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もちだ すしの

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231 光生side

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「んふふっ、光生かわいい!」

俺からすれば弾んだ声ではしゃいでいる涼の方がかわいい。

「さっきはかっこいいって言ってくれたのに?」

「へへっ、どっちもだよ!光生はかっこいいし、かわいい!」

はぁ、大好きすぎる。涼のことが大好きすぎてこのままではおかしくなりそうだ。

「かっこよくないでしょ。こんなすぐイっちゃったし嫉妬ばっかりするし。」

涼は優しいから些細なことでも大袈裟に褒めてくれているだけで俺は大してかっこよくもない。

「じゃあ俺はどうなるの、、光生なんかと比べものにならないくらいにいつも何回もすぐイくし、、」

「ふっ、涼はそれでいいの。ていうかそこもかわいすぎてたまんない。」

涼と俺とでは話しが全く違ってくる。それなのに涼は俺のことを肯定してくれる。

「……嬉しかったよ、、光生が我慢できないくらい俺で気持ちよくなってくれたの、、」

ギュッと抱きついてくる涼にはやっぱり敵わない。再び腰を動かせば体を離すようにグッと押される。

「あっ……ちょっと光生……」

どう止められてももう我慢はできない。

「俺にめちゃくちゃにされたいんでしょ?」

こんなずるい聞き方をしてしまうくらいに涼が欲しい。頷いてくれる涼の手を握り床に押さえつける。

「んっ……光生…これ好き……」

身動きがとれないように強引にしても涼は嫌な顔をしない。

「これって?」

「光生に押さえつけられていっぱい突かれるの……」

潤んだ目でチラッと見上げる涼はきっと煽っている自覚はないのだろう。

「ふっ、俺とのえっち好き?」

「…うん……大好き……」

好きと聞けば大好きと答えてくれるそんな満足感で満たされていればまた涼のスマホが光る。

「あ、遥くんからだ、、」

涼もそれに気付きチラッとスマホを見て遥くんの名前を口にする。そんな小さなことにさえ俺は嫉妬をしてしまう。

「ふふっ、電話出ていいよ?」

「……出ないよ、、」

さっきよりも強めに奥を突きながら聞けば涼は少し怒った顔で睨んでくる。

「……んっ…光生のいじわる。」

「遥くんに教えてあげなよ。大好きな恋人にえっちなことされてるから後で電話かけ直すって。」

「……やだ。そんなこと言わない。」

大好きすぎていじわるをしてしまう小学生以下の俺は止まらない。たとえ怒っていたとしても涼の頭の中が俺のことでいっぱいになるのならなんだっていい。

「ふふっ、教えてあげなくていいの?俺のちんこでお尻突かれるのが大好きで俺に乳首触られたらすぐイっちゃうくらい俺とのえっちが大好きだって。」

俺とのなんて何回も強調した言い方をするところなんて子供みたいで自分でも呆れる。目に涙を溜める涼に言い過ぎたと後悔しても遅い。

「…っ…光生のばか……秘密にしてくれるって言ったのに……っ……」

下唇を噛み泣くのを堪えていた涼は泣き出してしまった。



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