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93.追想③
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「うぅーん、やっぱり少し足りなくなるな」
「こればっかりはねぇ」
歩いてると聞こえてきた声に足を止める。別に盗み聞きをするわけじゃないが、部屋から聞こえてくる二人の声がでかかった。だいぶあちこち歩いてどこに何の部屋があるのか把握してきたが、声が聞こえてくる部屋は確か食料庫だったはず。二人のうち一人は聞き覚えのある声だ。多分、アマンダだろう。
ガサゴソと何かを探しては物を動かしている音と共に、二人は会話を続けている。
「まぁすぐになくなるってわけじゃなさそうだけどなぁ」
「お頭が困ってる人見つけては色々と分けちゃうからね」
「金も食料も衣料品もな」
「でも困っているのはお互い様だから文句を言える立場でもないし」
「確かに俺たちも放っておけることはできないから、頭のやることにはもちろん大賛成なわけだけど……今後問題になってくるだろうなぁ」
「あれだけ大地を荒らされちゃ野菜も育てらんないよ。精霊たちがどこまで大地を元に戻してくれるかもわからないし……」
止めていた足を動かしてその場から離れる。確かに俺がここにいる間にもどこにも行き場のない人間を見つけては拾ってをここの連中は繰り返していた。もちろん降りていくヤツもいたが明らかに前者のほうが多い。それに俺みたいに身体が動かせないヤツもいる中で、食糧問題が出てくるのは当然なのかもしれない。
この船が降りる時はそうやって人を拾う時ぐらいで、今のとこ他の国や街に寄ってはいない。だがそんな中で窓から景色を見たことがある。大地は荒れ、街や村が廃れているところがいくつもあった。この中で果たして食糧確保ができるのかどうか。
さっきの二人の会話を聞く限り、あの男は相当羽振りがいいらしい。ただ単に困っている人間を放っておけないだけかもしれないが、それだとここの連中が苦しくなってくる。それをあの男はわかっていそうなもんだが、そこのところは一体どうするつもりなのか。
俺はただ言われた通り動いていれば飯も服も寝る場所もあったが、実際飯を作るための食材は買う必要がある。買うための金はどこかで働かなきゃもらえない。クラルはここはラファーガという空賊なのだと言っていたが収入のほうはどうなっているのか。見たところによると誰からか奪ったりどこからか盗んだりという行為をしていない。
とにかく今必要なのは食糧だろう。なるほど、と考えをまとめた俺は向きを変えて今自分に割り当てられている部屋とは別方向へ足を進めた。
「こーらカイム、入ってくるならノックしろって言っただろ?」
前におっさんが用がある時は入ってこいと言っていた部屋に入れば机を前にしているおっさんにそう言われた。そういえばそんなこと言われたなと思いつつ、取りあえずドアだけはしっかりと閉める。今から言うことは誰かに聞かれると面倒なことになりそうだからだ。
「お前がここに来るなんてめずらしいな。なんだ? 俺が恋しくなっちまったか? お前もやっとそんな可愛いところを見せて――」
「なぁ、訳ありの人間を国かどこかに差し出せば報酬金とかもらえたりするのか?」
「あ? まぁ、指名手配とか厄介な連中を捕らえることができたらな。いきなりなんだ?」
どうやら俺の予想は的中していたみたいだ。イグニート国にも似たような制度があったから他にもあるだろうとは踏んでいた。ただイグニート国のは疑わしい人間を片っ端から牢にぶち込むという絶対王政の元で行われていたことだが。
他の国がどうかはわからないが、この男のこの口振りからしてイグニート国ほど酷いものじゃなさそうだ。ならばと、俺が何を言いたいのかわからずただ首を傾げているおっさんに視線を向ける。
「食糧が足りないんだろ」
「そういう話は確かに受けてるが……子どもであるお前が気にすることじゃねぇよ。大人で俺たちに任せておきな」
「俺は『人間兵器』だ」
いつも通りに笑い声を上げようとしたんだろう。大きく開けた口が不自然に止まった。
「俺を国かどこかに差し出せば、それなりの金になるんじゃねぇの」
「……はっ、いきなり何を言い出すかと思えば。お前もそういう冗談を言えるようになったん」
「俺をどこで拾った」
男の言葉を遮る。その顔からは徐々に笑顔がなくなっていき、俺の問いかけに思い出すように顎に手を当て思考するためにか目を閉じた。
「……ヴァント山脈の麓だ」
どこまで歩けたかはわからなかったが、どうやらフェルト大陸とアルディナ大陸の国境にある山脈を越えていたようだ。
「ならわかるだろ。俺が来た方角が」
