい。ケイの口は動いているが、ヤサイダーには聞こえていないようだ。
加えて、ケイは未来を見ているかのような発言をしていた。相手は、彼が言った通りに動いた。これは一体どういうことなのだろうか?
「ケイ。どうやって指示してるんだ?」
「お母さん直伝の通信魔法だよ。指示を出す時はいつもこうしているんだ」
「そ、そう……。もう一つ俺からあるが……」
「話してる暇はないよ。次右回し蹴りがくる。今回はバックステップで回避してから左側に移動。相手が硬直する可能性があるから、その隙を狙ってストレート!」
「お、おう!」
彼は謎だ。俺は指示に合わせて攻撃を回避をしていく。これにはヤサイダーもついていけないようで……。
「な、なんであたしの攻撃がわかるのよ。もしや貴方。未来予知でもしているんじゃないでしょうね?」
「さあな。俺はリーダーに忠実なだけだ!!」
「そう? なら、アーサーラウンダーのリーダー出てきなさい!!」
その言葉にケイがビクリと小刻みに動いた。瞳の色がさらに変化する。今度は純白に染まった。
「そんなに僕と戦いたいなら。即死は免れないよ……」
動きが速い。攻撃も的確。バレンは住民を弾き飛ばして隙を作り、すぐさま爪で切り裂く。かなりアバターの特徴を理解しているようだ。
フォルテもその巨体を活かした戦い方で、突進からの引き裂き。片腕にホワイトゴブリンを抱えて、後方に退避する。
『な、なんなんだこいつらは!?』
「よそ見してるとぶっ飛ばすぞ! オラァ!!」
『ひ、ひぃ……』
バレンの威嚇が効いてる……。ここは俺も戦わなければ! しかし、足が震えて動かないことに気がついた。俺が怖がってる? そんなはずがない。
バレンたちは小型スライムを倒しているかのように、バッサバッサと敵プレイヤーを倒していく。これにはヤサイダーも……。
「たった2人だけにオドオドするんじゃないわよ! 生存者は何人?」
『あ、あと16人です……』
「なんですって!?」
『だから、あの2人に数では太刀打ちできないんすよ』
ヤサイダーは現実を認めたくないのか、アリスを投げ飛ばした。俺は猛ダッシュでアリスをキャッチする。その後、彼女をケイに預けるとようやく呪縛が解けた。
俺は恐怖の残り香を飲み込み、戦う意思を構えで伝える。アリスはそんな俺を見て瞳を輝かせていた。どうやら、リアルの有栖のことは気にしていないらしい。
勢いよくヤサイダーに接近する。ランスの猛攻をスレスレで回避して、打撃を加える。しかし、ヤサイダーはフォルテと同じ巨体アバターなのにも関わらず、動きが俊敏だった。
当たらない。当たらない。攻撃が当たらない。でも、俺が相手チームのリーダーを倒さないと、アリスを助けたことにならない。
「ラビットフィスト!」
「ふーん。そう易々と当たると思った?」
「!?」
ヤサイダーのアバターが変化をする。四つん這いになって本物の獣みたいだ。これはどういうことなのか? 俺は闘牛士にでもなったかのようにギリギリで避ける。
「カケル! 頑張って!」
「アリス!! そうだ、なんでもいいから俺に魔法をかけてくれ!」
「わたしが!?」
「そうだ。バッファーになってくれ!」
「わ、わかった……! ばっふぁーがどういう意味かは知らないけど、やってみる」
そう言って、アリスは魔法を唱え始めた。詠唱が完了するまでに時間がかかりそうだ。俺はできるだけ時間稼ぎをする。
だけど。アリスが唱えているのは俺たちの言語ではなかった。
「――**********」
「?」
「あ、これ? ホワイトゴブリンの中で受け継がれている、魔法の成功確率を上げる呪文だよ」
「へぇー。あとでその呪文教えてくれないか?」
「カケルならいいよ……。って前!」
「ッ!」
俺がアリスの呪文を気にしているうちに、ヤサイダーはすぐ後ろでランスを突きつけようとしていた。この距離からでは攻撃ができない。
バレンもフォルテも仕上げというように、それぞれ部下メンバーのラスト2人をポリゴンに変えた。そして、俺の様子を見守っている。
ドウヤラ、助太刀はしないらしい。つまり、これは俺にとっての試験だ。ここバトルで俺が勝てれば、バレンは俺を認めてくれる。正真正銘の正式メンバーとして迎え入れ直してくれる。
「カケル。僕が指示するから従って!!」
「ケイ?」
「いいから従って!!」
「わかった……。信じるよ……」
そんなこんなでケイの指示を聞くことになった俺。指揮するのもリーダーの役目。どんな指示の仕方をしてくるのかと思っていた時。ケイの瞳の色が変化した。
最初の彼の瞳の色は澄んだ青色。だけど、今は何かを見通すような金色だ。すると、最初の指示が飛んできた。
「カケル。次右から突き攻撃がくるから、君も右に避けて。方向は内側にかけてだから、右に避ければやり過ごせる」
「え? なんて言った?」
俺はケイの指示に驚いてしまった。
「モーションまで残り5秒!」
「は?」
「3。2。1。回避!」
俺は言われるがまま右に回避をする。だけど、何かがおかしい。ケイの口は動いているが、ヤサイダーには聞こえていないようだ。
加えて、ケイは未来を見ているかのような発言をしていた。相手は、彼が言った通りに動いた。これは一体どういうことなのだろうか?
「ケイ。どうやって指示してるんだ?」
「お母さん直伝の通信魔法だよ。指示を出す時はいつもこうしているんだ」
「そ、そう……。もう一つ俺からあるが……」
「話してる暇はないよ。次右回し蹴りがくる。今回はバックステップで回避してから左側に移動。相手が硬直する可能性があるから、その隙を狙ってストレート!」
「お、おう!」
彼は謎だ。俺は指示に合わせて攻撃を回避をしていく。これにはヤサイダーもついていけないようで……。
「な、なんであたしの攻撃がわかるのよ。もしや貴方。未来予知でもしているんじゃないでしょうね?」
「さあな。俺はリーダーに忠実なだけだ!!」
「そう? なら、アーサーラウンダーのリーダー出てきなさい!!」
その言葉にケイがビクリと小刻みに動いた。瞳の色がさらに変化する。今度は純白に染まった。
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