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ほんの一コマ
まだ知らないこと
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持っていける物はたくさん持っていこう、そう思って持ち上げたトランクはとても重くなっていた。流石に入れすぎたかな、と思ったけれど今後のことを思うとやっぱり必要なもので。これを抱えていくしかないと家のドアの前に立つ。
「それでは、行ってきます!」
お父さんとお母さんに見送られながら家を出たのは、わたしが十四歳の時だった。
父が治癒師としてどれほど人を支えてきたのか、そしてそんな父を献身的に支えた母はどれほど素晴らしい人なのか。わたしも両親みたいに誰かを支えるような人間になりたい、そう思って小さい頃からずっと本を読み続けていた。
でもわたしが知っているのは本から学んだ知識だけ。実際誰かの傷を癒やすことを魔術でやったことはなく、父から学んだ手当て程度だった。本当にこのままでいいのだろうか、そう思い始めたわたしに両親はラピス教会へ行くことを勧めた。
ラピス教会は女神エーテルを信仰し、そして治癒魔術を習う人が集う場所でもあった。より一層学びたいのであれば行ってみるといい、そこは学ぶ意欲がある人間は誰でも受け入れてくれる。そんな父の言葉を信じてわたしは行くことを決めた。
初めて親元を離れることに不安がないなんてことはない。寧ろ両親に頼り暮らしていたため、料理の腕や掃除など自分の身の回りのことを自分でできるのかとても不安だった。でもそうやって悩んでリーテンにいたところで、わたしはきっと成長できない。だから意を決して家から飛び出した。
道中は乗り合いの馬車に使ったため、そこまで苦労することはなかった。ただ馬車から降りて教会に行くまで森を突き進むのが少し大変だっただけ。道は綺麗に舗装されてはいたけれど、何せ距離が長かった。リーテンよりも広いのでは、と少し疲れを覚えながらも辿り着いた先には、とても立派で美しい教会。
「ここがラピス教会……」
あまりの外観の綺麗さにしばらくの間見惚れていた。リーテンではこんな綺麗な建物は建っていない。こんな立派なところにわたしは今からお世話になるのかと思うととても緊張してきて、喉が乾いていた。
そんなわたしを見かねてか、入り口の前で掃除をしていた方がわたしに声をかけてきてくれた。名前を尋ねられて、正直に答えるとすぐに笑顔を浮かべて中に促してくれる。どうやら父が事前に手紙でわたしのことを知らせておいてくれたらしい。改めて父に感謝をして、笑顔で対応してくれている人にもお礼を告げる。
「最初は戸惑うことも多いと思うけれど、でも困ったらすぐに声をかけて? みんな貴女の手助けをしてくれるから」
「ありがとうございます……!」
「ふふっ、では部屋に案内しましょうか。こっちよ」
「は、はい!」
緊張気味のわたしにただ微笑んでくれるその方は、丁寧にわたしを案内してくれた。後ろをついていくと教会に務めている人たちの住居へと移動する。ここよ、と開かれた扉を目の前にして思わず「わぁ」と声を出してしまった。
そこまで広いというわけではないけれど、清潔感があって必要な物がすべて整えられていた。ここまでよくしてもらっていいのだろうかと逆に不安に思うほど。けれどその方が言うには、何も持たずに身一つで来る人も少なくないらしく、最低限の生活はできるように整えてあるとのことだった。
「荷物を下ろして、そしてベッドの上に着替えが置いてあるからそれに着替えてね。一通り終わったらまた礼拝堂のところにいらっしゃい。中を案内するわ」
「何から何までありがとうございます」
「礼には及ばないわ。今日から貴女も私たちのお仲間ですもの。ようこそ、ラピス教会へ」
そうしてわたしはラピス教会に迎え入れられた。
最初にわたしの案内をしてくれた方がそのままわたしの教育係になった。何から何まで申し訳ないと思ったけれど、中を案内している時にその方は笑顔を浮かべてこう言った。
「実は教育係になるのはこれが初めてなのよ。私も緊張しちゃって。まだかまだかと思ってそわそわしちゃって、気が急いて外を掃除していただけなのよ」
「そうだったんですね」
「ええ。ここには意欲のある人が来るけれど、中には少し癖のある人も来るから。だから貴女のような可愛いお嬢さんが来るなんて実はとても喜んでいたのよ」
ずっと優しい笑顔だったから、まさかそんな風に思ってもらえていただなんて。思わず顔を赤くすると彼女は笑顔を浮かべた。
