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もちだ すしの

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結局あれからずっとえっちをしていてもう無理だと言っても止めてくれない光生の頭をゴツンと殴ればさっきから隣でふてくされている。でも光生が殴って良いって言ったのにこれは理不尽だ。

「まだ途中だったのに。」

「途中じゃないじゃんっ!!もう何回もイキすぎて俺あのままじゃ絶対おかしくなってた!!」

それにすごい激しかったし光生は慣れていても俺はついていくことすらできないくらいだった。

「俺の好きにしていいって言ったのに。」

俺とは逆方向を向いて寝る光生はこんなときはいつも子供っぽくてかわいい。

「光生……こっち向いて……」

背中をスリスリと撫でても無視される。全くどれだけ拗ねているんだ。後ろからギュッと抱きつき背中にキスをすれば少しだけ振り返ってくれる。

「そんなことしても俺の機嫌は直んないからね。」

いつもなら嬉しそうに笑ってくれるのに今回は本気で拗ねているらしい。

「もうっ!!俺だってできることならずっとえっちしてたいって!!」

「じゃあしよ。今からもう1回しよ。」

そう言われたって時計を見れば日付が変わりそうだ。したくないわけではないけどあんなにいっぱいしたから体力の限界だしそれに最近の光生は眠たそうにしていることが多くずっと心配だった。

「今日はもうしない!また今度!」

しないと言えばまた無視する光生は何を言っても機嫌が直りそうにない。名前を呼んでも振り向いてもくれないから背中にそっと指で文字を書く。

「光生!今なんて書いたでしょ?」

さっきから無言の光生にツンツンと背中をつついて聞いてみる。

「………大好き。」

拗ねた声で答えてくれる光生に俺の頬は緩む。

「んふふっ、正解!じゃあ次ね!」

ゆっくりとまた文字を書けば光生はやっと振り返ってくれ、キスをしてくれる。

「ふふっ、光生すごい!また正解だ!」

ちゅーしたいと書いた俺に優しいキスをしてくれた光生と目が合う。

「光生最近寝てないでしょ?」

学校でも疲れた顔をしていたしなにか悩みでもあるのだろうか。最近は話していなかったから何も知らないことが寂しい。

「……もしかして俺のためにさっきからしないって言ってたの?」

「……だって…保健室でもずっと寝てたみたいだし…」

「……え?なんで涼が知ってんの?」

まずい。保健室の先生には秘密にしておいてと言いながら自分からバラすなんて俺はなんてバカなんだ。

「あ……いやその…あの日光生に謝ろうと思って帰り探してたから……」

「じゃあ保健室来たの?起こしてよ。」

「だって寝てたしほっぺた触っても起きなかったから、、」

そんな無理矢理に起こすことなんてできないに決まってる。

「…………あれ涼だったの?」

光生は自分のほっぺたを触るとみるみる嬉しそうな顔になっていく。

「え?なにが?」

「ふふっ、そっかそっか。やっぱり涼だったんだ。」

勝手に何かに納得してるしどこにそんなに機嫌が良くなる場面があったのか謎だ。

「ねぇ、今日親帰ってこないし泊まっていく?明日学校だけど、、」

「え?いいの?」

仕事人間の両親は基本家にいないし今日は光生とずっと一緒にいたい。

「うん!それに一緒に寝るって約束した、、」

「ふふっ、そうだね。」

ギュッとされながら寝たいと言ったことを覚えてくれていたのか力いっぱいの強さで抱きしめてくれる。

「あ、でもその前に涼のお尻からちゃんと俺の出しとこう。」

突然起き上がった光生は俺の腰を掴みグイッと引き上げる。

「ちょ、ちょっと!!しなくていいっ!!」

「絶対だめ。お腹痛くなったら大変でしょ。」

そう言って指を挿れてかきだしてくれるけどクチュクチュと音が鳴って恥ずかしい。

「んっ………光生…だめだって……」

「ふっ、そんなえろい声出さないでよ。」

中を擦るように触る光生は絶対わざとだ。

「んふぅ……あとは自分でするからっ……」

「自分じゃできないでしょ。」

そうだけど、、こんなことを光生にしてもらうのはなかなか恥ずかしい。さらに奥まで届いた指は俺の良いところをグリっと押した。

「あぁんっ!…………うぅ…光生のばか……」

勝手にビクンッと腰が跳ね恥ずかしさで全身が熱くなっていく。

「ふっ、出してるだけなのに感じちゃったの?」

わざとしたくせに。キッと睨むとからかうことが楽しいのか嬉しそうに笑っている。

「はい、終わり。きれいになった。」

ポンポンと優しくお尻を叩く光生は服を着させてくれる。

「………ありがとう。」

「ふふっ、どういたしまして。」

なんだか照れくさくて目を合わせられないでいると光生は手を握ってくる。

「俺すごい嬉しかった。涼が会いたいって言ってくれたこともこうやってまた隣にいてくれることも。」

光生はいつも恥ずかしがらずに自分の気持ちを言うからすごい。

「星くんの部活観に行くの終わったらまた一緒に帰ろうね。それで今度は俺の家に泊まりに来て。」

ほっぺたをツンツンと触る光生にたまらなくなり飛びつくように抱きつけばそのまま倒れ込む。

「ふふっ、どうしたの。」

どうもしない。ただ光生のことが大好きでしょうがないだけだ。

「……このまま寝る、、光生に抱っこされながら寝るの!!」

照れ隠しで怒ってしまう俺に光生は笑いながら背中をトントンしてくれる。久しぶりのこの心地良い感じに安心してすぐに眠たくなってきた。
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