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67.直面⑤
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「流石に今のこの状況でフェルド大陸って、厳しいもんがあると思うよ。あたしは」
フレイの言葉にそれぞれ難しい表情になる。アイツが今どういう状態になっているかはわからないが、世間一般的な考えには当てはまらないはずだ。俺としてはまだベッドの上にでも転がっていてほしいところだが、アイツがどれくらい自分の身体をいじったのかわからない。
それに、俺が生きているということを確実にイグニート国は知ることになった。実際俺は自力で脱出してきたとはいえ一度アホみたいに簡単に捕らわれた身だ。どうせ向こうはもう一度同じ手を使おうとするだろう。
「ああもう、やんなきゃいけないことは決まってるっていうのに、八方塞がりじゃないか」
「またリスクがあることを踏まえてフェルド大陸に行かなければならない、ということでしょうか……」
取りあえずサラマンダーがちっさい炎になっていることはわかったため、もう一度術を掛け直す。俺がこの姿になる度に精霊たちはなんとも言えない顔になるが、なんでそういう顔になるのかがいまいちわからん。まぁそれは別に今すぐに知りたい、というわけでもないため一旦隅に置いておく。
「あ、そうですそうです」
今度は何だと顔を向ければ、さっきはシルフだったが今度はエルダが何かを思い出したかのように手を叩いた。
「そういえば研究者の中にいましたよ。転移装置を作っている人間が」
「何?」
「そりゃべーチェル国で使ってたガジェットか?」
エルダの言葉にウィルはパッと顔を上げ、俺はべーチェル国のガジェットを思い浮かべた。確かあの時設置されていたガジェットが発動し俺たちとアミィは距離を離された。
だがガジェットでもせいぜい数メートル離れる程度だ。転移魔術もかなり魔力を使うものでそう簡単に多用できない。エルダもこの人数をイグニート国にバレないようデフェール火山に運ぶのは無理だろうし、俺ならできるが今度は感知をされやすくなってしまう。
そのエルダが知っている研究者の転移装置とやらが果たしてどれほどの効力があるのか。あまり当てにならない話だが取りあえず言葉の続きを待つ。
「ガジェットではなく、身近にある道具に媒体を介して術式を刻み魔力を増幅させる研究をしていたはずです。何度かその試作品を見たことがあります」
「……ということは」
「それを盗むってわけか」
俺の言葉にウィルが複雑そうな顔をするが気にしない。曲者揃いの研究者に「必要だから貸してほしい」と言ったところで素直に頷くわけがない。
「いやははは、人聞きの悪い。少し拝借するだけですよ」
「つまり盗むってことに変わりないってわけだね」
「ははは、人聞きの悪い。義賊の人たちにとってはすべてそういう表現になってしまいますか。ともあれ、実験の様子も見たことがありますがかなり有効的に使えると思いますよ。できる限り距離は縮めたほうがよさそうですがそれでもここにいる人数分、転移することは可能なはずです。彼の研究所、そしてその保管場所なら私が知っています」
エルダの話からして、その道具を使えばこの人数でイグニート国に知られることなくデフェール火山に向かうことが可能になるということだ。それならその研究者には悪いが、一つぐらいパクらせてもらおう。
ただ、ここで他のヤツらも気がかりなことが一つあるんだろう。自然と視線は一つに向かう。当人は自分の状態に気付いていないのか、俺たちの視線にも気付いていないのか。顔色が若干悪くなり手が小さく震えている。
エルダの言っていた研究所は十中八九、スピリアル島だ。小さく息を吐き出し、視線を下ろす。
「アミィは今回留守番だな」
「……えっ⁈ ア、アミィも行く……」
そう言っているものの最後は尻窄みになっている。視線だって徐々に下がってきて仕舞には床を見ていた。互いに顔を見合わせ、フレイとティエラが寄り添うようにアミィの傍に立つ。
「でもアミィ一人でここに留守番ってのも嫌じゃないかい? こう言っちゃなんだけど、ここはちょっと息が詰まりそうな雰囲気だしね」
「あっ、それでしたらわたしの実家はどうでしょう?」
