政府に無理やり改造された蓄電能力者。頭に埋め込まれた超高性能AIと共に、腐った政府をぶっ潰す！

世界中の人々がティロンと呼ばれる特殊な力を使えるようになった時代。

蓄電のティロンを持つ東雲 祐樹(しののめ ゆうき)は政府軍に捕らえられ、首都圏の電力を安定させるための『予備電池』として地下施設に拘束されていた。

彼と同じように蓄電のティロンを持つ人々が数多く捕まっていたが、それでも首都圏の膨大な電力需要に対して供給を安定させるには不足があった。そのため政府の研究者たちは、蓄電ティロン保有者の改造を始めた。

祐樹にも様々な改造が施された。
電池には不要な両腕を切り落とされ、代わりに電極が繋がれた。
また効率良く電力の充放電を行うため、彼の脳にはAIチップが埋め込まれた。

ある時、そのAIのプログラムにエラーが生じて、祐樹を逃がしてくれた。
超高性能AIのサポートを受けた祐樹は、施設に捕らわれた人々を救うため政府に反旗を翻す。