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11.母と(2)

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奥さまと共に帰宅したぼくらを待っていたのは、ミラーの死の知らせだった。
泥酔して道路端で寝込んでしまい凍死したらしい。

さすがに奥様も、母さんも悲痛な表情だった。

簡単ながら葬式も終えてすぐ、ぼくは風邪で熱を出し寝込んでしまった。

身体が丈夫な方なので寝込むのは珍しい。しかもかなりの高熱だった。

何日かうなされ、それを看病してくれたのは母さん。赤ん坊や子どもたちにうつすのが心配なので、母さんも部屋からあまり出ないようにしていた。

汗をかいたぼくの体を拭いてくれる母さん。
お腹や背中だけでなく、下半身も拭いてくれる。
陰嚢の後ろから肉棒までもタオルで丁寧に丁寧に拭いてくれる。

気のせいかと思ったけれど次の日も同じだった。

少し気になった。



目が覚めた時、すぐ横に母さんの寝顔があった。母さんはぼくの腕を抱え込むように抱きしめて枕元で寝ていた。
腕に当たる胸の感覚にぼくの肉棒は勃ってしまう。

ぼくは未練がましさを感じつつ、腕を抜いて母さんを抱きあげてベッドに寝かせる。

さっきまで腕に感じていた胸の柔らかさ、ついつい、母さんの胸をさわってしまう。

柔らかい。

服をはだけさせ胸をあらわにする。

大きな胸にそぐわない小さな乳首。それは乙女のように淡いピンクでぼくを誘う。
ぼくが下を這わせるとやがて乳首は少し大きくなる。それでも豆粒のようだ。
舌で転がすと硬くなっている。

血のつながりはないけれど母さんと呼んでいた女性にこんなことをしている、背徳感にぼくは震える。

おっぱいだけでなく下半身も気になる。

スカートを巻き上げ下着を脱がす。

毛の向こう側に桜色した肉襞が見える。
そして、指先でめくって花芯をあらわにして舌を這わせる。
母さんの身体がぴくんと反応する。

何度も何度も舌を這わせる。
血のつながってる姉さんの時も陛下の時も感じなかった背徳感。
それが却って僕を興奮させる。

ぼくはスキルを発動させ、母さんの下腹部に印が現れたのを確認する。
おもむろに肉棒をだし、母さんの蜜壺に合わせ、腰をおしだした。

きつい。まるで乙女のようだ。

さすがに母さんも目が覚め、そして、ぼくに気が付くと目を見開いて悲鳴をあげそうになる。慌てて手で口を塞ぐ。

母さんは痛みもあるのだろう。涙がでている。
そして、両腕にあらんばかりの力を込めてぼくを押す。
それに負けないようにぼくも力を入れ、最後まで肉棒を押し込んだ。

母さんは突き放すのをあきらめたようで力が抜けた。
ぼくはそれをみてゆっくりと抽送を始める。

スキルの力もあり、母さんはすぐに感じてくれるようになった。
そして両手をあげるとぼくの頬を撫でる。
ぼくが口から手を外すとぼくの顔を母さんの顔に導く。

そのまま口づけをする。

母さんの顔ははにかんだような、そんな表情を見せたけれどすぐに何かに耐えるように顔を顰める。

まだ、痛いのかな。

「ごめん、、」
そういうと母さんは顔を振る。

「かあさん、すきだよ」
そういうと、
「かあさんって言わないで」
と小声で言われる。
「名前で、セイラって呼んで、、じゃないと、、私」
「セイラ、愛している」

自分で声に出すと愛しさが増してくる。

「セイラ、、セイラ、、」
「ダーク、、あぁ、、、ダーク、、、初めてなのに、、こんなに感じちゃうなんて、、あなただからなのぉ」
そう言いながら、声を出すのが怖いのか、枕元にあったタオルを自分で噛む。

ぼくの動きで感じているのを我慢してる。そんな様子もかわいい。

「そろそろ出したい、、中にだすね、、」

「えっ、、、それは、、、待って、、だめ、、それだけは、、」
突き放そうとするとセイラ。
ぼくはそれに反応してしまい、つい、スキルを発動しセイラの胎内に精液を流し込んでしまった。

「あぁ、、なにこれ、、暖かいものが流れ込んでくる。みんなこんな感じなの、、あぁ、、だめ、、だめなのに、、初めてなのに、、子供ができちゃう♡」
すべて吐き出したぼくはセイラの上に倒れこむ。
二人はゆっくりと口づけを交わした。
「初めてって、、、」
そう聞くと、
「恥ずかしいけどね、初めてなの」
聞くと、ミラーは年下の下働きの少女などに手を出していた。
母さん・セイラには、『婆ぁなんか相手できるか』と手を出さなかったそうだ。

「去年辞めたナンシー、いるでしょ、あの子、ミラーの子を妊娠して捨てられて、、帰ったけど居場所がなくて、、、、今は娼館にいるそうよ」

まともな男を捕まえられなかった少女たちの行く末はそんなものだ。
可哀そうだと思うけれどぼくには何もできない。
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