「ティエラの実家かい?」
「はい。わたしの実家はウィンドシア大陸とアルディナ大陸の国境沿いにある小さな村なんですが一応バプティスタ国の管轄内ですし、みなさんさえよければわたしはアミィちゃんと一緒に残るので」
「いいんじゃないのかい? ね?」
フレイが賛同を得るために俺たちに視線を向ける。確かに悪い話じゃない。別にバプティスタ国を信用していないってわけじゃないが、アミィ一人でバプティスタ国に残るのは流石にどうか。あれだけ『人間兵器』ってだけで追いかけ回していた連中だが相手が子どもだから何もしないだろう、なんて思うことはできない。いくらウィルやウィルの上司が「大丈夫」だと言ったところでどの口が言うか、っていうやつだ。
だからといって今安全なミストラル国に連れて行くには時間がない。それならティエラの言うようにティエラの実家に預けたほうがいい。しかもバプティスタ国の管轄内なら向こうもそこまで目くじらを立てないだろう。
「それなら僕も残ろう。僕の監視下の元でティエラの実家に滞在するという名目にしておけば国も安心するはずだ」
「流石に騎士様は盗みの加担はできないってわけか」
「そ、そういうわけじゃない」
慌てて反論し咳払いしているウィルにクツクツと喉を鳴らす。まぁ実際は女二人を置いておくわけにはいかないっていう考えのほうが上なんだろう。
「いいんじゃねぇの。そう表立って動くわけにもいかねぇし、少人数のほうが動きやすいだろ」
「こういうのは義賊であるあたしたちに任せなっていうことだね」
「では拝借しに行くのは私と義賊お二人、お留守番はそちら三人ということですね」
それぞれがエルダの言葉に頷いている中、アミィだけが浮かない顔をしている。そういう顔をされたところで流石にこの決定は覆らない。アミィもそれがわかっているからこそその顔なんだろうが。
遠慮がちに傍に寄ってきたかと思ったら服の袖を軽く握ってくる。
「ごめんねカイム、アミィ……」
「誰だって嫌なもん一つや二つあんだろ。俺だってそうイグニート国には行きたかねぇわ」
そう短く吐き捨てれば丸い目が俺を見上げ、次に足に抱きついてきた。何やらモゴモゴ言っているが、服に顔を完璧に埋めているせいで何を言ってるのか聞き取れない。顔が離れた時に聞くか、と思ったが離れたら離れたで顔を埋めていた辺りの服がしっとりと濡れていたもんだから思わず表情を歪めた。
「それじゃ船に乗って移動、ってことになるね?」
「ええ。ですが貴女の船だと悪目立ちしますからね」
「なんだって?」
「なので定期便に乗ったほうが無難でしょう。スピリアル島に入る時は顔認証されるのでお二人は隠れていてください」
喧嘩するかどっちかにしろと思いつつ二人のやり取りを聞いていたが、フレイの扱いに慣れてきたのかエルダがスルーしつつ話を進めている。余計な一言さえなけりゃもっとスムーズに進むんだがな。
ティエラの実家に向かった三人を見送り、俺たちは宿の食堂に集まりどう研究所に忍び込むかの確認をしていた。
「建物の中に忍び込むなんてお二人にとっては朝飯前でしょうから。中に入れば私のあとをついてきてくれれば大丈夫です」
「拝借したあとなんかのシステムが作動したりしないのかい?」
「まぁ厳重に保管されていたらするでしょう。そこはほら、お二人の出番ということで」
「厄介事は俺たちに擦り付け、ってわけか」
「人聞きの悪い。適材適所、というところでしょう?」
物は言いようだなとフレイと共に眉間に皺を寄せる。今回コイツ一人でもよかったんだろうが、もし向こうの警備が厳重なら色んな意味で手癖の悪い俺たちが必要になってくる。
「取りあえず、必要なもん取ったらサッサと立ち去る。そういうことだな」
「面倒事が何も起きなきゃそんだけで終わるってわけだね」
「管理者に見つからなければそう難しい問題ではないでしょう」
面倒なのは入る時だけ、それなら厄介事にならなさそうだとフレイと顔を見合わせ軽く肩を上げる。フレイも海賊としてあちこちのお宝探しをしているおかげで鼻が利くし、俺も空賊として金持ちの家に忍び込んだことも多々ある。義賊としてのスキルがあればどうってことはなさそうだ。
「では早速明日の定期便で行きましょうか。行きも帰りも時間が決まっているのでそれに間に合わせましょう」
「ああ」