それからクラールと名乗ったその女性から色んなことを学んだ。本で知っていたこともあったし父から教えてもらったこともあったけれど、でも知らないことのほうが多かった。毎日ついていくのに必死で、でもクラールさんが言っていた通り支えてくれる人もまた多かった。
そうして毎日毎日忙しい日々を送っていた。でも寂しかったら実家に手紙を書いてもいいし帰省してもいいとのことで、このラピス教会という場所はとても人に寄り添うところだった。
「ティエラ、頑張るのもいいけれどそこそこにね」
「はい。でもすごく学ぶことが多くて、少しでも早く身につけたくて」
「貴女は真面目ね。でも無茶は身体に毒だから――」
「や~、頑張ってるみたいだね? 新しい子」
クラールさんから学んだことを必死にメモしていたところ、突然目の前から声が聞こえて思わず身体がびっくりした。目を丸めているわたしと視線が合ったのは、そういえば話には聞いていたけれどこうして会うのはこれが初めてだと思っていた人。
挨拶をしなきゃ、そう思っていたのに言葉が詰まる。わたし、こんなにもはっきりとした『赤』の瞳を見るのは初めてだった。
「おっと、固まっちゃった?」
「いきなり話しかけるからですよ、ルーファス神父……」
「女の子にそんな反応されちゃうと傷付く……」
「やめてください」
このラピス教会の責任者である神父にぴしゃりと言ってのけたクラールさんにも驚いたけれど、それ以上に怒るわけでもなくただ笑顔を浮かべている神父様にも驚いてしまった。国王ではないとはいえ、とても重要な人であることには変わりはない。それなのにそんな強く言ってしまってもいいのだろうか。
「気にしないでティエラ。この方、いつもこんな感じだから」
「流石にそこまで言われると私も傷付くよ~クラール」
「女の子だからってちょっかい出すのはやめてくださいね。貴方のような人間に触れられてしまうと彼女が汚れてしまいます」
「そこまで⁈」
「あ、あの、クラールさん……」
「大丈夫、いつものことだから」
「私はただ仲良くしたいだけなのにぃ」
「はいはいそうですね。では後ほど私と仲良く致しましょう。貴方に確認してもらいたい書類がたくさんありますので」
「ひぇ……」
情けない声を出したのはわたしではなく、神父様のほうだった。さっきからクラールさんが話す度に肩を落としている。多分、だけれど。仲良くしたいという言葉に他意はないのだと思う。
それからと言うものの、神父様は顔を合わせる度に声をかけてきてくださるようになっていた。他の女性たちは「気を付けなさい」と言っていたけれど、神父様は確かに話す時にどこか軽さを感じるけれど気さくな方でもあった。困ったことがあればさり気なく助け舟を出してくださるし、嫌な顔をしているところを一度も見たことがない。
他の人たちは「そう女性に対して気さくに声をかけないでください」と神父様に忠告していたけれど、でもここで働いている方々は恐らく本気で神父様を嫌っている人なんて一人もいない。忠告しながらも、「仕方がないですね」と苦笑を浮かべたり、楽しそうに談話しているところも度々見たことがあった。
「クラールさんは神父様のこと嫌っているんですか?」
ある日思い切ってクラールさんにそう尋ねてみた。彼女はわたしの言葉に一瞬眉を顰めたけれど、でもすぐに小さく息を吐き出してまぶたを閉じた。
「……嫌っているのであれば、私はきっとここにはいないわ」
「他の方もそうですよね? みなさん神父様を慕っているのがわかります」
「……貴女はとてもいい目を持っているのね、ティエラ」
そうね、とまぶたを上げたクラールさんはわたしと目が合うと苦笑してみせた。
「あの方、きっと寂しがり屋なのよ。本人が直接そう言ったわけではないけれど、私たちは感じ取ってしまうのよね。当人しか分からない孤独感を。それを見せまいと立ち振る舞っていることを」
器用なのか不器用なのかわからないわ、と半ば呆れたように言っていたけれど。でもその言葉や声色には優しさも滲み出ていた。わたしはまだ神父様が抱えているものを感じ取ることはできない。わたしがわかることは、ここにいるみなさんが神父様を慕っていること。そしてそんなみなさんを神父様もまた大切に思っていること。
「……わたしも、みなさんのような立派な司祭になれるよう頑張ります」
「あら、貴女は今でも十分頑張ってるわ。無理しないか心配になるぐらいにね」
そう言ってクラールさんはわたしの頭にあたたかな手のひらを乗せると、髪が乱れない程度でゆっくりと撫でてくれた。子ども扱いされているのだとわかったけれど、でも実際彼女たちから見たらわたしはまだ子どもで。だからやめてくださいと強く言い返すのも違うような気がした。