「いいや。今の時代悲しいことだが孤児は多くいる。お前の親か誰かがお前をヴァント山脈の麓に――」
「戦場のど真ん中で自分を危険に晒してか? そこまでしてあんなとこに子どもを捨てるかよ。それともそれが普通なのか?」
「っ……『人間兵器』の目は、『赤』だったはずだ。カイム、お前の目は『茶』で髪は黒だ」
「自分の中の魔力を封じたら色が変わった」
窓ガラスに映る自分の姿を見て、最初は小さく驚いたもんだ。目と髪の色が変わっている。一体どういう理屈なのかはわからないが、『茶』はほとんど魔術を使えないとイグニート国にいた時に男がそう言っていた。ということは自分に施した術は完璧だったというわけだ。
唖然としている男をじっと見据える。いつも豪快に笑う男でも少なからず動揺することがあるんだなと、今のこの状況を他人事のように思いながら。
「イグニート国以外で『人間兵器』がどんな風に思われているのか、大体わかった」
それはこの船にいる連中でも十分知ることができた。多分、ここの連中のこの反応はイグニート国以外だったら普通なんだろう。
「それとも差し出しても金にはならねぇのか? すぐに殺す? それなら俺にできることは確かにねぇけど。殺すなら知らねぇ誰かじゃなくてここの連中が」
「待て、待て待てカイムッ……! 俺に、考える時間をくれ!」
「……? いるのか、そんな時間」
「お前はッ……!」
何かを言おうとしたが男は言葉に詰まり、頭を抱えだした。別に、金にならないのならこの場で殺しても特に損にはならないだろ。俺としては自分が『人間兵器』と知られればどうせ殺されることになるだろうということはわかっていた。イグニート国の連中はまだ俺に利用価値があったから生かしていただけだ。
それとも生かして、同じように『人間兵器』として使われるんだろうか。そうなるとあの牢屋から脱走してきた意味がない。それならいっそ心臓に一突き刺せよと言いたくなる。
考える時間をくれ、と言ったから黙って待ってみれば、頭を抱えていた手がゆっくりと落ちていく。考えがまとまったのかと思えばなぜか男は動き出し、机にある謎の道具に手を伸ばした。指先は動いているみたいだが何をやっているのかはわからない。
「……カイム、お前は一旦自分の部屋に戻れ。そして、このことは誰にも言うな」
「言ったら誰かが勝手に俺を殺すからか」
「……いいから、な?」
ここまで難しい顔つきをしているこの男を初めて見た。結局金になるのかどうかわからないまま、一応男に言われた通り部屋に戻ることにした。この船に『人間兵器』がいるなんて、この男は不安に思うことはないんだろうか。
それから数日後、船がゆっくりと下降していくのがわかった。他の連中は買い出しができるとか、色々と見て回りたいとかどこか楽しげな顔をしている。部屋にこもりっぱなしの連中も何人か気分転換に連れて行くとかも言っていた。
俺の部屋のドアがノックされてベッドから立ち上がり、ドアノブに手を伸ばしてゆっくりと動かす。
「カイム、俺と一緒についてこい」
どうやら俺の今後の扱いが決まったようだ。何人かで引き連れていくのかと男の後ろに視線を移したが、ドアの前には男一人だけだった。子どもで、しかもまだ身体が細いままだから引き連れていく必要がないとでも思ったのだろうか。それとも『茶』だから不安要素はない、とでも思ったのか。
取りあえず歩き出した男の後ろについていく。周りの連中は船から降りる準備をしていてこっちのことを気にも留めない。地上へと伸ばされた階段を男が下り、続いて行こうと足を踏み出したのと同時に風が吹いた。そういえば風を感じるのも久々だと同じように階段を下る。
辺りを見渡して見ても、ここが一体どこなのかまったくわからない。ただ街の中は広くあちこちに水が流れている。もしかしたら街ではなく国ではないだろうかと、そう思いながら後ろをついていけば景色の中に随分とでかい建物が現れた。男の足は迷わずそのでかい建物へと向かう。
もしかしたらあれはこの国の城か、と若干疑心暗鬼なのは明らかにイグニート国との雰囲気が違ったからだ。まだ争いは続いているというのに、この国にいる連中は目の前の男がいつも顔に浮かべている表情と一緒だ。景色が明るく、活気づいているとはこのことかとすれ違う子どもに目を向ける。
イグニート国の子どもはほとんど無表情だった。たまに泣いている顔もあったが、こんなに走り回ってはいなかった。大人も子どもも、影のほうで身を縮こませて通り過ぎる兵士に怯えていた。そういえばこの国はそこらへんを兵士が歩いていない。
「カイム」
気付けば男との間に距離が生まれていて、男が立ち止まって振り返っていた。ちゃんと歩いてたはずなのにな、と思いつつ駆け足で追いつけば男は再び歩き出す。
