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第3章 ダークファンタジー編
第71話 アレストロの新王
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◇◇◇フォルテ目線◇◇◇
――発射‼
「何人いるんだ……。撃っても撃っても……。減る様子がわからねぇ……。明理のおかげで、残弾は無制限だが……」
オレは魔石を握ってはカプセルに装填し、射撃での援護に専念していた。父から譲り受けた銃。威力は想像よりも上。
こんな銃を親父が使ったというのは、それに合った腕を持っていた。戦いの仕方も過去も全て失ったオレは、この銃を握っている。
敵の位置を把握するためのガトリングブースター。足の置く位置とコマンド。挙動を巧みに扱うことで、複数発の高速射撃ができる特殊な銃。
右手にはスナイパーライフル。これも魔石を装填すると魔弾を発射できる。基本はこの戦い方で固定されてきた。
「フォルテさん‼」
「アレン‼ そっちは順調か?」
「そうっすね……。ルグアの手助けもあるっすから」
「まあな……。あいつ。ほんと無茶しかしねぇから、いっつもヒヤヒヤするんだよな~」
「俺もそう思うっすね……。けど、そのおかげでこうして戦えているっすから。それでいいんじゃないっすか?」
アレンの言葉には何も浮かばなかった。オレも明理の魔石生成があるから、弾切れせずにバトルできているから。
「マークリゲル次は」
『そうですね……。フォルテさんは、一度上空からの様子を確認して頂けますか?』
「戦況確認ってことだな。任せろ‼」
『頼みましたよ』
リゲルからのお願い。俺は、ガトリングブースターの銃口を真下に向け、魔弾を発射。地面に当たった衝撃と風圧を推進力に変換して、一気に上昇する。
ガトリングブースターには、装填できる魔石とできない魔石がある。魔石の詳細はというと。
〈火・水・風・雷・土・光・闇〉
といった種類があり。それぞれ違う効果を持っている。魔導銃は〝土の魔石〟以外の6属性が装填可能。
しかしブラウディア(ガトリングガン)は、ブースターになっている間、火属性の魔弾を発射できない。
なぜなら、飛行するためのエンジンとして〝火の魔石〟を使用しているから。魔石をカプセルに入れると、魔弾ではなく燃焼に変換されてしまう。
「火力は火の魔石が強いんだけどなぁ……。スナイパーライフルじゃ、一つの的しか狙えない……。それに……。もうちょい上行くか……」
オレはさらに高度を上げる。眼下は敵の海で、弾ける火花はバレンとガデルが交戦している場所。
その後方にアレン。後ろへもっと行くと、明理が回復魔法を連続で発動させて支援中。
オレはリゲルに現状を報告し、降下体勢に入る。ブースターとは言っても、熱や空気爆発での噴射式ではないため、降りるのはかなり難しい。
「一番楽なグライダー方式にするか……」
『フォルテさん。僕です』
「マークリゲルどうしたんだ?」
『先程は報告ありがとうございます。この状況から察するに……。フォルテさんは一度地上戦に移行して、前衛をお願いできますでしょうか?』
「つまりは、地上でガトリングブッパすれば良いってことだな。掃除は得意だ」
『よろしくお願いします』
グライダーで地上に降りると、フライトモードのブラウディアを、ガンモードに切り替える。
これで火の魔石による高火力射撃ができる。味方には当たらないように調整しているから、心配も不要。
「火の魔石セット‼」
――パシャーン……
カプセルに入れた魔石が爆発し、弾薬として変換される音。明理が言うには、魔石の複製と実体化はそこまで魔力を消費しないそうで……。
明理が用意してくれたカプセルストレージには、常に新しい魔石が入っている。これが弾切れしない仕組み。
「酒ダチ‼ ガデル‼」
『酒ダチ言うんじゃねぇよアル中‼』
「別にいいだろ? 今でも酒飲んでるんだよな?」
『ソイツと今は関係ねぇんだよッ‼ るぅぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ‼』
バレンの拳が敵軍の兵士へ吸い込まれ、遥か彼方へ吹っ飛ばす。まるでゴルフボールのように消えた兵士は、きらりと光って見えなくなった。
敵軍A『ななな、なんなんだあの少年は⁉ たた、只者じゃねぇぞ‼』
敵軍B『ききき、聞くところに。よるとアレストロの新王……』
敵軍C『かの死亡報告があったという者か‼』
敵軍D『アレストロ街王城第二王子で、ルナジェイン皇帝の息子……。アレストロは彼の兄が引き継いだそうだが……』
何やら世間話にも聞こえた敵軍のやり取り。オレはブラウディアを構えたまま、横目でバレンを見る。全身の黒い羽織。いつかのアレンみたいだ。
敵軍部隊長『皆退け‼ 退け‼』
『そう易々と撤退させるかよッ‼ させるわけねだろがッ‼』
敵軍A『だ、誰かあの第二……』
『今はッ‼ 第二王子じゃねぇぇぇぇぇぇぇ‼』
敵軍全員『『ッ⁉』』
戦場は凍てついたような静寂に包まれる。銃に装填した弾薬の魔力も完全に消えて、魔石を入れ直さないといけない状態。
バレンが纏う雷鳴は、黒く濁り始めている。周囲の人々を飲み込むような、深淵よりも暗い色。
――上級精霊憑依 0ハデス
――追加詠唱 上級完全憑依‼
『調子馬鹿に言い過ぎたけどよ。ちっとハデスの能力を貸せ‼』
「本気モードってことだな酒ダチ‼」