「急くのはわかるけれど、自分のペースでいいのよ。ティエラ」
「はい……ありがとうございます、クラールさん」
わたしが神父様のことをわかるようになるのは、それからもうしばらく後のことだ。
「それでは、行ってきます!」
お父さんとお母さんに見送られながら家を出たのは、わたしが十四歳の時だった。
父が治癒師としてどれほど人を支えてきたのか、そしてそんな父を献身的に支えた母はどれほど素晴らしい人なのか。わたしも両親みたいに誰かを支えるような人間になりたい、そう思って小さい頃からずっと本を読み続けていた。
でもわたしが知っているのは本から学んだ知識だけ。実際誰かの傷を癒やすことを魔術でやったことはなく、父から学んだ手当て程度だった。本当にこのままでいいのだろうか、そう思い始めたわたしに両親はラピス教会へ行くことを勧めた。
ラピス教会は女神エーテルを信仰し、そして治癒魔術を習う人が集う場所でもあった。より一層学びたいのであれば行ってみるといい、そこは学ぶ意欲がある人間は誰でも受け入れてくれる。そんな父の言葉を信じてわたしは行くことを決めた。
初めて親元を離れることに不安がないなんてことはない。寧ろ両親に頼り暮らしていたため、料理の腕や掃除など自分の身の回りのことを自分でできるのかとても不安だった。でもそうやって悩んでリーテンにいたところで、わたしはきっと成長できない。だから意を決して家から飛び出した。
道中は乗り合いの馬車に使ったため、そこまで苦労することはなかった。ただ馬車から降りて教会に行くまで森を突き進むのが少し大変だっただけ。道は綺麗に舗装されてはいたけれど、何せ距離が長かった。リーテンよりも広いのでは、と少し疲れを覚えながらも辿り着いた先には、とても立派で美しい教会。
「ここがラピス教会……」
あまりの外観の綺麗さにしばらくの間見惚れていた。リーテンではこんな綺麗な建物は建っていない。こんな立派なところにわたしは今からお世話になるのかと思うととても緊張してきて、喉が乾いていた。
そんなわたしを見かねてか、入り口の前で掃除をしていた方がわたしに声をかけてきてくれた。名前を尋ねられて、正直に答えるとすぐに笑顔を浮かべて中に促してくれる。どうやら父が事前に手紙でわたしのことを知らせておいてくれたらしい。改めて父に感謝をして、笑顔で対応してくれている人にもお礼を告げる。
「最初は戸惑うことも多いと思うけれど、でも困ったらすぐに声をかけて? みんな貴女の手助けをしてくれるから」
「ありがとうございます……!」
「ふふっ、では部屋に案内しましょうか。こっちよ」
「は、はい!」
緊張気味のわたしにただ微笑んでくれるその方は、丁寧にわたしを案内してくれた。後ろをついていくと教会に務めている人たちの住居へと移動する。ここよ、と開かれた扉を目の前にして思わず「わぁ」と声を出してしまった。
そこまで広いというわけではないけれど、清潔感があって必要な物がすべて整えられていた。ここまでよくしてもらっていいのだろうかと逆に不安に思うほど。けれどその方が言うには、何も持たずに身一つで来る人も少なくないらしく、最低限の生活はできるように整えてあるとのことだった。
「荷物を下ろして、そしてベッドの上に着替えが置いてあるからそれに着替えてね。一通り終わったらまた礼拝堂のところにいらっしゃい。中を案内するわ」
「何から何までありがとうございます」
「礼には及ばないわ。今日から貴女も私たちのお仲間ですもの。ようこそ、ラピス教会へ」
そうしてわたしはラピス教会に迎え入れられた。
最初にわたしの案内をしてくれた方がそのままわたしの教育係になった。何から何まで申し訳ないと思ったけれど、中を案内している時にその方は笑顔を浮かべてこう言った。
「実は教育係になるのはこれが初めてなのよ。私も緊張しちゃって。まだかまだかと思ってそわそわしちゃって、気が急いて外を掃除していただけなのよ」
「そうだったんですね」
「ええ。ここには意欲のある人が来るけれど、中には少し癖のある人も来るから。だから貴女のような可愛いお嬢さんが来るなんて実はとても喜んでいたのよ」
ずっと優しい笑顔だったから、まさかそんな風に思ってもらえていただなんて。思わず顔を赤くすると彼女は笑顔を浮かべた。
それからクラールと名乗ったその女性から色んなことを学んだ。本で知っていたこともあったし父から教えてもらったこともあったけれど、でも知らないことのほうが多かった。毎日ついていくのに必死で、でもクラールさんが言っていた通り支えてくれる人もまた多かった。
そうして毎日毎日忙しい日々を送っていた。でも寂しかったら実家に手紙を書いてもいいし帰省してもいいとのことで、このラピス教会という場所はとても人に寄り添うところだった。
