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しおりを挟む「そうやって涼がしたいことを俺に言ってくれるのすごい嬉しいからこれからももっと教えて。」
「光生……」
優しく寝かせてくれたからかいつものベッドなのになぜか特別に感じて心地良い。
「涼のベッドふかふかだね。」
光生は俺のことになるとなんでも褒めてくれてこれでもかと言うほど甘やかしてくれる。
「うん……後で光生にギュッてされながら一緒に寝たい……」
「ん、約束ね。こんな柔らかくて気持ちいいベッドで涼と寝られるの楽しみ。」
ふわっと優しく笑う光生としたいことなんていっぱいありすぎる。さっきはアイスを一緒に食べてくれたし今だってずっと繋がっていたいなんてえっちなお願いも聞いてくれたからもうこれ以上はしてほしいことを言わないつもりだったのに。
結局優しさに甘えて一緒に寝たいなんて言ってしまった。それなのに愛おしそうに見つめてくる光生は俺のわがままを全部叶えてくれるらしい。
「光生……今日いっぱいえっちしたい……」
「ふふっ、涼がもういいって言っても俺の気が済むまでするつもりだけど?あ、どうせなら明日の学校休んでずっと朝までする?」
ニッと笑う光生は冗談なんだろうけど半分本気で言ってそうな気がして首を全力で横に振る。
「そんなにしたら緊張で心臓がもたない……」
「ふっ、なにそれ。すごいかわいい。」
そう言ってバサッと上の服を脱ぐ光生がかっこよくてつい見惚れてしまう。
「ん?」
そんな俺に不思議そうに首を傾げていてきっと光生は引き締まっている自分の体がこんなにかっこよくて相手をドキドキさせていることに気づいていない。
「なんでさっきからそんなにかわいい顔で見つめてくるの。」
そんなことを言いながら次はズボンを脱ぐ光生に目が離せなくなる。光生のものは下着を押し上げていて勃っていることがわかるしそのえっちで色気しかない体に慌てて目をそらす。
「…ちょっと!恥ずかしいから見せないでよ!」
「いや、涼が見てきたんじゃん。てかまだ全部脱いでもないのにそんなに照れる?」
光生のこんな姿を見て照れない人はいるのだろうか。きっと誰もがドキドキしすぎて直視できないと思う。
「だって…光生の勃ってるしこれじゃ俺に興奮してくれてるみたいでなんか恥ずかしくなっちゃうから…」
「ふっ、興奮してるみたいでじゃなくてすっごい興奮してんの。さっきから涼のえろいことしか考えてないよ。」
「俺の…?」
えっちも上手にできないしそんなに良い体もしていないのに俺のことを考える光生は変だ。
「そう。こうやって服の上から触ると涼のえっちな顔見れるかなとか考えてんの。」
言葉通り本当に服の上から乳首をカリッと引っ掻くように触られる。
「ぁあんっ…!…光生のばか……」
「ふふっ、その顔がずっと見たかった。」
自分ではどんな顔をしているのかわからないけど光生は幸せそうに見つめてくる。そのまま乳首の周りをゆっくりとなぞられツンッと硬く勃っていくのがわかる。
「……うぅ……はぁっ………ぁんっ…!」
服の上から触られただけで全身が感じてしまうことが恥ずかしくて目をそらし俯けば光生は触るのをやめた。
「光生…?」
「えっちな顔見せてくれないの?」
チラッと光生を見れば絶対にいじわるなことを考えている顔をしている。
「だって…恥ずかしいし……」
「じゃあ目そらしたら触ってあげない。」
やっぱり俺の勘は当たっていた。俺がどれだけ触ってほしいかわかっていてこんなことを言ってくるんだ。
「……いじわる。」
「ふふっ、いじわるされるの好きでしょ?」
キッと睨めば目が合っているからなのかまた乳首の周りを撫でてくる。
「っはぁ……うぅ…なんでそこばっかり……」
「ふっ、じゃあ触ってほしいところ教えてよ。」
もう完全にだめだ。えっちないじわるをしてくる光生が大好きすぎてすごく興奮する。
「……光生に…乳首いっぱい触ってほしい……」
「ふふっ、えっちな涼も大好き。」
光生はずるい。すぐにそうやって優しく笑うからまた今日も好きになっていく。
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