やっぱり、男の目的地はこの国の城なんだろう。結構な金額になるといいなと口に出さずにその背中に投げかけた。
「こればっかりはねぇ」
歩いてると聞こえてきた声に足を止める。別に盗み聞きをするわけじゃないが、部屋から聞こえてくる二人の声がでかかった。だいぶあちこち歩いてどこに何の部屋があるのか把握してきたが、声が聞こえてくる部屋は確か食料庫だったはず。二人のうち一人は聞き覚えのある声だ。多分、アマンダだろう。
ガサゴソと何かを探しては物を動かしている音と共に、二人は会話を続けている。
「まぁすぐになくなるってわけじゃなさそうだけどなぁ」
「お頭が困ってる人見つけては色々と分けちゃうからね」
「金も食料も衣料品もな」
「でも困っているのはお互い様だから文句を言える立場でもないし」
「確かに俺たちも放っておけることはできないから、頭のやることにはもちろん大賛成なわけだけど……今後問題になってくるだろうなぁ」
「あれだけ大地を荒らされちゃ野菜も育てらんないよ。精霊たちがどこまで大地を元に戻してくれるかもわからないし……」
止めていた足を動かしてその場から離れる。確かに俺がここにいる間にもどこにも行き場のない人間を見つけては拾ってをここの連中は繰り返していた。もちろん降りていくヤツもいたが明らかに前者のほうが多い。それに俺みたいに身体が動かせないヤツもいる中で、食糧問題が出てくるのは当然なのかもしれない。
この船が降りる時はそうやって人を拾う時ぐらいで、今のとこ他の国や街に寄ってはいない。だがそんな中で窓から景色を見たことがある。大地は荒れ、街や村が廃れているところがいくつもあった。この中で果たして食糧確保ができるのかどうか。
さっきの二人の会話を聞く限り、あの男は相当羽振りがいいらしい。ただ単に困っている人間を放っておけないだけかもしれないが、それだとここの連中が苦しくなってくる。それをあの男はわかっていそうなもんだが、そこのところは一体どうするつもりなのか。
俺はただ言われた通り動いていれば飯も服も寝る場所もあったが、実際飯を作るための食材は買う必要がある。買うための金はどこかで働かなきゃもらえない。クラルはここはラファーガという空賊なのだと言っていたが収入のほうはどうなっているのか。見たところによると誰からか奪ったりどこからか盗んだりという行為をしていない。
とにかく今必要なのは食糧だろう。なるほど、と考えをまとめた俺は向きを変えて今自分に割り当てられている部屋とは別方向へ足を進めた。
「こーらカイム、入ってくるならノックしろって言っただろ?」
前におっさんが用がある時は入ってこいと言っていた部屋に入れば机を前にしているおっさんにそう言われた。そういえばそんなこと言われたなと思いつつ、取りあえずドアだけはしっかりと閉める。今から言うことは誰かに聞かれると面倒なことになりそうだからだ。
「お前がここに来るなんてめずらしいな。なんだ? 俺が恋しくなっちまったか? お前もやっとそんな可愛いところを見せて――」
「なぁ、訳ありの人間を国かどこかに差し出せば報酬金とかもらえたりするのか?」
「あ? まぁ、指名手配とか厄介な連中を捕らえることができたらな。いきなりなんだ?」
どうやら俺の予想は的中していたみたいだ。イグニート国にも似たような制度があったから他にもあるだろうとは踏んでいた。ただイグニート国のは疑わしい人間を片っ端から牢にぶち込むという絶対王政の元で行われていたことだが。
他の国がどうかはわからないが、この男のこの口振りからしてイグニート国ほど酷いものじゃなさそうだ。ならばと、俺が何を言いたいのかわからずただ首を傾げているおっさんに視線を向ける。
「食糧が足りないんだろ」
「そういう話は確かに受けてるが……子どもであるお前が気にすることじゃねぇよ。大人で俺たちに任せておきな」
「俺は『人間兵器』だ」
いつも通りに笑い声を上げようとしたんだろう。大きく開けた口が不自然に止まった。
「俺を国かどこかに差し出せば、それなりの金になるんじゃねぇの」
「……はっ、いきなり何を言い出すかと思えば。お前もそういう冗談を言えるようになったん」
「俺をどこで拾った」
男の言葉を遮る。その顔からは徐々に笑顔がなくなっていき、俺の問いかけに思い出すように顎に手を当て思考するためにか目を閉じた。
「……ヴァント山脈の麓だ」
どこまで歩けたかはわからなかったが、どうやらフェルト大陸とアルディナ大陸の国境にある山脈を越えていたようだ。
「ならわかるだろ。俺が来た方角が」
「いいや。今の時代悲しいことだが孤児は多くいる。お前の親か誰かがお前をヴァント山脈の麓に――」
「戦場のど真ん中で自分を危険に晒してか? そこまでしてあんなとこに子どもを捨てるかよ。それともそれが普通なのか?」