「ティエラ、頑張るのもいいけれどそこそこにね」
「はい。でもすごく学ぶことが多くて、少しでも早く身につけたくて」
「貴女は真面目ね。でも無茶は身体に毒だから――」
「や~、頑張ってるみたいだね? 新しい子」
クラールさんから学んだことを必死にメモしていたところ、突然目の前から声が聞こえて思わず身体がびっくりした。目を丸めているわたしと視線が合ったのは、そういえば話には聞いていたけれどこうして会うのはこれが初めてだと思っていた人。
挨拶をしなきゃ、そう思っていたのに言葉が詰まる。わたし、こんなにもはっきりとした『赤』の瞳を見るのは初めてだった。
「おっと、固まっちゃった?」
「いきなり話しかけるからですよ、ルーファス神父……」
「女の子にそんな反応されちゃうと傷付く……」
「やめてください」
このラピス教会の責任者である神父にぴしゃりと言ってのけたクラールさんにも驚いたけれど、それ以上に怒るわけでもなくただ笑顔を浮かべている神父様にも驚いてしまった。国王ではないとはいえ、とても重要な人であることには変わりはない。それなのにそんな強く言ってしまってもいいのだろうか。
「気にしないでティエラ。この方、いつもこんな感じだから」
「流石にそこまで言われると私も傷付くよ~クラール」
「女の子だからってちょっかい出すのはやめてくださいね。貴方のような人間に触れられてしまうと彼女が汚れてしまいます」
「そこまで⁈」
「あ、あの、クラールさん……」
「大丈夫、いつものことだから」
「私はただ仲良くしたいだけなのにぃ」
「はいはいそうですね。では後ほど私と仲良く致しましょう。貴方に確認してもらいたい書類がたくさんありますので」
「ひぇ……」
情けない声を出したのはわたしではなく、神父様のほうだった。さっきからクラールさんが話す度に肩を落としている。多分、だけれど。仲良くしたいという言葉に他意はないのだと思う。
それからと言うものの、神父様は顔を合わせる度に声をかけてきてくださるようになっていた。他の女性たちは「気を付けなさい」と言っていたけれど、神父様は確かに話す時にどこか軽さを感じるけれど気さくな方でもあった。困ったことがあればさり気なく助け舟を出してくださるし、嫌な顔をしているところを一度も見たことがない。
他の人たちは「そう女性に対して気さくに声をかけないでください」と神父様に忠告していたけれど、でもここで働いている方々は恐らく本気で神父様を嫌っている人なんて一人もいない。忠告しながらも、「仕方がないですね」と苦笑を浮かべたり、楽しそうに談話しているところも度々見たことがあった。
「クラールさんは神父様のこと嫌っているんですか?」
ある日思い切ってクラールさんにそう尋ねてみた。彼女はわたしの言葉に一瞬眉を顰めたけれど、でもすぐに小さく息を吐き出してまぶたを閉じた。
「……嫌っているのであれば、私はきっとここにはいないわ」
「他の方もそうですよね? みなさん神父様を慕っているのがわかります」
「……貴女はとてもいい目を持っているのね、ティエラ」
そうね、とまぶたを上げたクラールさんはわたしと目が合うと苦笑してみせた。
「あの方、きっと寂しがり屋なのよ。本人が直接そう言ったわけではないけれど、私たちは感じ取ってしまうのよね。当人しか分からない孤独感を。それを見せまいと立ち振る舞っていることを」
器用なのか不器用なのかわからないわ、と半ば呆れたように言っていたけれど。でもその言葉や声色には優しさも滲み出ていた。わたしはまだ神父様が抱えているものを感じ取ることはできない。わたしがわかることは、ここにいるみなさんが神父様を慕っていること。そしてそんなみなさんを神父様もまた大切に思っていること。
「……わたしも、みなさんのような立派な司祭になれるよう頑張ります」
「あら、貴女は今でも十分頑張ってるわ。無理しないか心配になるぐらいにね」
そう言ってクラールさんはわたしの頭にあたたかな手のひらを乗せると、髪が乱れない程度でゆっくりと撫でてくれた。子ども扱いされているのだとわかったけれど、でも実際彼女たちから見たらわたしはまだ子どもで。だからやめてくださいと強く言い返すのも違うような気がした。
「急くのはわかるけれど、自分のペースでいいのよ。ティエラ」
「はい……ありがとうございます、クラールさん」
わたしが神父様のことをわかるようになるのは、それからもうしばらく後のことだ。
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