ちんたらしている時間も暇もない。そういうことで次の日の朝早く、俺たちは早速スピリアル島に向かうことになった。
フレイの言葉にそれぞれ難しい表情になる。アイツが今どういう状態になっているかはわからないが、世間一般的な考えには当てはまらないはずだ。俺としてはまだベッドの上にでも転がっていてほしいところだが、アイツがどれくらい自分の身体をいじったのかわからない。
それに、俺が生きているということを確実にイグニート国は知ることになった。実際俺は自力で脱出してきたとはいえ一度アホみたいに簡単に捕らわれた身だ。どうせ向こうはもう一度同じ手を使おうとするだろう。
「ああもう、やんなきゃいけないことは決まってるっていうのに、八方塞がりじゃないか」
「またリスクがあることを踏まえてフェルド大陸に行かなければならない、ということでしょうか……」
取りあえずサラマンダーがちっさい炎になっていることはわかったため、もう一度術を掛け直す。俺がこの姿になる度に精霊たちはなんとも言えない顔になるが、なんでそういう顔になるのかがいまいちわからん。まぁそれは別に今すぐに知りたい、というわけでもないため一旦隅に置いておく。
「あ、そうですそうです」
今度は何だと顔を向ければ、さっきはシルフだったが今度はエルダが何かを思い出したかのように手を叩いた。
「そういえば研究者の中にいましたよ。転移装置を作っている人間が」
「何?」
「そりゃべーチェル国で使ってたガジェットか?」
エルダの言葉にウィルはパッと顔を上げ、俺はべーチェル国のガジェットを思い浮かべた。確かあの時設置されていたガジェットが発動し俺たちとアミィは距離を離された。
だがガジェットでもせいぜい数メートル離れる程度だ。転移魔術もかなり魔力を使うものでそう簡単に多用できない。エルダもこの人数をイグニート国にバレないようデフェール火山に運ぶのは無理だろうし、俺ならできるが今度は感知をされやすくなってしまう。
そのエルダが知っている研究者の転移装置とやらが果たしてどれほどの効力があるのか。あまり当てにならない話だが取りあえず言葉の続きを待つ。
「ガジェットではなく、身近にある道具に媒体を介して術式を刻み魔力を増幅させる研究をしていたはずです。何度かその試作品を見たことがあります」
「……ということは」
「それを盗むってわけか」
俺の言葉にウィルが複雑そうな顔をするが気にしない。曲者揃いの研究者に「必要だから貸してほしい」と言ったところで素直に頷くわけがない。
「いやははは、人聞きの悪い。少し拝借するだけですよ」
「つまり盗むってことに変わりないってわけだね」
「ははは、人聞きの悪い。義賊の人たちにとってはすべてそういう表現になってしまいますか。ともあれ、実験の様子も見たことがありますがかなり有効的に使えると思いますよ。できる限り距離は縮めたほうがよさそうですがそれでもここにいる人数分、転移することは可能なはずです。彼の研究所、そしてその保管場所なら私が知っています」
エルダの話からして、その道具を使えばこの人数でイグニート国に知られることなくデフェール火山に向かうことが可能になるということだ。それならその研究者には悪いが、一つぐらいパクらせてもらおう。
ただ、ここで他のヤツらも気がかりなことが一つあるんだろう。自然と視線は一つに向かう。当人は自分の状態に気付いていないのか、俺たちの視線にも気付いていないのか。顔色が若干悪くなり手が小さく震えている。
エルダの言っていた研究所は十中八九、スピリアル島だ。小さく息を吐き出し、視線を下ろす。
「アミィは今回留守番だな」
「……えっ⁈ ア、アミィも行く……」
そう言っているものの最後は尻窄みになっている。視線だって徐々に下がってきて仕舞には床を見ていた。互いに顔を見合わせ、フレイとティエラが寄り添うようにアミィの傍に立つ。
「でもアミィ一人でここに留守番ってのも嫌じゃないかい? こう言っちゃなんだけど、ここはちょっと息が詰まりそうな雰囲気だしね」
「あっ、それでしたらわたしの実家はどうでしょう?」
「ティエラの実家かい?」
「はい。わたしの実家はウィンドシア大陸とアルディナ大陸の国境沿いにある小さな村なんですが一応バプティスタ国の管轄内ですし、みなさんさえよければわたしはアミィちゃんと一緒に残るので」