「っ……『人間兵器』の目は、『赤』だったはずだ。カイム、お前の目は『茶』で髪は黒だ」
「自分の中の魔力を封じたら色が変わった」
窓ガラスに映る自分の姿を見て、最初は小さく驚いたもんだ。目と髪の色が変わっている。一体どういう理屈なのかはわからないが、『茶』はほとんど魔術を使えないとイグニート国にいた時に男がそう言っていた。ということは自分に施した術は完璧だったというわけだ。
唖然としている男をじっと見据える。いつも豪快に笑う男でも少なからず動揺することがあるんだなと、今のこの状況を他人事のように思いながら。
「イグニート国以外で『人間兵器』がどんな風に思われているのか、大体わかった」
それはこの船にいる連中でも十分知ることができた。多分、ここの連中のこの反応はイグニート国以外だったら普通なんだろう。
「それとも差し出しても金にはならねぇのか? すぐに殺す? それなら俺にできることは確かにねぇけど。殺すなら知らねぇ誰かじゃなくてここの連中が」
「待て、待て待てカイムッ……! 俺に、考える時間をくれ!」
「……? いるのか、そんな時間」
「お前はッ……!」
何かを言おうとしたが男は言葉に詰まり、頭を抱えだした。別に、金にならないのならこの場で殺しても特に損にはならないだろ。俺としては自分が『人間兵器』と知られればどうせ殺されることになるだろうということはわかっていた。イグニート国の連中はまだ俺に利用価値があったから生かしていただけだ。
それとも生かして、同じように『人間兵器』として使われるんだろうか。そうなるとあの牢屋から脱走してきた意味がない。それならいっそ心臓に一突き刺せよと言いたくなる。
考える時間をくれ、と言ったから黙って待ってみれば、頭を抱えていた手がゆっくりと落ちていく。考えがまとまったのかと思えばなぜか男は動き出し、机にある謎の道具に手を伸ばした。指先は動いているみたいだが何をやっているのかはわからない。
「……カイム、お前は一旦自分の部屋に戻れ。そして、このことは誰にも言うな」
「言ったら誰かが勝手に俺を殺すからか」
「……いいから、な?」
ここまで難しい顔つきをしているこの男を初めて見た。結局金になるのかどうかわからないまま、一応男に言われた通り部屋に戻ることにした。この船に『人間兵器』がいるなんて、この男は不安に思うことはないんだろうか。
それから数日後、船がゆっくりと下降していくのがわかった。他の連中は買い出しができるとか、色々と見て回りたいとかどこか楽しげな顔をしている。部屋にこもりっぱなしの連中も何人か気分転換に連れて行くとかも言っていた。
俺の部屋のドアがノックされてベッドから立ち上がり、ドアノブに手を伸ばしてゆっくりと動かす。
「カイム、俺と一緒についてこい」
どうやら俺の今後の扱いが決まったようだ。何人かで引き連れていくのかと男の後ろに視線を移したが、ドアの前には男一人だけだった。子どもで、しかもまだ身体が細いままだから引き連れていく必要がないとでも思ったのだろうか。それとも『茶』だから不安要素はない、とでも思ったのか。
取りあえず歩き出した男の後ろについていく。周りの連中は船から降りる準備をしていてこっちのことを気にも留めない。地上へと伸ばされた階段を男が下り、続いて行こうと足を踏み出したのと同時に風が吹いた。そういえば風を感じるのも久々だと同じように階段を下る。
辺りを見渡して見ても、ここが一体どこなのかまったくわからない。ただ街の中は広くあちこちに水が流れている。もしかしたら街ではなく国ではないだろうかと、そう思いながら後ろをついていけば景色の中に随分とでかい建物が現れた。男の足は迷わずそのでかい建物へと向かう。
もしかしたらあれはこの国の城か、と若干疑心暗鬼なのは明らかにイグニート国との雰囲気が違ったからだ。まだ争いは続いているというのに、この国にいる連中は目の前の男がいつも顔に浮かべている表情と一緒だ。景色が明るく、活気づいているとはこのことかとすれ違う子どもに目を向ける。
イグニート国の子どもはほとんど無表情だった。たまに泣いている顔もあったが、こんなに走り回ってはいなかった。大人も子どもも、影のほうで身を縮こませて通り過ぎる兵士に怯えていた。そういえばこの国はそこらへんを兵士が歩いていない。
「カイム」
気付けば男との間に距離が生まれていて、男が立ち止まって振り返っていた。ちゃんと歩いてたはずなのにな、と思いつつ駆け足で追いつけば男は再び歩き出す。
やっぱり、男の目的地はこの国の城なんだろう。結構な金額になるといいなと口に出さずにその背中に投げかけた。
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