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いつかはバレる時がくる
父の提案
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翌日、朝ごはんを食べようと父と一緒にコンビニへ行った
店から学校までは距離があるので、車で家の近くのコンビニへ行き車内でご飯を食べた
父から
「昨日のこと、聞きたいことがあるから今日は店に帰っておいで」
と言われ、一緒に家に入り学校へ行く準備をした
当分帰らないつもりだった父は自分と私の着替えをバッグに詰めていた
母は酔っ払ったまま寝ていた
こんな状況(父も私も一晩帰らなかった状況)でよく寝れるなと思った
準備が終わって家を出ようとしたら母が起きて来て一言
「行ってらっしゃい」
と言った
どんな思いで言ったの?
謝罪もなく、言った一言がそれなの?
私は悲しみよりも怒りが込み上げてきたまま学校へ向かった
Eちゃんが
「おはよう、昨日は大丈夫だった?」
と聞いてきた
「おはよう。え?昨日?なんで?」
殴られる箇所は、いつも人には見えない部分
服や髪で隠れている部分だから、Eちゃんがそんな事を聞いてくるのが不思議だった
「うちのお母さんが、みほこちゃんの家に連絡した時に、みほこちゃんのお母さんが何話してるかわからない。会話にならなかった。連絡してよかったのかな?」
って言ってたから…と
うちの母は前にも書いた通り朝から常にお酒を飲む
お酒を買って帰らない時でも料理酒を飲んだり、Aばあちゃんに頼んで買って来てもらったりとあの手この手でお酒を飲む
四六時中酔っ払っている状態だからというのと、母はもともと内弁慶で家族以外の人にはどう接していいかわからなくなる
家族の私や父ですら会話にならない時のほうが多かった
そんな母を唯一叱ってくれるのはAじいちゃんだった
ただAじいちゃんはお酒の事に関しては母を叱れなかった
AじいちゃんとAばあちゃんもお酒が大好きで、仕事のない時は朝から飲んでいたから…
なので母の酒癖の悪さを誰も怒れなかったのだ
Eちゃんに聞かれて
「大丈だよ!昨日は漫画を見せてくれてありがとう!」
と私は答えた
また学校で母の変な噂が原因での虐めが始まるのが怖かったから
「またいつでも漫画見においでよ!」
Eちゃんはそう言うと、それ以上は聞かなかった
当時の事を、今Eちゃんに話すと
「全然そんな風に見えなかった。気づいてあげられなくてごめん」
と言ってくれた
Eちゃんは今ではかけがえのない親友
今となっては過去の話として母の事を話せるが、当時は母の事を学校の誰かに知られるのが怖かった
学校が終わり、父の待つ店に帰った
宿題を終えた私に父が
「宿題終わったか?昨日のことだけど、もしかして家に帰らなくなったのはアレが原因なのか?」
と聞いてきたので
言っていいのか、それとも黙ってた方がいいのか、嘘ついて昨日が初めてだと言った方がいいのか
考えて考えて無言になってる私に父が
「正直に話して欲しい。もし昨日が初めてじゃなくて今までもだったら、気づいてあげられなくてごめん」
と言ってきた
その時に涙が出た
そして父に本当のことを言おうと思った
毎日朝、お酒のおつかいを頼まれていた事
母の機嫌を伺いながら、それでも機嫌が悪い時は殴られたり寒空の中裸で外に出された事
友達の家に行ったら、迎えに来て帰りの車で罵声を浴びせられた事
全部話した
父は何も言わずに私の話を黙って聞いてくれた
話を聞き終えた父
そして…
「離婚したい」
と言った
店から学校までは距離があるので、車で家の近くのコンビニへ行き車内でご飯を食べた
父から
「昨日のこと、聞きたいことがあるから今日は店に帰っておいで」
と言われ、一緒に家に入り学校へ行く準備をした
当分帰らないつもりだった父は自分と私の着替えをバッグに詰めていた
母は酔っ払ったまま寝ていた
こんな状況(父も私も一晩帰らなかった状況)でよく寝れるなと思った
準備が終わって家を出ようとしたら母が起きて来て一言
「行ってらっしゃい」
と言った
どんな思いで言ったの?
謝罪もなく、言った一言がそれなの?
私は悲しみよりも怒りが込み上げてきたまま学校へ向かった
Eちゃんが
「おはよう、昨日は大丈夫だった?」
と聞いてきた
「おはよう。え?昨日?なんで?」
殴られる箇所は、いつも人には見えない部分
服や髪で隠れている部分だから、Eちゃんがそんな事を聞いてくるのが不思議だった
「うちのお母さんが、みほこちゃんの家に連絡した時に、みほこちゃんのお母さんが何話してるかわからない。会話にならなかった。連絡してよかったのかな?」
って言ってたから…と
うちの母は前にも書いた通り朝から常にお酒を飲む
お酒を買って帰らない時でも料理酒を飲んだり、Aばあちゃんに頼んで買って来てもらったりとあの手この手でお酒を飲む
四六時中酔っ払っている状態だからというのと、母はもともと内弁慶で家族以外の人にはどう接していいかわからなくなる
家族の私や父ですら会話にならない時のほうが多かった
そんな母を唯一叱ってくれるのはAじいちゃんだった
ただAじいちゃんはお酒の事に関しては母を叱れなかった
AじいちゃんとAばあちゃんもお酒が大好きで、仕事のない時は朝から飲んでいたから…
なので母の酒癖の悪さを誰も怒れなかったのだ
Eちゃんに聞かれて
「大丈だよ!昨日は漫画を見せてくれてありがとう!」
と私は答えた
また学校で母の変な噂が原因での虐めが始まるのが怖かったから
「またいつでも漫画見においでよ!」
Eちゃんはそう言うと、それ以上は聞かなかった
当時の事を、今Eちゃんに話すと
「全然そんな風に見えなかった。気づいてあげられなくてごめん」
と言ってくれた
Eちゃんは今ではかけがえのない親友
今となっては過去の話として母の事を話せるが、当時は母の事を学校の誰かに知られるのが怖かった
学校が終わり、父の待つ店に帰った
宿題を終えた私に父が
「宿題終わったか?昨日のことだけど、もしかして家に帰らなくなったのはアレが原因なのか?」
と聞いてきたので
言っていいのか、それとも黙ってた方がいいのか、嘘ついて昨日が初めてだと言った方がいいのか
考えて考えて無言になってる私に父が
「正直に話して欲しい。もし昨日が初めてじゃなくて今までもだったら、気づいてあげられなくてごめん」
と言ってきた
その時に涙が出た
そして父に本当のことを言おうと思った
毎日朝、お酒のおつかいを頼まれていた事
母の機嫌を伺いながら、それでも機嫌が悪い時は殴られたり寒空の中裸で外に出された事
友達の家に行ったら、迎えに来て帰りの車で罵声を浴びせられた事
全部話した
父は何も言わずに私の話を黙って聞いてくれた
話を聞き終えた父
そして…
「離婚したい」
と言った
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