『んだから、酒ダチ言うんじゃねぇぞ‼ アル中‼ 今度言ったら微粒子まで粉砕してやっかんな‼ あと、今の俺はアレストロ街新王バレン・アレストロだ‼』
――発射‼
「何人いるんだ……。撃っても撃っても……。減る様子がわからねぇ……。明理のおかげで、残弾は無制限だが……」
オレは魔石を握ってはカプセルに装填し、射撃での援護に専念していた。父から譲り受けた銃。威力は想像よりも上。
こんな銃を親父が使ったというのは、それに合った腕を持っていた。戦いの仕方も過去も全て失ったオレは、この銃を握っている。
敵の位置を把握するためのガトリングブースター。足の置く位置とコマンド。挙動を巧みに扱うことで、複数発の高速射撃ができる特殊な銃。
右手にはスナイパーライフル。これも魔石を装填すると魔弾を発射できる。基本はこの戦い方で固定されてきた。
「フォルテさん‼」
「アレン‼ そっちは順調か?」
「そうっすね……。ルグアの手助けもあるっすから」
「まあな……。あいつ。ほんと無茶しかしねぇから、いっつもヒヤヒヤするんだよな~」
「俺もそう思うっすね……。けど、そのおかげでこうして戦えているっすから。それでいいんじゃないっすか?」
アレンの言葉には何も浮かばなかった。オレも明理の魔石生成があるから、弾切れせずにバトルできているから。
「マークリゲル次は」
『そうですね……。フォルテさんは、一度上空からの様子を確認して頂けますか?』
「戦況確認ってことだな。任せろ‼」
『頼みましたよ』
リゲルからのお願い。俺は、ガトリングブースターの銃口を真下に向け、魔弾を発射。地面に当たった衝撃と風圧を推進力に変換して、一気に上昇する。
ガトリングブースターには、装填できる魔石とできない魔石がある。魔石の詳細はというと。
〈火・水・風・雷・土・光・闇〉
といった種類があり。それぞれ違う効果を持っている。魔導銃は〝土の魔石〟以外の6属性が装填可能。
しかしブラウディア(ガトリングガン)は、ブースターになっている間、火属性の魔弾を発射できない。
なぜなら、飛行するためのエンジンとして〝火の魔石〟を使用しているから。魔石をカプセルに入れると、魔弾ではなく燃焼に変換されてしまう。
「火力は火の魔石が強いんだけどなぁ……。スナイパーライフルじゃ、一つの的しか狙えない……。それに……。もうちょい上行くか……」
オレはさらに高度を上げる。眼下は敵の海で、弾ける火花はバレンとガデルが交戦している場所。
その後方にアレン。後ろへもっと行くと、明理が回復魔法を連続で発動させて支援中。
オレはリゲルに現状を報告し、降下体勢に入る。ブースターとは言っても、熱や空気爆発での噴射式ではないため、降りるのはかなり難しい。
「一番楽なグライダー方式にするか……」
『フォルテさん。僕です』
「マークリゲルどうしたんだ?」
『先程は報告ありがとうございます。この状況から察するに……。フォルテさんは一度地上戦に移行して、前衛をお願いできますでしょうか?』
「つまりは、地上でガトリングブッパすれば良いってことだな。掃除は得意だ」
『よろしくお願いします』
グライダーで地上に降りると、フライトモードのブラウディアを、ガンモードに切り替える。
これで火の魔石による高火力射撃ができる。味方には当たらないように調整しているから、心配も不要。
「火の魔石セット‼」
――パシャーン……
カプセルに入れた魔石が爆発し、弾薬として変換される音。明理が言うには、魔石の複製と実体化はそこまで魔力を消費しないそうで……。
明理が用意してくれたカプセルストレージには、常に新しい魔石が入っている。これが弾切れしない仕組み。
「酒ダチ‼ ガデル‼」
『酒ダチ言うんじゃねぇよアル中‼』
「別にいいだろ? 今でも酒飲んでるんだよな?」
『ソイツと今は関係ねぇんだよッ‼ るぅぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ‼』
バレンの拳が敵軍の兵士へ吸い込まれ、遥か彼方へ吹っ飛ばす。まるでゴルフボールのように消えた兵士は、きらりと光って見えなくなった。
敵軍A『ななな、なんなんだあの少年は⁉ たた、只者じゃねぇぞ‼』
敵軍B『ききき、聞くところに。よるとアレストロの新王……』
敵軍C『かの死亡報告があったという者か‼』
敵軍D『アレストロ街王城第二王子で、ルナジェイン皇帝の息子……。アレストロは彼の兄が引き継いだそうだが……』
何やら世間話にも聞こえた敵軍のやり取り。オレはブラウディアを構えたまま、横目でバレンを見る。全身の黒い羽織。いつかのアレンみたいだ。
敵軍部隊長『皆退け‼ 退け‼』
『そう易々と撤退させるかよッ‼ させるわけねだろがッ‼』
敵軍A『だ、誰かあの第二……』
『今はッ‼ 第二王子じゃねぇぇぇぇぇぇぇ‼』
敵軍全員『『ッ⁉』』
戦場は凍てついたような静寂に包まれる。銃に装填した弾薬の魔力も完全に消えて、魔石を入れ直さないといけない状態。
バレンが纏う雷鳴は、黒く濁り始めている。周囲の人々を飲み込むような、深淵よりも暗い色。
――上級精霊憑依 0ハデス
――追加詠唱 上級完全憑依‼
『調子馬鹿に言い過ぎたけどよ。ちっとハデスの能力を貸せ‼』
「本気モードってことだな酒ダチ‼」
『んだから、酒ダチ言うんじゃねぇぞ‼ アル中‼ 今度言ったら微粒子まで粉砕してやっかんな‼ あと、今の俺はアレストロ街新王バレン・アレストロだ‼』
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