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第310話のその後
第310.5話 甘い時①
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なにこれ、
押し寄せてくる快感と、身体の中で弾けそうに昂る何かを感じながら、翠玉は何度目かになる問いを繰り返す。
「あっ、、はぁン、、やっぁあ!」
聞きたい言葉は喉の奥から出てくることもできず、かわりに口をでるのは、自らの嬌声で、
どうして、こんな
はずかしくて、抑えたいのにそれを許してはもらえなくて
そんな事を考える隙ができればまた。すぐに快感の波がやってきて、またすぐに考えることを放棄させられてしまう。
「あぁっ、とう、しゅん、待っ、てぇ」
はぁはぁと息を乱して、彼のはだけた寝巻きの胸元と、先ほどから秘部を弄んでいる手を押し留めるように、彼の太い腕に手を置いて、イヤイヤと首を振る
「嫌か?」
ぴたりと彼の指が動きを止めて、じっと見つめられる。
その瞳は、少しいたずらめいていて
「たの、しんでるでしょ!」
声を上げると、クスッと彼が笑って、また秘部に埋められた彼の指がゆっくり抽送を始める。
とたんに腰の奥の方からズクズクと鈍い快感が押し寄せてくる。
「は、ぁあン」
背を丸めて、彼の腕に添えていた手に力が入るが、そんな力では彼をとめる事もできなくて、そんな事をしているうちに、中の壁のいい場所を摺られてビクビクと身体を震わせる。
視界が、一瞬白んでチカチカと光が弾ける。
もう何度目だろうか。
こんな風になるなんて、知らなかった。
肩で息をしていると、冬隼がチュッとこめかみに唇を落とす。
「そろそろ大丈夫そうだな」
「大丈夫?」
「これだけ濡れてたら、痛くないはずだ」
その言葉にカッと顔が熱くなる。
「そのために、こんな、、、」
「そのためだけではないけどな。俺の指で乱れるお前が可愛すぎてついやりすぎただけだ」
そう言って、唇を胸元に這わして、空いてる方の手で、乳房を掬いあげてその頂をカリッと甘がみする。
「つ、つい!?っあン」
随分と時間をかけて弄ばれたそこは、すでに少しの刺激でも敏感に反応するようになっていて、同時に腰の方にもじわりと快感が走る。
はぁっと冬隼が大きく息を吐く、見上げた瞳には情欲が浮かべられている。
「こんな姿を見ようともせず、適当にお前を抱いたあの日の自分が殺してやりたいほど憎い」
「えっと、、、」
困ったように見上げると、冬隼はもう一度しっかりこちらを見て
そしてまた深く口づけた。
押し寄せてくる快感と、身体の中で弾けそうに昂る何かを感じながら、翠玉は何度目かになる問いを繰り返す。
「あっ、、はぁン、、やっぁあ!」
聞きたい言葉は喉の奥から出てくることもできず、かわりに口をでるのは、自らの嬌声で、
どうして、こんな
はずかしくて、抑えたいのにそれを許してはもらえなくて
そんな事を考える隙ができればまた。すぐに快感の波がやってきて、またすぐに考えることを放棄させられてしまう。
「あぁっ、とう、しゅん、待っ、てぇ」
はぁはぁと息を乱して、彼のはだけた寝巻きの胸元と、先ほどから秘部を弄んでいる手を押し留めるように、彼の太い腕に手を置いて、イヤイヤと首を振る
「嫌か?」
ぴたりと彼の指が動きを止めて、じっと見つめられる。
その瞳は、少しいたずらめいていて
「たの、しんでるでしょ!」
声を上げると、クスッと彼が笑って、また秘部に埋められた彼の指がゆっくり抽送を始める。
とたんに腰の奥の方からズクズクと鈍い快感が押し寄せてくる。
「は、ぁあン」
背を丸めて、彼の腕に添えていた手に力が入るが、そんな力では彼をとめる事もできなくて、そんな事をしているうちに、中の壁のいい場所を摺られてビクビクと身体を震わせる。
視界が、一瞬白んでチカチカと光が弾ける。
もう何度目だろうか。
こんな風になるなんて、知らなかった。
肩で息をしていると、冬隼がチュッとこめかみに唇を落とす。
「そろそろ大丈夫そうだな」
「大丈夫?」
「これだけ濡れてたら、痛くないはずだ」
その言葉にカッと顔が熱くなる。
「そのために、こんな、、、」
「そのためだけではないけどな。俺の指で乱れるお前が可愛すぎてついやりすぎただけだ」
そう言って、唇を胸元に這わして、空いてる方の手で、乳房を掬いあげてその頂をカリッと甘がみする。
「つ、つい!?っあン」
随分と時間をかけて弄ばれたそこは、すでに少しの刺激でも敏感に反応するようになっていて、同時に腰の方にもじわりと快感が走る。
はぁっと冬隼が大きく息を吐く、見上げた瞳には情欲が浮かべられている。
「こんな姿を見ようともせず、適当にお前を抱いたあの日の自分が殺してやりたいほど憎い」
「えっと、、、」
困ったように見上げると、冬隼はもう一度しっかりこちらを見て
そしてまた深く口づけた。
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