「いいんじゃないのかい? ね?」
フレイが賛同を得るために俺たちに視線を向ける。確かに悪い話じゃない。別にバプティスタ国を信用していないってわけじゃないが、アミィ一人でバプティスタ国に残るのは流石にどうか。あれだけ『人間兵器』ってだけで追いかけ回していた連中だが相手が子どもだから何もしないだろう、なんて思うことはできない。いくらウィルやウィルの上司が「大丈夫」だと言ったところでどの口が言うか、っていうやつだ。
だからといって今安全なミストラル国に連れて行くには時間がない。それならティエラの言うようにティエラの実家に預けたほうがいい。しかもバプティスタ国の管轄内なら向こうもそこまで目くじらを立てないだろう。
「それなら僕も残ろう。僕の監視下の元でティエラの実家に滞在するという名目にしておけば国も安心するはずだ」
「流石に騎士様は盗みの加担はできないってわけか」
「そ、そういうわけじゃない」
慌てて反論し咳払いしているウィルにクツクツと喉を鳴らす。まぁ実際は女二人を置いておくわけにはいかないっていう考えのほうが上なんだろう。
「いいんじゃねぇの。そう表立って動くわけにもいかねぇし、少人数のほうが動きやすいだろ」
「こういうのは義賊であるあたしたちに任せなっていうことだね」
「では拝借しに行くのは私と義賊お二人、お留守番はそちら三人ということですね」
それぞれがエルダの言葉に頷いている中、アミィだけが浮かない顔をしている。そういう顔をされたところで流石にこの決定は覆らない。アミィもそれがわかっているからこそその顔なんだろうが。
遠慮がちに傍に寄ってきたかと思ったら服の袖を軽く握ってくる。
「ごめんねカイム、アミィ……」
「誰だって嫌なもん一つや二つあんだろ。俺だってそうイグニート国には行きたかねぇわ」
そう短く吐き捨てれば丸い目が俺を見上げ、次に足に抱きついてきた。何やらモゴモゴ言っているが、服に顔を完璧に埋めているせいで何を言ってるのか聞き取れない。顔が離れた時に聞くか、と思ったが離れたら離れたで顔を埋めていた辺りの服がしっとりと濡れていたもんだから思わず表情を歪めた。
「それじゃ船に乗って移動、ってことになるね?」
「ええ。ですが貴女の船だと悪目立ちしますからね」
「なんだって?」
「なので定期便に乗ったほうが無難でしょう。スピリアル島に入る時は顔認証されるのでお二人は隠れていてください」
喧嘩するかどっちかにしろと思いつつ二人のやり取りを聞いていたが、フレイの扱いに慣れてきたのかエルダがスルーしつつ話を進めている。余計な一言さえなけりゃもっとスムーズに進むんだがな。
ティエラの実家に向かった三人を見送り、俺たちは宿の食堂に集まりどう研究所に忍び込むかの確認をしていた。
「建物の中に忍び込むなんてお二人にとっては朝飯前でしょうから。中に入れば私のあとをついてきてくれれば大丈夫です」
「拝借したあとなんかのシステムが作動したりしないのかい?」
「まぁ厳重に保管されていたらするでしょう。そこはほら、お二人の出番ということで」
「厄介事は俺たちに擦り付け、ってわけか」
「人聞きの悪い。適材適所、というところでしょう?」
物は言いようだなとフレイと共に眉間に皺を寄せる。今回コイツ一人でもよかったんだろうが、もし向こうの警備が厳重なら色んな意味で手癖の悪い俺たちが必要になってくる。
「取りあえず、必要なもん取ったらサッサと立ち去る。そういうことだな」
「面倒事が何も起きなきゃそんだけで終わるってわけだね」
「管理者に見つからなければそう難しい問題ではないでしょう」
面倒なのは入る時だけ、それなら厄介事にならなさそうだとフレイと顔を見合わせ軽く肩を上げる。フレイも海賊としてあちこちのお宝探しをしているおかげで鼻が利くし、俺も空賊として金持ちの家に忍び込んだことも多々ある。義賊としてのスキルがあればどうってことはなさそうだ。
「では早速明日の定期便で行きましょうか。行きも帰りも時間が決まっているのでそれに間に合わせましょう」
「ああ」
ちんたらしている時間も暇もない。そういうことで次の日の朝早く、俺たちは早速スピリアル島に向かうことになった。
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